Copyfeed、iOS機器のクリップボード管理アプリ 2016年05月12日

organizational heaven

iPhone、iPadのそれぞれにクリップボード管理のアプリを入れてみた。”Copyfeed”はクリップボード系の代表的なアプリで結構前から有名らしい。

ホントはiPadのスライドオーバーでクリップボード履歴一覧が出てきて、それを選びつつテキスト入力ができればいいと思ったが、今のiOS9ではバックグラウンドのアプリが自動的にクリップボードのデータを取得することはできないし、iPhoneではスプリットビューやスライドオーバーはサポートされてない。

なのでiPhoneとiPadのどちらもサポートできるようにウィジェットにアプリを表示させて、ウィジェット画面をスワイプで表示し、ウィジェットがリフレッシュされるその時のクリップボードデータをアプリが取得するようになっている。使う際はウィジェットの項目をタップして必要なデータを再度クリップボードに取り込めるようにしてるもの。

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使い勝手に関してはスライドオーバーとほとんど変わらんからいいんだけど、このウィジェット方式でもクリップボードをバックグラウンドで監視して、新しいデータがクリップボードにコピーされた時に自動的に取り込んでおくという機能はOS側から制限されているようで、あくまでこのアプリがクリップボードのデータを取得できるのはウィジェットを開いたときだけ。ユーザーのアクションが伴わないアプリの動きを認めてないんですな。セキュリティ的には正解かもしれんけどめんどくさいぜ。

コピー”A” → コピー”B” → ウィジェット開く、としたときはこのアプリが取り込めるのは”B”のみという残念な仕様。それでも使うのならちょっとこの辺を考慮した使い方が要求される。

とはいえクリップボード履歴ツールがモバイルにあると何かと便利でいいですな。しばらくこれで使っていきます。。

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iPadのスライドオーバー、スプリットビューに対応してるYouTubeが超快適で堕落する 2016年05月07日

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つい先日、GoogleのChromeもYouTubeもそれぞれのアプリがiPadのSlide OverやSplit Viewに対応した模様でiPad上の画面二分割状態でYoutube動画やChromeでいろいろ検索することができるようになっております。

速報:iOS 9で iPadが画面分割マルチタスク対応。要 iPad Air 2以降

いやー、ながらYoutubeがiPadでできるようになったっていうのは危険だわ。これ、やり始めるとずーっとグダグダしてしまうダメ人間製造機ですな。普段タブレットの画面ではなぜかあまり複数ウィンドウで見ようとは思わないが、ちょっと何か調べたいと思ったときにも今のYouTubeの画面を離れずに作業ができるのはすごい。

最初にPCをTabletと融合させようとしたのはWindows 10でしたが、イマイチ操作性が悪く、僕は離れてしまった。が、その後追いかけてTabletをPCの使用用途に融合させようとしたiPadがWindows10のタブレットモードで特徴的だった画面二分割ビューを取り入れてて、それが結構安定して動いてくれて使いやすい。(まだまだ対応してるアプリが少ないのがネックだが)

というわけで、最近はWindows10がタブレットユーザーを奪ってしまう、というよりはiPadがPCユーザーを取り込んでしまう、というほうが可能性としては大きいかなと思うようになった。英語以外のIMEの使い勝手とかもうちょっと改善してほしい点もいっぱいあるんだけど、Windows10タブレットモードのもっさりした動作と不安定なところよりかは全然いいかと思います。

AndroidもWindows10もいろいろ触ったけど、やっぱり今はiOS機器が使いやすいですな。

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ATOK for iOS、というかiOSがBluetoothキーボードをサポートしてくれてなかった。。。 2016年05月02日

Laptop hack

タッチキーボードではATOK for iOS が非常に使いやすく、ほぼ完璧かなと思っていたのに、ATOK+Bluetoothキーボードの組み合わせではATOKがちゃんと動いてくれない。。。というかそもそもiOS自体がbluetoothキーボードでサードパーティーのIMEを使うことに対応できておらずBTキーボード接続時はiOS標準のIMEが使われてしまう模様。

せっかく、WindowsタブレットみたいにiPadのアプリも画面2分割にして同時に操作ができるマルチタスクまでできるようになったのにATOK使いつつBluetoothキーボード使って画面の表示領域をスクリーンのタッチキーボードから解放するということが不可能な模様。

Bluetoothキーボード使うなら、標準のIMEが必須になってしまうのは非常に痛いところ。このへん早めに直してほしいとウェブ上では方々からリクエストが上がっているが全然対応できていないのはあまりやる気がないからなのか??

iPad Proでアップル純正のキーボードを売りにするならこの辺もちゃんと直さないと結構つらいと思うんだが。。。

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なぜか紙印刷がストップできない。。。 2016年04月30日

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これまで幾度となくトライしてきた紙のドキュメントのデジタル化。出来てないことはない、ちゃんと必要なドキュメントはADFのスキャナやスマホのスキャンアプリなんかでデータ化して保存されてて、必要なときは必要な機器にデータ落として見ることができるので仕組みとしては問題ないですが、問題は利用する人間の方で、どうにもページ数の多いドキュメントは印刷して紙のものでないと頭に入ってこない。ページ数の多いdocxやpdfは開くとメモリの使用量が多いのかページ送っていくときに動きがもたつくし、ページ全体を見渡すのが大変だったりでどうにも読みにくいこと多々。(さすがにもらった紙をデータ化>再印刷、みたいなことはしないですが、データでもらったものでしっかり頭に入れておかないと、というようなものはやっぱり印刷)

で、机にこんなドキュメントの山であります。

これなんとかならんかな??奥の23インチのディスプレイを二分割して参照系、更新系の表示として使ったらMacbookの12インチディスプレイで見るよりかなり頭に入るようになったからよかったけど、これとて一回印刷したドキュメントを一度読んだ後にこうしてるのでもともとは印刷物をちゃんと読んだから頭に入るのかどうなのかわからない。

たださすがに300ページとかの設計書を持ち歩かないといけない事態になったらさすがにiPadがほしくなってくる。。ドキュメント作業する際に外でMacbook12インチの画面一つでは手狭で参照用ディスプレイが欲しい。紙はかさばる、重いで持ち歩きたくない。。。

そうすると今度は紙は減ってデバイスが増えていきます。。。堂々巡りのような。。。

昭和の香りのするiPhoneのVHS Camcorderアプリ 2016年04月23日


↑ ちょっとテスト的に回してみましたが、まさに昔のハンディビデオカメラ。

iPhoneのカメラの写真をオールドレンズ(ZeissのRFマウントレンズとかM42の昔のレンズとか)で撮った風に仕上げてくれるようなフィルタがないかな?と思ってiPhoneのAppStoreをいろいろ見てたら、別のものですが、こんなオールドなフィルタを見つけた。

VHS Camcorder on the App Store

iPhoneで撮った動画を80年代風なVHSビデオ映像にしてくれるフィルタアプリ。基本的には画像を劣化させるだけなので技術的にはそんなに難しくないとは思いますがアプリのアイコンからSplashScreen、そして実際に出来上がってくる動画の画質を見てるとなかなかのGJであります。

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↑ アプリアイコン

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↑ アプリ操作画面

FullSizeRender
↑ アプリ起動時に最初に表示されるSplash Screen。

すべての要素でイメージが統一されていてコンセプト明確、動画の質感もいいじゃないですか。高校生の頃大阪スポーツの三行広告から探した裏ビデオ業者で買った裏ビデオを思い出しました。色は褪せて、ダビングに次ぐダビングで画像は歪み、ノイズがじりじり走るのが僕ら昭和50年生まれの標準画質。

よくよく考えれば裏ビデオは特に酷かったけど、Bon Jovi 東京ドーム公演のTV放送を録画したテープとか、MTVで流れてたPVを編集しまくった多重ダビングテープとか、3倍モードで何回も上書きで録画した金曜ロードショー、日曜洋画劇場の映像とか、こんなんだったなあ。

ついでに言うとリングの貞子のビデオテープもこんな画質だったっけ?

昭和50年ぐらい〜昭和の終わり生まれがギリギリVHSビデオ画質にいろいろとトラウマやコンプレックスを持ってる世代じゃないでしょうか。そういう世代の同士にこのアプリを。