バンコクでも正露丸が売っていた! 2015年06月15日

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会社の同僚の人が「正露丸を切らしてしまって、今腹壊してんですけど結構しんどいんですよね」てなことを言っていた。

で、一応バンコクでどこか正露丸の買えるところはないのかとぐぐってみる。最初はフジスーパーとかの日系スーパーの片隅の薬局とかにあるのかと思ったらなんと「バンコク市内のドラッグストアならどこであるよ」とのこと。どうもタイで正露丸を作ってるらしいのだ。

タイ在住日本の胃腸薬 正露丸を探しています。バンコクにて買いたいので… – Yahoo!知恵袋
タイにも正露丸あります ※下痢対策※|Hotels.com バンコクブログ

ちょうどアユタヤのお客さんのところに出向いていて昼飯にアユタヤのロビンソンというショッピングモールに出てきたので一応ロビンソン内のWatson(香港系ドラッグストア。タイでは大手)で「セイロガン?มีไหม?(ありますか?)」と聞いてみると「ไม่มีค่ะ(ございません)」とのこと。さすがにアユタヤあたりでは置いてないか。。。

んでバンコクのオフィスに戻ってドラッグストア行ってみると、聞くまでもなくすぐに見つかりました。50粒95THB。うーん、正露丸、タイで割りと簡単に手に入るとは今まで知らなかった。。。使うかどうかわからんけど、日本人なんだからとりあえず薬箱に正露丸は入れとこうという変なアイデンティティ、不明瞭な理由で購入。パッケージはタイで生産しているだけあってタイ語併記。これ、日本人以外には売れるんだろうか???

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自宅に帰って蓋を開けてみるとプーン!!!とあの臭い。「ああ、懐かしい臭いだのう♪」としばらく臭いを嗅いで悦に入っていたら彼女が大声で「臭い臭い!!」とのこと。

まあ、慣れてないと臭いよね。

รากบัวเชื่อม ラークブアチュアム レンコンのお菓子 2015年04月16日

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以前にちょっとだけ触れたことがありますが、タイではレンコンは野菜、根菜というよりかはどちらかというとお菓子の材料にする食べ物的な扱いを受けています。

最近はあまりバンコクでは見ないものの、市場なんかに行くと見かけることもある รากบัวเชื่อม ラークブアチュアム。ラーク=根、ブア=蓮、チュアム=シロップ、で蓮根のシロップ煮というお菓子になります。昔は田舎のほうはろくなお菓子がなくてこういうものが嬉しかったそうな。

この写真のラークブアチュアムも自炊して作ったやつで砂糖はかなり薄めに入れて作っている。甘さはさらっとするようにして調整してうちの彼女が作った。食べてみてみると蓮根自体にクセのある匂いなどはないので歯ごたえサクサクでほのかに甘くておいしい。市場で売ってるやつは多分超甘シロップだろうからちょっと勇気がいる感じだが、多分一回は食べてみて損はないものだと思います。

超キモいパッケージの ยาอมแกไอตราตะขาบ5ตัว ヤーオムゲーアイトゥラータカープ5トゥア 5匹のムカデ印の咳止め薬 2015年04月01日

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彼女が喉が痛いと言って薬を買いに行ったそうだが、知り合いに強烈に勧められて嫌々買ってみた薬がこれ。ยาอมแกไอตราตะขาบ5ตัว ヤーオムゲーアイトゥラータカープ5トゥア と言って訳すと5匹のムカデ印の咳止め薬。

しかし、なんでブランドのマークにムカデなんか持ってくるかな??もう見た目からキモくて買う気をなくすんですけど。。普通にこのマーク見たら

「え?薬の中に乾燥させたムカデを粉にして練り込んであるの?」

とか思うんだな。別に食えないことはないんだろうけど、ムカデを食うってのはちょっと気が進まない。。

いくらカルチャー・ギャップとか言ったって、10年前、20年前から比べたら相当消費文化、アメリカンスタンダードな中産市民文化が根付いたタイなので当然こんなパッケージの薬はお年寄りが買うぐらいか、よほど古臭い趣味を持ったやつぐらいで、さすがに若い子がこんなの買い求めてるのは見たことがない。

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うちの彼女も「これ、パッケージ気色悪いし、めっちゃ昔からある古ーいブランドの薬で今まで使ったことなかったけど、あの友達も趣味が古臭いんよね。」だって。

中身の錠剤はタイのハーブを数種類配合したものでムカデ成分は配合されてないんだって。なんか仁丹みたいな小さな錠剤がいっぱい入ってました。ひとつ15THBらしいです。絶対自分からは買わないな。。。

台所の主役 ครกクロックとสากサーク 2015年01月03日

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彼女の実家で貰ってきたものがもう一つ。それがこのครกクロックとสากサーク。クロックが臼でサークが突き棒です。タイの家庭の常備品(最近のバンコクの家庭にはあまりないのかもしれないけど)であるこの2つ、僕が8年前にバンコクで住み始めた時にちかくのスーパーで安いプラスチック製を買って今までずーっと使い続けてきたが、どうも彼女が実家で「プラスチックのなんか使えないよ、 ちゃんと素焼きのクロックを使え」と言われて、わざわざお姉さんが買ってきてくれたそうな。

これがまたサークのほうがめちゃくちゃどっしりした木を使ってあり、クロックの方は素焼きのツボだが分厚い作りでもないけど片手で持てないぐらいに重い。ただ実際に使ってみてわかったけど臼も棒も自重がしっかりあるから唐辛子や玉ねぎやその他ハーブを粉砕するのがプラスチックよりも全然楽にできる。素焼きのツボやからクロックの内壁がザラザラしてるのもいいのかもね。このザラザラした表面でさらにサークで突いている際にプラスっちのものよりも摩擦が高くてより細かく簡単に潰れてくれるんだろう。

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キッチンの道具なんて軽いほうが絶対にイイね、と思ってたけど重いほうがいいものもやっぱりちゃんとあるんですな。

赤米カオニャオ 2015年01月02日

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彼女の実家で分けて貰った赤米のカオニャオ(もち米)。最近こっちで買った電気釜に最初からついてきたアタッチメントで蒸し器があって、それを使えばちゃんと蒸し物が出来ることが分かったので田舎でもち米を貰ってみた(タイではもち米を蒸してそれを外気に晒し、適度に水分を飛ばした状態で手で掴んで食べる)。

もらう時に「これ、オーガニックで、ケミカルまったく使ってないもち米だよ」と言われたが個人的には冷静に「オーガニックがそのまま直結で美味いとは限らないよ、オーガニックで美味い作物ほど作るのが難しいんとちゃうかな」と思っていたが、実際に彼女が蒸してみて、普段は炭水化物を食わないようにしているんだが、摘まんでみてびっくり。

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↑ 一晩水に浸けたところ。

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↑ カオニャオを蒸した後はこういう竹で編んだ平たいザルみたいなもので、、、

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↑ ここに一度おいてしゃもじで切るように広げて炊きたての水分が多くてベタベタしてる状態から水分を飛ばして手に付かないようにします。

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↑ んで、おひつに入れると。

これがめちゃんくちゃ美味いんである。赤米で玄米的な香ばしい香りと、ついでに貰ってきたタイ式の竹で編んだおひつの香りも手伝ってえも言われん素晴らしい芳香。赤米だから硬くて食いにくいかと思われたがそんな事もなく噛みごたえはいつもの白米のカオニャオレベル。ああ、これは手が止まらんわ。とバクバクいつになく完食。素晴らしい旨さ。ただ、やっぱり米の食いすぎで晩飯後は腹がとても重くなって動けず、本を読みながら寝落ちしてしまった。美味いけどやっぱり米食うのは体調に良くないなと再認識です。

でもまあ新年初日からいい食べ物でした。