“DSC_0044.JPG by Naruemon Buengmoon, on Flickr”
3月に入って半ば、もう後1ヶ月でタイ正月のソンクランを迎えます。季節的には一番暑い酷暑期。そしてこの時期からタイはフルーツのおいしい季節になります。
“ข้าวเหนียวมะม่วง by Jarawee S., on Flickr”
ソンクランで一番に思い浮かべるのはมะม่วง、マムアン、マンゴーですな。日本でも有名なのは、黄色に熟した甘酸っぱいジューシーなマンゴーだと思いますが、それ以外にもタイ現地では熟してない青いマンゴーも普通に食べます。熟してないので歯触りゴリゴリで噛みごたえがあり、甘みはほとんどなくさっぱりとした酸味があって、これに甘辛いタレを付けて食べたり、千切りにしてヤムマムアンにしたり、はたまたこのヤムマムアンを揚げた魚の上にトッピングして食べたりします。
“ตำมะม่วงปู by Sugree Phatanapherom, on Flickr”
どっちかというと果物というよりかは野菜という感じで食ってますな。昔からこの時期には豊富に取れるものだったからか食べ方は実に豊富です。当然ながら熟した黄色いのはデザートとしてカオニャオマムアン(マンゴーと甘く炊いたもち米を添えたもの)なんかは西洋人にも大人気。
実際、ソンクランに彼女の田舎に向かってる途中でも道路の脇のほうでマンゴーの実を取っている家族をよく見かけるくらい。普通に家の庭や近くの林の木にいくらでもなってるから適当に取ってきて食べる、そんな感じ。
最近もまた、มะม่วงแก้วขมิ้น、マムアンゲーォカミンという、外目は熟していない緑のマンゴーで、切ってみると中身は黄色で熟したマンゴーのよう。でも食ってみると歯触りゴリゴリですっぱい熟してないマンゴーというちょっと変わった品種のものも初めて食いました。聞いてみると別に新しい品種でもないみたいで多分昔からあるものなんだろうけど、タイに8年居てもまだまだ知らないこといっぱいでおもしろいもんですな。
さあドリアンの季節まであとちょっと。