Active Directory、グループポリシー一覧 2015年07月19日

User Group Policy loopback processing
User Group Policy loopback processing by Bert van der Lingen on Flickr

とある案件で日本の本社から送られてきたActive Directoryのポリシーを日本語から英語に置き換えてスタッフに渡し、設定してもらう必要があった。

パラメーターの一覧だから自分が急ぎざっくりと翻訳をしても、設定者が変な英訳で間違ったパラメーター設定をしてしまうかもしれない。というわけで、ちゃんと日本語の設定項目と英語の設定項目を見比べマッピングして英語に置き換える必要があった。そんでポリシーの設定項目一覧を探していたのだが、ググってみても意外とないもんですな。いろいろと探した上、MSのサイトで見つけたんで同じような要件で探している人の為にリンクを張っておきます。

しかし、実際には上のファイルの一覧でも項目多すぎて該当の設定項目を探し出すのに時間がかかりすぎて、結局Windows ServerをVMでPCに入れてGPOの階層を辿っていかないと全然まともに進みませんでした。。

ありそで意外と資料がないADのGPOの設定項目一覧資料として使えるのかもしれませんがこのExcel資料は項目の並べ方が不親切でわかりにくい。MSの技術資料っていつもそうだ。。もうちょっとなんとかして欲しいよなあ。。

Download Group Policy Settings Reference for Windows and Windows Server from Official Microsoft Download Center
↑ 英語資料

グループ ポリシー
↑ 日本語資料

WindowsPEの準備がとてもめんどうくさい 2015年04月12日

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とあるPCのトラブルのため、Windows PEというUSBメモリで立ち上がる簡易版Windows環境を用意しようとこのソンクランの連休中前半戦2日間はずっとかかり切りになっているが、このWindows PE、準備がめちゃくちゃめんどくさい。

こんなツール一般ユーザーは扱わないし、使うのは基本エンジニアであるシステム管理者だけだから。。とは言っても最初から最後まで完全にCUIでコマンドライン、さらにはCドライブのProgram Filesの下の深いパスのファイルを何度も何度も指定しないといけない。

そのへんまだいいとして、今までコマンドプロンプトでもWindows Powershellでも大文字・小文字は区別されないと認識してたが、問題の上の画像であります。

これ、上のコマンドも下のコマンドも基本的にタイプしてる文字は一緒なんだがコマンドやオプションの先頭を大文字にしてるかしてないかで一方はコマンドが通るが、一方はその理由も明確に示さず「パラメータが間違ってます」だって。これは中々キツかった。Webをいろいろ検索して見て回ってみるもコマンドの実行に間違いはないみたいだし、なぜコマンドが通らないのか頭を抱えた。

一度試しに参照先のコマンドをコピー&ペーストで実行してみると。。。通る。。。なんで?え?Case Sensitiveなの??

これに数時間を費やしました。。。てか、Windowsのコマンドラインって僕もしばらくまともに触ってなかったがCase Sensitiveになったの??

Nokia Lumia 1020という奇怪なスマホ 2015年01月14日

Nokia Lumia 1020

A.O.B.mobileNokia Lumia 1020が中古で8000THBで売りに出ていたのでついつい買ってしまった。実際に店頭で実機を見せてもらうと殆んど展示の為に一回箱を開けた位の新古品。コレで元々20000THB以上もしていた価格からココまで下がっているなら買い時かなと思った。

このスマホ、OSはWindows Phoneというちょっと可哀想な生まれだが、他のモデルとは圧倒的に異なる特徴的なカメラを備えている。それが41MPを詰め込んだセンサーのカメラであって、超巨大な解像度の写真が撮れる。16:9の比率で取ると34MPが有効、3:4で撮ると38MPが有効になる。16:9は3:4をクロップしてるだけ、という話ですな。(と思ってたらちょっと事情が違った。詳細はこちらを御覧ください。ちょっとだけセンサーの角がデッドスペースになるんですな。)

スマホの物理的なサイズの制約があるからカメラの画質を良くしようとしても、レンズのサイズを大きくしセンサーも大きくするなんてのは不可能で、それならという事でセンサーサイズを1/1.5インチと出来るだけ大きく取り、レンズはCarl Zeissのモバイル用設計、センサーの画素数を41MP積んで、41MPの解像情報を基に5万画素の解像度の写真を合成するという答えにたどり着いた模様。

もうWindows Phoneなんでスマホとしての機能にはほとんど期待していない。それは今まで買ったWindows Phoneでイヤになるほど知っている。だからこのLumia 1020は通信機能付きコンデジとして買ってみたわけです。2015年の現在でもSonyのフルフレームミラーレスのa7r、またはNikonのハイエンドのフルフレームデジタル一眼D810あたりで36.4MPぐらいなのに、このLumia 1020は2013年発表モデルでセンサーが41万画素積んでいるのである。こういう振り切った設計ってのが楽しい。

早速、Unboxの写真とはさっと撮ってしまって、実際にカメラのテストであります。

Nokia Lumia 1020

Nokia Lumia 1020 unbox

現状まだ5万画素+38万画素のjpg撮影でしか試してないですが、確かに他のスマホとは異なる写り具合。とにかく元の画像情報の情報量が膨大なので引き伸ばしに耐える耐える。レンズもCarl Zeissレンズとなっていて、「Zeissといえど結局スマホのカメラだからなあ」とは思っていたものの思ったよりいい出来で、センサーサイズも1/1.5とわりかしデカイせいか近接の被写体と遠景を収めてあげるとちゃんとボケが出たりする。

Test shot with Lumia 1020

Stickly Rice Thai Style

暗い場所でもそもそも画素数が多いので38MP>5MPに圧縮すればISO上げてもノイズ感がそれほど目立たず、思ったより暗所でも明るい写真が撮れる。

Test shot with Lumia 1020

ただ、やっぱり引き伸ばして等倍以上の大きさにしていくとディテールはやはりスマホのカメラのセンサーで撮った写真だな、という粗さが見えてくる。さらにかなり解像感を優先した絵作りになっているのか見てると目が痛くなってくるほどパッキパキのピーキーな色とディテール。

Test shot with Lumia 1020

Test shot with Lumia 1020

また、蛍光灯配下ではアンダーに取らないと画像が全体的に緑がかって扱いにくい。この辺は後々の現像ソフトで調整して好みの具合に仕上げる感じでしょうか。このレンズとセンサーはちょっと癖のある感じで、いいふうに捉えれば、これでしか撮れない写真もあるでしょうからもうちょっといろいろスマホのように持ち歩いていろいろ撮ってみたい。

標準でインストールされているLumia Creative Studioはクロップなどのちょっとした撮影後の編集作業には使えるけど、色合いの修正やシャドーの持ち上げとかはLightroomでやったほうが全然いい仕上がりになるのであまり使っていない。

こんなところですな。

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ちなみにカメラの話ではないですが、スマホとして電話の待ち受け状態のスクリーンを消灯するのではなく、時刻や通知を表示する方式がLumia 1020でも搭載されていた。これ、AMOLED ディスプレイ特有の機能(AMOLEDディスプレイは画面表示するときに全体をバックライトで照らしたりせずドット単体で光るのか画面の一部だけを発光させて画面表示はするもののバッテリ消費を最小限に抑えるという機能が使える)になっていて初代のMoto-gだけの機能かと思っていたがWindows Phoneでも使われていたのねという発見。

とはいいつつスマホ機能は見限ってカメラでもっと遊びたいと思います。

やっとMS Office for iPad 2014年10月30日

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今年の春ぐらいからアメリカではリリースされていたというMS office for iPad。ちょっと前まではMSはコンシューマとエンタープライズのPC周りの牙城Officeを絶対にiPadには対応させないだろうと思っていたが、インド人社長であるナデラさんに変わってからは、いきなりモバイル戦略の強化とクラウドよりな方向性が強くなった。

Nokiaがメインを張ってたWindows PhoneとWindows TabletでMS Officeが使えるように環境を整備していくのと同時に、なかなか台数が伸びていかないWindowsタブレットで踏ん張るよりも根本的にユーザーを減らさないためかどうかはわからないが、ついについにiPadでもMS Officeを使えるようにしてくれた。

今までiPadを持っていなかったのもあるが、USのAppStoreでアプリを入れるとアップデートのたびに違うApple IDのパスワードを入力しないといけないのが面倒で手を出していなかったが最近アマゾンでもOffice365のパッケージを売り出すようになったみたいで、職場でこの話で盛り上がったついでに自分のiPadにもインストールしてみた。

というわけで

アメリカのApp Storeだけにある無料アプリをダウンロードする方法 – iPhone党
を生成するランダムな名前 – 男性, アメリカ, アメリカ合衆国 – Fake Name Generator

基本的にこの2つのページだけ押さえておけばUSのアカウントはなんなく作れます。US版のiTunes Cardさえ要りません。2010年のiPadが一番最初に発表された年、まだ日本でもタイでもiPadが正式発売されていない状況で並行輸入品を衝動買いして標準インストールのアプリ以外に何も使えない時に上記の方法で作成した4年前のApple IDはなぜか無効になっていました。。

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iPad用のOfficeアプリは結構綺麗に表示再現してくれて、僕はMac2台、Winタブ1台、WinノートPC1台で使うためにOffice 365のサブスクリプション契約してるのでそのアカウント入力したら編集もなんなく出来るようになりました。

そもそものハードウェアの制限で画面の大きさとタッチキーボードが使いにくいという難点を除けば、出先でオフィス文書をいじるという点では全然問題ないレベルかなと。年内には日本国内リリースとうたってるだけあってメニューの日本語化も全然問題なし。ただ、OneDriveからドキュメント開く際に、一番最初の読み込みが激遅なのが気になるところであります。

とはいえかなーりいい感じに使えると思います。やっとiPadでもMS Officeが使えるようになりました。後は、オフラインでの過去アーカイブメール参照ができれば仕事でiPadを使う、ということに関してはとりあえずできるようになるのかな?

AppleとIBMの提携 2014年07月18日

Macintosh Classic

2日前になんとアップルとIBMが提携する、というニュースが流れていてちょっと驚愕。アップルのハードにIBMのエンタープライズ向けのアプリを載せて売っていくらしい。まあもう今は業務でもみんなiPhoneやら使ってるから当然流れとしては問題ないと思うけど、ジョブズ時代の80年代アップルとか知ってるとまさに時の流れが社会じゃなくて、会社を変えるんだなあと感心。ま、経営者が変わったというだけなんだけど。

Welcome IBM. Seriously.

こんな広告とか昔のアップルって平気で出してたらしい(僕がリアルタイムでアップル製品使うようになったのはiPod後の2002年か2003年ぐらいから)。他企業の名前を堂々と広告に出すってのが許される時代だったんですな。この頃でもそれなりに大きかったんだろうけど、今のアップルの事業規模だとこんな広告はもうないでしょうな。

後はこんなのもあるし、

1984の有名な広告もIBMをBig Brotherに見立てて。

昔も今もMicrosoftのほうがIBMとがっちりパートナーシップを組んでいたはず。そこへアップルも参入。

ちなみにこちら「Pirates of Sillicon Valley」より。ビル・ゲイツよりもスティーブ・バルマーがとてもうまくキャラクターを真似てて感心する。

アップルの最近の事業を考えると当然なんでしょうが、iPhone以降、アップルはとがったところが消えてきてるのでちょっと残念と言えば残念。80年代のような唯一無二というような空気がない。。。

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