映画「告白」 2011年06月17日

「告白」を見た。松たか子の「どっかーん」っていうTrailerを見ていたのだが、てっきりちょっと振り切れた感じのギャグ映画かなんかだと思ってたらかなりシリアスな映画だった。もうすでに4年以上タイに住んでいるので原作が話題になっていた事も知らなかった(もしくはそんなに話題にはなってなかった?)。

映画『告白』公式サイト
告白 (湊かなえ) – Wikipedia

↑ ※注: Wikipediaのほうは見るとネタバレします。

ていうか松たか子が青少年の殺人がテーマになったシリアスな映画に出てる事自体がギャグみたいな気がするが、最後までちゃんと通してみるとこれで中々期待を裏切るいいキャスティングだと思う。松たか子もいい演技してます。どうでもいいがどうも毎回「松たか子」と入力しようとするんだが、「マツタコ」とミスタイプしてしまう。めんどくさい。ま、自分が悪いんですが。

原作も読んだ事がないので、ストーリーは松たか子演ずる森口先生の一人娘が事故で亡くなったが、実はこのクラスの生徒2人に殺されたという告白からだんだんその犯人が暴かれて行く、というストーリーかなと思っていたら Continue reading “映画「告白」 2011年06月17日”

旅の重さ 2011年05月09日

今年の正月にAppleTVを買った。これの映画レンタルサービスが中々面白くて結構借りて見ている。レンタルしている映画をいくつかブラウズしていたら邦画の中でこんなのを発見。四国の自然描写がプレビューを見ているだけでも美しく、そういう景色を見たくなって借りた。

ストーリーはこちらのWikiに書いてあるが、16歳の少女の四国のお遍路さんのような旅のストーリー。いわゆるロードムービーだ。テーマ曲は吉田拓郎で70年代の空気がぷんぷん。少女が旅をすることで平凡な生活の中では体験できないような事を重ね大人の世界を垣間見ていく。主人公はこの映画がデビュー作の高橋洋子。デビュー作の割りには作中で全裸で泳いだり、レズビアンシーンなどかなりがんばっている。そしてその新人役者のしゃべりのたどたどしさも16歳の少女、という役をうまく演出していると思う。そういや日本のロードムービーとして思い出すのはNHKの「さすらい」という映画(TVドラマか?)。この映画でも渋沢忠男という役者のデビュー作だった。作中の語りは渋沢忠男自身で行っていたがこれもまた非常にたどたどしいしゃべりだった。旅芸人一座(はみだし劇場だったが)が出てくるのも一緒。この辺、70年代のキーワードだろうか。

最初オープニングの「ママ、心配しないでね、、」の下りはなんか中途半端なアニメのセリフみたいでちょっと不安になったが、すぐに四国の大自然の映像が目に飛び込んできて感嘆。ストーリーもいろいろとあるのだが、とかく景色の映し方が非常に綺麗なのでそれだけで満足の映画でした。後気が付くというと、岸田今日子がお猿さんみたいな顔だなあということぐらいですかね。岸田今日子で検索をしていたらこんなページに出くわした。ちょっとワロタ。

家に岸田今日子が出ます。助けてください。

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岸田今日子,高橋洋子,富山真沙子,三國連太郎,三谷昇,素九鬼子,斎藤耕一

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吐きだめの悪魔 – Street Trash 2011年03月25日

今日は仕事終わってメキシコ料理で飲んでたりしてたが、家に帰って先日途中まで見ていた、ジム・ミューロー監督の「吐きだめの悪魔」(原題・Street Trash)を最後まで鑑賞。80年代に中島らもが著書でZ級映画として押していた映画である。僕も中学1年生の時にレンタルビデオで借りて見た。しかしそれっきりで今回2回目の鑑賞となる。

まず最初にinformation


吐きだめの悪魔 – Wikipedia
Street Trash – Wikipedia, the free encyclopedia

そしてネット上の映画評がいくつかあがっております。


映画偏り放題: 映画『吐きだめの悪魔』 ・・・熟成しすぎたウイスキーを飲むと大変なことになるんだそうです
A級<C級<Z級 第32回【吐きだめの悪魔】
今日も元気にカルト映画館~第85回 『吐きだめの悪魔』 起点は妙典(仮)/ウェブリブログ

おおむね皆さん絶賛されているようですが、確かに再度見てみて、面白かった。箸にも棒にもひっかからない、というような作品ではないですな。 Continue reading “吐きだめの悪魔 – Street Trash 2011年03月25日”

液晶テレビとHD映画

年末、初めて液晶テレビを購入した。

昔も今もいわゆるテレビ番組というのはほとんど見ない生活をしている。Youtubeやオンデマンドのビデオのほうが見たいものを見たいとき見れるし、時間の節約にもなると思っていたので買ったとしても使用する時間が他の家電品よりも圧倒的に少ないだろうと考えてほとんどテレビの買い替えにも興味がなかった。

今住んでいるコンドミニアムには26インチか29インチぐらいの旧型のブラウン管テレビが備え付けられていた。ずーっと約2年弱はこれで映画やらを見てきたのだが、年末に家族が来泰する際に、興味のあったApple TVを買ってきてもらった。しかし、このブラウン管テレビにはHDMIポートがなく、このままではApple TVを使うことができない。なのでApple TVを使用する目的で液晶テレビに買い換えた。

買い替えまでは数回PowerBuyやTescoLotusの家電売り場に足を運んでいろいろLCD、LED、PDPなどの現在の主流の製品を目で見て検討してきた。タイでは売り場のラインナップのほとんどがLCDでLED、PDPはまだ少数。一応、価格は2万Bまでと決めて考えていた。その中でまず42インチにするか32インチにするか?どの方式のものを選ぶか?解像度は?HD?FullHD?

いろいろ検討したが、最後はエイやっで、LGの32LD460を購入。14900Bでした。32インチのLCDでFullHDに対応したもの。PDPの42インチのものも、PHILIPSやSAMSUNGなどから18000Bぐらいで販売されていて最後まで悩んだが、あまり大きいものでなくてもよいかというのと、やはりこれから先のことを考えてFullHD対応のものを買った。(もう一度調べてみると32インチ程度ではFullHDの恩恵をきっちり認識できるほどの画面サイズではないという意見も。。。)

とはいえ、セットアップしてApple TVつないで試しにYoutubeをあらためて見てみると結構YoutubeでもHDの動画がアップされている。中・高校生の頃に見ていたビデオクリップをHDのもので再生するとまるでMTVを見てるみたい。

また、この動画なんかもまるでビデオに取ってた番組を見直しているかのような錯覚。HDテレビとYoutubeだけでも相当楽しいやん。

そして、お楽しみのApple TVでの映画レンタル。ゼブラーマンのHDのものをレンタル300円。32インチでHDなんでそれなりに面積あたりの画素数が多く、高密度な画面になるので非常に画像がくっきり映る。以前、日本に帰ったときに実家のテレビを見たときにあまりに画像がくっきり映るがあまりテレビ番組に出演している女優の化粧の乗りの悪さなどもきっちり見えてしまう様相に気味の悪さ(ここまでの精密さは人間の生活に不要だと感じた)を感じたが、フィルムで撮った映像をHDで見る分にはよりテレビで見る映像が映画館で実際に銀幕を見る感じに近づいていて「そうそう、やっぱ映画はこの映像の質感で見るものだ」と一人感心した。

映画はビデオが普及してきた80年代半ばから、2000年代ぐらいまで多くの人に銀幕の質感を忘れさせていたが、デジタル機器の高性能化で本来の銀幕の質感をかなりのレベルまで再現できるようになってきているのではないのか。32インチのテレビながらまたFullHD版の映画がリリースされてきたときに改めて鑑賞するのが非常に楽しみになるテレビ買い替えの顛末でした。

スーパーサイズダイエット日記2010年11月18日

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今日は午前中からアユタヤまで出掛ける用事。朝ちょっといつもより早く出社しないといけなかったので朝飯は抜き。

昼飯はHi-tec工業団地(この安直過ぎるネーミングはどうかと思うんだが。。。)の中の葵という日本料理屋(さすがにここを紹介しているほかのページはございませんでした。。。)。この界隈で日本料理屋はここだけなんだろう、結構な人の入り。繁盛してますなあとつぶやきながらカツ丼を注文。まあ、味も全然合格ライン。うん、これだけうまけりゃ人は来るわな、と一人納得。

晩飯は彼女とシーロムバナナハウスへ。我々のエアコンの効いてる3大タイメシ屋のひとつである。8時ぐらいだったが、行ったらもう日本人でほぼ満席。日本人に人気ありますなあ。ガイホーバイトゥーイや、カイヤッサイヤムウンセンなどとビアシン。無難にうまい。そして帰宅して彼女と喧嘩。僕はまた「真夜中のカーボーイ」を一人深夜まで観ながらジンソーダをごぶごぶ飲んでおりました。。。

※ 非在タイ者の方以外にもわかりやすいようにキーワードにリンクを入れています。そのキーワードに関するほかのウェブページの記載を読むことができます。。。