ปลาเค็มプラーケムがホントにしょっぱい! 2011年12月28日

Pla Khem (Dried Salted Fish) ปลาเค็ม

タイにはปลาเค็มプラーケムという食材がある。塩漬けのサワラ。タイでは鰆はปลาอินทรีย์プラーインシーという。このサワラを塩に漬けて2、3日干したものがプラーケムになるらしい。少々発酵して魚の独特の発酵臭がするらしい。ネットで見てみるとくさやとの共通点を挙げてる人が多い。

スーパーで見つけたので晩の酒の肴にと買ってみた。

これがまた、今は日本の市場から消えた、昔懐かしの塩鮭のような塩分の濃さ。所々塩の結晶が見られるぐらいにもうめちゃくちゃしょっぱい。そして食った後に鼻に抜けるくさや臭。確かにくさやと同じ香りがする。本物のくさやと比べると全然臭みは軽いがしっかり魚の身がのどを通った後に鼻に抜ける香りは騙しようのないくさや。久々に嬉しくなるね!

というわけでスーパーで買ってきたプラーケムをフライパンで焼いて箸でちょびちょびとつまみながら、ビールをゴブゴブ。幸せやのー、と言ってるのもつかの間、やはり塩分の濃さが辛くなって来た。僕らの世代(昭和50年生まれ)だと、小学生の最初の頃ぐらいまではびっくりするほど塩辛い塩鮭があったと思うけど、もう何十年も食ってない訳だから、久々にこんな塩分の食い物を食うとやはりしんどい。。。というわけで切り身の半身程度を食ってギブアップ。

このプラーケム、焼いてほぐして青菜と一緒に炒めたり、チャーハンに入れたり、パスタ!に入れたりするそうだ。ちょっと残りの身で年末の自炊を楽しんでみよう。。。