Facetimeのビデオ通話って金かかるの? 2012年10月19日

facetime

iPhoneやiPadなどのiOSデバイスで使えるとても便利なFacetime。僕の場合バンコクに住んでいるので日本の大阪に居る両親などと話す際に顔が見えるので今年に入ってからちょくちょく使っていた。

しかし、2ヶ月目ぐらいで親から「Facetimeで電話回線の料金に追加チャージが発生していて、これが毎月となると嫌なのでFacetimeは止めるよ」と連絡が来た。??FacetimeってVoIP通信でパケット通信だけしか使わないんじゃないの?と思ってたのでいろいろ電話して経過を聞いてみたけど、どうもソフトバンクの店員がそう言うらしい。

んで、疑問に思いながらもいろいろ調べてみると、大体のサイトでWiFi使うから無料だよ、という意見と。。。

FaceTimeは使えるの? – SIM libre

iPhoneの顛末。FaceTimeアクティベーションへの道。SMSが送信できない。|もうちょっと、愛される人生にしてみよう。

まずはアクティベーションの際にSMSが送信されることは確定。しかし、前回アクティベーションした時にこんなメッセージ出なかったような気がするんだが。。

これで次回似たようなことがあっても最悪2通(FaceTimeとiMassegeそれぞれ)で済むはず。FaceTimeやiMassegeをオンにしていると電源を入れるたびに(注:スリープではなく電源)国際SMSを送信するようなので使わない人はiPhoneの設定を確認しておいたほうがいいかもしれません。

ドコモ回線で iPhone を使っている人はご用心。FaceTime や iMassege が勝手に国際SMSを送っているかもしれません – オレンヂ

なんだなんだ?ちょっとホントかどうかわからんけど、再起動するたびに国際SMSを送るのか?確かにSIM入れ替えた時ほぼ必ず再起動するので(日本のものと違い海外で買ったSIMフリーのiPhoneを使ってる場合、海外旅行などに出ると現地SIMを買って入れ替えて使う事が多い)、新しい番号を通知するのにタイミング的にはいいんかもしれない。しかしバックプロセスで勝手にSMS送るのってどうなんかねえ。

メールアドレスやApple IDではなく電話番号でFacetimeを使えるようにってのはApple的な配慮なんだろうと思う。今までの電話と同じようにiPhoneで、電話番号で呼び出してテレビ通話。しかし、VoIPの世界では端末の接続先アドレスはIPで判別するので電話番号とIPアドレスとのマッピングが必要。なのでAさんからBさんへ電話番号でFacetimeの呼び出しを行った場合、

AさんのiPhoneからSMSでBさんに通知し、BさんのiPhoneからIPアドレスをAさんのiPhoneに通知、AさんのiPhoneがそのIPアドレス宛にピアツーピアでVoIPを開始

AさんのiPhoneからBさんのiPhoneへFacetimeを開始すると、Appleの仲介サーバがBさんのiPhoneへSMS送信、BさんiPhoneはIPアドレスを仲介サーバへSMSで送信。その後仲介サーバがAさんiPhoneへIPアドレスを告知し、ピアツーピアでVoIP開始

このどちらかの処理が必要になるんですかね。なんで少なくとも受信側(上記Bさん)は毎回IPアドレスの通知のためにSMS送信が必要になって、知らない間に料金が加算される?下の例の場合だとAさんもBさんもSMSチャージが発生します。

FaceTime use an Apple implementation of Peer-to-peer VOIP, so and SMS is sent to the other phone in order to request its IP address and establish the p2p connection. (I know this because i work for a SmartGrid company and that is the same way that Smart meter initiates theirs calls).

So in some cases an international SMS charge will apply (since those are not included on some SMS packages), but I still think it is a pretty good deal.

Facetime Free with International Calls – MacRumors Forums

MacRumorsのForumでも上記のような記載が。ただ、Appleの公式アナウンスじゃないので信憑性はわかんないですけど。

というのも不思議なのはAppleの製品ってAPNS(Apple Push Notification Service)Notification Centerっていう仕様が実装されてて、プッシュ通知のためにApple IDと端末IDのひも付けをしてて、さらにはWiFiかモバイル通信環境下では常にこのAPNSのサーバとセッションを張って無通信状態でもkeep aliveなどを使ってずっとセッションは維持しているものだと思っていた。だからApple IDと端末ID、当然IPネットワーク上でセッション張りっぱなんでIPアドレスもわかる。そこに電話番号もひも付けてしまえばSMSなんて使わなくてもIPアドレスが取得できるんじゃないかと思うんだがなぜやらないんだろう?最初のアクティベーションの際のSMSってなんのため?最初の公表時にAPNS側の変更が間に合わなかった?しかし、いつまで経ってもSMSを使っているということを考えるとやっぱりSMSでないとダメな理由があるのか?

となればiPod touchやMacでは電話番号という要素は使えず、メールアドレスでしか個別認識ができないのだからiPhoneでもメールアドレスだけを登録して使えばいいや、と思って設定画面を見てみるんだけど電話番号の識別情報は無効にできないのね。。。

だから次に試してみたいのはiPhone同士でApple IDを使ってFacetime通話をしてみること。これなら追加チャージはかからないのでは?

必要以上に凝った造りのMac miniを新たに購入 2012年09月02日

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今年に入ってから調子が悪く、数回OSのインストールをし直していたが、ずーっと調子が悪いMac miniの再インストールを先週末しようと思っていた。んで実際作業に取り掛かり、iTunesの音楽データ、iPhotoの写真データを外付けHDDにコピーしようとすると読み出しエラーが出てコピーが出来ない。なんかとても危うい状況。2009年初期のMac miniを開腹してHDDを取り出し、空いている外付けHDD2.5″を取り付けてから再度OSインストール。ところがこれが途中でエラーが出たり、エラーがなく正常に終わったかのように再起動し、さあ!と思っているとまた再インストールの最初のステップに戻っていたり、あげくの果てにインストールが何時間たっても終わらない状況となり、あまりにうっとおしいので新規にMac miniを買ってしまった。

ホント言うとMacBookProあたりが欲しかったが、7月の日本帰国、8月のインド旅行があったので貯金額が少なく、MacBookProはちょっと手が出ず、Mac miniを買うことにした。購入はいつもお世話になってるカシコーン銀行のクレジットカードで10回無金利分割払い。ラマ3セントラルのPowerBuyではこのカシコーン銀行のカードを使うことで3%の割引があるとのことでこちらで決定。ついでにタイ+英語のBluetoothワイヤレスキーボードも。

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付属品は電源ケーブルとHDMI-DVI変換アダプタ、薄いマニュアルのみ。OSのインストールディスクすら入っていない。インストールイメージは内蔵HDDにあるリカバリ領域を立ちあげてAppStoreからWiFiや有線LAN経由でダウンロードしてからインストールする仕組み。あくまで使用環境としてインターネットを完全に前提として設計されております。

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しかし、2009年のMac miniと比べると面積は大きくなっているものの、高さは2/3程度になっていて本体に電源ユニットが内蔵されているので電源ケーブルにBrickがついていない。これがとてもスマートで電源ケーブルも軽い。筺体は底面、背面、天面のアップルマーク以外はアルミニウムのユニボディで、WiFiのアンテナなんかなんと底面に設置されテーブルトップに接するような形になる。うちの机はスチールのごつい机だったが問題なくWiFiは使えた。

しかし、ifixitのバラシ画像を見てもわかるんだけど、この筐体ユニボディの名前の通り筺体自体は一体型でバラすことができない。通常このようなお弁当箱サイズの筐体だと蓋状の天面がパカっと外れて中のユニット俯瞰できるように作ると思われるが(でないとメンテナンス性が悪い)、このMac miniはバラす時、なんと中身のユニットを背面の方からずっぽりと抜き出して取り出す。底面は円形のスライド式の蓋があるだけでほとんど中身を取り出すことができない。この背面のスペース、わずか高さ3.6cmほどと幅19.7cmであります。ハメコミ筺体と限られた省スペースをトコトンまで使い尽くした2009年モデルでもメンテナンス性は悪いと言われていたが多分この2011年モデルはそれ以上だと思う。いやー、このデザインすごいなあ。執念のデザインですな。少なくとも効率姓だけを追求してるとこういう構成には絶対にならないと思う、それぐらいの驚きのデザイン。ウェブや雑誌ですでに知っていたことだが、改めて手にしてみるとやっぱりびっくりする。こういうの、好き、という訳でもないけどアップルの製品のおもしろいところだと思う。

PlainTextとdropboxでメモ同期 2012年08月27日

Textmate

仕事では秀丸でガンガンメモを取ります。打ち合わせのメモ、議事録、デスクで一人で仕事してる時も一日のやらないといけないタスク、作業終了済みのタスクなどのメモ、プライベートのメモ、このブログの下書きなどなど。iPhoneではPCを目の前で開くことができないときにメモを取ります。客先への移動中の車の中、昼飯時に屋台で飯食いながら、トイレの個室から。などなど。

なんでやっぱりPC開いた時もiPhoneで見るときも同じ内容が見れないとキツいのであります。メモ帳自体は特に高機能なものはまったく必要ないので最初はiPhone標準のメモアプリを使っていた。これもGmailのアカウントを登録しているとGmailに”Notes”というラベルがついて保存される。iPhoneでメモしたテキストをPCですぐにコピペして使えるのは非常に便利でよく使っていたが、そのうちにこの”Notes”ラベルのテキストデータがPC側で直接編集できないのが不便になってきた。

これをクリアするにはテキストファイルの保存先をdropboxの特定フォルダに決めてPCでもiPhoneでもそのフォルダを更新していけばいいはず。というわけでフリーソフトメインで(Windowsの秀丸は既にライセンス持ってるので除外)やってみました。

iPhone > PlainText
無料のテキストエディタ。シンプルで良い。これはdropboxでちゃんと自動的に同期取ってくれる。ただし、扱える文字コードがUTF-8のみっぽいので、今までのテキストファイルがある場合はKanjiTranslatorなどを使ってUTF-8に一括変換しておく。

PC > 秀丸
10年以上使ってるテキストエディタ。正直ここまで多機能でなくてもいいんだが既に手に馴染んでしまっているのでこれが一番いい。ライセンスは個人にライセンスされ、買った人が使用するPCには何台でもインストールすることができるのもいい。ファイル保存の際のデフォルトの文字コードをUTF-8としておく。

Mac > CotEditor
こちらはMac用のフリーのテキストエディタの中では評価が高いCotEditor。シンプルなウィンドウで使いやすい。こちらもデフォルトの文字コードをUTF-8としておく。

と、これだけ揃えれば基本的にはモバイルーPC間同期のメモシステムが完成。もうガンガンここに保存されているテキストファイルの数が増えていきます。しかし、最近はWindowsもフォルダ内のファイルの内容の検索も簡単になって使いやすくなってよかった。すぐにお目当てのメモファイルが見つかる。

WindowsでMac OSX LionのインストールDVDを焼く 2012年06月21日

Leopard DVD
↑ LionにはLeopardやSnow LeopardみたいにDVDでは売ってません。。

Macの調子が悪く、またまたOSの再インストールをしようと思ってたが調子の悪いMacでインストール用DVDを焼こうと思うとまた時間がかかったりしてイライラするのでWindowsで焼こうと思った。が、ディスクを焼くためにバックアップしておいたファイルはInstallESD.dmgというMacのディスクイメージファイルになっている。今までこのファイルをWindowsでDVDに焼いたことはない。どうやったら焼けるのか。。

「/Applications」フォルダにインストールされるOS X Lionのインストーラ「Install Mac OS X Lion.app」をFinderで表示。(つまり/Applications/Install Mac OS X Lion.app/)
コンテキストメニューから「パッケージの内容を表示」を選択
「SharedSupport」フォルダの中にある「InstallESD.dmg」を探す。これがOS X Lionの起動ディスクのディスクイメージ
「InstallESD.dmg」をデスクトップなどのどこか適当な場所にコピー
ディスクユーティリティを起動し、「ディスクを作成」ボタンを押す
「InstallESD.dmg」を選択し、再度ダイアログ上の「ディスクを作成」ボタンを押す
ドライブにDVD-Rを挿入して、数分するとピカピカのOS X Lion起動ディスクの出来上がり

OS X Lionの起動ディスクの作成方法 | ひとりぶろぐ

↑ちなみにApp Storeから購入後、InstallESD.dmgを使ってMacでインストールDVDを焼く手順は以上のようなもの。

僕はこの上記のInstallESD.dmgを他のディスクにコピーしてバックアップしておいたのであります。これをWindowsで焼くには?

1. Copy “InstallESD.dmg” from the “Install Mac OS X Lion.app\Contents\SharedSupport\” folder to your desktop.
“Install Mac OS X Lion.app\Contents\SharedSupport\”フォルダからInstallESD.dmgファイルをデスクトップなどにコピーする

2. Create a new folder on your desktop named “Lion”.
“Lion”という名前をつけてデスクトップに新しいフォルダを作成する

3. Open “InstallESD.dmg” on your desktop with 7-Zip.
7-zipで”Extract to InstallESD”などを選択してInstallESD.dmgファイルを開く

4. In 7-Zip navigate to the “\InstallMacOSX.pkg\” folder and copy “InstallESD.dmg” to the Lion folder you created on your desktop.
解凍されたフォルダの中の”\InstallMacOSX.pkg\”にInstallESD.dmgという元のファイルと同じ名前のファイルがあるので先ほど作成したLionフォルダにコピーする

5. Use UltraISO and burn the InstallESD.dmg located in the Lion folder directly to disc. You can alternatively use UltraISO to convert InstallESD.dmg to an ISO.
UltraISOを使ってこのファイルをDVDに焼くこともできるし、もしくはUltraISOでdmgファイルをisoファイルに変換することもできる

How to burn OSX Lion on a PC – Cape Cod Computer Specialists | Cape Cod Computer Specialists

上記のようにすればとりあえずWindowsでも問題なくインストールDVDを焼くことができます。ていうかisoファイルで保存しておいたほうがMacでもWindowsでもどちらでもDVD作ることができるので便利だと思われまする。

ISO CD DVD image creator, editor and ISZ DMG DAA UIF to ISO converter – UltraISO can extract/create/edit/convert CD and DVD image files directly, make bootable CDs and convert ISZ DMG DAA UIF to ISO.

Macが重い 2012年06月16日

Sad Mac

2009年に買ったMac miniが不調。

今まで全く問題なく使ってこれたのに、半年くらい前にDVDドライブがお亡くなりに。内蔵のスロットインドライブは修理や交換となると少々値が張るので、USBの外付けのDVD-Rドライブを買ってきて使っていた。ま、これは特に問題なし。

が、3ヶ月ぐらい前から、日本語入力の途中、Google Chromeの使用中などにマウスポインタがビーチボール状態でグルグル回ったまま、30秒以上アプリの動作が固まり、イライラしていた。OSまでは固まってないようで、フォーカスウィンドウの切り替えなどはできるが、肝心のアプリのウィンドウでは操作を受け付けず、応答が返ってくるまでの数十秒、じっと我慢の子で待たなくてはならない。

ひどい時にはiTunesで再生している音楽が途切れる。これが数回続くとイライラしてMacを壁に投げつけたくなるが、これもまたじっと我慢の子。

Macで作業中にずっとアクティビティモニタを立ちあげておいて、問題があったらすぐに確認してみるが、特にそのタイミングでCPUが100%になってたり、メモリの使用量が天井についてたりもしていない。

次はターミナル立ちあげて、

cd /var/log
tail -f system.log

これでエラーログが上がってきていないかチェック。チェック当初、いろいろiTunesやらGoogle Chromeやらエラーが上がってたものの、どうもIMKInputSessionsというプロセスから固まる際に同じくエラーが出力されているっぽい。これをネットで調べて見るわけですが、

ギランバレー症候群 « なんか:かんがえて-5

ほぼ同じ(ウィンドウフォーカスに反応がないと言ってるのは動作が違うが似たような感じじゃないかと思われ)現象で悩んでられるみたいだが、書かれている記事が2009年のもので、それ以降ほとんどこの情報がないので結局原因がわからず。でも2009年の記事ってことは多分OSはLeopardかSnow LeopardあたりだろうからメジャーバージョンアップもしてるLionでは根本的に原因も異なるかも。僕の場合OSの再インストールもすでに実施済みで再インストール後すぐはこの問題も解決されていたが、1ヶ月ほどで再発。未だに原因わからず。

しかし、こんなんが続くとMac使う気が失せるなあ。個人的にはWindows 7 を結構気に入っているのでメインマシンをまたWindowsに持ち変えるか?などといろいろ思案中。

同じような現象で困ってる方、情報交換しませんか?