ムンバイ紀行 その5 〜 Standard Chartered Mumbai Marathon 2015 2015年01月22日

3min to start Mumbai Marathon 2015

前回からムンバイ紀行としてまとめております。第5回。

というわけで17日にムンバイ到着、Bibナンバー(ゼッケン)を受け取り、早めに寝て朝3時半ぐらいに起きて準備し、5時ぐらいにムンバイマラソンのスタート地点Azad Maidanにボチボチと歩いて行きました。New Bengal HotelはAzad Maidanやチャトラパティ・シヴァージー・ターミナスの駅に近くてマラソン出走前の朝4時とかにタクシーなどを見つける必要もなく歩いて行けるのが良くてここに泊まったのだ。

Chatrapati shivaji Terminus @ SCMM

真夜中に浮かぶチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅の歩道を歩いて地下鉄につながる地下道を歩く。その地下道からAzad Maidanに上がって、案内にしたがって一本道を歩いて行くと出場者のスタンバイする広場に出た。やはり人口大国のインドだけあってかっちりと人の出入りを管理しないといろいろ問題が出るのか、道路の人の流れを誘導するためのバリケードなどが厳密で地下鉄通路以外からだとAzad Maidanに入れなかった。

今のタイの気候と同じく、少し夜の空気は少し肌寒いが、体を動かしながら待っているとスタートラインへと続くゲートが開いて皆がスタートラインに移動する。公式記録のマラソン大会の実績によってスタートラインが前後するように決められていた。多分一番前からA:サブフォー切り B:サブファイブ切り C:5時間前半? D:5時間後半?って感じでそれぞれ200mほど後ろにずれていく。そしてAの先頭から2,300m先に本当のスタートラインがあってそこを通る際にタイミングチップでタイムのカウント開始となるよう。

Start Line @ SCMM

タイの場合、マラソンのスタートの時は下品なトランスが大音量でかかりながら司会者がカウントダウンして大きな「ぷぁーーーーーーんんん!!」というスタート音とともに出走なんだが、ムンバイマラソンは何の通知もなく時間の5時40分が来たら皆がいきなり走りだした。超地味なスタートだった。

コースは以下のような感じになっております。

Full_Mumbai_Marathon_2013

Azad Maidanからチャーチゲート駅の横を通ってマリンドライブまで出て、一旦マリンドライブを南の突き当りまで走って、今度は北の端まで。そこからはPedder Rd.を北上してHaji Ali Dargahを左に眺めながら海沿いの道を走る。

SCMM 1

SCMM 2

SCMM 3

しかし、さすがにインド。特にPedder Rd.あたりは道路の舗装も古くて車道であれどかなり表面がデコボコ。コンクリやアスファルトがツギハギだらけで凹凸が出来ておりしっかり走らないとその凹凸で足首をクリっとひねりかねない。

海沿いのWorli Seaface Rd.あたりは脇に高級コンドらしきものが建っていて道路も綺麗なんだが、そこを外れると道路はやはりひどい。結構この路面の環境の悪さが足首に負担をかけてくれる。。。

SCMM 4

そこからムンバイマラソンの一番のビューポイントとなるWorli Sealinkという高架有料道路が海の上に一本だけ伸びている道を朝日を眺めながら走る走る。この辺は路面も綺麗だから嬉しいんだけどなぜかすでに疲れが出てきているように思う。。まだこの時点で距離にして20km走っていない。大丈夫かな??ちょっと心配。

そしてシーリンクを南から北に渡り切ったところにはアパートかコンドっぽい高層ビルと2階建が一番背の高い建物であろうあばら屋の織りなす天国と地獄式風景。

SCMM 5

SCMM 6

で、すいませんここから写真がないんです。というのも本格的に疲労が見え始めて来ていつもなら30kmを超えないと疲れは出ないものの今回はかなり早く出たので無意識に走ることに集中し始め、写真が二の次になりました。Lady Jamshedji Rd.を南下している時も、この道路がこれまた路面が悪いので辛くてすでに歩いてしまったりとタイムの更新はありえない展開に。とにかくリタイアだけは避けてちゃんと完走できるように、それだけを気をつけて走っておりました。

今回は途中に何回も歩き、最後にマリンドライブまで戻ってきた時に膝と足首が痛くて立ち止まり、老人のような緩慢な動きで屈伸をしてたところにマラソン大会の人員整理のインド人の若いスタッフが寄って来て「大丈夫か?これ使え」と軟膏の小さいチューブをくれたりしてちょっと嬉しくなって頑張って完走は出来たもののタイムは5時間23分。良くはないタイムだけどちゃんと完走できただけよしとしましょう。

ガタガタの足でホテルまでヨボヨボと歩いて帰り、Civil Restaurantでダルカレーを食ってボロ雑巾のように眠りました。。起きたら完全に日が暮れていた。。。つづく。

Fotogenic Osaka フォトジェニック大阪 2014 2014年12月17日

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大阪から帰ってきてもうそろそろ一週間ぐらいになるんですが、まだブログ上では大阪ネタが続いております。そろそろ他のネタも書かないと時期を逃してしまうものもあるので後1,2回で切り上げたいところではありますが。。。

12月10日、実に久しぶりに独りで午後丸々使って大阪散策をして来ました。適当に歩いていただけなのでミナミ界隈だけになってしまいますがいくつか写真を紹介したいと思います。

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私鉄の地下道や百貨店はいろいろ店舗が変わり、改装が入って見た目も変わっているが大阪地下鉄は20年前から景色が一緒だ。何にも手を入れてないんだろうなあ。谷九から上本町までの地下道の一本道などあの距離を毎日通勤通学で歩く人間がいっぱいいると思うとそこで雨も降らず道も平坦なのでほとんどの人はスマートフォン片手に歩いているだろうが、その時間をひとつのアプリやサイトなどに集中してウォッチしてもらう仕組みなんか作りゃいろいろお金儲けのネタなどがありそうなものの、誰も手をつけていないのが不思議。このへんもがんじがらめで何も動かせなくなってるのだろうか??

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上本町もベタッとした町でなんかまだ昭和の薫りがふんわりと漂ってくる感じがします。このへんまだマンションも安そうだなあ。

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キャバレーユニバースはもうすでにキャバレー営業は停止していてイベントスペースを貸す形態で営業している模様。しかし、ベランダみたいなところから伸びてる木の枝みたいなのはなんなんだろう?近づいて見てみたら電気系の配線を束ねたようなものがにょきにょき伸びていました。???

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戎橋は相変わらずですな。御堂筋はえらい警官の数が多いなと思ってたが安倍総理が難波駅前で選挙演説という予定だったらしく、その準備で交通規制を始めるようだった。

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今回はじめて知ったが新世界が出来たのは100年以上も前で昔の写真を見るとパリの凱旋門を模した建物の上にエッフェル塔を乗せてそこからケーブルカーを引くなどデザイン的にかなりめちゃくちゃでサイケデリックドリーミングな風景が大正の時代に展開されていた模様、そこから時を経て干からびた人種の巣窟へと変わっていったのか。

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そして記憶をたどって昔訪れたことのある映画館のほうへ足を向けるとなんと20年の時を経てもまだその映画館は存命していた。新世界国際劇場。その昔僕が浪人生の時に予備校をサボってジャッキー映画3本立てを見てたらがら空きの映画館で男が隣に座り僕の下半身におさわりされるという初めての「痴漢体験」をした場所だったが、改めて映画館の名前がわかったのでぐぐってみると。。。やっぱりの予想通り。

衝撃の新世界国際劇場|心不可得

そして新今宮周辺をブラブラ。街の古ぼけた感じはそのままだけど、少し綺麗になったような気も。

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その後は時間がなくなって環状線に乗って梅田に行き、大学の頃の友人とびっくりドンキーで会食。その後は歩いて梅田から淀屋橋へ。中之島の夜景が相変わらず綺麗でありました。。。

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今年もまたDV-2016 Programが始まっております 2014年10月10日

Men in Blue
“Men in Blue by Peter Lee, on Flickr”

毎年応募しているアメリカの抽選式グリーンカード当選プログラムのDV-2016の季節がやってまいりました。去年に実施されていたのはDV-2015。今年はDV-2016。これは2014年に抽選の応募を行い、2015年の春に抽選結果があきらかになり、そこから具体的にグリーンカードの取得手続きに入り、実際にアメリカ永住権を得れるのが2016年になることから来る。ちなみにDVはDiversity Visa ダイバーシティヴィザ、多様性ヴィザとでも言えばいいんだろうか?Domestic Violenceではございません。元々移民の国だったアメリカが抽選式である程度バランスを取りつつも平等にくじ引きで移民として永住権を得れるプログラムを実施している。

最近はいろいろ近代史の裏事情的な本を読んだり、毛沢東の本を読んだりしてるうち政治という世界で活躍している人たちは非常に怖い人達ばかりで、アメリカという国自体にもかなり疑問が出てきている今日このごろではありますが、それでも一応DV Lotteryには申し込みます。ま、アメリカがどうのこうのというよりいわゆる世界の覇権国が古今東西でやってきたことの業の深さというものをいろいろ考えてしまうのであります。

とはいえ、うちの親父が一度はハーレーに乗ってみたい、アメリカンポリス仕様のハーレーが憧れだ!というのと同じく、僕の場合はやっぱり80年代アメリカのあのキラキラした雰囲気がまさに憧れだったんであります。80年代バブルの日本の雰囲気にはまったく共感は抱かなかったがアメリカのあの華々しい感じはテレビやスクリーンの向こうのまだ見ぬ明るい未来でしたなあ。40歳をもうすぐ迎えるこの時期に医療費がバカ高いアメリカに好き好んで出向いて行くのも狂気じみているかもしれないけど、まあそういうことは後から考えましょう。

このブログにも以前から何回も書いてますね。

Diversity Visa Program
アメリカビザ抽選のエントリー写真作成 2012年10月21日
目を瞑る証明写真 2013年10月11日

応募要項は今年も変わらず。あのめんどくさい600×600ピクセルの証明写真を用意しないといけないです。また明日会社に行ったら同僚にでもiPhoneで仕事着姿を撮ってもらおう。。。

最近はiPhoneでも写真投稿はレタッチしてから 2014年10月02日

写真-744

iPhoneはいいですな。カメラよし、ディスプレイよし、標準の写真アプリでも結構な編集ができるが、googleの買収したSnapseedが非常に使いやすくてiPhoneで撮った写真もFBやFlickrにあげる前にちょこちょこと暗部の持ち上げをしたり、彩度の調整やホワイトバランスの調整なんかを行うといわゆる”撮って出し”よりは見やすい写真になる。iPhoneのスペックもいいせいかSnapseedももたつきなしで快適に動いてくれる。

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これが

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こんな感じで逆光で暗くなるシャドーの持ち上げがiPhoneだけで簡単にできるのです。

またレタッチした後説明を加えたり画像中にタイトルを入れるのもPhontoやskitch使うとホント簡単。skitchは矢印や、モザイクなども簡単に処理できるからスクリーンショットの説明をする時などに便利。

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こんな感じで注釈が付けられるからいい。

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さらには、自分好みな画像にいろいろコメント付け足してLINEやWhatsAppでスタンプ代わりに送りつけるのも楽しい。てか、今はもう自作のLINEスタンプって作って売ることができるんですな。yamagiwa2000スタンプ作って売りたい。全てのスタンプが僕の写真。そんなのもiPhone一台でできる。

Androidもカメラいいのを積んでるものもあるんだろうけど、ディスプレイ、カメラ、アプリの連携、質がどうもバラバラな感じで触手が動かん。この手のものはiPhoneがいいと思う。さて、LINEスタンプ作ろっと。

iOS7の写真の共有ストリームがええ感じに便利になってる 2014年08月07日

Apple iPad3 iCloud Badge

今またiPhone5sにモバイルを乗り換え、iOS7を使っております。つい先日までの約2年間ほどはNexusシリーズでAndroidを使ってましたので最近のiOSのアップデートや新機能についてはちょっとうとい感じ。

昨年iPadでiOS7を入れて試してたところでは動作が重くて、いろいろと細かい不具合を潰しきれてない感じだったが、当然のことながらこれぐらい時間が経つとさすがにいい感じにこなれて来てます。

iPhone/iPad/iOSはハードの作り込みや、OSの完成度はなかなかよかったが、インターネットの王者GoogleがデザインしてるAndroidと比べてクラウド対応、クラウドを介したデバイス間同期機能や、クラウドバックアップなどの機能が全然出遅れてる感じだったが、今やもう全然Androidにも引けを取らない感じですな。今日もこの写真アプリの共有ストリームを見てそう思った。

Apple – iCloud – あなたのすべてのコンテンツを、すべてのデバイスで。
使ってない人はもったいない! iOSの共有フォトストリームが超オススメな3つの理由 – iPhone女史

これ多分iOS7からの機能だと思うけど、iPhoneと標準でインストールされてる写真アプリとAppleIDがあれば写真アプリの共有ストリーム上でアルバムみたいなものを作成して閲覧・投稿が可能なAppleIDを指定して(家族とか)、設定すればその人たちだけが閲覧・アップロードできる共有アルバムができる。かなり扱いが簡単でとりあえずiPhone持ってるけど難しいことはわからへんで!って人でもちゃんと扱えると思うし、コメント入れたり、FBの奴ではないけど「イイね!」って付けたりできる。

自分以外が何か写真を共有した場合でもちゃんとすぐに通知が来るし、わかりやすい。これはホント家族間での写真共有アルバムとして使うには持ってこい。他にももっと高機能な共有アルバムを作成できるアプリもあるだろうけど、OS標準のアプリでこれだけ簡単に共有ができるってのはいい感じだと思う。Androidにはアプリでは対応してないがWeb機能をオンにすればブラウザからアクセスできるようになるので適宜それを使えばよいでしょうし、iCloudもだいぶまともになってきましたな。