ORIENTAL FA’sさんとこのお米「ランナノヒカリ」も購入 2015年02月22日

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先週コーヒーを注文して家で飲んでみたら全然美味しかったので今週は自分が職場で消費する分のドリップバッグ入りのコーヒー豆と自宅に日本米「ランナノヒカリ」の白米と玄米を1つずつ購入。

ローカーブダイエットやってますが、玄米はGI値が低くて血糖上昇がおだやかなので割りと食うようにしてる。だいぶ前に行ったペチャブン県のカオコーという山岳地帯の道端のおみやげ屋で売ってた玄米が非常においしくて食い切った後も何度も食いたいと思っていた。その米が大粒のジャポニカ米、いわゆる日本の米と同じ形のものだった。タイはタイ米が当然有名ですが、チェンマイなどの北部では短粒米のジャポニカ米で取れるというのを何かで読んで知っていた。カオコーもタイの北部の入り口ぐらいに位置する山々なので短粒米も取れるんでしょう。んでORIENTAL FA’sさんとこの日本米も玄米だと同じようにうまいんじゃないかと思ってトライ。

เขาค้อ カオコーに行って参りました 2014年06月03日

確か午前中に注文してもう次の日に届いていた。。お米はバンコクにある程度ストックがあるのかな。いずれにせよコーヒーの時と同じくすぐ届く配送が非常に嬉しい。

ORIENTAL FA's Rice LANNA NO HIKARI - BROWN RICE

ORIENTAL FA's Rice LANNA NO HIKARI 2

お米は割りと小粒で綺麗にパックしてある。カオコーの米はオーガニックと言っていてその証拠に米の袋の中にはコクゾウムシがぞろぞろいた。それを退けながら水洗いし、炊いて食ったんだけど、まあ流石に日本人向け商品でそれはないですな。ランナノヒカリのほうは虫は居ません。しかし、年に何回も彼女の実家(ど田舎)に行っているせいもあってか、そういう虫に対する拒否反応ってのがかなりレベル下がった気がしますな。食べ物の中に虫が居ても、日本に居た時とかはもうその野菜とか丸ごと捨ててたけど、今はその虫食い部分だけ手でちぎって捨ててそのまま食う。ゴキブリは未だに嫌いだが。。そういえばゴキブリは田舎ではあまり見たことがないな。都市部でしか見かけないような気がするが、自分の周りだけだろうか??

さて、虫の話はさておき、実際に玄米炊いてみると、「おお、おお、この味」てな感じでかなり近い。やっぱりタイで玄米食うなら短粒米ですかね。いいのに当たってないだけかもしれないが、長粒米のいわゆるタイ米でいくつか玄米を食ったがうまいのにあたった試しがない。この短粒米の玄米は糠の表皮の部分がプチプチしたいい歯ごたえで穀物らしい香ばしいいい香りして、さらにはその中の白米部分がもっちりとしててバランスがいいんだな。多分タイ米の玄米だと含水量が少なくてバサバサに感じて水々しさを感じないんだと思う。

白米のほうは今手持ちのタイの炊飯釜ではちょっと炊くのが難しい感じがあるが、それでも懐かしい日本米の香りであります。バンコクの日本人向け歓楽街タニヤのど真ん前のビルの会社で働いていて、タニヤに行けばいくらでも日本食屋があるが、こんな香り、ずいぶん長いこと嗅いだことがないなあという感覚だった。日本のお米の香りじゃー。漬物と煮魚が欲しくなりました。ちょっと炊き方練習しよう。

チェンライコーヒー 日本米 ご自宅まで直送 ORIENTAL FA’S
↑ 白米は2kg180THBと5kg420THB、玄米は2kg袋のみで180THBとのこと。

赤米カオニャオ 2015年01月02日

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彼女の実家で分けて貰った赤米のカオニャオ(もち米)。最近こっちで買った電気釜に最初からついてきたアタッチメントで蒸し器があって、それを使えばちゃんと蒸し物が出来ることが分かったので田舎でもち米を貰ってみた(タイではもち米を蒸してそれを外気に晒し、適度に水分を飛ばした状態で手で掴んで食べる)。

もらう時に「これ、オーガニックで、ケミカルまったく使ってないもち米だよ」と言われたが個人的には冷静に「オーガニックがそのまま直結で美味いとは限らないよ、オーガニックで美味い作物ほど作るのが難しいんとちゃうかな」と思っていたが、実際に彼女が蒸してみて、普段は炭水化物を食わないようにしているんだが、摘まんでみてびっくり。

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↑ 一晩水に浸けたところ。

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↑ カオニャオを蒸した後はこういう竹で編んだ平たいザルみたいなもので、、、

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↑ ここに一度おいてしゃもじで切るように広げて炊きたての水分が多くてベタベタしてる状態から水分を飛ばして手に付かないようにします。

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↑ んで、おひつに入れると。

これがめちゃんくちゃ美味いんである。赤米で玄米的な香ばしい香りと、ついでに貰ってきたタイ式の竹で編んだおひつの香りも手伝ってえも言われん素晴らしい芳香。赤米だから硬くて食いにくいかと思われたがそんな事もなく噛みごたえはいつもの白米のカオニャオレベル。ああ、これは手が止まらんわ。とバクバクいつになく完食。素晴らしい旨さ。ただ、やっぱり米の食いすぎで晩飯後は腹がとても重くなって動けず、本を読みながら寝落ちしてしまった。美味いけどやっぱり米食うのは体調に良くないなと再認識です。

でもまあ新年初日からいい食べ物でした。

タイに居て7年。久しぶりに「そう来たか!」と思った瞬間。 2014年05月03日

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タイに移り住んですでに7年です。8月の終わりにはもう8年になるところですが、最近はさすがに身の回りで「えー!!」ってな感じに驚くこととかはなくなり、タイの日常がデフォルトの日常となりつつあります。

でも久しぶりに彼女の実家に行った際に、「ああ、そう来るとは思っていなかった。。」と思う瞬間があったので、どうでもいいんですが、とりあえずご報告。

先に書いたように、彼女のお兄さんが僕の車をピカピカに磨き上げてくれてVIOSが剥きたてゆで卵みたいになりました。その際に

「車、家の前の道路に止めな」

「はいはい」

と実家の前の路上に駐車したはいいけど、彼女の実家は兼業農家で田んぼ、畑を持っており、収穫後の脱穀した稲を天日で干しているようで道路の前にどーんと平げて置いてある。見てると時々近所の放し飼いの鶏が米をついばみに来たりでのんびりした微笑ましい光景なんですが、上の写真のようにどう考えてもこうやって駐車すると他の車やトラックが通れるスペースではないのであります。

「これ、大丈夫?他の車通れなくない?」

「大丈夫。大丈夫。」

いやー、しかしこれ通れないっしょ。。。そう思ってたら、まさに「ああ、そう来ますか!」って感じでトラックが通って行った。

横に居る彼女の兄貴や僕に断ることもなく、スピードを緩めることもなく、普通に干してる米を踏んづけてトラックは通りすぎて行きました。。。彼女の兄貴も気にしてないし、トラックを運転してたおっさんもまったく気にしてなかったので、こうやって通るもんだ、という常識なんでしょう。。。まさか食い物をトラックのタイヤで踏んづけていくとは思ってなかったよ。。。逆に踏んづけて通ってくれたほうが籾殻が取れやすくなって精米しやすいぐらいの感覚なんかな?

いや、まだまだ知らんこといっぱいあるな、と脱力しながらも感動したのでありました。

ยำแหนมข้าวทอด ヤムネームカオトート は酒のつまみに最高ですよ 2014年03月02日

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彼女のお姉さんの得意料理。得意料理というか、これで商売をしている。毎日これを作って市場へ出かけ必ず売り切って帰ってくるのだ。

ヤムネームカオトート

ヤム=ヤムウンセンなどのあの、酸っぱい、辛い味付けの和え物サラダテイスト
ネーム=タイの東北地方の発酵ソーセージ。酸っぱい味。
カオ=米
トート=揚げる

普通のヤムネームってのはヤムウンセンと同じような味でウンセンやエビの部分がソーセージになっていて下の写真のような感じなんだけど、ยำแหนมข้าวทอด ヤムネームカオトート の場合豚の皮の千切りやお米をコロッケみたいにボールにして揚げたものが入ったりして味が太く、香ばしくてとても酒に合う味になる。

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↑ これが普通?のヤムネーム。

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↑ これ豚の皮の千切り。タイでは豚の皮もよく食う。

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↑ これが米のコロッケ。

たまに市場を歩いているとこの米のコロッケを店先に並べてなんか食べ物を売ってるお店があるが、そこなら売っている。基本的に、使う食材が多く、米コロッケを揚げたり下ごしらえの手数も多いため、お金のためだけに飯を売ってる人は敬遠するようなので基本これを売っている屋台は好きでやってるはずなのであまり外れはないかもしれない。

とかく、このยำแหนมข้าวทอด ヤムネームカオトート はビールその他なんでもアルコールに非常に合うのだが、周りの日本人でこれをつまみに晩酌してます、なんて人をほとんど聞かないのであまり知られてないように思う。もし機会があれば一度つまんでみることをおすすめします。

ข้าวเหนียว カオニャオの仕込み風景 2014年01月22日

彼女の田舎に行くと毎日見る光景。

基本タイの東北地方であるイサーンでは主食はうるち米よりももち米を食うことのほうが多い。もち米のほうが炊いてから日持ちがするし、うるち米よりも安いらしいのでそういった理由から定着してるんでしょう。

バンコクのイサーン料理屋などに行ってもどこでももち米は置いてある。ただ、上の動画にあるようなもち米を蒸したあとの仕込みの作業はバンコクでは見かけたことがない。

まあ、みんな営業を始める前に下ごしらえでやってるから客の僕らは見かけることがないのかもしれないけど、もち米は本来蒸した後にこのようにザルの上でざっとほぐして過剰な水分を飛ばすようだ。確かにこうすればコメの表面上の水分がとんで手で握ったとき(もち米は普段手で掴んで食べる)指にベタベタついたりしない。たまに屋台のもち米でベタベタしてるものもあるが、こういう仕込みをサボっているのかなと思う。

この作業の後、竹で編んだお櫃の中に放り込んで保存します。

しかし、田舎で食うもち米がまた旨い。なんというか洗練された味とは程遠いが自然の雑味というか、滋養のある味というか。バンコクのイサーン料理屋で食うもち米は精製されすぎな感じで田舎の米のように雑味がないのであります。田舎へ行くと衛生観念がなさすぎて閉口することもありますが、バンコクでは味わえないワイルド番地なテイストを味わうことができるのでこれが結構楽しみでもあります。