懲りずにCISS式プリンタを自作 2015年01月16日

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以前にeBay注文しておいたCanonやhpのプリンタをCISS化するDIYキットが中国から到着。さらに紛失してしまったACアダプタも1日違いで到着してBrotherとCanonのプリンタがある状態だけど2年ほど放置していたhpのD1660という一番安いレンジのインクジェットプリンタを自分の手でCISS化してみようという試みに着手。

DIYキットなのでインクタンクとチューブ以外にもインクを吸引するための注射器やカートリッジを密封するためのゴムキャップなどが複数同梱。

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ちょっと凝った形のインクタンク。タンク内部は何層にもパーティションが区切られていてインクの溜まる部分、エアギャップになる部分などがあるが、いまいちこのタンクはどういう構造になっているのか理解できない。ネットを探してもインクタンクの形状詳細の原理を説明してるようなところもない。

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タンクにインクを充填して、ドリルでカートリッジにチューブを挿入する穴を開けて密封ゴムキャップ付けて、カートリッジ、チューブ、タンクを接続、タンク部のエアギャップに圧をかけてインクをチューブからカートリッジまで通してやり、プリンタ本体へ取付。

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しかし、カートリッジからタンクへ伸びるチューブの取り回しがかなり難しい。適当に配置してると左右に動くプリンタヘッドやプリンタ外装ケースに干渉、プリント後に排紙されるペーパーに干渉したりでこれがなかなか骨が折れる。ここをうまく設置するにはカートリッジのそれぞれの穴からチューブがまとまるところまでのチューブの長さをきっちり考えて余剰でたわむ部分が出ないように配置しないとすぐにケースに干渉する。これは適当な素人改造ではうまく動かんわ。。。

僕は自分の興味から改造してるだけなので後々使うことも考えずプリンタの外装ケースをまったく取り払って設置しましたが、本来ちゃんと使おうと思うならこの方法はおすすめできない。ということでやっぱりインクタンク式は基本メーカー純正がおすすめですな。つい先日日本のエプソンからもエコタンク式のプリンタが出たので日本でも利用できるのでこれがおすすめであります。

タイで売ってるエプソンの6色インクのフォトプリンタも個人的には 試してみたいけど、またスマホの時と同じで家にプリンタが溢れて来始めてるのでその衝動は抑えておきます。

↑ 今回日本で発売されるA4カラー複合機。ちょっと本体の価格は高めだけど、ランニングコストの安さ、レーザー複合機と比べての本体の価格差を考えると買いだと。

↑ A4モノクロ複合機は結構安い。オフィス向けかな。

↑ A4モノクロ印刷機能のみのプリンタだとこのお値段。

バイクの車検と納税に行ってきました 2016年01月15日

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バンコクで非常に便利な移動ツール、それはバイク。ガソリン代やメンテ費用はもちろんのこと常時渋滞なバンコクの交通事情の中で合理的な時間コストで移動できる交通手段はバイクのみだと思う。(まだまだ地下鉄や、BTSで行けるところは限られるし、乗り継ぎのつなぎもいいとは言えない)

そのバイクに乗ってると一年に一回発生するのが自動車税の納税と自賠責保険の支払い。以前ボクはこの税金の支払いをためにためて3年以上支払わなかったら遡り更新が出来なくなり、自動車登録証を取り直さなければならないという面倒くさい&情けない状況に(金がもったいのではなく、更新する&その手順を調べるのがめんどくさかった)。今回仕事やめて昼間陸運局に行く時間があるので自分で更新しに行った。

行ったのはモーチットの陸運局。ちなみに自分は自分のバイクで行きましたが、タクシーなどで行く場合は สำนักงานขนส่งหมอชิต サムナックガーンコンソンモーチット、もしくは ขนส่งหมอชิต コンソンモーチットだけで大体わかるらしいです。ちなみに

พ.ร.บ. ポーローボー 自賠責保険
ขนส่ง コンソン 運輸、陸運
สำนักงานขนส่ง 陸運局事務所

というタイ語は暗記していきました。

タイでバイクの自動車税やら車検やら自賠責保険やらを更新してきた【2014年版】 | タイランド・バンコクに移住して生活する日本人のブログ

事前にネットで下調べするといっぱい情報が出てくるのでそれらを頼りに行きます。ただBTSの線路沿いに北上していくとต.ร.อ. と書かれた車検対応の整備工場が見当たらない。


↑ ソイパホンヨーティン18/1沿いに整備工場は集まってます。陸運局の入り口から数十メートル北上。

結局車検工場はこの辺に3,4軒固まってました。ここで呼び込みのおっちゃんに指示されるままバイクを止めて、バイクの登録証とキーを渡すと目の前でエンジンかけて「はい、発車できるね、はい、ブレーキ効くね」と基本動作だけ問題ないか確認。ものの15分でバイクのナンバーが呼ばれてお支払い。車検料金は60THB。保険料など全部込みで532THB。

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↑ タイのバイクの車検証書。60THBなり。

その後、陸運局に入って二号館の受付で車検証や、登録証を見せて (ここで書類に不備があるなどの問題がなければ) 順番待ちのチケットをくれる。

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受付の人が並んでる右の列じゃなくて左の方の列に並ぶ。ชำระภาษีประจำปี(チャムラパーシープラチャムピー)と書いてあって意味としては「年次の税金の支払い」と書いてあるのでこのレーンになります。

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この列で待つのに2, 3分、チケット貰ったら待ち人数が20人ぐらいあったが30分もしないうちに自分の番が回ってきて、一年分の税金100THBを支払う。

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バイクに付けておく支払い済みの証書を貰って帰ります。僕の場合はこれを名刺作成のショップなどでラミネートパックしてもらってパンチで穴あけ、ケーブルタイでバイクの荷台にぶら下げて終了。

エプソンがやっぱり日本でも先陣を切って日本でインクタンク式プリンタを 2016年01月14日

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今日Twitterのタイムラインを見ていたらこんなニュースが。

「インクが高い」はもう古い:2年間インクの購入が不要! 大容量インクタンク搭載プリンタがエプソンから – ITmedia PC USER

必要があって12月の半ばにインクジェットプリンタを購入して依頼、その構造が面白くてずっとCISS(Continuous Ink Supply System:連続インク供給システム)、インクタンク式のインクジェットプリンタをイジってたが、タイムリーに日本でもインクタンク式プリンタが発売されるとは!しかも東南アジアでインクカートリッジの高利益商売から薄利なインクタンク式に先陣きって降りて来たエプソンがやっぱり日本でも先頭でインクタンク式を販売。

この方式のコスト感と扱いの簡単さを理解すれば少なくともホームユースのユーザーはみんなこれを買うと思う。なので多分他のメーカーも2016年は続々とこのインクタンク式を投入してくると思います。印刷コストがこれぐらい下がれば中規模以下のオフィスユースのプリンタもこのインクタンク式のプリンタに変わるんじゃないかと思う。プリンタ自体の初期費用と物理的な機器の大きさがレーザーよりも非常にコンパクトなので使えると思います。

これがあればディスプレイ上で見難い記事や図などをインク代気にせずにガンガンプリントアウトして紙ベースで見ながら作業することも出来る。素晴らしいですなー。

↑ 今回日本で発売されるA4カラー複合機。ちょっと本体の価格は高めだけど、ランニングコストの安さ、レーザー複合機と比べての本体の価格差を考えると買いだと。

↑ A4モノクロ複合機は結構安い。オフィス向けかな。

↑ A4モノクロ印刷機能のみのプリンタだとこのお値段。

タイだと30,000円ぐらいでメーカー純正インクタンク式複合機が買えてしまうから日本の値付けはちょっとお高いが、日本の場合大人の事情がいろいろあるんでしょう。それでもランニングコスト考えたら買いの商品だと思う。

David Bowie が亡くなりました 2016年01月13日

僕が始めてBBCのBreaking NewsのTwitterでDavid Bowieの死亡ニュースを見たのが2016年01月11日14:30頃。久々にショックなニュース。自分の青春時代に聞いていたミュージシャンが次々と世を去ります。。

大学生の頃はボウイあたりから音楽体験が始まってます。入学後、サークルの悪い先輩からHunky Doryやらベルリン三部作やらを教えこまれて当然ながら今も愛聴盤。でも一番好きなのはボウイ式ソウル・ディスコの体現「Young Americans」かな。

高円寺の今はなき「喫茶プログレ」で深夜のプログレDJ大会の後、ボウイのアルバムばかりでずっとつないでいたこともあったし、いろーんな思い出がある。

年取って宇津井健に似て来だした頃にまたトニー・ヴィスコンティと組んで「The Next Day」で「俺はまだ死んでない!」と宣言してて、”ビッグネームアーティストの晩年”というカテゴリの中では自分的に唯一面白いものを作ってる人だと思っていた。他のビッグアーティストはしょうもないアルバムを作ってオールドファンからの回収ツアーに出るということを繰り返してる中でボウイは現役だと思っていた。

The Next Day
The Next Day

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David Bowie
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そして「The Next Day」から順調なアルバムリリースでまた次が出る、先月にiTunesストアで「Blackstar」のアルバムを予約してリリースされて、聴き始めて間もないころに突然亡くなったというニュースが。非常に悲しい。

いろいろ自分のTweetには思うままに流していたけど、現役アーティストなんだから今のアルバムからの曲を貼っておきたいのです。というわけでやっぱりアルバム・タイトルの「Blackstar」を一番上に。

そして「Next Day」から頑張る宇津井健で「Valentine’s Day」。2013年07月15日公開となっているのでこの1年後ぐらいに癌が発見されて闘病が始まった形になるのか?

しかし、自分はDavid BowieはLou Reedと同列の人だと思っていたが、やはり死後のメディアでの取り扱われ方の規模が違う。ボウイは「メジャーなカルト」という呼び名があったが、ホントにメジャーだったのね。

★(黒星)になったボウイにRIP。

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連続インク供給システム+外付け廃インクタンク 2016年01月12日

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というわけで連続インク供給式のタンクを備えたCanon iP2770を購入しましたが、飽きたらずにヘッドクリーニング時などに発生する廃インクの処理機構の外出しを行いました。

実はネットで検索するとちゃんとiP2770の廃インクタンクの設置の仕方というのは情報が出ている。

DIY Waste Ink Tank

こちらの説明にあるようにip2770はネジを4つ外すだけでトップケースが簡単に開く。そのまま後ろの方を引っ張って開けると下のほうに白い半透明の廃インクチューブが通っている。

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開いてみてびっくりしたが、かなり原始的な方式になっている。単純にヘッドのクリーニングユニットほうからチューブが伸びてきてプリンタの後方下部でスポンジが敷き詰められた廃インク吸収ユニット部の上のプラスチックのフックに引っ掛けられてるだけ。ヘッドクリーニングなどを行い、廃インクが発生した際には下の写真の赤い枠に囲まれたパッドの部分にインクがポタポタ落ちてそれを吸収するだけの機構。

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普通にピンセットでこのチューブを引っ張ってみるとスルりと抜けるので外へ引っ張りだしアクアリウム用のチューブとジョイントパーツで接続。ボディの後ろのプラスチックの部分をハサミで強引に少しだけ切り取りチューブを通す。そしてその先になんでもいいけど適当にコンビニで買ったドリンクのボトルなどにチューブを通して倒れないようにだけしてやって完成。

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後、買ってきたアクアリウム用チューブが結構それなりに径があったのであまり上に持ち上げると廃インクが逆流しかねないのでプリンタを台の上に置き、廃インクボトルは下に配置するという風に置いた。

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多分これなら廃インクがいくら出てもすぐに捨てれるし、プリンタからエラーが出ればそれはソフトウェア的にリセットしてやればいいので、壊れるまではこの連続供給インクシステムでおもいっきり印刷コストを下げた状態で使っていけるのではないかという感じです。(まあ、想定外なトラブルもいっぱい出そうですが)

ちなみに廃インクタンクの設置費用は

アクアリウム用チューブ 2m 50THB
アクアリウムチューブジョイント 4つ 10THB
7-11のドリンク(廃インクタンクに利用) 10THB

の計70THB(200円強)で終了。バリバリの改造プリンタ。かと言って機能はメインに使っているBrotherの純正インクタンク式複合機に被るので多めに同じドキュメントを刷る場合にのみ使うかな。。。