オーガニックとうまいもん 2014年02月16日

organic cattle
“organic cattle” photo by USDAgov

またまた先週からLow Carbダイエット、糖質制限食を始めてます。体調軽く、体も軽く、アイスクリームが止まらなくなるようなこともなく、ええ感じです。

ただ、糖質制限なんでご飯と麺が食えません。こうなってくると結構食事のメニューを選ぶようになるのが大変なんですが、「あれが食えない」「これが食えない」といろいろ悲観的に考えるとキリがないのと、体にいい食べ物と、うまい食べ物とはなぜ綺麗に重ならないのかといろいろ世の中の原理に対して懐疑的になったりします。

ただ、マイナス方向に考えるよりかはプラス方向に考えようと、食べれるものをどれだけおいしく食べるかという事を今一生懸命考えております。

そんな中で肉料理ならタンパク質と脂肪はいくらとっても構わないので、ヘタなソースを作るより、塩と胡椒とニンニクだけでステーキを作るなど、その材料とシンプルな材料ながら作る手順にいろいろ試行錯誤をしてよりうまい食べ方の研究をやっていこうかと考えております。

そんな中、材料にこだわりすぎるのもどうかなというところがありますが、一度オーガニック食材というものはどういうものなのか考えて見たいと思ってネットを検索してるとバンコクでもいろいろお店が。。。という訳で日曜のヨガの帰りに適当に行って適当に商品を買ってみました。とりあえず今回は料理するときの味の根幹になる塩と、自分の大好物カシューナッツ。

うーん、食ってるだけだと別に普通のスーパーで売ってる食材とそんなに違いがわからない感じですな。オーガニック食材のありがたみってのはその栽培法や家畜なら育成法とかを勉強しないとありがたみってのはわからないのかな?消費者がわざわざ勉強までしないとその価値を最大限理解できない商品という特徴の割には値段高くてなんだかなあという気分。

というかそもそもがやっぱり、中々手が止まらないおいしい料理と、体にいい、いわゆるヘルシーと呼ばれる食材や料理が綺麗にリンクしないというのが微妙に納得しないところ。

生命維持に必要な本能なんだから、おいしい = 栄養価が高い、たっぷり食べるべき食材、とはならないんだよな。。

いや、違うか米や麺なんかはエネルギー効率がよくてとんどん食べるべきだったがいつしか供給量が多すぎるようになったわけなのかな。1960年代ぐらいに窒素肥料の改良で穀物単価が安くなって、皆が喜んで食うからますます大量生産、ますます低価格、皆さらに食う。そして肥満、糖尿病みたいなものか。

そうやって、病院では糖尿病の根本治療にトライもせず、一生治らない病気として延々インスリンやらの薬代を国の保険か、患者に支払わせるというのが通例のやり方なのかねー。このへんも資本主義のお金一辺倒の価値観から脱出しないとこのループって解脱できそうにはないですな。

とりあえず糖尿病対策を国家レベルで進めたいなら、穀物の値段に税金かけて他の食材と同じレベルの価格にするか、他の食材の値段を下げるか。そうすれば食事として摂取する食べ物の中の糖質の割合は確実に減るでしょう。。。

ということは、おいしい食べ物と栄養価の高い食べ物はリンクしてるんだけどやっぱ過剰な量を食える状態である、というのが問題でこの辺、さらに自制で食事量をコントロールするのではなくて、自律的に量のコントロールができるような食べ方?食材?が出てくれば問題ないのかな?

うーん、もうちょっと考えるかな。。。

最近の食事:低糖質食へシフト 2014年02月12日

Think about carbs
“Think about carbs” photo by mariancall

先の“炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学”を読んで、やっぱ自分の以降の食生活指針としては糖質制限食、低糖質食を基本に考えたほうがいいかなと考えています。

別に糖質を食べたらダメ!と明確な理由はないんだけど、制限しとかないと特に外食では炭水化物ばかりの食品が溢れまくっていてどうしても食い過ぎて、だんだんと糖質中毒的な状態になり、米や麺、甘いもので腹を満たしてないと居てもたっても居られない状態になってしまう。1月もだんだんとカロリー総量を気にするが、アイスクリームは食べたいので、昼のメシの量を削ってアイスクリーム食うという、「それってだいじょうぶなの?」っていう食生活に傾きつつあったので。。。

それぐらい穀物の単価が他の食材と比べて以上に安く、エネルギーになりやすく、体に溜まりやすく、かつ中毒的に空腹感を助長する食べ物なんだなと。肥料や大規模機械化などの農業技術の発展、流通の発展によってあまねくすべての人々にエネルギー効率のいい食材が行き渡ったという人類の英知の恩恵は感じるものの、資本主義の原則として成長を目指す上で常に消費消費を求められて市場には気が付くと超過剰な量の商品が溢れまくり、適量という感覚がどんどん麻痺していくので、結論的には制限を設けていこうかと考えた次第です。

朝イチは食パンで軽く糖質補給、昼、夜は基本糖質なしを基本としてます。ただし、そうは言っても平日に職場で過ごしている時にはどうしても外食になり、糖質なしの食事を見つけるのは大変なためある程度例外も許容。ただし自分ひとりの要件が通る時(一人だけで食事などの場合)は無糖質。同僚やお客さんと飯食いに行ったりしたらどうしてもラーメン屋だったり、マクドに入ったりするからその時に食べても大丈夫なように一人の時は食わないようにする。

具体的には。。

朝飯

朝

日本のと比べるとかなりサイズの小さいタイの食パン2枚。一応Whole Wheatの商品。健康そうに見えてもこのパン、買ってきて1週間経ってもカビも付かない。でも7-11で買えるので便利だからしょうがない。食パン130kcal、ミックスナッツ30g 130kcal、黒ゴマ入り豆乳 240ml 100kcalの合計 360kcal。

昼飯

meal

職場裏のフードコートでぶっかけ飯。ご飯には基本手を付けない。こういう食事してるとだんだんとおかずチョイスが野菜よりに。右上のไข่ดาว カイダーォと呼ばれるタイ式目玉焼きは卵を熱した油の中に割り入れて焼くというより揚げる目玉焼き。油っこくて味が太くておいしい。そして純度の高いタンパク源。これでざっくり自分計算ですが、 食わないけどおかずと一緒に付いて口に入るご飯分(皿一杯240kcalぐらいの1/4と仮定) 60kcal、カイダーォ 180kcal、ナスの炒めもの 80kcal、空芯菜の炒めもの 80kcalの合計 400kcal

晩飯

meal

Silom Complexの地下のPiriPiriというお店にてChickenBreastのステーキ。当然フレンチフライは食わず。こういうシンプルな焼き・煮込みの料理を出してくれるお店があるのはいい。鶏胸肉ステーキ 150gと仮定して皮なしなので162kcal、サラダ40kcal、ソースやドレッシングまとめて50kcalぐらいとして計算。合計 252kcal。カロリー少ないね。

上記の3食で360 + 400 + 252 = 1012kcal。これに夕方小腹が減ったら豆乳飲んで100kcal程度、コーヒーはブラックで5kcal程度、一応一日の食事の上限カロリーを1550kcalと決めてますが、楽々クリア。今まで何回か糖質制限はトライしているせいか、アイスクリーム食いたいという禁断症状は最初の2、3日程度でした。それからは全然平気に。さらには胃腸の調子や体の軽さなどやっぱりずっと軽くなって動きやすくなります。もうしばらくはこれで行きます。

ただ、この体の調子の良さを体験すると酒のんで二日酔いというあのパターンが辛すぎて、やっぱり酒飲むの止めようかと再度検討中。。。

Mobile Meal?? ข้าวมือถือ カーォムゥートゥー 2014年02月11日

IMG_20140214_181219

自宅近所のLotus Expressというスーパーをブラブラしていたところ、こんな変わった商品を発見。

Mobile Meal ข้าวมือถือ ข้าว はご飯、มือถือ は携帯という意味になるから英語の名前そのまんま。レトルトパウチに入った調理済み食品のよう。フレイバーを見てみると”Chicken Fried Rice with Chinese Sausage”と”Zongzi in Hongkong Style”とのこと。ちなみにZongziとはググってみるとどうも中華ちまきのことのようだ。

IMG_20140214_181236

カロリーはどちらも100gのパッケージで170kcalと200kcal。どちらもそんなに高くない。しかもこれ、加熱しないでもOKみたい。とにかく袋開けてそのまま食え!とのこと。

IMG_20140214_181452

開けてみると。。。こんな感じ。食べる前からジャンク感120%。実際食べてみるともう米がバッサバサ。しかも味付けが甘い。。まあ食えなくはないけど、自分からは好んで買わないな。。。ちまきのほうも押して図るべしですな。お値段は1個25THB。結構高いね。

タイの田舎ののんびりした風景も最近は気に入ってきた。 2014年02月08日

tt
↑ 帰りはまたウボンから飛行機。

彼女のお母さんが昨年末から入退院を繰り返していて、ちょっとヤバそうだという電話が実家からかかってきたらしい。家族が全員集まるとのこと。

というわけで金曜日は会社に午前中だけ出勤して午後から彼女の実家へ車を走らせました。ヤソトンまで約600kmぐらいかな?途中、スリンに居る彼女のお姉さんを拾って行くことに。スリンまででだいたい500kmぐらいかな?

結局スリン着はもう日がしっかり暮れて夜になってたので、とりあえずお姉さんのうちで一泊して朝から実家に向かうことになり、就寝。

次の日、出発前にお姉さんが新しく買った土地などをさらっと見てきたんですがここの村がなんかとても綺麗に整備されてて、歩いててとても気持ちよかった。

ti
↑ 非常に道が綺麗。ぜんぜんゴミが落ちてない。。

ty
↑ 日本は大雪だが、タイではひまわりが咲いている。

tu
↑ キンマを噛む際に入れる香木のようなものらしい。

tu

tu

ti

ty

ty

ty

tt
↑ 田んぼのあぜ道にちょこっとだけ野菜を植えていた。これは空芯菜。

こっちは会社半休までして来てるのにグダグダと中々実家に出発しない彼女らにちょっとイライラしつつも、この辺で安く土地買って老後に引き篭もろうかしらと思ったり。個人的には2ライ(タイの土地の単位。1ライ40m x 40m)ぐらいの土地買って簡単にコンテナハウス作って、畑と池作る。年取ったら自分で畑耕したりしながら暮らして、最後は農作業中に心臓発作で倒れて、誰にも見つからずそのまま土に戻る、というのがベストな逝き方です。。。

Farmhouse Royal Bread 2014年01月06日

bread

長らく朝飯のパンは自分で捏ねて焼いていたが、今年の頭からプライベートの時間まで猛烈に忙しくなりパン捏ねの時間が惜しくなり、コンビニ食パンに逃避することとなりました。

久しぶりに7-11をのぞいてみるとタイにおける山崎製パン的ブランド(タイにも山崎は進出してるけどね)”Farmhouse”が食パンで新製品を出していた。資本主義の国、その消費文化の最前線であるコンビニなのだから、タイでもやっぱ新製品開発してどんどん付加価値、どんどん消費ってな訳ですな。

んで、その新製品が上の写真ですが、まさに山崎製パンとかの「芳醇」とかのようにリッチテイスト食パンのブランド作りってな路線が露骨に炸裂してますな。

今までのFarmhouseの食パンってサンドイッチ用か??と思うような10枚切り。しかもパン一斤のサイズは日本よりも一回り以上小さい。個人的にはダイエット用には1枚65kcalと食い切りサイズあたりのカロリーが低く、もっと食いたいとなると単純に枚数食えばカロリー稼げて、いくら食ったが明確なちょうどいい食パンだった。

んでこのRoyal BreadのほうはFarmhouseには珍しい5枚切りで分厚目パン。四角の食パンではなく、山型食パンで見た目もわかりやすく差別化。

味の方は。。。なんか方向的にミルクリッチな味にしたいのかもしれないけどちょっとその辺の香りがartificialな感じがして残念。。。個人的にはFarmhouseはWhole Wheat Breadが一番うまいと思います。

ただ、Whole Wheat Breadも1/2斤のものと1斤のもので微妙にパッケージ違っていてFarmhouseのブランド化方策も多少迷走気味な気がします。。。