再インストールしたWindows10ではUpdateが当らず。。。 2015年11月06日

Project 365 #277: 041010 Cleaning Windows

先週徹夜でWindows10を再インストールしたSurface3ですが、今度はWindowsのアップデートがうまく当らないという不具合が。。。

MicrosoftはWindows10以降のWindowsをサービスとして提供するとして1回ひとつのハードでWindows10を買えばそれ以降はハードが壊れるまでサポートする、製品として最後のWindowsと言っているがMicrosoftのサイトにはしっかりWindows10のサポート期限が明記されている(2025年10月14日まで)のを見ると、これ以降もWindows11とかメジャーバージョンアップはあるけどWindows10のライセンスを持ってる人はAppleみたいに無料でバージョンアップを提供するということでしょう。

んで基本的にWindows10のWindows Updateはほぼ強制的。教育機関向けやエンタープライズ向けのエディションはアップデートを伸ばすことができるが無印やProあたりではほぼ強制的にアップデートがあたる。それは別にいいんだけど強制的に当たる割に、エラーで適用が完了しない時がうっとおしい。

1日に数回も「アップデートを適用して新機能が追加されます」という表示のあと、「なんらかの不具合でアップデートが適用できませんでした、後でまた適用を試みます」みたいなメッセージが表示される。うっとおしい。さらにはひとつのアップデートがあたらないおかげでこれ以降にリリースされるアップデートも当然当らないはず。こっちのほうが問題が大きい。

なのでどうにかしないと。

まず適用できないアップデートのサポート技術情報(アップデートの”KB~”で始まる番号のこと)を検索。そうすると。。。あ、同じ問題の人が結構居る。

Update loop KB3105210 – Microsoft Community

“Update loop KB3105210″、まさにこんな感じです。

というわけでこのフォーラムを読んでいくと、投稿者が試した方法は3つ。これでとりあえず解決したとのこと。

Control Panel\Troubleshooting\System & Security\Windows Update
コントロールパネル > トラブルシューティング > システムとセキュリティ > Windows Update

WindowsUpdateDiagnostic.diagcab
MicrosoftのサイトでダウンロードできるWindows Updateの問題解決ツール

Batch_File_to_Reset_Windows_Update (WUReset.bat).
どうもWindows Updateの履歴をリセットするBATファイルらしい

これよりもまず一度試したいのは、MicrosoftのサイトからKB3105210のサポート情報ページから該当のアップデートファイルを手作業でダウンロードして一旦PCに落とし、それを実行して適用が成功するかどうか?実行しましたが同じエラーで適用完了できず。

次はとりあえず一番簡単そうな1つめをトライ。単純にコントロールパネルのツールでWindows Updateの診断と問題解決を行う。裏側で何やってんのかはわからない。でも実行したら何か1つ「問題を解決しました」みたいなメッセージが表示されてたのでとりあえず再度KB3105210を実行。が、これまた同じエラーで適用できず。

次、2つめ。が、WindowsUpdateDiagnostic.diagcabをググって出てきたMicrosoftのサイトからこの実行ファイルをダウンロードして実行しようとしたがなぜかこのMicrosoftのサイトが開かない。。。ダメ、次。

3つめ。これもまた Batch_File_to_Reset_Windows_Update WUReset.bat をググってbatファイルをダウンロードできるURLを探す。出てきたのが

Fix Windows Update Problems Using Automatic Reset Script – AskVG

このBATファイルってMicrosoftで正式に配布してるファイルじゃないんや。。。だいじょぶかいな?と思ってたが、実際にBATの中身見てると大したこともしてないのでまあいいかと。STEP1のBATファイルの記述をコピーしてNotepadなどのテキストエディタに貼り付けしてWUReset.batというファイル名で保存。その後、そのファイルを右クリックから”管理者として実行”すればオーケー。Windows Updateの履歴は削除されるらしい。

結果、なんとかこれで適用できました。うっとおしい通知も出なくなったのでとりあえずめでたしめでたし。Windows Updateの履歴を削除したことが他に影響が出るかはわかりませんがとりあえず良しとします。

というわけで同じ現象でいろいろ対処法を探してる人向けに書いておきます。

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Nexus4のAndroid v4.4 Kitkatへのバージョンアップで地獄のboot loop 2013年11月22日

Android Kit Kat Desktop

とある平日の朝一、僕のNexus4にAndroid v4.4 KitkatのOTAアップデートの通知が表示されていた。Android端末なんで今はほとんどのデータがクラウドバックアップ状態だし、小一時間もあればバージョンアップは問題ないだろうと思って出勤前にアップデートのをかましてしまいました。

PCでもモバイルでも現行の使っている環境にアップデートの差分を当ててバージョンを上げるのは、サードパーティのアプリとの兼ね合いでバージョンアップ後に不安定になる可能性が高く、そうなったら原因を特定するのも時間がかかる。それなら最初から一度まっさらな状態に戻してバージョンアップし、アプリを入れ直す方がよっぽど早い。結局こう考えてOTAアップデートではなくfactory imageのflashという方法でやることに決めた。

GoogleのサイトからNexus4のfactory Imageをダウンロードしてまっさらの状態にFlashしようと思ってやってみた。

system imageをflashしてから後、再起動。

.
..

いくら待っても起動時のsplash画面が表示されたまま立ち上がってこない。ロゴがグリグリ動いてるのでフリーズしてるわけではないが一番最初のinitializeの処理の何処かでループになっている模様。しかし、Googleのfactory imageをfastbootでflashしてるだけなのでこれで問題が出るはずないんだけどなあ。。

20分待っても30分待っても起動してこないのでしょうがなく元のバージョンに戻そうとしたら今度は元のバージョンでも同じような状態に。。。ああ、会社行かないと。。でも携帯立ち上がらないし。。ああ、こんなタイミングでアップグレードなんかやり始めた自分に後悔。。とりあえずスペアに持っているGalaxy NexusにSIM入れ替えて会社へ。自分の家を出た直後にお客さんから電話がかかってくる。ああ、スペアの電話持っててよかった。。しかし、Nexus4どうしよう。。。

というわけで午前中は客先でなんともならず、昼飯を高速で食い終え作業に取り掛かった。

結局、factory imageを10回ぐらい入れ直しただろうか。。もうダメかと感じたときにふと、bootloaderのLock/Unlockで一旦内部ストレージのデータが消えてしまうことを思い出した。データが消えるということは内部データに対して何かのオペレーションを行ってるんだろう。というか、fastbootでのromのflashで立ち上がってこなければ、これと同等、もしくは下のレイヤーでやれることってこれぐらいしかないのであります。。。

というわけで、”fastboot oem unlock”を実行してbootloaderをlockedの状態にして再度unlockedにします。そしてまたfactory imageをflashして再起動。。。長いsplash screenの後になんとかAndroidの言語選択画面が!!!

長かった。。。というわけで、Galaxy Nexusでboot時に起動ロゴでloopが起こる際は一度bootloaderのlock/unlockをお試しください。それで治るかもしれません。。