サワンナケートへ国際バスでビザ取り小旅行 2015年12月30日

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さてムクダハンくんだりまで来ているメインの目的、とりあえずのツーリストビザ取得になりますが、これはタイ国内で取得できるものではないので一度日本なり周辺国に出る必要があります。そこのタイ大使館なりタイ領事館で観光ビザを申請して受け取り、それを使用して再入国ということをやらんといけません。

事前に調べていたとおりムクダハンのバスターミナルから国際バスがサワンナケートまで通ってます。バスチケットは55THBだった。

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↑ ムクダハンのバスターミナル、チケット売り場。右の列がバンコク行きバスのチケットの列、左の列が国際バスのチケットの列。

ちゃんと早めに起きて朝7時から国際バスのチケットブースの前に並ぶ。月曜日で年末近いからか結構混んでた。んでバスは通路まで人をぎっしり搭載して出発。国際バスと言うと長距離のイメージになるかもしれないが、両都市のバスターミナルを結ぶだけなので実際に走ってる距離は10kmもないと思う。

ムクダハンーサワンナケートを結ぶタイ・ラオス第二友好橋のタイ側で一旦バスを降りてタイの出国手続き。そしてタイでもない、ラオスでもない橋の上を走るバスに再度乗り、ラオス側のブースでラオスの入国手続き。そしてまた今度はラオス側のバスに乗りターミナルまで。

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↑ サワンのバスターミナルを出て北上したところ。こんなゆるい交通状況。

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↑ 途中、こんな小洒落たcafeが。もうちゃんと営業してました。

サワンのターミナルではトゥックトゥックなどが声かけてくるが「いや、歩けるから」と断って北に歩く。10分ほど歩くとタイ領事館が左側に見えてくる。手前の代書屋で住所をメモ書きしてパスポートと一緒に手渡す。写真がなければ奥のめちゃくちゃ適当な写真ブースで写真を撮ってインクジェットプリンタとフォトペーパーで写真印刷をしてくれる。申請用写真印刷が100THB。

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んでPC上でなんか専用のアプリを使ってたみたいだが、代書屋が住所入力やパスポート番号を入力してプリンタから申請用紙が出てくるのでサインして終わり。申請書の代書が80THB。計180THBでパスポートだけの所持品ですぐに申請の準備をしてくれます。

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↑ 領事館に向かって左側が代書屋群。どこでやってもらってもいいと思います。

そして朝9時の受付までに入り口に列が出来てるのでそこに並ぶ。受付で書類提出と申請料1,000THBを渡し、キュー番号が書かれているレシートをもらって作業終了。受け取りは次の日の14:00。ただし、後で代書屋で聞くと「急ぐなら特別なルート通すと申請日にビザは受け取れるよ。」 と言っていた「あー、もう申請出しちゃったからねー」なんて言ってて結局その当日発行の場合の値段を聞き忘れた。

次の日はキュー番号のレシートだけ持っていけばビザ受け取りできます。ビザシール貼ったパスポートと1,000THBの領収書をもらう。ビザの記載事項に間違いがないかは窓口のすぐ横でちゃんと確認を。何か間違いがあればすぐに窓口に言って訂正なりをしてもらう必要があります。

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2015年の11月中旬からツーリストビザはマルチプルが新設されてダブルのビザが廃止されているとのこと。マルチプルは日本人は日本の大使館・領事館でしか取得できないようなのでタイ周辺国で取得できるツーリストビザは事実上シングルのみとなっている模様。とりあえず窓口や代書屋で「ダブル取れないか?」と聞いてみたけどやっぱり「No」しか帰ってこなかった。しかしサワンナケートまでの距離の往復などをこなして取得できる滞在ビザが60日(後に30日の延長がイミグレで可)ってのはちょっと割りに合わん気がしますな。

とりあえずこれでシングルのツーリストビザの取得は終了です。お疲れ様でした。今回のメインの目的は達成。後はバンコクまでの戻りがまたバスで長時間。。。

ナコンチャイエアのノンストップバスでムクダハンへ 2015年12月27日

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というわけで職場を退職してBビザの延長が1週間しかないので早々に観光ビザでも一回取ってくるしかない、ということでバンコクからバスでイサーンの東、ムクダハンに向かいました。

ムクダハンの東側を流れるメコン川の対岸にはラオスのサワンナケートがあり、市街地を数キロ北に行くと日本のODAで建てられたタイ・ラオス第二友好橋がかかっていてバスなどで簡単にラオス側に渡ることができる。

第2タイ=ラオス友好橋 – Wikipedia

ラオス側のサワンナケートではタイ領事館があってそこでツーリストビザやノンイミグラントビザを発行してくれるというので、今回は9年ぶりにサワンナケートを訪れて観光ビザを取得しようというもの。

前回のブログのエントリでネット経由でブッキング、ネットでクレジット決済、自宅でチケットプリントアウトしてナコンチャイエアのバスを利用します。

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クリスマス明けの26日の朝、モーチットバスターミナルのさらに北にあるナコンチャイエアのバスターミナルへ。個人的にモーチットの北バスターミナルが猛烈に嫌い(醜悪の塊と思う)なのでナコンチャイエアのバスターミナルはだいぶ綺麗と聞き、期待して行ったが、バスターミナルという不特定多数の人が利用する施設なのでどうしても薄汚さは出てしまうか。それでも北バスターミナルと比べると数段居心地がいい。

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バスは定刻キッチリに出発。いざイサーン、ムクダハンまで約600kmをひた走る。(1年に数度行く、彼女の実家があるヤソトンから北東に約100kmがムクダハン)

バスはちゃんと、というかガンガンにエアコンが効いている。隣に座ったタイ人はなんとダウンジャケットを着込んで寒さ対策。なんのためのエアコンだ?とタイ在住9年にして改めてこの超強力エアコンの意義を考える。

座席は2列-通路-2列だが足元は前の席の下にぐっと入り込んで結構足元広めのスペースがある。さらに座席前方には液晶ディスプレイが備わっていて映画や音楽が聞ける。僕はずっとバス前方カメラの映像を写してましたが。さらにはこのディスプレイ、モバイル充電用にUSBポートが付いていてちゃんと給電されてました。

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ただ、多分一般的なUSBポートだろうからUSB2.0の給電規格で0.5Aしか出てないものと思います。自分のNexus6はずっと「緩速充電中」の表示が。それでもスマホ操作中は充電パーセンテージはあがらないものの、操作に疲れて眠った時とか、操作してない時には地味にパーセンテージがあがり、結局ムクダハンに着くまでバッテリは切れることなく数十パーセントは充電されておりました。充電用USBケーブルをバスに乗り込む前に大きいかばんから出してポケットなどに忍ばせておくことを忘れずに。

しかし、ムクダハンまでの約600km、朝8時出発で最終的に到着したのが19時半。実に11時間半もバスに乗ってました。それはまだ良いにしても、キツかったのはまったく休憩なしのぶっとおし運転。運転手は途中10分ほどの停車を2回ほど行ってましたがその時も客は降りることはできず。トイレも社内にあるのでとにかく目的地までぶっとおし、座りっぱなし。ケツが痛くてたまんない!食事やお菓子がいろいろ出てきてサービスはそこそこいいのはわかるけど、どうにも休憩無しの行程に文句が出ないように餌でごまかされてる感が強くて嬉しいのやら悲しいのやら。。。

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↑ 今回食事にジェー(菜食)を選んでたのだが、出てきた食事を見て「うわ、貧乏臭っ!!」と思ってしまった。でも味はイケてた。

飛行機と一緒で長時間なんでトイレ行くときなどに行きやすいよう席は通路側がいいですな。夜は外の景色見えないし、昼は昼で日差しが強いので窓のカーテンほとんど閉めてるので景色はあんまり見えないです。。。

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↑ 着いた時にはこんな真っ暗。

個人旅行に慣れててもうっかりやってしまうドキュメント不備 2015年12月02日

この動画、人の動画ですが、家族四人でハワイ旅行に出ようとしてESTAという渡航に必要なドキュメント取得を忘れていておじゃんになったと言う話。

これ本当に悲しい。僕も二年ほど前に中国重慶に旅行に行こうとしてタイ人の彼女の観光ビザを取り忘れていて出国できなかった。結局二人共キャンセル。当然飛行機代、ホテル代はドブに捨てることとなりました。

中国重慶旅行。。。。失敗! 2013年12月03日

ツアー旅行ならこんなことはなく、旅行会社におまかせだけど、個人手配の旅行となるとホントこの辺だけは気をつけて置かなければならない。こんな基本的なポカをする人間はやはり僕だけではなかったとめっちゃ同情します。

僕の場合二人だったけど、こちらのカズさんは四人での旅行とのことでロストしたお金も結構なもんだと思います。これやっちゃうと数日は気持ち引きずってしまいますので頑張ってください。。

KasikornBankのK-Debit 7Purseカード 2015年06月19日

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7-11で見かけたタイのKasikorn銀行のキャッシュカード/デビットカードと7-11で買い物ができるプリペイドカードのSmartPurseが一体になったカード。「これ、もしかしてデビット機能で口座にある預金から7-11で買い物した時に引き落としてくれる?もうプリペイドのチャージの必要もなくなる?」と思って作りにいった。

ちょうど職場の給与振込みの関係で2年ぐらい前にKasikorn銀行の口座は持っていたのでそのキャッシュカードをこの7Purseカードに変更してもらった。

んで、銀行のお姉ちゃんの話によると、結局Debit機能と7Purse (SmartPurse) の機能は別々。7-11で買い物をして預金からDeductされるわけではない。銀行のお姉ちゃんらは「口座から勝手に引き落とされるなんてちょっと怖いよ、別々のほうが絶対いい!」みたいなことを言ってましたが。。なのでカード作った後に7-11に行ってカードのActivateとプリペイドでカードにお金をチャージしないといけない。要はkasikornbankのDebitカードに7-11のプリペイドカードのチップが入ったというだけ。

このカードに交換してカード代金は250THBかかった。よくよく考えるとちょっと無駄な出費だったかもしれない。ただ、もしメインバンクがKasikonの人はこのカードに交換すれば7-11のコインレスで買い物出来るカードをKasikornのキャッシュカードに統合できる。これでまた持ち歩くカードの枚数が一枚減るのであります。

インドビザ申請 at バンコク 2014年12月18日

India
“India by Peter Bihr, on Flickr”

来年1月のムンバイマラソンのためにインドビザ申請に行ってきました。行って、マラソン走って、寝て、帰る、のトンボ返りコースですが、それでもインドはビザが要る!日本人なのに!カンボジアみたい!似たような国か。。似てないか。

まあそれはいいとして2年ぶりにビザ申請しましたが久しぶりにめんどくさい手続きとなりました。今回申請したのはもちろんツーリストビザ。バンコクでインドビザを申請する日本人はまずは“india visa bangkok”とググって英語と格闘する必要があります。

まずインド大使館のVisa ServicesのGeneral Instructionsからスタートしてビザ申請用のオンラインフォームを入力しないといけない。Indian Visa Applicationへ。

General Instructions – Embassy of India,Bangkok – Thailand

Indian Visa Application

これの一番下のApply Onlineからフォームに入って必要事項を入力。この入力が結構大変です。辞書片手に格闘してください。僕の過去記事もご参考に。。

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↑ 写真付きのドキュメントのほう、一番下の※の付いている項目に記載が抜けていると突き返されたApplication Form。

Tourist Visa – Embassy of India,Bangkok – Thailand

そして在バンコクインド大使館のHPからTouristVisaのページ。このページ記載のNon Thai NationalsのDocument Requiredは、

・手書き用のVisa Application Form
これは結局最初のキューチケットをくれる係員がチェックした際に要らないと言われた。。。

・2″ x 2″ の顔写真2枚
この写真の規定がかなり細かいらしく、自分で用意していくよりもビザセンターの会場の後ろにある写真ブースで撮ってもらうほうが確実。隣で話をしていたタイ人女性が今までの他のドキュメントで使った写真の余りを何枚も持ちだしながら「これは使えるか?これは?」と何枚も見せていたが、すべて「マイダーイ ヵ」と返されていた。

・パスポートのコピー
写真ページを2枚、その他タイのビザのスタンプが押されているところ。僕は最初のタイのビザのスタンプ、最後のビザ延長した際のスタンプ、一番最後の入国の際のスタンプをコピーして持っていった。それで問題なかった模様。

・ホテルの予約票
Agodaで予約した予約表をプリントアウト

・エアチケット
オンラインで予約したチケットのeチケットをプリントアウト

・オンラインで登録した申請フォームのプリントアウト

これらを持って行きました。

インドビザセンター。朝9時に行ったけど長蛇の列。とりあえず並んで待ってたら申請のキューチケットを貰う前に係員がドキュメントチェック。オンライン入力したドキュメントをことさら細かくチェックしていて

「出国予定の空港の記載が抜けている」

と文句を言われ、

「じゃあ今書くよ」

というと

「ダメ、コンピュータでフォームから入力しなおし」
「え?じゃあオフィスに戻ってやらないといけないの?」
「ここのオフィスの後ろのほうで再入力の係員が居るからそいつらがやってくれる」

ということでビザセンターで入力の修正もしてくれます。ただし有料。

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僕の場合持って来ていない写真撮影に205THB、フォームの入力しなおしで175THBの380THB。ブラウザ開いてフォームに入力してプリントアウトするだけの仕事で175THB、約500円ちょい。結構ええ仕事ですな。どれだけ完璧に入力して持って来てもなんやかんや必ずいちゃもんつけられて修正させられたりして。。。

そして新しくプリントアウトしてくれたオンライン入力フォームと写真を持って再度同じ係員にチェックしてもらうと

「おい、滞在先ホテルの住所が抜けてる」
「え?また?!?」
「手で書け」

ここは手書きでいいのか。。。この区別がようわかりません。。しかもドキュメント手書きする時はタイでは一般的によく使われている青色ボールペンは不可だと言われるのでインドビザセンターに行く人は必ず黒色ボールペンを持っていくように。

そしてキューチケットを貰って順番を待つ。程なくして順番が来てドキュメント提出。特に問題なし。ビザ申請費は1140THB。これと先ほどの380THBでトータル1520THBもかかってるなあ。2年前のビザ申請がビザ申請490THBと写真250THBのトータル740THBとこの倍近い費用の開きは何??なんか値段設定怪しいんだけど。。

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とりあえずNon-Thai Nationalはビザ交付まで6−8日を要するとのことで12月30日ぐらいになる見込みとのこと。SMSでビザが下りたら連絡が来るのでビザセンターに出向いて受け取る。年末ギリギリまでパスポートを預けることになる。

というわけで手間は多いものの、だらだら待たされたりたらい回しにされたりなんてことはなく、イラつくようなことはなかったビザ申請でした。

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