REUDO Bluetooth 折りたたみキーボード RBK-2000BTII

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前回の日本帰国時に買って来たものの中で帰国前からお目当てにしていたものがこれ、REUDOの折りたたみBluetoothキーボードでございます。帰国前にamazon.co.jpでポチリとやって実家に配送済み。帰国の際に実家で受け取ってくるだけでしたが、自分が購入した際の価格は9600円。キーボードの価格としてはべらぼうに高い。まあ、折りたたみができる携帯性とBluetoothでワイヤレスにすぐ連携させて携帯電話で文字入力ができるというのにそれだけの価値があるのかと言われると本当にぎりぎりのレベルでありました。(今見てみると、僕の買った英語101配列のRBK-2000BTIIが生産終了になって今度はRBK-2000BT3になっている。どこが変わってるのかはようわからんが基本的なところはほとんど一緒でしょう。amazon.co.jpでも新品の販売がなく中古での購入になるみたい。)

Amazon.co.jp : リュウド 折りたたみワイヤレスキーボード RBK-2000BTII

個人的には今持っているiPadとAndroid機のhtc heroで外出時、茶店などで文章作成などをしたくて購入した訳ですが、REUDOのページでもAndroidとの動作保証はまったく言及がなく、動作保証外となっている。そもそもAndroid機ではBluetoothキーボードのHIDというプロファイルには対応しておらず、エレコムから出てるBluetoothキーボードはSPPというプロファイルに対応したソフトウェアをAndroid機にインストールして使うような感じ。しかしこのSPP経由のキーボード、いろいろウェブを見ていると、キー入力の取りこぼしも多く、実質役に立たないとのレビューが多かった。なのでここはなんとかAndroidでもHIDで使用する方法はないものかといろいろ検索。そして思った通り、HIDプロファイルに対応したIMEを配布しているところがあった。

BlueKeyboard for Android

対応OSはAndroid2.0以上とのこと。自分のhtc heroはEzHeroというAndroid2.1ベースのカスタムROM、一応問題なさそう。とりあえずAndroidマーケットからソフトウェアをインストールして問題が発生しない事だけ確認。この段階でBluetoothキーボードもポチリ。

Android環境
htc hero(GSM)
EzHero(Android2.1ベース)
BlueKeyboard JP for Android 2.11

iPad環境
iPad WiFi 16GB
iOS 3.2.1

環境としては上記の2機種でかわりばんこに使ってる状態ですが、AndroidではBluetoothキーボードを使おうとするたびにキーボードのペアリングからやりなおさないと行けない状態になっており、ここに関して非常に不便。この部分が直ればなあと思っております。キー入力に関しては大体OK。というのもあまりに早すぎるキー入力だと漢字変換後の1文字などを取りこぼすことが何回か見られた。ただ、そこだけちょっと気をつければ使えるレベルと思われる。Androidのタッチスクリーン上での入力よりかははるかにストレスレスであります。

iPadとの組み合わせは今のところ文句なし、ただし、キー入力がスムースになると日本語変換の善し悪しが目立つようになってきますな。

多分、iPad、iPhoneとの組み合わせは現時点でもまったく問題なしであるが、自分としてはAndroidに期待して、BlueKeyboardのペアリング問題さえなんとかなればこれからもガンガン使っているけると思います。

Androidももっとパフォーマンスのいい機種なら全然問題なく使えるかもね。また、どんどん他のIMEもリリースされれば環境はもっとよくなっていくのに。

iPhoneのOS入れなおし。3Gでも少しは使えるように。

ここ数ヶ月、特にiPhone(3G)の動作がもったりしてきてて、アプリの立ち上げや画面のスクロール時なんかに2,3秒固まるなんてことが頻発していた。

なんで先月なんかもこのままiPhoneを使い続けるのはとてもストレスフルなんで4Gが出るのはわかってても3GSに変えようかとか、Androidはどうだろう?とかいろいろ検討を重ねておりました。ただ、他の人のiPhoneを見て、同じ3Gでも他の人の動作のほうが若干早い。少なくとも2,3秒固まる、という現象は自分のiPhoneほどは頻発していないように見えた。

となれば僕のiPhoneもなんとかすりゃもうちょと早くなるはずだと、とりあえずPCのようにOSのインストールのしなおしをしてみようと思い立ったのであります。

iPhoneソフトウェアリセット(JailBreakなし)

1. アプリケーションのバックアップ
iPhoneをiTunesに接続してiPhone単体でダウンロードしたアプリはすべてiTunes側へ移して置く。(通常通り接続して同期をかければ自動的にアプリはiTunesへ。)

2. 各アプリのデータバックアップ
これはアプリによってそれぞれあるでしょうから基本的にはマニュアルでやりました。

3. アドレス帳のバックアップ
iTunesからiPhoneの設定でアドレス帳をMS Outlookのアドレス帳と同期するようにして再度iPhoneの同期を行う。

4. 音楽データ・動画データのバックアップ
これは元データがiTunesにあるので全く問題なし。iPhoneのソフトウェアリセット後に同じプレイリストをしてやるなどで簡単にデータは復元できます。

5. SMS/MMSのデータバックアップ
これは簡単にネットで方法を調べてみたが、JailBreakしていないiPhoneでのバックアップ方法は見つけられなかった。とりえあず自分のiPhoneのSMS/MMSはしょうもないメッセージしかなかったのでデータが吹っ飛んでもOKとして無視した。

6. メールアカウントの設定控え
iPhoneのソフトウェアをリセットしてもメールデータには影響を与えないので問題ないが、アカウントの設定内容が飛んでしまうので、これは手動でメモしておく。

7. 写真のバックアップ
これはPCにつないで写真のフォルダの中のファイルをすべてPCの中に移して置くか、Picasaなどで同期してデータのバックアップを行っておく。

8. iPhoneをiTunesにつないでiPhoneの設定画面から「復元」を選択。

9. iPhoneOSが工場出荷時の状態にまで復元されるまでしばし待つ

10. 工場出荷時状態でiPhoneが立ち上がってきたら、バックアップからのデータの復元を選ばず(これを選ぶと動作の劇重を招いている要因のデータ、もしくはソフトウェア構成を再度iPhoneにインストールしてしまう可能性があるため)、iPhoneの新規セットアップを選ぶ。その際、iTunesとアプリケーション、およびアドレス帳の同期を行わないようにしておく。

11. アプリケーションの同期設定から、iTunesからiPhoneへ同期するアプリケーションを厳選、最小限のアプリケーションのみ同期させるようにする。また、アドレス帳の同期をMS Outlookと同期するようにする。

12. アプリとアドレス帳の同期が終われば、各アプリの再設定、メールアカウントの再設定を行って終了。

このセットアップを終えて試してみたところ、2,3秒のフリーズがぐっと少なくなった。お世辞にも早いとは言えないが、なんとか実用レベルに戻ってきたと感じれるぐらい。iPhone4も白は6月末の発売に生産が追いついていないみたいなので、とりあえずこのiPhone3Gでもうしばらくまってみることにするか。。。とは言っても6月21日にiOS4がリリースされるからまたすぐにOSの再インストールとなるのですが。。。

Yes, Dynabook!

iPadフィーバーのさなか、タニヤプラザのサンブックス(だったかな?日本語書籍の古本屋)にてアラン・ケイの論文集見っけ!

a book of Alan C. Kay

アップルのLisa, Macintosh, そしてiPhoneやiPadにつながるALTOやDynabook構想の論文が読めます。読めるはず。これから読みます。

しかし、70年代のコンピュータのエンジニアらしく野暮ったい髭がたまらんです。

150B。

2月のまとめ

さあ、飲酒運転違反から始まった2月ももう月末給料日。ブログの更新も思いっきりさぼってまいました。またも連日の飲みと風邪ひきで体がひいひい言うてます。

というわけで。。。

その1:Twitter
やっとTwitterの使い方がわかってきた。不特定多数とやるチャットみたいなもんですな。やっぱりiPhoneやらBlackBerryやらスマートフォンがないと面白さ半減でしょう。ライブ感はほかのインターネットサービスから比べりゃぴかいち。#Tagは2chの実況中継板のイメージだと思いますな。入力デバイスがもっと手軽になったということですな。

ちなみにPCやMacからでもブラウザでやるのではなくてTwitterクライアントをインストールすると数倍楽しく感じます。

その2:Evernote
これもiPhoneでずーっと使ってる。

小さい頃から何度も読み直したい、何度も見ることになるだろう本や雑誌は捨てずに取っておいた。インターネットの時代になって所有してなくてもなんでもPCの前に座って検索すりゃあ情報が出てくるようになってびっくらこい太。それでも外出時なんかのここぞ!というときにはインターネットにつなげるわけもなくインターネットの威力はPC前のみに限定されておりました。そこにiPhoneが登場。もう外出時でもなんでもとにかくインターネットと一緒であります。こうなると意外にもEDGEの遅さや検索の面倒臭さが俄然と目立ってきました。そしてそしてそこにEvernoteなんであります。

最後の部分、インターネット→必要/不必要の情報の山から検索、Evernote→必要な自分の書き留めた情報の中から検索。圧倒的に後者が使いやすい。しかもすべてのPCで取ったメモはすぐに同期されてiPhoneから閲覧可。この同期の手間の消滅も高得点。もうプライベートも仕事もここまで便利なツールがあると分けられません。すべての情報がここへ集中してしまう。これで情報を溜め込みすぎると今度いずれ別のツールへ時代が移行した時にその移行の手間が思いやられる。。。。しかし素晴らしくいいツールです。

その3:車
去年から英語圏の国への脱出を試みておりましたが、1年ほどの短いスパンではやはり欧米、なかなか難しいということがわかりましてちょっと腰を据えて準備を行おうということになりました。というわけでもうしばらくこっちに居る、ということであれば彼女の仕事や今住んでいるコンドの状況もありまして車が要るねという話になり、買おう!車!ということになりました。どうせトヨタ、ホンダあたりだと中古車として売って現金化するのも簡単、しかもタイは中古車価格が下がりにくいのもあるというのもあり、多分買うのはホンダのCITY。

Honda Malaysia:タイのサイトではいいのがなかった

一番安い部類の普及車の割に面構えが硬派でかっこいい!トヨタの丸っこい女性に平均的に受けそうな無難なデザインと比べてやっぱりワシはこっちですな。もう今週にでもいくつかショールーム回って手付金ってな感じですか。

ああ、疲れてきた。。。他にもタイ映画ロッファイファーマハーナトゥなどいろいろ書きたいこともありますが、疲れたので次の更新で。。。

プッシュメールの仕組み?

iPhoneでプッシュ通知をTurnOffすることを忘れて、GPRSの高額な請求が来てしまったことがやはりまだ心配になり、GPRSの使い放題で安いプランがないかと探していると、タイのtrueという(本来、タイではこのtrueがオフィシャルにiPhoneを販売している)キャリアのGPRS/EDGE使い放題のプランが月250Bであることを知る。新規に番号を取得するためのSIMカードの購入もプリペイドで49Bで買える。

というわけで早速SIM購入&GPRS使い放題もActivation。

trueはバンコクのビジネスエリアであれば今は大概3Gをキャッチできるので下手な無線LANに接続するよりも高速で携帯からネットへの常時接続環境をゲットできるわけでございます。

というわけで晴れてプッシュメールをOn。

うわー、と引いてしまうぐらいバッテリ消費が早い。どんどんゲージが減っていって、昨日の晩は酔っ払ってたので寝る前にACにつなげるを忘れたら、起きたときにはLowバッテリーで電源が落ちてました。とりあえずフェッチの間隔は15分ごとから1時間ごとに変更したけど変化あるだろうか。。。

ちなみにプッシュメールですが、以前からこの機能はどのようにして実現されているのか非常に気になっていた。日本では携帯電話にEmailアドレスがあり、メール着信とともにリアルタイムに電話まで配信される。しかし、海外ではこのような機能は標準ではなく、基本的には皆リアルタイムのメッセージのやりとりはSMSを使用している。Emailは基本的に自分が能動的にメールボックスをチェックしないと着信があるかどうかはわからない。

そういう状況でBlackBerryやiPhoneのプッシュメール機能が重宝されるわけですが、Emailの基本的な仕組みを知っている人間なら、どういう風にプッシュを実現するのかが非常に疑問に思うはず。

で調べてみると、結構いろいろある。。。
1. SMSを使うパターン(mopera U)
2. IMAP IDLEを使うパターン(NOKIAなど)
3. HTTPSを使うパターン(Microsoft Direct Push)
4. その他(BlackBerry、Push-IMAPなど)

mopera UのEmail通知はSMSを利用して行われているらしい。mopera Uのメールボックスにメールが届くとすぐに携帯電話にSMSで通知が送信されてそのSMSをトリガーに携帯電話側からメールサーバへアクセスする仕組みとのこと。この場合、後述するが、GPRS/EDGEや無線LAN越しに常時接続を行う必要がなく、バッテリーの持ちはかなりよくなるはず。

参考:mopera wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/Mopera

IMAPを使う場合は、IMAP4のIDLEという機能を使うとのこと。携帯電話はIMAPサーバとの接続を維持したままアイドル(待機)状態に入り、定期的にKeepAliveのやり取りを行う。なので携帯電話が定期的にパケットのやりとりを行うため、GPRS/EDGEの回線をつなぎっ放しもしくは定期的にオープンする必要があるためGPRS/EDGEのつなぎ放題プランが必要なのと、バッテリー消費が著しいことは容易に想像がつきます。

参考:Utilz: Nokia E61 IMAP IDLE http://www.utilz.jp/wiki/E61Imap4Idle

ただし、この仕様はSMSなど携帯電話のネットワークにしか存在しない機能を使用しないので携帯電話に限らず、IPネットワークで接続ができる機器すべてに対して実装できるはず。Appleの場合iPhoneは問題ないが、iPod touchは携帯電話の機能がないのでSMS式のプッシュメールは使えなくなる。。。

iPhoneでYahoo!のプッシュメールを設定するときに、認証エラーが出た際などにサーバ名が表示されるが、サーバ名の一部にimapという単語が使われているため、yahoo!やMobileMeのプッシュメールはこの方式と思う。ちなみにIMAPではさらにPush-IMAP(P-IMAP)という形式もあるが、調べてみるとPush-IMAPこそ、プッシュでメールデータを携帯電話まで届けることを考慮した規格のようで、IMAP IDLEはその一部、という記述がWikipediaにある。

参考:Push-IMAP – Wikipedia http://en.wikipedia.org/wiki/Push-IMAP
参考:Push e-mail – Wikipedia http://en.wikipedia.org/wiki/Push_e-mail

ちなみに僕の場合、Yahoo!のプッシュメールを設定しても全然プッシュ通知してくれない。いろいろテストを行っているが今のところ完全にフェッチ式でしかメールが読めない。うーん。

そして職場のメールサーバはExchangeで構築されているんですが、こちらのプッシュはしっかり動いている。ExchangeはHTTP/HTTPSの通信を使ってプッシュの機能を実現している。サーバと携帯電話の間の通信をHTTPSを使って暗号化し、メールのコンテンツの傍受を防ぐことができる。そういえばIMAPの場合は通知を受け取って、メールの内容を確認するときの通信は暗号化されていないんじゃなかろうか。企業ユースの場合は暗号化は必須だろうから、IMAPよりもこのMicrosoftのDirect Pushが
好まれるでしょうな。

参考:Utilz: Nokia E61 IMAP IDLE http://www.utilz.jp/wiki/E61Imap4Idle

しかし、もう、職場のメールはプッシュでなくてもいいんです。仕事を押し付けられるような感覚があってこのメールはフェッチでいい。。。しかもがんがんスパムがプッシュされてきております。

で、あとBlackBerryのBESの仕組みは結局わからず。

以上がプッシュに関して調べた結果。つまるところ、iPhoneではExchangeサーバであれ、Yahoo!メール、MobileMeであれ、バッテリ消費の激しさとGPRS/EDGEつなぎ放題が必須ということは変わらずです。GPRS/EDGEの契約は気をつけないと卒倒してしまうような金額が請求されるの本当に注意。。。

あ、あと僕の記述に間違い等あるようでしたら教えてくださーい。