タイではドローンに続き3D Printerも海外からの輸入がダメらしい 2017年02月24日

Trio of hobbyist 3D printers.

ドローンのこまごました部品の作成に3D Printerを買おうかとおなじみのBang goodでいろいろ見比べていたのですが、タイ国内オンラインショッピングサイトのLazadaを見てみると格段にお値段がお高い。これは国内での購入はないなと思ってたのですが。。。

調べていくうちにこんな記事に出くわしました。。。

3ders.org – Thai government approves crippling import regulations on 3D printers due to gun fears | 3D Printer News & 3D Printing News

どうやらタイでは3D Printerの輸入に関しても規制がかかってるらしい。。今年の頭にBang goodからQX95というマイクロドローンとプロポのセットを購入しようとして関税でストップされてしまった嫌な思い出が湧き上がってきます。そう言えば昔3D Printerで銃を作ったやつが居たというニュースがありましたが、この輸入規制は勝手に銃を作ったりしないように輸入者は登録制になっている模様。めんどくせー。結局Lazadaで買うしかないのかなー。

一応買おうと思っていたReprap Prusa i3Xというモデルはハード自体もオープンソースなので自力でパーツを準備していけばkitを買わなくても作ることができるらしいが、みんなだいたい一台目はkitの3D Printerを買って、二台目はその一台目の3D Printerでプラスチックパーツを作成して組み上げている模様。何もない状態から3D Printerを組み上げるのはやはりつらそうな気がする。。。

うーん、中途半端に新しいものはこういう要らない規制がかかったりしますな。手を出すならもっと早くに出すべきか。2,3年前ならたぶんほとんどの人が知らず規制なんてまるでなかったでしょうから。。。

(タイの通例として完成品単体としてはストップがかかるが、部品ならオーケー、半分づつの不完全組み上げ品とかにして輸入するなら問題ないはず。。。しかし3D Printerはkitでの流通が多いから一台まるまる組み上げられるパーツとしての輸入は何か言われそうな気がします。。。)

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時代の変化を感じるLED卓上ライト 2017年02月11日


↑ 付属品はUSBケーブルとUSB充電器5V1A。

今までは自分の机でパソコン仕事ばっかりでした。パソコンは基本画面にバックライトが点いているので暗くて見にくいなんてことがありませんでした。

ですが、自作ドローン機を始めてからは、はんだ付けや配線などで手元の細かい作業が増えました。そうすると夕方以降の作業が41歳の目ではなかなか辛い。。。

というわけで自宅近くのセントラルに卓上ライトを探しに行きました。

見に行ったところ、今はこういうライトもほぼLEDライトになりつつあるんですね。。LEDと言っても特段値段が高くもなく(安いのから高いのまでいろいろある)、面白かったのは半永久的に使えるから電球を変える構造にはなっていないらしいことと、電源ケーブルはなんとマイクロUSBケーブル。卓上ライトの世界までUSBケーブルが進出して来ているのか!!確かに消費電力少ないからUSBケーブル接続で電力供給は全然問題ないよね。普通にUSBケーブルをスマホのバッテリーチャージャーとかパワーバンクに挿せば使えます。

しかもLEDだから光源がほとんど熱を持たない。未だに熱を持たない電球ってのが頭で理解出来ても感覚的に不思議でたまらない。昔は卓上ライトの傘の上に何か被せると電球の熱で燃えたりするから危ないと言ってたもんですが、時代は変わっていくものですな。

ラジコンマニアの中では有名なiMAX B6AC Lipo Balanceチャージャー 2017年02月09日

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ラジコン好きの間では超有名なバッテリーチャージャーらしい。なので自作ドローンの世界でもLipoバッテリーのバランス充電器(バッテリーの各セルごとの電圧に差が出ないようにバランスを取りながら充電するモノ)の中ではデファクトスタンダードみたいな立場になってる充電器。見た目はモロに電気関連の何かの機器といった味気のない外装だけど、あまりに有名になったため、この中華プロダクトのコピーされた中華プロダクトがいっぱい出回ってるらしい。(これもコピー品のほうかもしれないが)

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実際に使ってみると他のバランスチャージャーと比べてもかなりバランス充電の質が良い感じ。充電は出来て当たり前だけど、それ以外にも放電モード及び長期保管に備えて電圧を3.85Vに揃えるストレージモードもあり使い勝手よし。ストレージモードで電圧調整した後は多少セル間の電圧にばらつきのあったバッテリーもピシッと3.85(+-0.01程度)Vになっていた。以前買った充電器では充電のみで放電モードとストレージモードはなかったんで、満充電した後に使わなかったバッテリーとか扱いに困ったことがあった。それもこのB6ACならとりあえず安心か。

ビープ音が多少やかましいが、モノクロ液晶もバックライト付きで視認性よく、12Vのカーバッテリーから充電も出来るようにDCのinputも持ってて、ワニ口クリップ付きの電源コードも付いて居る。

知らない人が見たら、ラジコン/ドローンのツールとは絶対わからない、いかついよくわからないジャンクな電気機器的見た目がなんともですがいい機械です。バンコクのラジコンショップにて950バーツ。


↑ Lipoバッテリーは扱いを間違えると結構怖いらしく、僕にもいつかこんな爆発が待ってるかもしれません。。。

↑ これまたすごい価格で売ってる。。。eBayやBang goodあたりで買うのがいいかと思います。。。

HAKKOのセラミックヒーターはんだごてを入手 2017年01月25日

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現在自作ドローンのほうに行っております。スピードレーサードローンを自作するには各モジュールのハンダ付けが必須の作業になってきます。さっそく昔買って放置されていた中華製のはんだごてを引っ張り出してきて使っておりました。

しかし、行く先行く先どこでも「はんだごていいのを使ったほうがいいよ」と言われる。ラジコンショップでもやっぱりそう言われた。なので再度前回書いたバンモープラザ周辺に出向いてはんだごて購入。それが上の日本製HAKKOのセラミックヒーター式はんだごてです。まさに昭和時代の電子部品商店というようなお店で600バーツで購入。

さらにはフラックスやはんだごてのクリーナー、ハンダ吸い取り線、はんだ付けする基盤などを固定するクリッパーなど一式揃えてしまった。

とりあえず自作ドローンは完成しましたが、墜落などして壊れた際にまたはんだ付けは必要になるのでこれぐらい揃えておいても問題はないのかと思います。

どうでもいいですが、昭和時代の電子部品商店というのが以下です。

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いやー、ホントたまらない。こういう光景みるとなぜかキュンとしてきます。

店内のショーケースにはなぜかツマミのサンプルがぎっしり。

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明らかに今の時代の色じゃないよね。。。

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昭和の秋葉原が残るバンモープラザ 2017年01月23日

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ちょっとした電気系工作の道具を買いにバンコクの中華街の奥にあるバンモープラザへ。

自分の家は観光客向けのバンコクマップでもタイ人の利用するバンコクマップでも大体省かれてしまう辺境(とは言い過ぎか?)エリアであります。バイクで以下のコースでバンモープラザまで向かいます。

サートゥ・プラディット通り

チャン通り

チャルンクルン通り

ヤワラート通り

The Old Siam

バンモープラザ

すべての通りがそれこそ「The Old Siam」。古き良き(良くはないか。。)バンコク中華通りを抜けてめざすはバンモープラザ。バンモープラザ周辺は10年前にバックパッカー時代にタイ人の友達に連れて行かれた時以来だからもう10年も行っていない。

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で、実際行ってみると10年前と景色がまったく変わっていませんでした。景気がいいのか悪いのかイマイチよくわからないが数ヶ月単位での変化が激しいバンコクでこれだけうさんくさいマーケットスタイルを残しているのもすごい。とはいえ、改めて80年台にはここもバンコクで最先端の場所だったのかもと感じる。

80年台なら家電全盛で、その修理や改造を行えるエンジニアは花形。90年台なら携帯電話でしょうか。2000年台ならパソコン、2010年台は間違いなくスマホですわな。都度最先端で需要のある技術分野は移り変わってるんですな。とはいえ、中古品があまり値落ちしないタイだからか、今でもそれなりにこういった電気部品のマーケットは修理・改造の際に重宝するのか人がひしめいていました。

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買い物をして、ちょっと歩いてとなりのインド人街パフラットに入り、シク教寺院の周りのインド料理屋でドーサを昼飯に食って帰ってきました。

必要なものも揃ったし、久しぶりのOld Siamを満喫出来て満足です。