トヤマロード

10日にダムダム団とBelly Tree the Distortionが富山でライブをするというので、出向いて参りました。

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大阪〜富山の交通手段、これが当方、金がないので親父と共同購入したハーレー(FLSTC)にて高速道路を使用しない下道爆進ロード!意気揚々と出発したものの、これが辛いのなんのって、、、。

とにかく深夜2時から出発したのですが、車が少なくて気持ちいいのは出発後30分だけ。

大阪 -国道1号- 京都 – 滋賀 -湖西161号線- 敦賀 -国道8号 -富山

というコースをとっていたため、ほとんどが水の脇を通る道路。6月といえど、とにかく夜は寒い。そして山間部の朝霧。念のため持ってきたフリース、カッパをがっちり着込んで寒さ対策。しかし、それでも走り出すと寒い。ずっと「なんでや??」と考えていたが、走行中に左手で鼻を拭いていた時に、ジェットヘル(スクリーン付き)からはみ出してる下あごにあたる走行風が寒さの原因と判明。持ってきたタオルを顔下半分に巻いて完全防備。これでなんとか寒さは克服。さあいざ富山と気をとりなおす。

ところが、湖西線を終えるところで、鹿が交通事故で脳みそを垂れ流して道路の真ん中でぶっ倒れてるのを見かけ、さらに敦賀からの国道8号、海岸沿いの国道はドライブイン、モーテル、ラブホテルなどの廃墟のやま。進めば進むほど死のイメージが増すロンリーツーリング。しかも渋滞を避けて深夜に出発したというのに、朝8時を過ぎても道路はいっこうに混む様子がなく、「北陸はゴーストタウンか??」と疲労困憊のワイは独りブツブツ言いながら富山駅へ。

富山到着は朝10時。

ライブ開始は17時。参ったの〜。7時間どないして時間をつぶすかと考えていたが、とりあえず金がないので公園にてバイクの上で寝転がって2,3時間仮眠。アメリカンはホイールベースも長く、バイクの上で寝れるので助かりました。起床後、公園で子供と遊ぶミニスカの若奥さんをしばし眺めた後、団長に連絡を取る。リハしてるところも見させて頂きました。

とにかくリハからぶっとばすダムダム団を見て「ああ、やっぱ信用できる」となんだかわからない確認をした後、本番スタート。今回はダムダム団のトヤマロードの過酷さが募ったライブであったろうと思うが、しかし、ベース加入後の初見のライブというのと、Dr.Z導入後の初見が重なって新鮮さがかなりあって面白かった。

そしてベリーツリーのライブ。新宿アシベで見たときよりも音がかなりしっかりした印象。出音のバランスも最高でした。そしてライブ終了後はすぐにバイクにまたがり一路大阪へ。これがまた大変で帰路は所要11時間でございました。行きしに見た廃墟などをデジカメに納めて帰ろうと考えてましたが、疲労の波に飲み込まれ、それどころではなく、とにかく家に、家に、早く、早く、、、、。

そして帰宅後、ビール一本で床の上でぶっ倒れ就寝。今日は昼からぐびなま2本あけてもうろうとしております。来月からは世界を放浪する廃人としてがんばります。