豆乳 〜 HOMESOY 2015年06月25日

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最近また新たな健康指向的実験で加工食品をできるだけ減らそうと考えている中で、健康そうに見える豆乳ってどうなんだと考えなおす。

豆乳だって加工食品、大豆を煮て濾した液体だけでは大豆なんでエグみやらが残るから味の調整のために各種添加物が入るはず。てっとり早いのは糖分を添加すれば、エグみはだいぶ和らぐし、当然の如く飲みやすくなる。疑ってかかると豆乳であれ添加物でまみれている可能性は大。

まだ自分で豆乳を自作したことはないんだが、まず第一にタイの豆乳とアメリカの輸入モノ豆乳の味が天と地ほど異なる。アメリカ輸入物は対象にしてる消費者がアメリカ人で牛乳の代替として使用してもらう狙いでかなり牛乳に味を似せている。その調整には添加物てんこ盛りのはず。以前はこんな記事を書いていたが、もうちょっと冷静に考えないと。

対してタイの豆乳はもうちょっと青臭い。植物らしい香りがする。特にスーパーで唯一1Lパック入りで売っているタイ産の豆乳を飲んでみるとエグみと大豆の青臭さが鼻について結構飲みにくい。さっきも書いたが自分で大豆から豆乳を添加物なしで作ったことがないので実際にはどういう味かまだ不明だが、感覚的にはこのタイ産の「うまくない」豆乳が自然の味なのかと思ってきた。

なので最近はアメリカ産豆乳はちょっと敬遠気味。高いからという理由もあるが。。。んで、タイ産のものを飲むかとも思うが、味がちょっとキツい上にタイのものだと大豆の含有農薬検査とかそんなのまったく気にしてないんじゃないかと思ってなんか他に適当な銘柄のものがないかと探していたらHOMESOYというのがあった、1Lの紙パックでだいたい50THBぐらいで売っている。砂糖入りで結構甘いがこれも輸入モノでMade in Malaysiaであります。

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最近ちょっと興味のある非アメリカフォロワーなマレーシアの豆乳だからちょっと売れ線ばかり、添加物てんこもりな豆乳とは一線を画した製品になっているかと思ってたら、やっぱりタイのものとそう変わらないかなあ。。アジアらしくやっぱり甘みがすごくて結構しつこいです。。

やっぱり豆乳自作から始めるべきでしょうか。

ลาบไก่บ้าน ラープガイバーン 地鶏ラープ 2014年04月30日

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彼女の田舎で「ガイバーン」を食ってみたいと言ったら飼ってる鶏をつぶして作ってくれた。

タイで ไก่บ้าน ガイバーンというと地鶏で自宅で庭に放し飼いにしてるような鶏を指します。いわゆるオーガニック指向な話で言うと、西洋人の言う”Freerange”という養鶏場で飯だけ食わされて歩きまわることもできないスペースで育てられてそのまま〆られて食肉工場行き、、、ってのとは違う鶏らしくフィールドを走り回って育てられた鶏であります。

だから養鶏場からのブロイラーとは違って運動量が違うので脂が少ない、肉がエライ引き締まっているのが特徴で、普通の鶏なら皮は厚くて脂がいっぱいなんだが、ガイバーンだと薄く脂も少ない。僕は鶏皮の脂の臭いがあまり好きじゃないんですが、ガイバーンの皮は全然臭くない。

上のラープガイバーンは鶏のもも肉から胸肉、足や内蔵、皮、血に至るまでゼリーにして入っていて鶏丸ごと料理なんでありますが、全然臭みがなくておいしい。

オーガニックとかフリーレンジとかっちゅうのは生産手段が自然に負担をかけないとか体に負担のないものだとかそういう意味付けで、決して「うまい」とは直結しないと思ってたが、たまにこうやってちゃんとおいしいものもあるんですな。

しかし、こういうのは田舎でも家の庭のスペースなどで飼える量は限られているからそんなに毎日食べたりはできないでしょうな。やっぱ普段はブロイラーか。。。

ファーストフード英才教育 2014年02月17日

Fast Food
“Fast Food” photo by SteFou!

先のおいしいものと体に良いものがリンクしない、という件で先日お会いした方とのお話しで、

「でもイサーンの田舎から出て来た女の子とかってイタリア料理とかマクドとか食わしてあげても全然おいしいと言わないことってありません?結局、子供の頃とか周りの環境で近場によくあるものに慣れ親しんで、それが標準になっちゃうと思うんですよね。だから場合よってはおいしいものと体にいいものがリンクしてる人たちはいっぱいいるはずじゃないですかね。」

という話が出て、ああ確かにそうかもしれないと思った。僕もイタリアンやらマクドやら食べさせても全然美味しいなんて言わずに「ソムタム食べたい」なんていうお姉ちゃんとか見たことあるし、ふと考えなおすともしかしたらファーストフード食べ始めると止まらないなんて思ってるのは僕らの世代だけなのかもしれない。

1970年代からマクドが次世代の顧客ということでマーケティングにメインを置いた子供たちがちょうど僕らの世代で、街にファーストフードが溢れ出したと思う。

僕らはファーストフードの英才教育を小さな頃からしっかりと受けて育って都会の食事、フランチャイズのセントラルキッチンで、悪く言えば工場で作られた食事に疑問を持つ余地なく育って来たのかもしれない。逆にパッケージングされた食べ物が清潔で自然のものってのは雑菌もいっぱいで敬遠してたり。

環境には強く影響されるけど、逆に食事の好みの味ってのは本能的なものでもなんでもなく、後天的に学習で覚えるもんなんだろうなあ。

そう考えると子供には小さい頃から野菜中心で健康的な食生活を強制的に家のルールとして守らせてファーストフードとかは食べさせない方がいいのかも。でも望むべくはそういうファーストフードなんかも知った上で、自然に好んで体にいい食品を食べるような嗜好を身につけるのが一番いいとは思います。そういった選択肢を知らない子供もそれはそれで可哀想な気もするし。

とにかく若い頃の味の記憶と教育は大事なんでしょう。食い物に限らず。

オーガニックとうまいもん 2014年02月16日

organic cattle
“organic cattle” photo by USDAgov

またまた先週からLow Carbダイエット、糖質制限食を始めてます。体調軽く、体も軽く、アイスクリームが止まらなくなるようなこともなく、ええ感じです。

ただ、糖質制限なんでご飯と麺が食えません。こうなってくると結構食事のメニューを選ぶようになるのが大変なんですが、「あれが食えない」「これが食えない」といろいろ悲観的に考えるとキリがないのと、体にいい食べ物と、うまい食べ物とはなぜ綺麗に重ならないのかといろいろ世の中の原理に対して懐疑的になったりします。

ただ、マイナス方向に考えるよりかはプラス方向に考えようと、食べれるものをどれだけおいしく食べるかという事を今一生懸命考えております。

そんな中で肉料理ならタンパク質と脂肪はいくらとっても構わないので、ヘタなソースを作るより、塩と胡椒とニンニクだけでステーキを作るなど、その材料とシンプルな材料ながら作る手順にいろいろ試行錯誤をしてよりうまい食べ方の研究をやっていこうかと考えております。

そんな中、材料にこだわりすぎるのもどうかなというところがありますが、一度オーガニック食材というものはどういうものなのか考えて見たいと思ってネットを検索してるとバンコクでもいろいろお店が。。。という訳で日曜のヨガの帰りに適当に行って適当に商品を買ってみました。とりあえず今回は料理するときの味の根幹になる塩と、自分の大好物カシューナッツ。

うーん、食ってるだけだと別に普通のスーパーで売ってる食材とそんなに違いがわからない感じですな。オーガニック食材のありがたみってのはその栽培法や家畜なら育成法とかを勉強しないとありがたみってのはわからないのかな?消費者がわざわざ勉強までしないとその価値を最大限理解できない商品という特徴の割には値段高くてなんだかなあという気分。

というかそもそもがやっぱり、中々手が止まらないおいしい料理と、体にいい、いわゆるヘルシーと呼ばれる食材や料理が綺麗にリンクしないというのが微妙に納得しないところ。

生命維持に必要な本能なんだから、おいしい = 栄養価が高い、たっぷり食べるべき食材、とはならないんだよな。。

いや、違うか米や麺なんかはエネルギー効率がよくてとんどん食べるべきだったがいつしか供給量が多すぎるようになったわけなのかな。1960年代ぐらいに窒素肥料の改良で穀物単価が安くなって、皆が喜んで食うからますます大量生産、ますます低価格、皆さらに食う。そして肥満、糖尿病みたいなものか。

そうやって、病院では糖尿病の根本治療にトライもせず、一生治らない病気として延々インスリンやらの薬代を国の保険か、患者に支払わせるというのが通例のやり方なのかねー。このへんも資本主義のお金一辺倒の価値観から脱出しないとこのループって解脱できそうにはないですな。

とりあえず糖尿病対策を国家レベルで進めたいなら、穀物の値段に税金かけて他の食材と同じレベルの価格にするか、他の食材の値段を下げるか。そうすれば食事として摂取する食べ物の中の糖質の割合は確実に減るでしょう。。。

ということは、おいしい食べ物と栄養価の高い食べ物はリンクしてるんだけどやっぱ過剰な量を食える状態である、というのが問題でこの辺、さらに自制で食事量をコントロールするのではなくて、自律的に量のコントロールができるような食べ方?食材?が出てくれば問題ないのかな?

うーん、もうちょっと考えるかな。。。

Xongdurのシリアルバー Food Fitt 2013年07月30日

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セブンの商品をよくよく見てみるとCereal Barが売ってたので買ってみてから最近はこのCereal Barをよく食べている。7−11にてどちらも10THB。

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セサミと7種類のシリアル、そして15種類のシリアルとドライフルーツが乗ったものの2種類。カロリーは前者90kcal、後者80kcalとどちらもダイエット中でも非常に食いやすい低カロリー。

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お決まりのように、

Low Sugar:砂糖少なめ
Non GMOs:遺伝子組み換え食材使ってません
No Trans Fat:トランス脂肪酸使ってません
Lower Fat:低脂肪
Dairy-free:乳製品使ってません
Vegetarian:菜食者向け

ちゃんとタイの菜食にあたる言葉 เจ ジェーのロゴも印刷されております。んで、今回この表記見てて”No GMOs”の記述だけなんのことかわからなかったけど、GMOって”Genetically modified organis”で遺伝子組換え作物って言う意味なのね。日本のISPのことじゃねえべ。一つ勉強になりました。。。

Xongdurはタイの健康食品メーカーみたい。このシリアルバー以外にも赤米のおかゆパックや、シリアルのドリンク、スープなどを作っているみたい。。。

ซองเดอร์™ : อร่อย…เติมเต็มสุขภาพ…ไร้สารพิษ