インディーなナンプラー 2014年03月14日

ナンプラーってタイの国内どこのスーパー行ってもよく見かけるのはこのラベルのもの。

New Skitch

もしくはこのラベル。

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イカの絵が書いてあるからイカで作ったナンプラー?ナンプラームック?と思ったらイカ印のナンプラーと書いてある。ややこしいわ。。

しかし、タイの調味料として有名なナンプラーの割にはバリエーションが少ないなあと思って、例えば日本なら醤油の醸造所が差別化のために添加物なしに高級路線で仕上げたものとか取り扱っているようにタイでもナンプラーの健康志向、少量生産をしている製造所なんかがあるのかな?と思ってたら会社の同僚が見たことの内ラベルのナンプラーを買ってきてくれた。

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チャトゥチャックの隣にあるオートーコー市場 อ.ต.ก. で買ってきてくれたらしい。早速開封してペロッと舐めて見ると確かにいつも使うナンプラーと比べて化調っぽい味が薄い。スーパーでよく売ってるやつはペターっとした味が舌の上に広がる感じだけどこれはそれがない。ただその分塩分がきついような気がした。でもまあ化学調味料ゼロではないでしょうな。ていうか商品にする食べ物はやっぱりある程度質を均一化しないといけないからまったく添加物のない食べ物なんてないような気もしてきたな。。。

とこんなことを考えながらウェブを検索してたら、なんかいろいろ見たことないラベルのナンプラーが結構あるぞ。。。僕が知らなかっただけか??

น้ำปลา – Google Search

ちょっといろいろこういう見たことのないナンプラーも試してみよう。こういうのって高級志向とかオーガニック志向のものってあったりするのかね。。。

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↑ タイ国内で一番よく見かけるのはこいつです。

ローソンのからあげクン 2014年03月06日

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客先仕事で最近Asokeによく居ます。

んで、地下鉄の駅に直結しているInterCityというビルに最近進出してきたローソン108が入ってるんだけども、そこで日本のコンビニみたくファーストフードも売っている。棚を見るとどうもあの、「からあげクン」ぽいものがあったので買ってみた。

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日本では5個入りだったかと思うけどタイでは何故か4個入り。これ、味は100%日本のからあげクンと同じですな。多分日本のセントラルキッチンで作っている食材をそのまま持ってきているんだろう。もしくはそもそもからあげクンの製造工場が東南アジアにあるのかもしれないし。

しかしこのパッケージ、よく見ると名前が「くんからあげ คุณคาราอาเกะ」になっててちょっと違和感があったがよく考えてみると、タイ語の คุณ が英語で言うとMr. や Ms. 、日本語なら ~さん ってことになるから、ちょうど「くんからあげ」で日本語の「からあげクン」になるのか。

なんかうまくハマっているような、でも商品名考えた連中が「ちょうどいい感じの名前になったっしょ?facebookとかtwitterでネタにしまくってください」と笑っているような気がしてなんかいやらしい。そんなこと言ってる自分もfacebookやtwitterには書かなかったものの、こうやってブログには書いてしまっているので釣られ感でいっぱいです。

それはさておき、このからあげクン、味はまんま日本のものと一緒なんで特に関西圏出身の方が懐かしの味を楽しむのにはいいと思います。

まだ早い?ドリアンの季節?? 2014年03月03日

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この1週間ほど前からドリアンが道端で売られているのを時々見かけるようになった。

はて?もうドリアンの季節か??と思って去年の記事なんかを読み返してみたらやっぱりシーズンは5月ぐらいの雨季入のタイミングと書いている。ドリアンの季節にはちょっと早いよなあ。

彼女に聞いてみるとやはりまだドリアンの時期ではないという。ということは今年の早熟れ第一弾として南部あたりから運ばれてきた初ドリアンか。

ちょうど彼女の実家に行った際にもヤソトンの朝市でも売ってたので買ってみた。

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うーん、魅惑の黄金色ぽってりとしたファットなドリアンの実。しかし、やっぱり時期が早いのかお店のどのドリアンの実もまだ完熟のものがなく、買って帰ってからもう1日2日待て、そうすれば完熟。と言われていたにもかかわらずついつい完食してしまった。

ちゃんとドリアン。だがやっぱりちょっと熟れ方がまだいびつな感じでもうちょっと待ったほうが良かった。本格的にこってり、ねっとりなドリアンが出回るのはやっぱりソンクラン後かな?今年もドリアンライフが超楽しみであります。

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ムーカタのお肉を家庭で再現? 怪しい肉の漬け込み粉 2014年02月28日

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タイのポピュラーなパーティーメニューで「ムーカタ」という「タイスキ + ジンギスカンみたいな焼き肉」なんてメニューがありますが、お店に食いに行くとなんとも普通の肉とは違い、めっちゃ柔らかくてなんの肉だかイマイチよくわからないような肉がほとんどで、まああまり健康にいい類の肉ではないだろうなと思いつつ、どんな肉 or どのように処理してるのだろうとずっと興味を持っていました。

んで、つい先日彼女の実家に行った際に家族でムーカタをやって食べていたのだがその時に出してくれた肉がまさにお店で食う得体の知れない感で溢れたあの肉と食感がまったく一緒だった。なので「これ、どうやったの?」と聞いてみるとひとつの袋を差し出してきた。

ผงหมักเนื้อ ตรา เบนลี่ BRAND BENLY

ベンリー?肉の漬け込み粉?パッケージのデザインがめちゃくちゃ旧世代っぽい感じでケミカルな匂いがぷんぷんしますが、裏面を見てみるとNutritionが記載してある。ちょっとタイ語写し書きするのが面倒なので。。。

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Sodium Bicarbonate 80%
Tapioca flour 15%

うん?これだけ?このSodium Bicarbonateはいわゆるベーキングパウダーです。膨らし粉ですな。それとタピオカの粉。炭水化物ですな。これだけで肉に下味付いて柔らかくなるの??てか残りの5%はなんなんだ?という気分になりますな。。。

と思ってたらやっぱりベーキングパウダー、重曹で肉が柔らかくなると日本語のサイトでも紹介してるところがありますな。とりあえずベーキングパウダーでいいのね。

ウラ技その5 『重曹』 | 特集レシピ「妻からのお願いレシピ」 | レシピ | ハウス食品

タイでのオフィス新規開設は大変 2014年02月20日

Building Renovation
“Building Renovation” photo by Cal Sr

ここ数年でタイに新規にオフィスを開設するお客さんのネットワークの構築などのサポートをしてるが、タイでイチからオフィス立ち上げるってのがホントに大変なのがよくわかる。

別にこれ、会社の新規に開始する業務の内容に関して許認可がどうのこうのという話ではなく、ただ単にオフィススペース借りて内装やってもらって、電話線ひいて、LANの工事頼んでっていう単純な工程だけなんだけど、それでも大変だわ。

とにかく電話やら電気やらネットワークやら、全体の繋ぎ込みやらの協調を意識して動いてくれないでそれぞれのプレイヤーが自分たちの仕事だけ考えて動くから間に立つ発注者がちゃんと関連の知識を持って何をやった後に何をやるかなどの行程と、それぞれの行程のインプット・アウトプットを理解してないと全てがバラバラで繋がらない。

日本の場合、業者が来るときに「★★はお済みですか?」などと気を使って聞いてきてくれるがタイの場合、だいたいは現場に来てから言われる。事前に電話で話してる時に「これまだ終わってないけど作業できるよね?」と聞けば「あ、それ先に終わらせてください。作業できないですよ」と言ってくれるけど聞かないとまず言わない。

だから、日本ではホントに肩書だけのマネージャーとか一杯いるけど、タイの場合それぞれ配下の作業員を有機的に結びつけるためにマネージャー職が存在するんだろうと認識している。

基本的にタイの仕事のスタイルってアメリカ式で職務がはっきりしていて境界を越えて他人の業務に口出ししたり、気にしたりはしない。それはマネージャーの仕事だったり、同僚の仕事だったりするので良くも悪くも干渉しない。

んで、タイ慣れしてない人が会社からオフィス新規開設で面倒見てやってくれと言われて日本と同じ感覚でやってきたら大変である。怒 > 落胆 > フラストレーション の繰り返しで、端から見ててもタイ語と自分の得意な専門知識分野でこの代行業務だけやっても食っていけそうなぐらいに思える。

それぐらい大変で、皆さん振り回されているタイでの調整業務。こういう場合は東南アジア周りでの新規立ち上げに慣れた人に丸投げするのが一番手っ取り早いと思いますな。少なくとも日本と同じ感覚で取り組んでたらいつまで経っても終わらないと思います。。