うちのエレキ庫にPRS SE Custom 24が参加 2020年08月03日

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もうすでに参加されてかなりの時間が経っておりますが。。Blog更新をサボってましたからね。。

タイで27,800バーツ、日本円でも約100,000万円するギターですが、さすがPRS作りがしっかりしているし、ピックアップから出てくるサウンドが1弦から6弦までの音のバランスがしっかり調整されていてコードストロークも音のまとまりがよい。

タップスイッチで各ピックアップの音がハムからシングルに切り替わるし、トレモロのブリッジが金属製で「板一枚を曲げて作りました」というような感じではなく、鋳型から抜いたようなしっかり重量のある作りでアーミングが非常にスムース。弦やスプリングのテンションに負けないタッチ感でアーミングができる。

電装部品もしっかり取り付けてあって、安いFenderのギターなんかによくあるポッドのネジ締めが緩くて一緒に回ってしまうなどのしょうもないトラブルがない。

製品として個体差を極力なくすよう腐心しているというだけあって、納得の製品精度。というかそもそもの話だが、この業界、製品の個体差を黙認するってのはいかがなもんかと思う。というところでFenderやGibsonならブランドネームはあるが、この価格でこれだけしっかりした製品を作れないであろう。PRSの本家USAのコアラインモデルではなく、韓国生産のSEシリーズでこれだからよほどしっかりしているのだろう。中古で10,000バーツぐらいで買った2016年製のSE Standard 22フレットモデルを触って以降、熱烈にファンになってしまった。

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↑ 韓国生産の証拠

惜しむらくは、SEシリーズにはコアラインモデルには必ずついているロックチューナーが装備されていない。とはいえ、別途費用出せば純正のSE用ロックチューナーが発売されているので、それを取り寄せてつけることができる。というわけですでにSweetwaterから購入して取り寄せ、装着済みでございます。

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↑ 取り付けたロックチューナー。純正なのでネジ穴などもぴったり。

うーん、PRS、かなりお気に入りで、もうあんまりGibsonとかFenderに興味がいかなくなっている。

10万円ぐらいのミドルレンジのギター買う場合、色気だしてGibsonとかFenderにトライするよりPRSのSEシリーズ買うほうがよっぽどいい、というのが今の時点での僕の結論です。

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↑ しっかりとしたギグバッグ付き。

PRSのBernie Marsdenモデルって。。。 2020年04月19日

タイミングよく中古をゲットして思ったよりもかなり音が良かったのでお気に入りになったPaul Reed smithのギターですが、いろいろウェブを見てるとBernie Marsdenシグネチャモデルなんてものがあった。

どっかで聞いたことのある名前。。。ん?でもまさかなー。

と思ってたが、目の端に入った単語「元Whitesnake」。。おおおお!感動的に懐かしいその名前。初期から中期までDavid CoverdaleのWhitesnakeに在籍していたギタリスト、バーニー・マースデン、やっぱりこの人だった。

この超健康優良児みたいなふくふくとしたギター弾きのおっさんがバーニー・マースデン氏です。中学一年生ぐらいのときにWhitesnakeの1stなど初期アルバムを数枚誰だったかにタダでもらって聞いてたんだが、その時からこのルックスはダサいなあとずっと思ってた。そして垢抜けないもっさりとしたブルースよりの音楽で中1ながら、こりゃ売れんだろうなあと思っていた。後でインタビュー記事などで知ったが、David Coverdaleも売れなくて悩んでいたっぽい。

ちょうどこれを聞いていたときは大幅にメンバーチェンジもして1987年のWhitesnakeアルバムでがっつりヒットしてなんとか苦労が報われたWhitesnakeだけど、その後はまったくBernie Marsdenの名前なんか聞かなった。ホントに30年ぶりだよ!まさかまたBernie Marsdenの名前を聞こうとは。。。

PRSのBernie Marsdenモデルはシングルカッタウェイのどことなくレスポールに似たギターでBernie Marsdenらしい。まあいつかまたPRSのギターは買うことがあるかもしれないが、Bernie Marsdenモデルは買わんだろうな。。。


↑ 初期〜中期のアルバムジャケはダサさにハズレがない。

Paul Reed Smithもいいけど、Jackson USAもよかった。JS-32は。。。 2020年04月17日

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SNSを見てたら、フォローしてる中古ギター屋のタイムラインに珍しいギターがあがっていた。Paul Reed Smithの廉価版、USAではなく韓国やインドネシアの工場で作っているSEの一番安いスタンダードモデルの中古。普段は3万バーツ(10万円程度)超えのギターばっかりの中で珍しく低価格。そしてPRSは評判がいいのでとりあえずこのコロナ騒ぎの中でもお店をやっているというので、試奏に行った。

結果、即決。試奏のアンプはFenderのDeluxx Reverbだったと思うけど、アンプのせいだけではなく今まで1−2万バーツ(3−5万円)ぐらいのレンジのギターでは聞いたことない音がしていた。で、PRS SE STDを買ったのだが、その横に置いてあったJackson USAのスルーネックKing Vを触らせてもらった。JS32とは比べ物にならないしっかりした造りでJS32より軽い。価格は6万バーツ(20万円弱)。それなりの価格のものはしっかりしたものなのだなあ。

てかJS32はダメだ、あれはおもちゃだ。あのシェイプに惚れ込んでるならやっぱりJackson USA買うべきだし、形に拘らないなら、他にもっと素晴らしい造りと音を出すギターは世の中にいっぱいある。今回のJackson JS32は失敗だったな。。売ろうっと。


↑ PRS USAのメインラインのギターはだいたいこれぐらいの価格がするらしい。