コンピュータを知らないインターネットユーザ 2016年09月02日

HP Pavilion a767c

90年代からインターネットに触れていた人間からすればコンピュータを知らないのにインターネットユーザーっていうことはあり得ないと思っていたけど、いわゆるスマホネイティブな人たちはインターネットにPC使わず、最初からスマホ、タブレットで接続してSNSやらのサービス触れているんですな。

確かにiOSもいつの時からだったかPCがなくても初期セットアップができるようになって便利になったと思ったし、我々の世代はPCで出来ていたことをスマホでも同じように出来るように必死に工夫したりしてるが、それ以前に今の若い子たちは完全にPCを知らない人がかなり多いんでしょうね。あんまり大きなことではないと思ってたがスマホの初期設定をPCなしで出来るようになったってことは大きな転換だったんでしょうね。

インターネットを使ってる人がコンピュータの基本構造、CPUとRAMとHDD(SSD)の関係をわかってないというのも当初信じがたかったが確かにスマホはそんなこと理解してなくても普通に使っていけるわな。

自分が常識だと思い込んでいて全然気づかない世の中の常識の変化ってのは結構あるもんだなと感心します。てかもう完全に自分がおっさん化してることを否応なしに感じます。


↑ J-PHONEユーザーだったのでSky Walkerで携帯からEメールが見れるようになったのと、写真が送れる写メールは素晴らしかったですわ。


↑ たぶん個人的に初めて手にしたスマートフォン。Symbian OS!

Obituary!なFarang Deaths 2016年08月15日

accident

だいぶ前からRSS Feedで購読してるブログのひとつにFarang Deaths というアングラ臭いサイトがあります。

Farang Deaths – Documenting deaths of foreigners in Thailand

こちらのサイト、サイト名がFarang Deaths、ファランデス、つまりタイでいう白人の死という意味になりまして、タイの外国人の死亡記事だけを載せているという悪趣味なブログ。白人とは言ってるものの、ネタとしては中国人や韓国人の死亡記事も載っています。

記事の内容は割とソフトで目を背けたくなるような死体写真などもほとんど載っていないので、これよりもパタヤで起きてる殺人事件などを取り扱うサイトのほうが過激さの面では上だと思いますが、そのまんまな潔いタイトルに惹かれて購読してます。

しかし、ホントに最近のタイはネット上の死亡事故/事件でも死体写真にしっかりモザイクがかかってて月日の流れを感じます。こんなところも時代とともに徐々にソフィスティケイトされていってるのね。

だがしかし、しっかりとパスポートの氏名の載ってるページや運転免許証がモザイク無しでどかんと載ってるところあたりは変わらぬタイらしさで安心します。

電話機能はWhatsappとLINEとFB Messengerがあればいい 2016年06月15日

Facetime

今回の日本一時帰国、日本到着時はトーンモバイルのserversman SIMを使っていたけど、結局昼間の通信速度が遅くて遅くてGoogleのウェブ検索ですら重すぎて結果が返ってこないような状況に陥ることがありました。(もしかしたら通信量制限に引っかかったのかもしれないけど)

ServersMan SIM LTE:トーンモバイル株式会社

んで、タイから持ってきたSUGOI SIMを試してみるとこれがなかなか快適。ウェブ見て、Google Map見て、メッセンジャー使って、というような使い道ならなんら困ることはないような速度でありました。

日本国内専用トラベルSIM SUGOI SIM(すごいSIM)ホーム

彼女のiPhone5Sと自分のiPhone6S Plusで自宅は光回線のWiFiが飛んでいるのでYouTubeであろうがなんだろうが不満なし、SUGOI SIMで外出時もYouTubeなどの動画系はちとしんどいが上記に書いたウェブ、マップ、SNSの通信ぐらいは余裕でした。

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↑ こちらServersman SIMのスピードテスト(左:関空到着時、右:自宅にて。DLだけ早くなった。。

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↑ こちらSUGOI SIMのスピードテスト。常時速度的には安定していた。

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↑ LAWSONでのFree WiFiと関空のFree WiFi。どちらもちゃんと使える速度。

で、これらのSIMカードは電話での通話はできないものになりますが、今回、日本国内もそうだし、日本とタイの間でも基本LINEの音声通話や、Facebookメッセンジャーの音声通話をずっと使ってました。スマホを持たないじいさん、ばあさんとの通話は辛いが、SUGOI SIMでも全然これらの音声通話は問題なかったし、むしろ電話回線の通話音質より良いぐらい。国際電話の通話料なんかも気にする必要もないし、

Whatsapp
LINE
Facebook Messenger
Skype
Facetime

あたりがあればホント海外に出た際に電話番号自体はいらなくなりますな。どうしても電話番号が必要となればIP Phoneで050番号取得というところでしょうか。

というわけで、結局Serversman SIMは使いにくく、SUGOI SIMは以外と使える、という結果でございました。

conohaのVPS、ネットワークの速度制限がかけられた 2016年01月04日

Excellent Cable Management

プロキシのレンタルサーバーサービスで一部conohaのVPSサーバーを使ってるのですが、つい先日ネットワークの速度制限がかけられたことがあった。

サーバーを使用しているユーザーさんから問い合わせがあり、サーバーのレスポンスが異常に遅いとのこと。調べてみるも特に手がかりになりそうなエラーログなどは何も出ていない。

いろいろsquidのパラメーターやネットワーク設定のパラメーターをいじってテストしてみるが何も変化なく、最悪rootが乗っ取られてエラーログやシステムに侵入された際のログすら不可視にされてるかもしれないという考えから、一旦サーバーを初期化し、セットアップ時と同じステップでサーバーの再構築を行ったりもした。サーバーの再構築には時間がかかったからか、作業後はネットワークの速度は元に戻っていた。腑に落ちないままユーザーさんに報告。

しかし、このような状態がさらに2回も発生。あまりに動作がおかしいのでconohaのユーザーサポートに

「ネットワークの速度制限やサーバーのリソース使用制限が設定されてませんか?」

と問い合わせたところ

「ネットワーク速度制限がかかっておりました」

とのこと。急ぎその制限は外してもらう。速度制限の原因は該当サーバーからのトラフィック量がトリガーになっているとのこと。

cpu

んでこれがここ一ヶ月ぐらいのトラフィックのグラフ。ちょうど3回大きな落ち込みがあってこれが速度制限をかけられたところ。ネットワーク速度的には1500KB/s ~ 2000KB/sぐらい。KBという表記だからbitではなくbyteか?となると

1500KB/s > 12Mb/s
2000KB/s > 16Mb/s

conohaのネットワークは

物理ネットワークは10Gbps共有
VPSのインターネット側へのネットワーク帯域は100Mbps共有

となっているらしい。まあ、ちょっと通信量多いかと言えば多いかもしれないけどサーバーだったらこれぐらいトラフィック食うサーバーざらにあると思う。イマイチこの通信量で制限にひっかかるというのが腑に落ちない。さらに返答として

「ご連絡を頂いているので現在お客様のほうで ご契約頂いているサーバーおよびこれから新規に開設頂くサーバーは速度制限の対象から外してありますのでご安心ください。ただし、あまりに通信量が多くて他のユーザー様のサーバー、ネットワークの使用に影響が出る場合は再度制限される可能性がありますのでご注意ください」

とのこと。具体的な数値的指標は出てこない。

というか、連絡したからこれ以降は現状のサーバーには制限をかけない、ということはこの通信量では問題ない、ということを暗に証明してるんじゃない?余計になぜ速度制限をかけられたか不思議でならない。許可制??ネットワーク好きなように使いたいなら許可制??それなら最初の申し込み時に申請フォーム用意しておいてちゃんと連絡できるようにしといてほしいな。問題出て速度制限かけてから申請って、サーバーの用途によってはこの速度制限で大きなコストの損害が出る可能性も大だから。。。

なんか結局よくわからずですが、データセンター側の手違いで他のサーバーの速度制限設定に間違えて入れられてたんじゃないかと勘ぐっております。そんなこと問い合わせても「そんなことはない」としか言われないでしょうけど。。

とりあえずconohaのVPS使ってて原因不明のレスポンス遅延などが発生した場合はとにもかくにもデータセンター側の制限の確認をしたほうがよいと思います。

ネットの体感速度は上りの回線スピードも大きく影響するんだろうか 2015年10月11日

Fiber Optics

自宅のインターネット回線をtrueのADSLからAISのFTTBに変更。

今までのtrueのADSLの場合、7年前の回線契約時から自動更新のままほったらかしで詳細の契約内容はどうなってるんだかよくわからんが一応下り10Mbps/上り512Kbpsで890THB/月ということになっている。これが今住んでるコンドミニアムに来てるAISのFiber回線だと一番安いプランで下り15Mbps/上り5Mbpsで590THB/月となる。AISが集合住宅向けに用意している光回線のインターネットFTTBで”Fiber to the Building”、つまり基地局からコンドミニアムまでは光回線で建物内の通信回線を集約、コンドミニアム内部は電話線として張り巡らされたメタル回線でVDSL(ADSLのように音声通話で使用しない電波帯域でデジタル信号を送受信。ADSLよりデータ転送量が多いが、ノイズなどからの減退も強いので長距離に向かず、建物内での配線などに向いているらしい)を用いて各部屋までつなげる。だから光回線と言えど各部屋は電話線でつなぎます。

AIS Fibre SUPER Hi-SPEED Broadband 1 Gbps

聞いてみるとAISでは集合住宅向けには光回線引いてるが、戸建住宅向けのFTTH(Fiber to the Home:宅内引き込みまで光回線)は全然まだ自宅周辺には配備されてないらしい。

さてさてこのAIS FIBRE回線ならお値段下がって下りが1.5倍、上りが10倍というスピードになる(ちなみにうちのADSL回線はスピードテストしてみるとかっちり10Mbps/512Kbpsという減退まったくなしの素晴らしい速度が出てましたが)。なのでこちらのAISに乗り換え。

実際に乗り換えて思ったことは想像よりも実感速度がかなりあがったこと。下りは1.5倍にしかなっていないが、それ以上に早くなったように感じるのは上りの10倍のせいだろうか?実際にWebページなどを表示するにはPC側からリクエストを送信して、そのリクエストに応じてサーバー側からWebページのデータが送信されるので、そのリクエスト送信の回線速度が10倍に上がったことでサーバーへの到達が早くなって結果的に受信データ表示までの速度があがったということだろうか。となると今まで上りは結構フルに使っていたということになるんだろうか。。実際に以前日本に居る友人とFTPでデータの受渡ししている際にはこっちからのアップロードが極端に遅かったりしてたし。。。

スピードテストの結果も以下のような感じで広告で謳われている通りの速度がバッチリ出ている。満足満足。

すべての写真-2914

導入決定以前、AISの光回線って実際どんなもん?とタイでは有名な掲示板サイトPantipで検索してみて、あまり読めないタイ語を翻訳ソフトを駆使して解読してたところ、なかなか評判は悪く無いみたいでAISのサービスマンもなかなかいい感じと書いてあったが、うちに来たサービスマンも髪型だけはDQN系で最初ビビったが、素行も悪くなく、手際いいし、愛想もよかった。

というわけでAIS FIBRE、まだ使い始めて2日めですが、全然不足なくいい感じです。