マイナーな日本映画を見るために。。。そうだ、ぽすれんがあった 2017年12月09日

日本に帰ってきたらオンライン配信では手に入らないマイナーな映画が見たいと思っていた。太陽を盗んだ男もその1つ、狂い咲きサンダーロードも1つ、内田裕也の出演作品もそう、にっかつロマンポルノもそう。

ただ、今現在、高円寺に住んでたってDVDで欲しいものをすぐに手に入れるのは困難。アマゾンで買うにもそういうマイナーな映画のDVDは絶妙な価格付けをされていてなかなか手を出すのに躊躇する感じになってしまう。隣町の阿佐ヶ谷にまで出て今時ツタヤの会員になって見たりもしたが、ツタヤにおいてあるものもしれてる。。なかなかいい策がないなと思っていたら見つけました。これやで!

「ぽすれん」

GEOがやっている郵送でDVDレンタルをしてくれるサービス。検索してみたらちゃーんと「ダボシャツの天」も「河内のオッサンの唄」もあった。しかもレンタル20日間で一枚80円。バカ安や。。4,5枚一度に借りて郵送費も含めて700円ちょい。お値段的にはこんなもんだと非常に嬉しい。

流石に内田裕也の作品はあんまり揃ってなかったけど、誰にも振り向かれないような日本映画の駄作もいっぱいあります。にっかつロマンポルノも借りました。

一人暮らしにも嬉しいコンパクト包装での郵送なので不在時でもポスト投函してくれるし使い勝手良しです。

なかなかのおすすめ。

DVDレンタル ぽすれん
https://posren.com

「ハリソン君、それ旧式やで」というわけでブレードランナー2049観てきました 2017年11月05日

いやー、とりあえずIMAXでなくてもいいかと思って新宿歌舞伎町のTOHOシネマズにて「ブレードランナー2049」を観て参りました。

いやー、感覚的に長くは感じない上映時間2時間40分だが、腰が痛くて痛くて大変だった。椅子が悪いのか自分の加齢か?腰の痛みに耐えながら観たブレードランナー2049はなかなか楽しい作品でした。

ストーリーはストーリーでいろんな見方も出来るし、あまりここでネタバレを書くのもなんだかという感じがするのであまり書きませんが、本家ブレードランナーよりも細かい作り込みが丁寧でより世界観が磨かれている気がする。本家のほうでは都市部ばかりの描写で都市部から離れた荒野の風景はあまり描かれてなかったが今回はそのような風景も映し出されていてより「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の世界観に近い気がしますな。

そして思っていたよりもずっとずっと画面に写っている時間の長かったハリソン・フォード翁。まだまだ売れっ子ですな。前回のスターウォーズのEP7ではとりあえず死んだ設定なので次回作などには出演予定もないだろうからこのブレードランナー2049のお仕事はいいところに入ってきた大仕事ですな。

思ったよりも全然面白かったブレードランナー2049、それに対比してTrailerがバンバン流れるスターウォーズのEP8がどうにも面白くなさそうな臭いがプンプンしてるんですが大丈夫なんでしょうか?少年ジャンプ臭がぷんぷんしてて心配です。

というわけで本編の説明を全くしないブレードランナー2049、オススメです!というエントリでした。最後に「ハリソンくん、それ旧式やで!」解任。

海外にはもっとそら恐ろしい事故映像が 2017年06月10日

日本の高速での観光バスと乗用車の事故でバスのドライブレコーダーに高速の中央分離帯を空飛んで越えて来る乗用車の映像が収められていたとめちゃ話題になってますが、

私、以前からYoutubeで「人の感電動画」「即死レベルの事故映像」「肉食動物の生き餌ごちそうタイム」「なぜこんな動画を作ったのか理解できないダーク映像」などが大好きでブログにいろいろと紹介してました。(今見返してみるとほとんどの動画が削除されてます。残酷などの不適切表現あたりでストップ食らってるのでしょう。)

張り合う(何に対して?)訳ではございませんが、Youtubeで”death car crash”などと検索すると海外の豪快な事故動画がいっぱい出てきます。とりあえず上にひとつ貼っておきます。

が、あまりこういうのを見慣れていない方は要注意の閲覧注意ですな。結構えげつないクラッシュが多くて、ここに貼る動画を探していた自分もこの動画始めから最後まで見てかなりお腹いっぱいになりました。こういう強烈事故映像が少ない日本ってのは道路のインフラ整備もしっかりして運転者のモラルやスピードに対する教育などもある程度行き届いてる国なんだなあと感心します。(こんなの見てるから日本の事故動画なんておとなしすぎて逆に見てらんない)

しかし、こういう事故はどれだけ安全に気を配っててもどうしようもない事故ですな。日本の今日の事故でもクラッシュ後の火災もなくバスの乗客にケガ人は出たもののよくあれで即死者がでなかったと感心します。

1984年のRoosters / Paranoiac Liveの映像がYoutubeに 2017年05月14日

前々から見たかったRoostersの1984の東京でのライブビデオ、Paranoiac LiveがYoutubeに!!選曲も自分の好きな時期の曲ばっかりで非常に嬉しい。この頃のRoostersがニューウェーブ・ポストパンクぽくて大好きですわ。

しかし、大江慎也がだいぶ精神的にしんどかった時期っぽくて目つきとパフォーマンスがやばいやばい。しかも石井聰互監督のイメージ映像がオーバーレイでインサートされたりして、この虚ろな目の大江慎也が拡大されて空中を舞ってたりするのが夢に出てきそうで怖い。

口パクなのか後からアフレコなのか、口の動きやマイクの位置と音声が全然あってないよ!てな箇所も多々あったり、いきなり大江慎也が消えて花田裕之がボーカル取ったりと怪しいライブビデオではありますが、今でもDVDなかなか手に入らないのでとりあえず観れるのは嬉しい。

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↑ この巨大なボックス・セット買わないとParanoiac Liveは見れないっぽい。アマゾンの中古価格が最安で66,500円。。。

ROXANNE、「Burning throught the Night」アルバムを入手 2017年05月10日


↑ もう少しで30年。リイシューまったくなし!マカロシャダ!

80年代末から90年代にかけてメタルを聴いてた人や映画が好きだった人は覚えているでしょうか?映画実写版「孔雀王」を。

最近この映画の主題歌となっていたROXANNEというバンドの「Burning Thought The Night」のアルバムの音源をやっと手に入れることができました。

このROXANNEはアルバムは一枚しか残していなく、アメリカで先にバンド名の「Roxanne」を冠したアルバムをリリースしていて、その後に日本の「孔雀王」の映画用に主題歌・挿入歌である「Burning Through The Night」と「My Way」を録音してもともとのアルバムから「Not The Same」という曲と、Wild Cherryのディスコチューン「Play That Funky Music」のカバー(当時のメタルバンドでは異色のカバー曲セレクトですな)をけずってこの2曲を収録し、アルバムタイトルも孔雀王主題歌「Burning Through The Night」に変えられて日本で再度リリースされた。


↑ 映画「孔雀王」トレーラー。マカロシャダ!

映画公開当時、フジテレビと香港ゴールデンハーベストの共同制作でテレビでも結構露出が多く、結構この「Burning〜」をよく聞いた。当時中学生だった僕はこの曲をよく覚えている。Bon Jovi や Madonna あたりなんかと並んで自分の中での洋楽事始めだったように思う。当時レンタルCD屋で借りてよく聞いていた。

それからゆうに25年ぐらいは忘却の彼方に追いやられていたが、ふと思い出し聞き直してみたいと思ってオンライン販売やCDのリイシューなどを探してみたがほっとんど情報がない。何かで読んだがバンドはこれをリリースした以降はマネジメントだかレーベルだかのサポートを全く得られずにバンド運営に苦心してそのまま解散してしまったようで、たぶん大人の契約ごとに阻まれて作品のリイシューも長期間ないままだったらしい。

2008年にはアメリカでリリースされていたバージョンのアルバムがやっとリリースされていたみたいだが、孔雀王の「Burning〜」は収録されず。たぶんこの曲は日本側で映画のオープニングを飾る外タレの本格的なハードロックを演出するために誰かに典型的なパワーメタル・ハードロックな曲をかかせて買い取り、これを演奏してくれるアメリカのバンドを探して権利を安く買い叩いたんでしょう。実際に音源聞くとアメリカ版のアルバムに収録された曲と日本版に追加された2曲はあきらかに毛色が違っております。

そしてこの日本版に収録されている2曲は権利は日本側にあるでしょうから海外からのリイシューの呼びかけがあってもなかなか実現しないということなんでしょう。

そんな僕の邪推による事情がありつつも、日本版に入ってる2曲に関してはやはりなかなかの出来で当時のLAメタルの音を体現しております。アメリカ版のほうの音源は展開が地味な曲が多く印象に残らない感じで確かにこれだけだと売れるのには苦労するだろうなーという印象のアルバム。

個人的には涙の懐かし盤ですが、日本版の2曲以外はあまり大したことがない、ヤフオクでもebayでも高値取引横行中の迷盤です。

「孔雀王」オリジナル・サウンドトラック
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↑ 孔雀王サントラ! マカロシャダ!