連続インク供給システム+外付け廃インクタンク 2016年01月12日

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というわけで連続インク供給式のタンクを備えたCanon iP2770を購入しましたが、飽きたらずにヘッドクリーニング時などに発生する廃インクの処理機構の外出しを行いました。

実はネットで検索するとちゃんとiP2770の廃インクタンクの設置の仕方というのは情報が出ている。

DIY Waste Ink Tank

こちらの説明にあるようにip2770はネジを4つ外すだけでトップケースが簡単に開く。そのまま後ろの方を引っ張って開けると下のほうに白い半透明の廃インクチューブが通っている。

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開いてみてびっくりしたが、かなり原始的な方式になっている。単純にヘッドのクリーニングユニットほうからチューブが伸びてきてプリンタの後方下部でスポンジが敷き詰められた廃インク吸収ユニット部の上のプラスチックのフックに引っ掛けられてるだけ。ヘッドクリーニングなどを行い、廃インクが発生した際には下の写真の赤い枠に囲まれたパッドの部分にインクがポタポタ落ちてそれを吸収するだけの機構。

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普通にピンセットでこのチューブを引っ張ってみるとスルりと抜けるので外へ引っ張りだしアクアリウム用のチューブとジョイントパーツで接続。ボディの後ろのプラスチックの部分をハサミで強引に少しだけ切り取りチューブを通す。そしてその先になんでもいいけど適当にコンビニで買ったドリンクのボトルなどにチューブを通して倒れないようにだけしてやって完成。

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後、買ってきたアクアリウム用チューブが結構それなりに径があったのであまり上に持ち上げると廃インクが逆流しかねないのでプリンタを台の上に置き、廃インクボトルは下に配置するという風に置いた。

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多分これなら廃インクがいくら出てもすぐに捨てれるし、プリンタからエラーが出ればそれはソフトウェア的にリセットしてやればいいので、壊れるまではこの連続供給インクシステムでおもいっきり印刷コストを下げた状態で使っていけるのではないかという感じです。(まあ、想定外なトラブルもいっぱい出そうですが)

ちなみに廃インクタンクの設置費用は

アクアリウム用チューブ 2m 50THB
アクアリウムチューブジョイント 4つ 10THB
7-11のドリンク(廃インクタンクに利用) 10THB

の計70THB(200円強)で終了。バリバリの改造プリンタ。かと言って機能はメインに使っているBrotherの純正インクタンク式複合機に被るので多めに同じドキュメントを刷る場合にのみ使うかな。。。

Canon Pixus iP2770 連続インク供給システム 2016年01月11日

結局興味のままにほぼ最安値のCanonのプリンタPixus iP2770のCISSタンク付き改造版を購入してしまいました。Pantipプラザでプリンタ、CISSタンク、改造費、タンクに注入されてるインク込みで1,900THB。他のところで見ると2,500THBぐらいするところがざらだからここは結構安い。Pantipプラザの3階、かなり奥のほうにある店で店頭で「Canon iP2770 1,XXX」と書いてあります。

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ちなみにこれは他の店で買ってみたCISSの替えインクCanon用。BCMYの4色セットで300THBという超激安。その下はプリンタを購入時にテスト印刷してくれたテストパターンです。このセットで多分数千枚は刷れる。

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ちゃんと製品の箱に入れて引き渡し。だけどCISSのインクタンクがちゃんと収まらないのか箱を切って収まるようにしてある。これに紐をかけてPantipからハンドキャリーでえっちらおっちらプラトゥナムのBig-Cまで。その後は片手運転でこの箱を抱えながら帰ってきた。

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箱を開けると中の発泡スチロールなどはなし。あんまりバイクなどでガタガタ揺らしながら持って帰るのはよくないかもしれない。普通は車で来て買って帰るでしょうから。

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付属品は電源ケーブルやUSBケーブル、CD-ROMなど。正規のものがそのまま付いてくる。

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非常にオーソドックスなインクタンク。この形はとにかくよく見るよね。

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運搬時はインクの漏れなどを防ぐためにインクのチューブを折って輪ゴムで止めている。当然ながら家に持って帰ってきたらこの輪ゴムは外し、折ってた部分でインクの流れが止まらないように広げてあげる。

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プリンタ上部には使用方法や注意書きが貼り付けてある。印刷時には通気用の小さい穴のキャップを外すこと、カートリッジのICチップがインク切れ警告を出した際のリセット方法やインクの補充方法など。

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iP2770のカートリッジ/プリンタヘッドはサーマル方式のもの。非常に簡単な構造になっている。それにCISSのインクチューブが繋がっている。

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買ってみてわかったけど、やっぱり改造品ですな。取り扱いが結構面倒。まず印刷時に通気用の小さい穴のキャップを外すのをよく忘れる。これを忘れたまま印刷かけるとインクタンク側の空気圧が下がるので何枚か印刷した後にインクが供給されなくなり、多分印字がかすれるなどの症状が出るはず。(まだ実際のそこまでの状況になるまで忘れていたことはない)

また補充用の穴のキャップを外そうとしてもなかなか外れなくて大変。しかもキャップを外したらキャップや穴に少量ながらインクが付いてるのでそれが指についたりして汚れる。

インクタンクとインクチューブにインクを入れたまま持ち帰ってきたためプリンタヘッド周りで多少のインク漏れが発生しているので自宅で最初の印刷2,3枚には黒インクがでろっと付着してたり色が正常に出てなかったりしていた。

インクチューブ内のエアーに関してもユーザー自身が気をつけて確認しないといけない。しばらく何枚か印刷をかけた後完全にインクがカートリッジに供給されるようになった。

ということでやっぱり僕みたいに興味を持っていろいろ構造を知りたいという人間なら使えるが、単純にコストを抑えて印刷したいだけの人にはややこしい上に扱いが大変でやっぱめんどくさいシロモノかなと思う。

なのでやっぱりEpsonやBrother、Canonがメーカー純正でインクタンク仕様のプリンタを出しているので極力そっちを買うほうがベターであります。少なくともBrotherのインクタンクのプリンタでは通気用のキャップの開け閉めなんて発生しないし、手をインクで汚すことなんて全くない。この辺はメーカー純正ならではだと思う。

とはいえ、個人的な興味はまだまだあり、インクジェット使用時にインク切れ、カートリッジ交換以外に費用のかかる問題として「廃インクパッド/タンク 満タン」というのがあり、これはインクジェットプリンタがヘッドクリーニングやふち無し印刷を行った際にインクヘッドからインクが漏れ出て来た使えないインクを貯めておくスポンジなどが廃インクがいっぱいでじゃぶじゃぶです。というエラー。基本的にこれが出るとメーカーに持ち込み、廃インクパッドの交換、廃インクカウンタのリセットが必要になるとのこと。

これもまた廃インクパッドに繋がるチューブに延長チューブをつなぎ外部に廃インクを排出させることで満タンで溢れることを防止することができる。

後は廃インクカウンタのリセットだが、これはソフトウェアなのでリセット方法があるらしい。なのでより完璧な改造プリンタを目指すなら廃インクの外部ボトルを設置するのがカッコいい結末なんであります。

次回熱帯魚用のぶくぶくのエアーを通すチューブやジョイントなどを調達して改造を行いたいと思います。

↑ やっぱりこの辺を使うのが一番無難か。

タイ、イサーンの田舎の食べ物 2016年01月10日

5日間の行程、最初の1日と最後の1日は約540kmの車の自走があるので実質は3日間をヤソトンで過ごしてきました。

その中で今回の食事の一部を。。。

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田んぼの貯水池の水を抜いてその泥の中から雷魚を皆でがっつり手づかみで捕まえる。その後そのまま炭火で雷魚を塩焼き。屋外でゴザ引いてみなで魚とソムタムとカオニャオ、ビール。暑いけどうまいねえ。

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貯水池の中にはプラーモーもいっぱい。雷魚は日本にも居ると思うけど、このプラーモーは日本には居ないかな?大体手のひらサイズの魚でこれもまた塩焼きするとうまい。骨が多いけど魚の身が脂が乗っていてうまいのです。田舎の市場などに行くとよく見かける魚。

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竹にもち米とココナッツミルクを入れて周りから火を炊いて蒸し焼きに。ข้าวหลาม カオラームというタイのお菓子。竹の内側の薄皮が竹から綺麗に剥がれて海苔巻きのような感じで手で持って食べれる。

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ココナッツの甘い香りともち米のこってりとした味が非常においしい。

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イサーンでよく食う野菜、トゥアファクヤーオ(ナガササゲ)が畑でなってる姿を始めて見た。ソムタムの付け合せなどで別皿でよく出てくるいんげん豆のもっと長いバージョンみたいなやつです。

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英名ではディル、タイでは「パクチーラーオ」と呼ばれるゲーンオムなんかに入ってる香草。これも畑でなってるのは初めて見た。奥のほうは万能ねぎ、手前がパクチーラーオです。

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これは番外編。ある日ふと見てみたら炭火のコンロで蛇を焼いていた。。体長1mほどか??「え?蛇も食うの?」と聞くと「いや、これはうまくない。これはカリカリに焼いてポロポロに砕いて鶏にやる」とのこと。昔は蛇捕まえて来て食う人もそれなりに居たらしいけど今は食う人はほとんど居ないらしい。「この蛇はうまくない、でも蛇自体は脂っこくてうなぎに似た味」だって。食ったことあるんじゃないの??

というようなイサーンの食生活。毎日もち米しこたま食いました。

ヤソトンの素晴らしい朝焼けとじゃれあう動物達 2016年01月09日

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1月の第一週、仕事も辞めたので平日の5日間まるまる彼女の実家があるヤソトンに行ってました。

またまたヤソトンの田舎道でランニング。素晴らしい朝明けの景色と、唸りまくり吠えまくりの犬たちがお出迎え。

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上の2つの写真はどちらも田んぼの間を抜ける田舎道。どこ行ってもこんな感じののどかな風景。

また、彼女の実家や親戚の家、田んぼのサーラーという小屋の周りに居る動物たちも相変わらずかわいいのがいっぱい居る。

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「おかえり。」と、いつもの目の離れたクロのワン公。腹が痒いのでいつもこうやって台の上に座るらしい。

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↑ クロの子犬。寝てる時以外は必ず周りの自分より大きな犬か、人間とじゃれている。怖がることを知らない。

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↑ 常にこんな感じ。

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↑ 猫も居る。人様の食事の際におこぼれをもらいに集まってくるが犬猫のそれぞれの餌取りの駆け引きが面白い。

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↑ 朝方、夕方は農道は牛ばっかり。一回ランニング中に目のあった牛がこっちに向かって歩んできた時はちょっとびびった。体当たりされたらひとたまりもないわ。

というわけで相変わらず平和で動物と虫だらけのヤソトン。

Macchiato De Coffee / Somchith Chaleunxay Hotel at サワンナケート 2015年12月31日


↑ サワンのタイ領事館はちょうど地図を下にドラッグすると出て来ます

今回のビザ取り旅行でよく立ち寄ったサワンのカフェとホテルであります。この2つは立地的にとても良い場所にあるのと、WiFiのつながり重視でサワンに滞在したい人にはいい場所になると思います。

この2つがお互い歩いて2分の場所で道路挟んでほぼ向かいぐらいにあるイメージ。片方はサワンの中で異空間とも思える小洒落たカフェ、片方は(多分)風呂屋を改造して作った古めかしいホテル。両方に共通してるのはバスターミナルとタイ領事館のちょうど真ん中ぐらいに位置していてWiFiの電波が強くて安定していること。

サワン滞在も1日、もしくは2日の予定だったのでSIMカードを用意することもなく、なんとかWiFi接続でごまかしてやり過ごそうと思っていた。行動の中心となるタイ領事館からすぐそばでWiFi電波が強力なこの2箇所はなかなか頼りがいのあるスポットですな。

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↑ 道端に山羊が。。。

Macchiato De Coffee、こんな感じでラオス第二の都市と言われてる割にタイの田舎より田舎なサワンの街に出来た異空間だけあってお値段は非常に高い。コーヒー、ケーキなどもスタバ並のお値段します。コーヒーが15,000kip~、ケーキなども35,000kip~ぐらいでした。(100THBがだいたい22,000kipぐらい)。でも高いだけあって人が少なくてフリーWiFiあって店のコンセントから電源借りれたりもします。

Macchiato De Coffee

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Somchith Chaleunxay Hotel(以下Somchith Hotelと省略)のほうは一泊580THBだったかな?agodaで予約せず飛び込みで宿泊したのでログが残っていない。。。確かそんなもんでした。こちらは古めかしいラブホテル風ですが、掃除はそれなりに行き届いていて汚くはなかったです。水回りも掃除は出来てるので個人的には文句なし。WiFiが安定してて快適。。。

Somchith Chaleunxay Hotel Savannakhet, Laos: Agoda.com

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よくよく考えると自分は今回ぜんぜん適当にビザ取り旅行を考えてましたが、詰めて行動すると

バンコクから夜行バスでムクダハンへ > 早朝にムクダハンバスターミナル着 (一泊)
朝7:30の国際バスでサワンナケートへ移動 > タイ領事館でビザ申請 (一日)
Somchith Hotelで宿泊 (一泊)
午前中ゆっくりして14:00にタイ領事館でビザ受け取り
> そのまま歩きでバスターミナルへ移動 > 国際バスでタイ・ムクダハンに (一日)
ムクダハンバスターミナルから18時や20時発の夜行バスでバンコクへ (一泊)

という工程なら3泊2日の工程でビザ取って戻って来れます。はっきり言ってこの工程でよかった。他に何もすることないもん。もし次回またサワンでビザ取りが必要な場合は上記日程で時間短縮で行く所存でございます。