ムンバイ紀行 その6 〜 街の景色は相変わらずずず黒い 2015年01月24日

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前回からムンバイ紀行としてまとめております。第6回。

さてマラソンも終わって一眠りし、起きたらすでに日が暮れていたという状態でした。。。明日は12:55の飛行機でバンコクに帰るのでほぼ観光はできず。。。とりあえず彼女におみやげでも買いに行くかと思ってGoogle Mapsで宿から歩いて2,3分ぐらいのところにスーパーマーケットが書かれていたので歩いていってみるものの存在せず。。インドは相変わらずGoogle Mapsでさえも精度が悪いな。。。もう一回外でGoogle Map見ようと思ったら今度はEDGEの通信が安定せず使えず。。。

もうあてもなく夜8時ぐらいのムンバイの街をボチボチと歩いておりました。

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そのうち、インドでしか買えない地場メーカーのAndroid携帯を買いに行こうと思って前日にウロウロした際に携帯電話屋が3,4軒ぐらい集まっている場所を確認していたのでその辺に歩いていって交渉してみたり。んでまたPLUSのカードが使えるATMを探して総当りで試してみたり(やっぱり2軒目で使えるATMにあたった。記載無しでも50%の確率ですな)。。。結局買いましたが。。。

その日はまたホテルの2軒隣のレストランでメシを食って就寝。

次の日朝早くに起きてまた周りを散策。

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インドの紅茶、チャイですな。インドではこうやって紅茶の葉を鍋でガンガン炊き出してミルクと砂糖をどっさり入れて濃厚で甘いミルクティーを湯気立てながら飲む。南国インドと言えど乾季の今の時期は朝晩はちょっと冷え込むので早朝のチャイは美味しい。12INR。

Mumbai town view 1

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Mumbai town view 5

月曜日だったので普通の通勤通学風景がありました。僕が泊まっていたホテルはCrowford Marketという果物とか野菜を扱う市場の横でしたが、この市場も観光客向けのものではないようで非常に地味〜な市場で一瞥しただけで出てきた。市場の周りは相変わらず路上生活者も多かった。まあ、地方からトラックに野菜やら果物やら積んで市場まで出てきて夜明けまで市場の前の駐車場で寝てただけの人かもしれませんが、かなり路上で寝てる人も多いので家のある人でもそうやって道路で一眠りってな行動に躊躇することもないのでしょう。

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ムンバイの街中はMULTI SUZUKIのタクシーが多い。コルカタではTATAのアンバサダーが多かった。こちらの写真はTATAアンバサダーです。

うーん、やっぱり時間がないから遠くには出かけられないな。。。適当に宿に戻って身支度してチェックアウトに。。。 つづく。

大阪の端っこのほうの冬景色 2014年12月08日

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2006年の7月に日本を出てから8年間、12月みたいな本格的な日本の冬に一時帰国するのは初めて。iPhoneの天気アプリで気温を見たって感覚的にどれぐらい寒いのかがわからない、思い出せない。

そして帰ってみて猛反省。寒いったらありゃしない。もう寒くて小便に布団から出るのも辛くてギリギリまで我慢したり、寒くて晩に風呂に入れないなど。前回も3月下旬に帰ってきた時に初日が一番寒くて、今回も初日が一番寒い。これ、初日は日本の寒さに体が慣れず、次の日から段々慣れてくるのか?という感じですな。

上の写真は家の近所の夕暮れ時の風景。日本の夜は静かですな。ピンと張り詰めた静けさがあってこれまたピーンと身を切る冷たい空気。そうだったなあ、日本の冬は寒くて寒くて独りって感じでした。久しぶりに大学生の時によくやってた深夜ドライブなんてのもしてみたいけど今実家にゃあ車もないし。

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実家のすぐちかくの丘の上にある仏舎利塔。生まれた時にはもうすでにあってこの仏塔の先っちょだけを丘の下から何十年も眺めていたがわけあって今回はじめてその全貌を見た。仏舎利って釈迦のお骨なんだけど、なんでそんなすごいものが大阪は寝屋川の名もない町にあるのか?未だに半信半疑なんだが昔だれかがインドから持ち帰ったとか持ち帰らないとか。

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近所を流れている寝屋川も子供の頃から比べればかなり水質が綺麗になった。カルガモが泳いでいたり。子供の頃はゴミだらけだったのう。地元の道路は年々無駄に綺麗になるが、川がちゃんと綺麗になるのはいいかもしれない。

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落ち葉だらけの公園の脇道。こういう景色を生で見るのは8年ぶり。いいもんですが寒い。たまらん。

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また夕暮れ時。冬場の夕暮れ時はやっぱいいねえ。寒いけど。バンコクでは一番涼しくなる(ちょうど今)乾季でも、晩窓開けてるとなんやかんや若い連中が飲みながら騒いでる声や車が爆音でルークトゥン(タイ演歌みたいなもん)を流してる車が通ったりぜんぜんしんみりもしなく常に隣に他人が居る感じが日本と違うのです。久しぶりに日本のしんみり感は悪くないなと思った次第。

ただ、やっぱ寒くて過ごしづらいのでもうこれから真冬の帰国は却下ですな。ヤダヤダ。

桜の国の散る中を 2014年03月29日


↑ 香里園の駅ホームから。

今回の日本への一時帰国は妹の結婚式があったからであります。

3月30日っていい時期にやるなあ、桜の満開の時期に合わせてスケジュールしてんのかな?などと思っていたんですわ。そしたら単純に4月1日から消費税が増税になるので駆け込みで式上げてしまえ!ってな理由らしいです。ああ、なるほど。かなり現実的な理由なのね。

それはさておき、実際に日本に帰って来て桜の花の咲く様子を眺めているとやっぱり心和むものがありますな。


↑ こちら東京は柴又、帝釈天裏の江戸川河川敷。

帰国当日の日ってめちゃくちゃ寒くて、あんまり気温を気にせずTシャツ一枚で帰ってきたアホな僕は空港の外に出た途端に「うわ、なんじゃこりゃ!はよバス乗ろ!」とバス乗り場に駆け込んだものの、たった10分前に行ってしまったバスが午前最後で次まで3時間も待たないといけないというなんという荒行。ジャスト20kgまで詰め込んだ馬鹿でかいスーツケース持って南海電車、地下鉄、京阪、タクシーと乗り継ぎながらなんとか実家の寝屋川まで帰ったのでした。


↑ 香里園駅前の街中にて。

その日は寝る前なんかもめっちゃ寒くて寝間着に着替えて布団に入るまでガタガタ震えながら駆け込んだんですが、次のお昼間から一変。お日様が登る頃には割とポカポカした陽気に溢れて結婚式に備えてシャツや靴などの買い物にスクーターで街をうろついていて目にする桜の花に見とれていたりしてました。


↑ こちらも香里園駅前の街中。

タイでは久しく忘れておりましたが、あの寂しく寒い冬が明けて、陽気と淡い柔らかな色彩で街を包む桜を眺めるこの感覚が日本人のソウルなんでしょう。個人的に割りかし天邪鬼で日本のカルチャーとか大嫌いなんですが、これには参った。ノックアウト。桜は綺麗だねえ。

というわけで約7年ぶりに目にする桜の花をしばし堪能しておりました。


↑ こちらも香里園駅ホームから。

ちなみにタイトルは桜に関連してふと思い出した友川かずきのアルバムタイトル/タイトル曲です。よくよく考えたらこのアルバム、僕はまだ聞いたことなかったんでした。Amazonでも廃盤で取り扱ってないですな。Youtubeに上がっていたので貼り付けてみますが、全然心和むようなものではありません。。。すごい曲ですが。。。

タイの田舎の市場の写真をいくつか 2014年01月24日

タイの田舎ネタも今回帰省分はこのネタで終了。タイの東北の街、ウボンラチャターニーから北西100kmに位置するヤソトンの市街地で撮影した写真数点です。

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↑ 人力サムロー。ヤソトンの中心地にある市場の前で駐車してました。

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市場で大量に売っているキンマのセット。上2枚がビンロウ、プルー(キンマの葉)、香りのある木(これはなんていうのか知らんなあ。。)、袋詰の石灰。

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タイのお菓子。色が毒々しい。ちなみに一番下のがまるで緑色の芋虫が袋詰にされているかのようなロートチョンというお菓子。最初見た時に「食い物でこの見た目は食欲無くすわ。。。」と100%拒否反応でしたが、今はおいしく頂きます。味というか食感というか、まあところてんみたいな感じかな。

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相変わらずのアジアの肉屋。肉どーん!モツどーん!おばはんどーん!てな感じでブロックで2,3kgまとめて買います。

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プラーソム。魚を酸っぱく漬けたもの。魚をもち米と塩で発行させる。馴れ寿司と一緒か。でもこちらのはタイの東北部。だから魚は淡水魚です。あ、鮒寿司も淡水魚か。

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タイのどこでも売っている味の素。大量に調味料を売っているお店で一番いい場所を押さえてました。

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乾燥唐辛子。ヘタなしの唐辛子が横でちゃんと売ってあるのになぜかヘタありの唐辛子を1kgも買って、その後自分が唐辛子のヘタ取りで泣かされました。そしてヘタ取り終了後がまんしてたオシッコでトイレに入った以降、その唐辛子触った手で触れたチンチンが2時間ほどずっとジンジン痛くて堪らなかったです。。。

以上でタイの田舎の市場写真を終わります。

タイの風景

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この写真は、現在住んでいるコンドミニアムのバルコニーから撮った写真。バンコクの端っこに住んでいるので東向きはビルも少なく、だだっ広いジャングル風景が連なっていく。日本と違ってタイの中部は山がまったくなく、のっぺりした平原。ちょっと高いビルやバンナートラートの高速道路に乗るとこんな景色が簡単に見れる。日本人にとって地平線というのはまずほとんど見る機会がないだろうから、僕も最初のころはかなり感慨深く見ていた。この前の虹の写真もそうだが、自然を感じることができるのであります。

とはいえ、まあ15秒ぐらいで飽きてしまうんですが。