韓国映画「タクシー運転手」を新宿シネマートで 2018年05月09日

立川でダンガル観に行った時かなあ?パリテキサスを観に行った時かなあ?予告で流れていたこの映画、個人的には見慣れない韓国映画だが、なかなか面白そうだったので観に行きました。

映画館は新宿シネマート。ここも初めて足を踏み入れる映画館。なんだかんだ言って東京はやっぱりいろんな映画館があっていいねえ、と思ってたらこの映画館自体はオンラインでのチケット予約もなく、実にインディーな映画館でした。

今回この「タクシー運転手」を観たホールはこれですよ。

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70席に満たないような大きさのホール。どこの試写室や?というような雰囲気の中で映画鑑賞。ちなみに同日、新宿バルト9に「孤狼の血」を観に行ってたんですが、昭和の残り香のするこの映画をどちらかというとこのシネマートで観たかったという気持ちが強かったです。ここのトイレ、床から壁からタイル敷きでめちゃくちゃ古臭くて昭和テイストの残る映画館であります。

で、映画自体の内容に全然触れていないですが、そこそこよかった。感情移入できるのは主人公のタクの運ちゃんが使命感に目覚め始める前まで。それ以降はやっぱりなんか映画的なシナリオかなあ。

普通に「やばいやばい、こんなところに居てたら流れ弾に当たる、撮影なんかどうでもいいからもう帰ろう!!」なんて言ってる時が一番シンクロしたごくごく一般的な市民であります。

バーフバリ極音上映で立川シネマ2 b-studio 2018年04月24日

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バーフバリ 1 & 2 を見るため、二週続けて立川シネマシティに行ってきました。極音上映の音響設備は b-studio にセットアップしてあるらしく、どちらも b-studio で見てきました。

で、気づいたのが席によってかなり映画の印象が変わること。 1 を見たときは前から3列めで真ん中のシマの一番右ですぐ横が通路というちょっと片寄った場所で見ましたが、なんのことはない、とても音が良くて映画にめっちゃ入り込みました。

次に 2 を見に行った時は前人気がすごかったのでとにかくしっかり席を押さえることを念頭に予約の際、人があまり予約しなさそうな最前列を取ってみた。なんせスクリーンとウーハーが目の前にあるんだから最高の音場だろうと考えていた。ところが実際行ってみると最前列からスクリーンまでの距離は結構取ってあるにも関わらず、スクリーンの設置が高めに設置してあることで結構首が痛くなる。また、スクリーンの高さに合わせてスピーカーが配置されているのでスピーカーの音域に自分の耳が位置しておらず音のバランスが悪い。最前列はここは辞めておいたほうがいいな、という印象です。d-studio は何も問題なかったんんだけどなー。

とはいえ、上映前の時間は各シートに明かりがついていて席と席の間隔も比較的広く、非常に居心地のいい映画館だと思います。

昨年末に平日19時上映開始だった「サスペリア」と5月後半の僕がバンコクに里帰りしている間に上映してしまう「悪魔のいけにえ(Texas Chainsaw Massacre)」が見れないのが非常に残念です。。。と言いつつ悪魔のいけにえなんて極音でやる意味あるのか?と思ったりもしてますが。。。

インドの超怒涛展開映画 バーフバリ 「伝説誕生」と「王の凱旋」 2018年03月01日

巷で話題の超怒涛のインド映画「バーフバリ」を観て来ました。とりあえず新宿ピカデリーで上映して居るのでそちらで観て来ました。が、すでにアマゾンでもレンタルできるのね。でもやっぱり特に「王の凱旋」はスクリーンで観た方が良い。上がり方が半端ないです。

僕は映画館で見たのは2作目の「王の凱旋」。このバーフバリは2作で一つのお話となっておりまして、1作目と2作目は違うお話ではなく、れっきとした続き物。それを2作目から見て、その後アマゾンビデオで自宅で1作目となる「伝説誕生」を見たが、チョイスは全然間違ってなかったと思っている。

なんせ、「王の凱旋」の展開の凄さはちょっと常軌を逸しておりまして、言葉だけはどんな映画も「怒涛の展開」なんていうが、「王の凱旋」は初めから終わりまでが怒涛の展開。緩急の付けどころなんてなく、全部が急であります。考えてみるとシャブやってて超ハイになってる人の頭の中ってのはこんな感じなのかもしれない。

「伝説誕生」も笑い出してしまうようなわざとらしい / クサすぎる展開もてんこ盛りなんですが、やはり「王の凱旋」は神がかっております。見てない人はぜひ、久しぶりに万人に500%推しでオススメです。

バーフバリ自体は話は東南アジアの古典なんかにもよくある王室の継承争いや裏切り、暗殺などの話なんだけど、とにかく141分と長めの尺の映画で、さらに全編が怒涛の展開ということもあり、見てるだけで気持ちいい汗がかけます。インド映画らしくCGが若干粗いなあ、と思うところもありますが。

バーフバリ 王の凱旋 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/バーフバリ_王の凱旋

さらに Wiki を見てみると言語によって映画の尺が異なるみたい。171分のやつとかあるよ。
これはしんどそうやな。。。

バーフバリ 伝説誕生(字幕版)
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エキスポシティ 109 シネマズにて IMAX スターウォーズ鑑賞 2017年12月30日

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噂の日本でマトモな IMAX シアター(ホント MAX )があるという大阪エキスポシティの 109 シネマズで大阪帰省の間に「最後のジェダイ」を 2 回見て参りました。

スクリーンサイズは 18m x 26m とバンコクの Krungsri IMAX より小さいものの、IMAX 規格のデジタルプロジェクションシステムとしては最新式の IMAX with Laser が採用されている劇場です。

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はっきり言って IMAX のシステムで見てもずっと標準のシネスコサイズでおよそ 1:2.39 のアスペクト比の映像ばかり。「最後のジェダイ」は Panavision 35mm と Arri Alexa のデジタルシネマカメラ、IMAX で撮ってるはずだけど「フォースの覚醒」の時のように IMAX 撮影シーンにアスペクト比が変化して 1:1.43 とかのサイズになることもなくずっとシネスコ。あんまり IMAX で見てる感動は少ない。

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ただし、エキスポシティの IMAX で秀逸だったのは 3D 上映でレーザーでの映写方式のおかげか3Dメガネをかけての視聴でもものすごい色彩が鮮やかでびっくりした。バンコクで見た 3D IMAX はこれほど鮮やかではなかった記憶がある。

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そう言えばエキスポシティの 109 シネマズは万博記念公園駅下車。なので当然太陽の塔を拝むことができました。2018年は太陽の塔の内部の復旧作業が完了して内覧ができるようになるらしい。確か1月半ばから予約受付開始で2月以降に実際の内覧が実施されるらしい。また 109 での映画鑑賞とセットで太陽の塔内覧をしに大阪帰ってくるかな。

IMAXってスクリーンサイズの規定はないのか? 2017年12月25日

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ブレードランナー2049 や スターウォーズの ep8 が公開されるのに伴って、自分の中で日本の映画館で見るスターウォーズとタイの映画館で見ていたスターウォーズを比較している。

もちろんタイで見ていたスターウォーズで一番楽しかったのはバンコクのサイアムパラゴンにある Krungsri IMAX Paragon Cineplex Theatre だった。ここのスクリーンは日本にないサイズで 21m x 28m もある。

Cinema Bangkok – The Best Movie Theatres in Bangkok, Thailand
http://www.madmonkeyhostels.com/h2o_blog/cinema-bangkok-best-movie-theatres-bangkok-thailand/

ここで見た ep7 は映像アスペクト比が 1.43:1 ほどと正方形に近いサイズですり鉢状の座席スペースの前の方で見ると視界全体がスクリーンに埋め尽くされました。

その後東京に戻ってきて歌舞伎町や六本木ヒルズの TOHO シネマズで見たけど、こちらは IMAX ではなく、通常のスクリーンにドルビーアトモスという音響システムで音のクオリティは十分によかった。

映画館でドルビーアトモス
https://www.dolby.com/jp/ja/technologies/cinema/dolby-atmos.html

日本にはウソ MAX ばかりでホント MAX がないという。しかし、大阪に2年ほど前に出来たエキスポシティ内の 109 シネマズなら ホント MAX が見れるという。

しかしエキスポシティの IMAX のスクリーンサイズは 18m x 26m らしい。あら?バンコクの Paragon のスクリーンサイズより小さいやん?これってホントにホント MAX なん?というところからさらに調べて見た。

その他、以下映画の撮影の規格やカメラについての面白い読み物。

【必見】アスペクト比の歴史~16:9が決まったくだらない経緯とアナモルフィック
http://blog.goo.ne.jp/3rdeyestudios/e/02f9758ea9bcbe0fc676fce32a8c6d54

50年ぶりの復活!Ultra Panavision 70という世界最横長の画角~タランティーノ監督「The Hateful Eight」
http://blog.goo.ne.jp/3rdeyestudios/e/26c76c347d034a65a76aa2a7cbafabc4

【革命】2016年公開スターウォーズスピンオフ作品「ローグワン」が超凄い事が判明! 50年ぶりの革命
https://www.google.co.jp/amp/buzz-plus.com/article/2015/12/24/star-wars-ultra-panavision-70/amp/

『ローグ・ワン / スターウォーズ・ストーリー』で使用される『ウルトラパナビジョン70』は映画業界に革新をもたらすか
https://theriver.jp/ultra-panavision/

アナモルフィックレンズ
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BA

結局はスクリーンサイズの規定は自分で探した範囲では確認できなかった。とりあえず70mm縦送りフィルムの IMAX カメラで撮影した方式のものがホント MAX となるのだろう。とはいえ日本にはフィルム式 IMAX シアターはないと思う。エキスポの IMAX も with Laser というデジタル式の映写方式であります。

とはいえ IMAX with Laser は 8000:1 のコントラスト比で 4Kプロジェクタを2台使って映写するシステムらしい。(スターウォーズ:最後のジェダイのパンフレットより)

世界最大のスクリーンサイズを誇る IMAX シアターはシドニーにあって 縦29.42m × 横35.73m もあるらしい。以上。