中国重慶旅行。。。。失敗! 2013年12月03日

Flight from Bangalore to pUne
“Flight from Bangalore to pUne” photo by Swami Stream

タイの12月は割りと祝日の多い月になります。国王誕生日、憲法記念日、大晦日などで、これらがうまく週末の土日と被るとまとまった連休になって海外に遊びに行くのに適した環境が揃います。

それで今回、12月05日の国王誕生日と次の6日の金曜日をお休みして土日あわせて4日間でどこぞの海外に久しぶりに旅行しに行こうと思っておりました。そもそも数年前にアジア横断旅行やそれ以降タイに住んで居たりと見方によっちゃあアクティブに見えるかもしれませんが、基本的に出不精でインドア趣味に偏りがちな性格なんで、あまりインドアに傾きすぎないよう実家への帰省(日本一時帰国)以外に、年に一回ぐらいはどこかタイと日本以外の海外に旅行しようと考えてます。

2013年は実家に帰った以外海外に行ってないのでどこか行こうと思って最初南インドのチェンナイあたりを第一候補に検討してましたが4日しかないので飛行機のフライトスケジュールや料金などのバランスがうまく取れず、ちらっと見かけたAirAsiaの中国・重慶へのフライトが目に止まって結局、目立った観光名所はない重慶に「四川料理の食道楽ツアーかな」という感じで予定を決めました。当然タイ人の彼女の分もブッキング。

最近結構仕事が忙しくて旅行の準備があたふたしてましたが、タイのビザ更新などに合わせてリエントリパーミット取ったり、現地でスマートフォンでのネット接続のためにこっちのSIMでローミングするのか現地SIM買うのかなどを合間合間にいろいろ調べてなんとか出発。

ドンムアン空港のチェックインカウンターで係員から一言、

「日本人はいいけど、あなた!タイ人だったらビザは??」

と一言。

「は??」

と声を発した次の瞬間、頭の中から冷や汗が吹き出したような感覚。そういや、ネットのどこかのサイト(英語)でタイ人は中国の観光目的の入国に際してビザ要らない、というのを読んだ気がして、それ以降安心しきってたな。。。1週間ほど前に彼女に「念のためビザがホントに要らないか確認しといて」と言っておいたが。。。

「え?別にビザ要らないと思ってたから。。」

ああ、ゲームオーバーのパターンだ。在タイ中国大使館のビザのページの英文をその時点で超速で読んでいったら確かにビザフリーはブルネイとシンガポールと日本のみ、と書かれている。どこにもタイとは書かれていない。。。ああ、自分で100%クリアになるまで調べときゃよかった。。。

中国、重慶にぼんやりと行って来ます。 2013年10月04日
↑ ここでもタイ人は中国の観光でビザ要らないって書いてるよ。。。ここから間違ってました。。

というわけでせっかく二人で久しぶりに旅行できると思ってたところ、どうも一人で行く気が起こらず勢いで二人ともキャンセルしてしまった。AirAsiaなんでキャンセルしてRefundされるのはAirport Taxだけだそうな。。。落ち着いてトイレ行って空港のカフェでコーヒー飲みながら今回の旅行のために支払った金額を計算。航空券、一泊目のホテル代、リエントリパーミット、ローミング用SIMのプリペイドチャージ分、だいたい15,000THBぐらい。二人分の旅費としたらめっちゃ安い方なんだけど、これを全部水に流してしまったのかと考えると、「一人でも行っときゃ良かったかな。。」と後悔の念が。。人間って感情の生き物ですな。

というわけで二人共肩を落として帰ってきました。15,000THBかけてドンムアン往復観光旅行みたいなもんですな。大きなスーツケースを持って行きましたが帰宅するまで当然ながら開けることもなく。orz

バックパッカーみたいな旅行もしてて個人旅行も別に何も問題無いと思ってましたがこんな初歩的な失敗をしてしもうた。。自分の分はだいたいもれなく準備できますが、連れのタイ人のドキュメントの類はついうっかりってことがあるやもしれませんのでご注意を。。。それでもまあここまで初歩的な失敗する人は稀でしょうけど。。。

タイではほとんど見かけない便利な旅行グッズ 2013年11月19日

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上の写真のコンセントの変換プラグは割とバックパッカーの間で有名なツールだと思う。ロボットみたいにガチャコンと合体して全世界のプラグに対応する優れもの。コンパクトで場所を取らずまさに旅行の際に持っていくのに最適なツール。

以前2006年にアジアの周遊旅行ではこれを持って出たのだが、今部屋のどこを探しても見つからなかった。今度久々に中国に行くので、これが欲しいなと思ってバンコクのデパートを見て回ったがどこにも売ってなかった。。売ってるのは安っぽい、石みたいにごつい変換プラグ。。

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そして、2006年の旅行では重たくかさばるiBook G4をバックパックに詰めて移動していたがこのモバイル全盛の世の中、もうひとつ必須なツールがこれですな。

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日本のタコ足延長コードであります。これで泊まるホテルに電源プラグが足らなくてもタコ足してスマホでもタブレットでも遠慮なく充電できる。タイでも延長コード自体は売ってるものの、このコンパクトさの延長ケーブルがない。タイで売ってる延長コードは下の写真のようなプラグ差込部がゴツいやつ。普段の生活の中ではこれで何も困らないが、さすがの旅行にはこれは持って行けない。だからこの日本でよく見る薄くてコンパクトなものが欲しかったが、これもまたバンコク市内どこに行っても売っていなかった。

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しかもさすがの日本製。ものつくりがしっかりしている。デジタル系とかのちょっとややこしいプロダクトはどうしようもない視点のずれたものしか日本企業は作れないが、こういうベーシックな構造が単純なものほど海外の製品に比べて日本のものは品質良くて長く使えるいい製品が多い。

今回は会社の人の一時帰国の際にアマゾンで購入して持ってきてもらった。今度の中国はこの二つをスーツケースに忍ばせて行って来たいと思います。。

*** おまけ ***

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PHILIPSの鼻毛カッターも買いました。切れ味抜群。鼻毛のバリカンみたいな感じです。

旅の喜び CX機内食(一部TG) 2013年09月01日

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旅行をする、飛行機での移動ということになれば期待するのは機内食であります。エコノミーの機内食なってめっちゃ安っぽいんだけど、それなりに食事の品数などは多くてちゃんと楽しめるので毎回飛行機に乗るとメシの時間まではしっかり起きている。機内食のメインディッシュは冷凍のものを加熱して客に提供されるんだと思うけど、あのアルミで包まれた中に主食とおかずが狭そうにぎっちり詰まっている感覚がいい。1950年代からアメリカはTVディナーという主食とおかずとワンプレートに収めてまるごと冷凍した冷凍食品がスーパーに並んでいて、結構僕はバンコクに居てても白人向けのスーパーマーケットでTVディナー買ってきてくったりするのが好きだった。味をまともに楽しむというよりはパッケージや加熱調理の方法の工夫の仕方が日本式のインスタント食材とはかなり感覚が異なっていて面白かったし、ジャンクなテイストが僕的にはうまかった。

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まあ、それが飛行機の中で出てくるのだからワクワクする。さて今回の日本一時帰国の際の機内食行きます。

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8月23日タイはスワンナプーム空港からキャセイパシフィックのCX750が40分ディレイした。次の香港での乗換時間がちょうど1時間しかないので、40分ディレイではどう考えても乗換不可能。というわけでチェックインカウンターでいろいろバタバタと調整してたみたいだけど、TG(タイ航空)の便に乗って香港でキャセイに乗り換えろとのことで行きの半分はCXではなくTGに乗ることになった。そのTGの機内食が上の写真。

2011年、CNNインターナショナルのCNNGoは、「世界の料理の美食ランキング50」(World’s 50 most delicious foods.)で、マッサマンを1位に選出した –マッサマン − Wikipedia

上記のWikiに書いてあるとおり、突然にトムヤムクン並に有名な料理になってしまったマッサマン。今回のメインディッシュはマッサマン・ガイ(鶏のマッサマンカレー)とご飯。そしてサラダとロールパン、デザートのケーキ。マッサマンガイはめっちゃうまい!とは思わんけど普通にうまかった。

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こちらは香港ー関空間のCX便のお食事。メインディッシュは豚肉の揚げたのと炒飯かな?そしてロールパンとポテトサラダ。以外にもデザートにハーゲンダッツが付いてきた。これは嬉しい。今まで機内食でハーゲンダッツなんて食ったことなかった。意外とやるなあキャセイ・パシフィック。ディレイのお詫びか?違うか?

そして今度は31日のタイへ戻る飛行機の中での機内食でございます。この日は全くディレイ無しで香港での1時間での乗換もラクラク。

こちらは関空ー香港間。メインはハンバーグ!今回の一時帰国で渇望していたびっくりドンキー。行ってしっかりがっつりハンバーグ食ってきたけど、やっぱりまたハンバーグ出ると嬉しかったな。後はポテトサラダ、ロールパン。定番ですな。

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こちら香港ーバンコク間のCX便。メインは酢豚とご飯。これもおいしゅうございました。後はマカデミアナッツのクッキーとスイカが。一番右のKing~と書かれているものはただの水です。

今回の機内食は当然ながらノンアルコールでお茶か水のみ(禁酒中)。今まで飛行機乗ったらとりあえずビール飲んでたけど全く飲まないのもいいもんだね。次はいつ食えることやら。。。

週末バンコクでちょっと脱力 – 下川裕治 2013年08月22日

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“The River” photo by Emilio Labrador

久しぶりに読んだ下川裕治の著作。

すっかり忘れていたけどアジア各国の大旅行(世界一周と思ってたらアジアだけで金が尽きた)に出る前はこの人の本を読んで旅先の地に思いを馳せて胸ふくらませていたのももうほぼ十年前。

12万円で世界を歩く (朝日文庫)
下川 裕治
朝日新聞社
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↑ これもよくよく考えればもう相当古いなんだよなあ。

バンコクの住人となってからはほぼこの人の本を読むこともなくなっていた。

というのもやっぱりこの人描くアジアの風景ってのは旅行者視点で、”めまぐるしく忙しい日本を離れてアジアの街の片隅でゆるりほっと一息。。” てな前提がまずあるので、バンコク在住となった後はもっと発展するアジアやその歴史経済なんかに興味が移り、自分の中では古き良きゆるゆるアジアは二番目のプライオリティになっていた。

さてさて読んでみるとその視点っていうのはやっぱり全く変わっていなかった。10年程もバンコクに関する本を書いていなかったのはガンガン経済成長するアジアを横目にどうもうまくなじめない感覚があったらしい。それで今回のこの本の中でも経済成長の波で町並みの端に追いやられつつある超ローカルな屋台群などを求めて街を放浪する姿が。

時代遅れかもしれないけど、世の波に逆らってるのかもしれないけど、やっぱりバンコクはこうでなくちゃということなんであります。

タイ料理や屋台に関する記述もタイ在住の人間からしたら一般的なものまでしっかり解説が入っているので基本的には旅行者向けの本かな。僕個人としてはやっぱりたまーに読むぐらいはいいけど、興味が全然別の方向に行ってしまっているので感想としては、「ああ、そうか、」というレベル。バンコク好きで旅行でも頻繁に訪れる、というような人には再度バンコクへの思いをかき立ててくれそうな本。

ただ個人的には、下川さんが参加してたローカルマラソン大会の章は結構面白かった。まだ、僕はパタヤマラソンとか母の日マラソンとか規模の大きい大会しか参加したことがないのでこれ見ていっぺんは小規模ローカルマラソン大会にも参加してみるかな?とは思っております。

週末バンコクでちょっと脱力
朝日新聞出版 (2013-06-10)
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Feel to Journey 各国のビザデザイン 2012年08月01日

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来週の3泊4日カルカッタ旅行に向けてインドビザが取得できました。初めての国のビザがパスポートに貼られると否が応にも旅行気分が盛り上がります。んで、ビザのデザインってどの国も綺麗なものが多くて眺めているだけで結構飽きない。たまにスタンプだけのビザがあったりと1つの国でも何種類の形式(デザイン)のビザがあるのかわからないが、いろいろなデザインのビザを眺めているのが楽しい。これから訪れる国のビザはワクワク感、既に使用済みのビザは「ああ、あの時あんなだったなあ」とぼさーっと物思いに耽るのもいいもんです。

てわけで、ちょっと僕のパスポートにあるビザを貼ってみるかと。上の写真はインドビザです。

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↑カンボジア、ツーリストビザ。6年前のもの。今はデザイン変わってるだろうなあ。

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↑ラオス、ツーリストビザ。日本人の場合現在はビザ免除。6年前は必要でした。

でもあんまりビザって取得しなかったな。日本人は大概の国で旅行目的の場合はビザ不要です。

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↑こちらラオスのツーリストビザ、オンアライバル版。スタンプのみ。下のタイのNON-B取得の際ビエンチャンに入るときに取得したアライバルビザ。

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↑タイのビジネスビザNON-B。6年前ビエンチャンで取った時はビジネスビザなのにスタンプだけの簡素なもの。タイに長いこと居るけどステッカーのビザって一回も取得したことがない。

さらに彼女のパスポートから。

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↑普段日本人が見ることはない日本のツーリストビザ。伏字ばっかり&写真も弄っててすいません。

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↑さらにこちらもビザ不要の日本人はほとんど見る機会がない台湾のツーリストビザ。

集められたのはこれだけ。。。ビザの写真を集めたサイトなんか作ったら楽しいかも。