タイ式パンケーキ ขนมบ้าบิ่น カノムバービン 2014年07月20日

ขนมบ้าบิ่น

日曜日は王宮周辺のタープラ、チャオプラヤ川を渡ってシリラート病院周辺の食べ物屋台街をぶらぶらとしておりました。バンコクの市内散策となると個人的にはこの辺が割りとお気に入り。

シリラート病院の脇の屋台で見つけたขนมบ้าบิ่น カノムバービンというお菓子。これもタイに7年居るが初挑戦。

動画を見てもらえるとわかりますが基本的にはタイ式パンケーキみたいなお菓子です。味はタイのお菓子をいろいろ食べてる人ならわかると思いますが基本粉物+ココナッツミルク+ちょい塩気といういつものパターン。ココナッツの実が入ってコリコリと歯ごたえアクセントを演出してるものの基本的には粉物。もっちゃりしてます。最初屋台で焼いてるところを見た時はお好み焼きかと思った。。。

まあ、そこそこおいしいけど、腹張るし、炭水化物で太るから自分からは好んで食いはしないかな。ま、これもひとつ経験ということで。。。

ซีอิ๊วขาวเห็ดหอม シーイウカオヘットホーム と แม็กกี้ Maggi が同じ味だった 2014年07月19日

+Soy Sauce Bokeh+
“+Soy Sauce Bokeh+ by Attila Siha, on Flickr”

当方タイ在住で自宅でタイ料理の自炊もします。んで、ガパオや野菜炒めなどの炒めもののベースで必須になるのが ซีอิ๊วขาว シーイウカオと นำ้มันหอย ナムマンホイ。基本的にこの2つににんにくと唐辛子があればだいたいタイ料理の炒めものっぽい味になる。

んで彼女と買い物をしてるとふといつものシーイウカオの横に ซีอิ๊วขาวเห็ดหอม シーイウカオヘットホーム、シイタケの出汁を足したものがあったので「ちょっと違うの試してみるか」という話で買ってみた。

Pad See Ew (ผัดซีอิ๊ว): Thin (Light) Soy Sauce & Black (Sweet) Soy Sauce
“Pad See Ew (ผัดซีอิ๊ว): Thin (Light) Soy Sauce & Black (Sweet) Soy Sauce by Julia Frost, on Flickr”
↑ 左のパッケージのがシーイウカオ。

Original Thai Condiments
“Original Thai Condiments by Andreas Metz, on Flickr”
↑ 右の黄色いキャップのボトルのがマッギー。

んで家に帰って試しにペロッと舐めてみたら、びっくり。目玉焼きやソーセージなど、いわゆるタイで洋食系を食うときに必ず一緒に出てくるシーズニングソース、Maggi(ネスレ配下の1ブランド)のソースと同じ味じゃないすか。正確にはシーイウカオヘットホームをもうちょっと濃縮した感じがMaggiなんだが、多分原材料は変わらないんじゃないかな?まさか洋食食うときのソースが醤油とシイタケとは思ってもみませんでした。ソースの味は洋食用とは思えない超アジア的ですもん。

ただ、どちらのソースも天然系からは程遠い、MSG、化学調味料テイストがバリバリなんでご注意を。CPのソーセージなどともよく合うのは単純にそういう化学調味料がうまく調和しておいしいと感じてんのかも?!

Black Canyonのแกงฮังเล ゲーンハンレー 2014年07月17日

Kaeng Hanle ~Thai Curry~ 2

客先に出向いた帰り、近くのBig−CにBlack Canyonというこれもまたアメリカ発だが、もうほとんどローカル化しつつあるカフェチェーン店に立ち寄って昼飯を食ってきた。

Black Canyon Coffee

ここで前から気になっていた料理、แกงฮังเล ゲーンハンレーという料理を食べてきた。どうもタイ北部の料理らしいけど、バンコク界隈ではほとんど見ることのない料理。見た目にもなんだか普通のカレーっぽいのでどんな味するのか興味津々。

そういや、日本の早稲田にあったメーヤウという超激辛のカレーを出すカレー屋があったけど、このメーヤウの語源はタイ北部の村だか街だかの名前らしいからもしかしたら、メーヤウのカレーもこのゲーンハンレーあたりを下敷きにしてるのかもしれない。

メーヤウ 早稲田店

またタイの北部料理って油っぽいものが多いという評価が多いけど、僕の大好きなサイウアのようなカレーソーセージやカオソイのようなカレーラーメンもあってなにげにカレー的なスパイスを使った料理も多いような気がする。このゲーンハンレーも期待大なんであります。

Kaeng Hanle ~Thai Curry~ 1

とりあえずご飯とゲーンハンレーを注文。お肉は豚。

食ってみると、、、カレースープ自体は結構あまい。いい言い方をするならフルーティということなんでしょうか。果物のペーストを入れたようなカレーみたいな感じ。そして期待を裏切らずカレー的なスパイスがたっぷり入っていてもう普通にインドカレーみたい。ただ、タイらしくバイマクルートなども入っていてそれなりにちゃんと味は融合していて、さらには上にどさっと乗っけられた生姜の千切りがちょうどよいアクセントでさっぱりする。これは中々うまい。それなりに脂分も多いけど、生姜がどっさり入ってる分口が飽きずに最後まで食えた。うまいうまい。肉ゴロゴロのインドカレーです。

ちょっと自宅でもトライしてみようかな。


↑ YouTubeにも作り方動画ありました。

渋滞と運転マナーと警察と 2014年07月16日

Jammed / Bangkok, Thailand (2010)
“Jammed / Bangkok, Thailand (2010) by Stephan Rebernik, on Flickr”

タイの国内情報をTwitterで見る場合、Richard Barrowという西洋人のおっちゃんが非常に有名でいろいろと政治関連から観光の話までつぶやいてくれてしかも役に立つ情報いっぱい。そのRichard Barrow氏もつぶやいていたが、タイはクーデター後に軍が警察にテコ入れしてるみたいでNationやBangkok Postなんかの英字新聞でもいろいろと報じられていた。

その影響か、どうも本日から「ほんとにやるのか??」というような交通違反取締りの強化を行うらしい。その内容は以下。

上から、

1. 反対車線にはみ出して追い越しかけるの禁止
一般的な日本の運転マナーからしたら信じられないだろうが、渋滞時に反対車線が空いていると、反対車線を走って渋滞の先頭まで走り、先頭に割り込みしようとする運転がよくある。非常にうっとおしいのと、これが原因で反対車線まで渋滞するという、非常に馬鹿げた自体が起こる運転。規制されるべき、という運転マナーではあるが、ある意味日常茶飯事的で、こういう安全や全体効率を考えずにスペースが空いてれば先に行きたい一心でこういうことをする輩の動きをちゃんと抑止することができるのか甚だ疑問。

2. 停止線を超えての停止は禁止
これも日本では当然のお話ですが、タイでは停止線なんてのはないに等しい。特にバイクに対しては停止線はまず意味をなさない。これはマナー改善は無理だと思う。。。

3. 他の車線の流れを止めてまで強引に右折などを行うのは禁止
写真のように三叉路からの右折で、交差点内が詰まっていてもとりあえず突っ込む輩もたくさんいる。こうしておけば交差点内の車が右折しきるまで交差する通りの手前の右から左に流れるはずの車が流れず、これまた新たな渋滞が起こったりする。ただ、右折する車からしたらとりあえず突っ込んでおけば赤信号になってもそのまま右折してしまえるので待たずに済む。これも安全や全体効率を考えないわがまま系運転。

4. 逆走禁止
バイクに多い。路肩を逆走するパターン。タイの場合は、3車線、4車線道路も多く、中央分離帯を設けて簡単にUターンできないようになっているが、何キロかごとに大きなUターンブリッジを設けてそこでUターンして反対車線側の路地や商店に入る動きになるが、あまりにUターンブリッジまで距離がある場合、バイクの場合大体逆走で済ませる。これは個人的にはあまり渋滞の原因にはなりにくいと思うが、安全面では褒められたもんではないです。ただ、バンコク市内に何万と居るバイタクの兄ちゃんたちが非常に困ってしまうのではないかと思うし、ちゃんと守られるのか甚だ疑問。

5. ナンバープレートを隠したり、改造したりするのは禁止。
まあ、当然。ナンバープレート隠す、というかそもそもつけてない車もよく目にするけど、これはまあ罰金の引き上げで数は減るような気がする。実質的なめんどくささとは関係ないから、ある程度は規制可能じゃないかと思う。

こうやって考えると、タイの渋滞のひどさは都市開発の上で、道路の構成が全然計画的ではないからだ、とか言われる面もあるけど、こういうむちゃな運転マナーから発生している部分が非常に多いと思う。規制で改善されればいいけど、キャペーンが終われば元通り、というのがオチなような気もする。

軍の警察へのテコ入れも、民主制に基づいた議会政治を転覆した軍事政府といろいろ批判されていたりするが、今までの赤・黄のにらみ合いでジリジリとなんか変な方向に来ていた今までの状況を第三者として抜本的に変えるきっかけになるかと思いきや、テコ入れのニュースとともに今まで警察が白バイとして指定していたタイ国内メーカーのバイクが変更されてホンダ車になったなど明らかに利権筋が変わったんだなと思えるニュースも飛び込み、ああ、またこういう甘い汁でホクホクしてる輩が居ると思うとこのテコ入れもまた金の流れだけ変えて後は知らないというようなダメな方向に行くような気もしないでもないです。

とりあえず僕もバイク乗ってて、タイで運転するなりの運転マナーしてるのでちょっと気をつけないいけないですな。

未知のドリアンを。。。 2014年07月12日

Big, Fat Durian of Rayong 1
↑ これは痛む前の状態ね。

ラヨーンから持ち帰ったドリアンが大きい奴で4km級のものもあり、いくらドリアン好きとはいえ一応まだ1日の食事量は記録と制限をしているので中々食いきれず、ドリアンにカビが生えてしまった。

日に日に変わる熟れ状態を味わいたいがために外皮を取らずに常温で放置していたので最も湿気のある切り口のあたりからカビが生えていた。ああ、もったいないもう食えないなあ、と思った瞬間、

「いや?本当に食えないのかな?」

と思い直し、食い物は腐りかけが一番うまいという話があるし、腐敗と発酵は似たようなもんだと思うし、チーズだってカビを生やして独特の香りや味に熟成していくもんだし、納豆とかもこれを最初に食ったやつってエライよね、みたいな話だし。

「よし、食ってみよう」

と思った。そして食ってみた。カビ部分を落として。

が、やっぱり止めたほうがいい。臭いがきつく味がヒネてました。。。熟し過ぎのドリアンはそれなりにうまいものが結構ありますが、カビ生えドリアンは止めておくほうがよいと思われます。こんな状態のドリアンまで食おうとするドリアン好きが言うので多分間違いないです。