Rich DadのCashFlowゲームがAndroidタブレットで遊べる 2014年09月07日

Screenshot_2014-09-08-21-28-58

「金持ち父さん」シリーズの本を初めて読んだのはタイに来てから。ベストセラーになっただけあってタイの日本語本の古本屋でもいっぱい出回っていて20THBとか50THBとかで買うことが出来た。なんとなく読んでみたけど、それまで適当に働いて夜は酒のんでべろべろになって記憶無くしてウンコ漏らしてたりした自分の30歳を越えたタイミングにはちょうどいい刺激で自分の資産を増やしていくロジックが今まで見たことも聞いたこともなかったので目からウロコでした。

その中で出てくる、金持ち父さんシリーズのゲーム「CashFlow」。モノポリーみたいなボードゲームなんだがどんなゲームなのか試してみたかった。ただ、このゲームは街中で適当には売ってなくてシンガポールとかから輸入して買わなければならなかった。そして高い。当時(今もか?)80USD〜90USDぐらいしていたと思う。たかがボードゲームなんだが、ちょっと考えこんでしまうお値段なんです。

Check out the Rich Dad Suite of Apps and Games!

そんなこんなで試せずに居てましたが、知らないうちにiOS/Androidの両方でそのCashFlowゲームがアプリとしてリリースされておりました。なんかiPhoneには対応していないらしく、タブレットでしか遊べないらしい。なので僕はAndroidのNexus7でアプリ購入。96.58THBだから3USDぐらいか?

いやー、ホントにこれモノポリーっぽい。最初はすぐに一周出来てしまうラットレースという一般労働者の生活のカツカツで余裕がなくて同じ仕事、同じ生活を繰り返さざるを得ない行動サイクルを何周もしてベースになる資産を揃えてファーストトラックで倍々ゲーム!みたいな感じで、モノポリー好きな人なら楽しめそうだけど、金持ち父さんが教えたかったのはラットレースでの資産購入と、自分のポートフォリオの見極め、借金と資産とキャッシュフローを鉛筆ナメナメで自分で管理していくところじゃないのかなと思うがそこがコンピュータで全自動だとその実感が少ないように思うんだけど。。。それでも物件購入の際にはちゃんとキャッシュフロー見極めるために自分のバランスシートを眺めないといけない。面白い視点のゲームですな。

初めて「金持ち父さん」読んでしばらく経っていたけど、CashFlowゲームやって久しぶりに読み返してみるかな?という気分になって久しぶりに読み返してますが、久しぶりに基本原則をRemindするのもいい感じです。

ネットワーク・ビジネスを進めていたり、「金持ち父さん」が「倒産父さん」になったりとなんだかねえ、っていう部分も大いにありますが、ロジックはしっかり通っていていい本だとは思います。

ロバートキヨサキに学ぶ、金持ち父さんは倒産しても大丈夫…のカラクリ

金持ち父さん貧乏父さん
ロバート キヨサキ シャロン・レクター(公認会計士)
筑摩書房
売り上げランキング: 113

一時間でワインの専門家 2012年02月28日

Rolling Wine Cart at Mon Ami Gabi

最近、10年越しで初めてロバート・キヨサキの著作を読んでおります。ロバート・キヨサキというと、「金持ち父さん」シリーズのファイナンシャル関係の本で有名になった人。その中の「金持ち父さんのパワー投資術」に面白い記述が。

確かな筋からの情報というと、一つ思い出す話がある。私の友人でナパ・バンーにブドウ園を持っている人がいる。家族で三代にわたってそのブドウ園を経営するこの友人は、自分のところのワイン試飲ルームにやってきて、専門家を気取って知識を披露し、自分やそこで働く他の人たちを感心させようとする観光客にまつわるおもしろい話をいろいろしてくれる。ある時、彼はこう言った。「今、ひとかどの人間ならワインにも通じていなくては・・・と考える人がたくさんいる。ぼくらにとってはこれは好都合だ。ワイン通であることが大事と思う度合いが高ければ高いほど、より高いワインを売りつけるのが簡単だからね。実際のところ、飛び切り高いワインと、うちで作ったもっと安いワインに大した違いはないんだが」

種類によってワインに大きな違いがあるのかどうか聞くと、この友人はこう答えた。「ああ、違いはある。でもたいていの人は違いが本当にはわからない。ワインに関する限り、たいていの人はそのふりをしているだけだ。何か知っているようなふり、専門家だというふりをね。そのおかげでブドウ園は大儲けさ。舌が肥えているようなふりをするだけの似非専門家たちのおかげだよ。そういう人たちに、自分は頭がよくて洗練されていると思わせる事ができれば、より高いワインを買ってもらえる。産地や醸造年が違っても、ワインにはあまり変わりないのにね。。彼らのエゴをくすぐればくすぐるほど、高いワインが売れる。ワイン通を自称する人の大部分は、本気でワインの専門家になりたいと思っているわけじゃない。それよりも、次のディナーパーティの席上で友達に「ほお・・・」と感心してもらいたいだけなんだ」

「じゃ、きみはいいワインと悪いワインをどうやって見分けるんだい?」

「ワインを買うとき一番いいのは、自分においしく感じられて、値段も妥当に思えたら買うという方法だ。私は生まれた時からずっとワインビジネスに関わっているけれど、それでもワインの専門家だなんていうふりはしない。ワインに関する限り、本当に優れた専門家はとても少ない。だが、専門家を気取りながら、同じく専門家を気取るしろうとにワインを売りつける人はいくらでもいる。」

Continue reading “一時間でワインの専門家 2012年02月28日”