CentOS6.6のIPv6を無効化する手順を備忘録として 2015年12月03日

Internet/Networking/Web Technology/Installation

とある要件でCentOS6.6のNICのIPv6を無効化する必要が生じた。というより最初からIPv6の必要はなかったから無効化しておけばよかったんだけど。

んで、参考にしたのは以下のサイトあたり。


CentOS 6でIPv6を無効にするには « smilemark blog
CentOS 6 でも /etc/sysctl.d/ は使える(ipv6 無効化とか) – Qiita
CentOS 7でIPv6を無効化する | 俺的備忘録 〜なんかいろいろ〜

この辺のサイトを見ていたが、それぞれにIPv6の無効化の仕方が違う。で、最終的に無効化はできたんだけどその手順を備忘録としてメモしておきます 。無効化出来ていない場合、IPv6での接続要求などに変わらず応答してSESSION ESTABLISHEDになるのでnetstat -an で見てIPv6アドレスが表示&ESTABLISHEDなどになってる場合はやはりうまくいってない。

/etc/sysctl.conf に以下の設定を追加します。

net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1
net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 1

その後、再起動>入れてもダメ。

ハイ、次。以下を実施。

service ip6tables stop
chkconfig ip6tables off

現行のDaemonを落とすだけではダメ。

echo “install ipv6 /bin/true” >> /etc/modprobe.d/disable-ipv6.conf

vi /etc/sysconfig/network
NETWORKING=yes
NETWORKING_IPV6=no
HOSTNAME=centos
GATEWAY=192.168.1.1

NETWORKING_IPV6=no となっていることを確認。なければ追記する。

# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
EVICE=eth0
HWADDR=00:22:19:0C:87:B7
TYPE=Ethernet
UUID=706f5c09-52b0-4c40-a4c3-3aaa48a8508f
ONBOOT=yes
NM_CONTROLLED=yes
BOOTPROTO=static
IPADDR=192.168.1.2
NETMASK=255.255.255.0
GATEWAY=192.168.1.1
BROADCAST=192.168.1.255
IPV6INIT=no

IPV6INIT=no となっていることを確認。なければ追記する。

これを入れて再起動。。。ハイ。ifconfig の実行結果にもIPv6の情報は表示されないし、netstat -anでもIPv6でのConnectionは何も表示されなくなりました。とりあえずこれで大丈夫でしょう。

zabbix サーバー&エージェントインストール 2015年10月09日

My Day

久々に必要があってZabbixというLinuxベースのオープンソースのサーバーモニタリングツールであるzabbixをサーバーとエージェント両方のモジュールをインストール。

Zabbix – Wikipedia
↑ 後述するが、ある1台のマシンのCPU使用率、メモリ使用率、HDD使用率を見るくらいならSNMPとかでエージェントレスでも見れた模様。。。

v1.8.1を入れましたがインストール手順はだいたい以下で。

Zabbixのインストール(RPM編) | ZABBIX-JP

エージェントのインストールは至極簡単ですが、サーバー側のインストールが難しくはないものの、PHPやApache、DBとして使用するMySQLなどを別途手作業でインストールする必要があり、そちらの初期設定などZabbixのパッケージインストールとは別物なので少々時間がかかってめんどくさい。

Linuxのアプリケーションでも商用のものだとアプリケーションとともにだいたいDBが同時にインストールされて・・・なんてお手軽に作ってくれているものだから、たまにこういうオープンソースでインストールに手間のかかるものにあたると手間取る。

Zabbixのサーバー、エージェント、MySQLのインストール

yum install zabbix zabbix-agent zabbix-server zabbix-server-mysql zabbix-web zabbix-web-mysql
yum install mysql-server

から /etc/my.cnf の編集、DBサーバーの起動、zabbix用DBの作成、zabbix用DBユーザーの作成、スキーマのインポート などなど。ずーっとzabbix用DBユーザーの作成の権限設定でエラーが出続けるので結構迷ったが単純にprivilegesの綴を間違えて頂けでガックリ。。。zabbixサーバーのユーザーインタフェースになるHTTPサーバーはzabbixサーバーとともにインストールされているので( ← たぶん)そのまま http://own_zabbix_server_IP_Addr/zabbix を開く。そしたら今度はPHPの設定チェックが走り、エラーがある場合、php.iniファイルをviなどで手作業で直します。php.iniファイルを編集した後にはhttpdの再起動が必須。なのでhttpdの上で動いているウェブコンソールはチェックだけで修正までカバーしてくれてません。。。

ウェブコンソールの初期設定をすべて終わらせたら再度 /etc/zabbix/zabbix_server.conf でzabbixサーバーの設定。でもこれはウェブコンソールで設定した接続先DBの情報を手作業でconfファイルに書いてあげるぐらいの作業。

エージェントのほうは接続先のIPアドレスとサーバーのホスト名などを /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf に書いてあげるだけなので結構簡単。

これで基本的にはzabbixサーバー、エージェントともに立ち上がります。さらに今度はウェブコンソール側で再度監視対象としてzabbixエージェントのホストを登録して、どういった項目を監視するかを登録する必要があってsquidのプロキシサーバーを1台モニタさせようと思っただけなんだけどかなり時間がかかった。とりあえず簡単にSquid入れてるサーバーのCPU使用率とかメモリ使用量、ディスクの使用量を見たかったのでLinuxのモニタテンプレートを当てて設定完了。

最後はchkconfigで各サービスがサーバーの起動時に立ち上がるように設定されているかを確認しておくことですな。

後はSquidのログ解析ツールを入れて終了というところですがこれはまだ未完。