USBメモリ遅い、USB外付けSSDを購入 2020年09月14日

+USB+

仕事で使ったUSBメモリの転送速度がすごく遅くて「あれ?USB3.0の転送速度ってこんなもんだったっけ?」と思い、改めてUSBの転送速度を再確認。


USB1.1 : 12Mbps (1.5MBps)
USB2.0 : 480Mbps (60MBps)
USB3.0 : 5Gbps (625MBps) > USB3.2Gen1
USB3.1Gen1 : 5Gbps (625MBps)
USB3.1Gen2 : 10Gbps (1.25GBps) > USB3.2 Gen2
USB3.2 : 20Gbps (2.5GBps) > USB3.2 Gen2x2

Thunderbolt : 10Gbps (1.25GBps)
Thunderbolt2 : 20Gbs (2.5GBps)
Thunderbolt3 : 40Gbps (5GBps)

* bps = Bit/second, Bps = Byte/second と表記してます

で仕事でPCからUSBメモリにデータコピーしてても10Mbpsから20Mbpsしか出ない。コピーするデータは60GBもあるので絶望するわけですが、色々調べたらどうもUSB3.1 Gen2とかでもUSBメモリは大した速度が出ないっぽい。5Gbpsとか10GbpsとかUSBの規格で転送できるようになっててもたぶんメモリ自体のI/Oの速度で100Mbpsや200Mbpsぐらいが限度みたいな感じ。

USB3.0メモリの速度比較

仕事で使ったデータのコピー元のPCのUSBの口がUSB2.0だったのかもしれない。とはいえ、仕事やらプライベートでもそうだけど、大容量データのコピー待ちで何も出来ないというような状況は嫌なのでひとつぐらいはしっかりした転送速度のストレージを持っておきたい。

そうなると多分、M.2のSSDになるみたい。ちょっと前までは2.5インチのSATAインタフェースのSSDにエンクロージャ付けてUSB3.0接続とかのものが多かったけど、それでも500Mbpsぐらいしか出てなかった記憶。M.2のSSDならだいたい1Gbps出そう。

というわけで昼休みにフォーチュンに行って使えそうなM.2のUSBドライブを購入。で、900Gbps近く出ました。

でもせっかく2000Mbpsぐらい出るやつを買ったのに、2000MbpsはUSB3.2 Gen2x2の場合のみ出る速度らしく、Macbook Pro 2020でも2×2にはまだ対応しておらず1000Mbpsまでしか出ません。これならもうちょっと安い型番のものでも良かったかもしれん。

でもこれで30GB超えるVMイメージのコピーも全然楽になりました。


↑ この筐体ですが、金属製で屈強です。ただし結構熱を持ちます。

めんどくさいLANケーブル取り回しを経て有線接続。インターネットアクセス速度は倍に 2017年12月21日

LAN

自宅の光回線のルータからPCの置いてある机までやっとLANを引いて来た。CAT6ケーブルでちゃんと1000Mbpsで繋がって、有線でインターネットスピードテストしたら、それまで 50Mbps ぐらいだったのが 90Mbps ぐらいまで増えた。

もうこの10年ぐらい無線LANが当たり前になってしまって部屋の中にLANケーブルを引くということもなくなったけどやっぱりいいものですな。というか、やっぱりパフォーマンスのいいものを入れると周辺のものも性能をあげたくなります。

というわけでやはり次は無線LANアクセスポイントも 802.11ac のものを入れて 6.8Gbps ぐらいにしたいし、それが出来れば次は NAS を入れたいし、デスクトップPCも組みたくなってくるし、さらに LAN も 10Gbps にしたくなってくる。。。

金がいくらあっても足りないですな。。。

ウェスタンデジタルのMy Passport SSD 256GB 2017年08月20日

image

バンコクのiStudioにてWestern DigitalのMy Passport SSDという外付けSSDドライブを購入しました。256GBのもので価格が3,990バーツ。

いやー、とにかく小さくて使いやすい。今までもTranscendのUSB3.0/2.5インチHDDケースに128GBのSSDを装着して同じように使っていたけど圧倒的に軽くて小さい。

image

image

サイズ的にはこんなもんで手の中にすっぽり収まるサイズ感。そして軽い。付いてくるUSB-Cケーブルが結構しっかりしたケーブルなのでケーブルの硬さに本体重量が負けるレベルです。Western Digitalのサイトに本体重量書いてなかったから自分のキッチンスケールで量ってみると、SSD本体は40g、USB-Cケーブルが20gでした。

で、とりあえず僕の持ってるMacbook Pro without Touch-bar 2016モデルの内蔵SSDのスピードとTranscendのケースに入れたSSDのスピードとMy Passport SSDのスピードをテストします。

まず Transcend。まあUSB接続のSSDなんでHDDよりかはよっぽど速いけど、まあこんなもんかぐらいの感じですな。


↑ TranscendのHDDケースでのSSD

そしてMy Passport SSD。USB-Cで変換なしで繋いでいるからUSB3.0で接続より速いのかな?それでもパッケージに書いてある515MB/sほどはどのスコアでも出ていない。


↑ My Passport SSDの計測値

そして驚愕の内蔵SSD。こちらのインタフェースはPCIeになってますが、桁違いのスコアですな。ウェブの記事を読んでても2016年モデル(2017年モデルもだと思いますが)はSSDのI/Oがかなり速いと評判。

新型MacBook ProのSSDの読み込み速度がすごい! – iPhone Mania

Touch Bar非搭載13インチMacBook ProのSSDは取り外し可能 – iPhone Mania


↑ 内蔵SSDの計測値。

内蔵SSDと比べるとそのパフォーマンスは遠く霞んでしまうんですが、My Passport SSDはこのサイズとこのパフォーマンスならとりあえず良し。自分は内蔵SSDの中で容量を食っているParallels DesktopのWindows10マシンのVMイメージを外部に移動させて内蔵SSDのスペースを開けたい、かつ移動したVMイメージはそのまま外部ストレージから起動させて使いたいという目的にはほぼ使える感じですな。この小ささのデバイス持ち歩くだけで外でもMacbook ProでWindows10も動かせるのでだいぶ安心しました。

電話機能はWhatsappとLINEとFB Messengerがあればいい 2016年06月15日

Facetime

今回の日本一時帰国、日本到着時はトーンモバイルのserversman SIMを使っていたけど、結局昼間の通信速度が遅くて遅くてGoogleのウェブ検索ですら重すぎて結果が返ってこないような状況に陥ることがありました。(もしかしたら通信量制限に引っかかったのかもしれないけど)

ServersMan SIM LTE:トーンモバイル株式会社

んで、タイから持ってきたSUGOI SIMを試してみるとこれがなかなか快適。ウェブ見て、Google Map見て、メッセンジャー使って、というような使い道ならなんら困ることはないような速度でありました。

日本国内専用トラベルSIM SUGOI SIM(すごいSIM)ホーム

彼女のiPhone5Sと自分のiPhone6S Plusで自宅は光回線のWiFiが飛んでいるのでYouTubeであろうがなんだろうが不満なし、SUGOI SIMで外出時もYouTubeなどの動画系はちとしんどいが上記に書いたウェブ、マップ、SNSの通信ぐらいは余裕でした。

すべての写真-1142 すべての写真-1141
↑ こちらServersman SIMのスピードテスト(左:関空到着時、右:自宅にて。DLだけ早くなった。。

すべての写真-1138
↑ こちらSUGOI SIMのスピードテスト。常時速度的には安定していた。

すべての写真-1139 すべての写真-1137
↑ LAWSONでのFree WiFiと関空のFree WiFi。どちらもちゃんと使える速度。

で、これらのSIMカードは電話での通話はできないものになりますが、今回、日本国内もそうだし、日本とタイの間でも基本LINEの音声通話や、Facebookメッセンジャーの音声通話をずっと使ってました。スマホを持たないじいさん、ばあさんとの通話は辛いが、SUGOI SIMでも全然これらの音声通話は問題なかったし、むしろ電話回線の通話音質より良いぐらい。国際電話の通話料なんかも気にする必要もないし、

Whatsapp
LINE
Facebook Messenger
Skype
Facetime

あたりがあればホント海外に出た際に電話番号自体はいらなくなりますな。どうしても電話番号が必要となればIP Phoneで050番号取得というところでしょうか。

というわけで、結局Serversman SIMは使いにくく、SUGOI SIMは以外と使える、という結果でございました。

Microsoft Azure Backup Toolでクラウドバックアップの実測 2015年11月28日

000

ちょっと仕事で話が出て来たので今までMicrosoft系ということで苦手意識があり、触ってなかったAzureを触ってみる。

見てみると、、ストレージなどの並びにRECOVERY SERVICES、バックアップコンテナーなんてメニューがある。

Microsoft Azure

Microsoft Azure 自習書シリーズの公開 – Microsoft Azure Japan Team Blog (ブログ) – Site Home – MSDN Blogs

Cloud Platform 関連コンテンツ | マイクロソフト クラウド プラットフォーム

MSの出してるマニュアルなども見てみるとオンプレミスのサーバーのデータバックアップをAzureで、というものがあり、MSがクライアントツールも用意しているようです。Azureの新しいアカウントを作成すると一ヶ月間200USDまでのクラウド使用料が試用分として無料で使えるらしいので一度テストしてみることに。

手順に関しては上のリンク先のMSの出してる自習書を見れば書いてあるのでその辺は端折るとして、バックアップのクライアントツールはWindows8や10にも対応してるので自宅のデスクトップ機にクライアントツールを入れて電子書籍などの保存フォルダ40GBをバックアップしてみることに。中身はだいたい50MB~100MBぐらいのファイルがいっぱい入ってるフォルダになります。

ちなみにこのWin10のデスクトップ機のざっくりとしたスペックは

Win10Pro
第三世代Intel i5
RAM 16GB
C:ドライブは120GBのSSD
D:ドライブは2.0TBでHDD

となっており、Azure Backupのクライアントを入れてバックアップ設定。Windows ServerのWindows Backupツールと似たようなインタフェースで扱いやすい。

バックアップの対象、バックアップ除外対象、保存する世代の設定、バックアップ通信の帯域設定なども可能。作業時間と作業時間外を指定してそれぞれ帯域設定可能。この作業時間は何時から何時と1時間単位設定が可能、作業日時も日曜ー土曜のように曜日で設定。

んでバックアップストレージを作成して土曜日の20:57にまず手動でバックアップスタート。で、結果。

2015/11/28 20:57 バックアップ開始
2015/11/29 17:45 バックアップ終了
総データ量:41,794MB
バックアップサーバーの物理配置:バンコク市内
バックアップ先ストレージリージョン:東南アジア
バックアップ使用回線:AIS Fibre DL/UL 15Mbps/5Mbps
所要時間:20:48 > 1248分(帯域制限などの設定はなし)

41,794/1248*60=
2009.3269
約2,009MB/h

というような結果。

ちなみにちゃんと他のPCやサーバーで別ロケーションからでもバックアップストレージ作成の際の証明書とバックアップ作成時のパスフレーズさえ揃っていれば簡単にファイルを取り出せるので中々扱いやすいです。