スマートウォッチ黎明期? 2015年06月04日

WWDC 2012
“WWDC 2012 by Daniel Spiess, on Flickr”

Apple Watch、日本から友達が来るので買ってきてもらうかどうかで悩んでいるうちに欲しくなってバンコクで購入してしまった。AppleのWWDC(World Wide Developer Conference)が今月9日の早朝にあるわけですが、それでまた大きくApple Watchのソフトウェアが改善される可能性があるわけで、適当にTech系のサイトを見ても、Apple Watchネイティブアプリとか各種センサーへの3rdパーティアプリのアクセスの開放とかどんどんApple WatchアプリのSDKが整備されていく予感がします。

よくよく考えるともう遠い忘却のかなたに置き忘れた記憶でしたが、iPhoneの初代が出た時もユーザーは標準搭載以外のアプリを開発、インストールできるようにはなっておらず、スティーブ・ジョブズも時間稼ぎのために「アプリはWebアプリで開発しろ」なんて適当なことを言っておりました。なので初代iPhoneでは有志の方々がJailbreakツールをリリースしてiPhoneのソフトウェア上の制限を開放し、ユーザー側で勝手にアプリをインストールできるようにしてたのです。その後のバージョンのiOSではAppleからSDKがちゃんと提供されて、App Storeもオープン、ユーザーが晴れてネイティブアプリをインストールして使えるようになったもんです。

それと同じようなことが今年これからのApple Watchでも起こるんじゃないかと思ってそれなら今の制限ばかりの不便な状況のApple Watchにも触れておいてどれぐらい変わっていくのを見守ろうと思って購入しました。多分これから爆発的にアプリが増えていくんだと思います。

まあさすがにここでまたApple Watch 2 発表なんて悲しい出来事にはならないとは思いますので9日のWWDCを楽しみに待つようにします。

Macbook12″のForce Touchトラックパッド 2015年05月20日


↑ 音量を最大にして見ないとクリックの音が聞こえないと思います。。。

先週勢いで今年発売されたばかりのMacbook 12インチモデルを買ったわけですがこのプロダクトの目玉機能のひとつ、Force Touchトラックパッドのお話しです。

これ、感圧式トラックパッドになっていて指でトラックパッドを押す圧を感知してそれに対応したアクションをコンピュータが返すことができるようにする仕組みです。さらにこの感圧式トラックパッドを搭載するのに機械式のクリックが搭載できなかったのか、クリック感を出すためのTaptic Engineという機構が組み込まれていて、Taptic Engineがモーターのように動いて実際にはクリック機構はないのだが、指先にコツッ、コツッとした振動を感じさせる。

この擬似クリック感が面白いのと、さらにはこの2つの機構によって、トラックパッドを2段階に押し込める機能を実現している。軽く押し込んでコツッ、さらにグイと押し込んでコツッという感じで。

この2段階クリックにはいろいろ機能が割り当てられるみたい。Apple純正のアプリにはすでに機能が組み込まれていて例えばFinderのファイルのアイコン上だと最初のコツッで普通のクリックと同じくそのファイルを選択。そしてもう一段階押し込んでコツッでファイルのプレビューが画面上に大きく映しだされる。

Finderのファイルのアイコン下、ファイル名のところでやると最初のコツッで同じくそのファイルの選択、そしてもう一段押し込んでコツッでファイル名の変更になる。

Safari上だと最初のコツッでは何も起こらない(そのままドラッグしていけば文字の選択ができる)、もう一段階押し込んでコツッで、カーソルを置いてる単語の辞書引きが出来る。(通常Macの場合はOSに辞書が組み込まれていて調べたい単語上で三本指でトラックパッドをタップするか、もしくは単語を選択、右クリックの「調べる(?英語だとLookUp)」を選択すると該当単語の辞書の意味を表示してくれる)

というような感じでトラックパッドの機能が拡張されてるわけです。

Force Touchはこういうトラックパッドで2段階クリックを実現するだけの機能かと思っていたらどうもそうではなく、もっと細かく押下圧を検知できるようで、その機能を活かしたアプリはInkletというお絵かきアプリでトラックパッドを使って筆圧を綺麗に再現した絵をかける機能が実装されている。が、2015年05月20日現在はこの機能を実装してるのはこのアプリ1つだけっぽい。なんか他にこのForce Touchトラックパッドの感圧具合をうまく理解出来るアプリはないのかね?と考えていたところ、よく見たらFinderで上の動画のような動作が。

Finderをアイコンビューにしておいて、そのアイコン上で最初のコツッから2つめのコツッまでの間の圧力をアイコンの拡大具合でリアルタイムに表現していた。凄い芸が細かい。。。てか相変わらずここまでやって誰が喜ぶのか??と思えるこまい作りこみをしてます。

最近のAppleはデザインが??と思えるようなものが多い(今日発表されてたiPhone用のドック、あのデザインも超カッコ悪いと思います。。)が、こういう細かいわけのわかんない作りこみには興味を覚えるところであります。

勢い余ってMacbook12″を購入したが 2015年05月16日

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1週間ほど前に初めて見た時からその特殊な構造でめちゃくちゃ気になっていたんですが、知り合いがAppleの販売店であるiStudioで予約を入れていたが気変わりでキャンセルとなったMacbook12″シルバー256GBをつい買ってしまった。

とりあえず今使っているMacbook Air 13″がやはりでかくて重いので小さいものに変えたいなあと思っていた。MBA13″を買ったのもちょうど2年前だし、もうそろそろ買い替えてもいいかなあと考えていた。MBA13″を中古で売るにもだいたい1万7〜8000THBぐらいにはなりそうな予感。ならMBA11″かMB12″のどちらかを射程内において検討をしていてMBA11″にだいぶ傾いていたがMB12″の実物を見て勢いこちらに転んでしまった。

しかしこのMB12″、iStudioにもUSB-C関連のアクセサリは、USB-CとノーマルのUSBメスコネクタの変換ケーブル1種類しか入荷してない。なので当然バッテリ充電しながら周辺機器を使用するなどの作業もできないという生まれたてで環境が揃っていない問題が。

今まで使ってきたMBA13″用のThunderboltーEthernetアダプタもこのMB12″だと見事に使えずゴミとなります。使えません。ネットワーク屋稼業な自分としてはこういうことを考えるとやっぱりMBA11″を選ぶべきだったんだが、新しもん好きが高じて問題が。

さらにはどこのショップを回ってもMB12″が入るケースがない。ノートPCは基本的にケースなど要らないが持ち歩き時にカバンをどすんと床に置いてしまうこともあるのでクッション性のあるスリーブケースだけは欲しい。それすらもどこを探しても売っていない。これがないと仕事に持って出るのも心許ない。。。

というわけでこの土日のうちに代用品なりを探しだしてしまわないといけないので家の近くのセントラルラマ3に行ってきた。そしたら。。。

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こんなのがありました。490THB。10インチタブレット用のポリプロピレン製スリーブケース。一応最大11.6″までと書かれているので入るだろうと思って横のMac売り場でMB12″にあてがってみるとぴったりサイズ。購入決定。実際に家に帰って試しにMB12″を入れてみるとほぼぴったりサイズ。さすがに専用設計のケースほどフィットはしないものの、当初の目的の持ち歩き時のショック吸収には十分に役に立つと思われます。

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そしてこれは見つかるかどうか不安だったEthernetーUSBの変換アダプタですが、これもチャイナメーカーですがUgreenというブランドのUSB3.0x3 HUB+10/100 Ethernet変換アダプタを見つけて一安心。950THB。ちょっと高い。が、とりあえずはまあ入手できただけでもよしとしましょう。

一応USB3.0でHUBにもなるし、ドライバを別途インストールしないといけない手間があるがEthernetも使えるようになる。早速月曜日からLANケーブル接続しそうな作業があるワタクシなので急ぎ用意しとかないといけないのです。

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しかし改めてこうやってUSB-CからノーマルUSB変換アダプタを接続してその後LAN,USBハブを接続して眺めてみると、いくら薄く、コンパクトにすると言ってもこんなにアダプタを付けなければならないPCってホントにこれでいいのか???と自分でも疑問形が拭えないところではあります。まあ最悪このMB12″も気に入らなければ売り飛ばしてしまえばいいのだ。MBA13″とMB12″両方売り飛ばしてその金で2015の最新モデルのMBA11″という最終手段があるさと考えながらこのMB12″と向き合っております。

後、MB12″のいいところ。

キーボードのキーストロークの浅さは凄いですなー。これは新感覚。「これからのノートPCはこうなっていくからお前ら慣れとけよ!」みたいな感じなんだろうか?そしてこの薄さ、そしてこのタッチパッドでありますな。

感圧タッチパッドで2段階クリックがあるのが面白い。最初のクリックでクリック感が浅い感じがするのはやっぱりキーボードと同じく、本体を薄く作る故にこういうタッチになるのかなと思っていたが、グッとクリックを押し込んで2段階目のクリックで返ってくるフィードバックはノーマルなタッチパッドそのもの。よく出来てますわ。そして当然ながら今までの概念でありえなかった操作方法なんでApple純正のアプリ以外はこの機能には対応しておりません。これからこの2段階クリックに対応したサードパーティアプリが増えてくるでしょうからそこが楽しみであります。

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iPad miniのボリュームキーが効かないのは無償交換になったけど。。。 2015年03月14日

NYC - Apple Store, West 14th Street - Genius Bar

前回落とした時からiPad miniのボリュームダウンキーが効かなくなっていると思っていたが実際にはその前からおかしくなっていたのかもわからないし、傷も全く付いていないからアップルのショップに持ち込んだらちゃんと見てもらえるかな?と思って行ってみた。

スタッフがキーが効かないのを確かめた後、シリアルをアップルのサポートシステム(だと思う)に入力してすぐに「サービスセンターに持っていけばいい」とのこと。「持って行ってどうすればいいんだ?」と聞くと「無償交換できる」と。

お!無償で治るのか、そりゃあいい、と思って一旦自宅に帰り、iTunesでデータのバックアップ取ってからセントラルワールドの斜向かい、アマリンプラザへ。3階にiServeというサービスセンターがあって、そこで交換してくれるとのこと。行ってみるとシリアル調べた次の一言、「じゃあ、交換するから1週間待って」「1週間!」そんなに待つのかと思ってたらそれだけでなくどうも今の手持ちのiPadをその1週間預けないとダメらしい。仕事で使ってる人とか1週間預けるなんて納得できるんだろうか??

「1週間は長すぎるからなんとかしろ」と言うと「できない」の一点張りで話になんないので話の出来る人に変わってもらってもうちょっと話してみる

「タイに交換用の在庫がないから、シンガポールに故障品を送らないと行けない」
「客には1週間と言ってるがだいたい問題なければ3,4日で届く」
「別に旧機種だから在庫がないわけではなく新機種でも交換用在庫は1台もない」

などなど、ある程度理由やら聞き出して事情が解ってきたので「まあしょうがない、フリーの交換だし」ということで預けて来たが、こっちの従業員の説明の下手さはなんとかならんのだろうか?従業員本人の問題ではなく、多分本人の業務以外に必要のない情報はまったく教えてもらってないから、「どうにかしてくれ」と言ったって、他の方法を考える知識のバックヤードもないし、ただただ「できない」の返答しか返せない。毎回納得のいかない件については上の人を読んで事情を説明してもらわないとまともな説明が得れないのはホントにうんざりする。「俺は決められた通りの仕事をしている」と自信満々で平行線の会話を展開する従業員のメンタルもちょっとどうかと思うんだが、まあ、相手の立場に立った言動を優先してってのが普段から教えられてないんだろうからしょうがないのか。。。最初のショップの店員も知ってるんだろうから一言「交換は1週間ぐらいかかるよ」とか言ってくれると過度な期待をせずに良かったってのもあるんだけど。。

というわけで愚痴愚痴になってしまいましたが、いつもの通り最後まですんなりいかないタイのサービスセンターでした。。。

改めてMacBook Air 13″のバッテリ持ちに驚愕 2015年02月05日

Collaborate - create - share
“Collaborate – create – share by Anthony DiLaura, on Flickr”

久しぶりにちょっと疲れていたのでまたまた「真夜中のカーボーイ」が見たくなって自分のMacBook Air 13″でISOファイルから本編再生。ソファに寝っ転がりながら腹の上にPC置いて見ておりました。

相変わらずのJon Voightの不安げな顔を見ながらしみじみしておりまして、本編は滞りなく終了。「えがった、えがった、また明日から頑張ろう」と思ってMacの標準AppのDVD Playerを閉じました。

もともと再生前はバッテリ充電100%だったので余裕で映画一本分は持つなあと思っていたが、見終わってバッテリ残量見たらなんと70%!なんちゅうロングランバッテリー!僕のMacBook AirはMid2013モデルで購入も2013年の6月。ということはすでに1年半は毎日使い続けて来ているのにほとんどバッテリは劣化が見られず映画2時間再生しても残量70%という素晴らしい結果。

いやー、やっぱり今のMacBook Airは仕様的に超成熟ですな。これはやっぱり他のタブレットとか買うより今の11インチ、13インチがディスコンになる前にもう一台11インチで全部盛りを一台買っておくのが何よりベストチョイスですな。確信。

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↑ こんな映画、ブルーレイで見る意味があるんだろうか??