アップルのソフトウェアデザインにまた変なものが 2013年10月26日

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前回もiPhoneをアップグレードした際にアップルらしい、無駄に凝ったユーザインタフェースの例を書きましたが、今回は自宅Mac miniをMac OSX Marvericksにアップグレードした時にアプリのドロワーを開いた際に、この動画のようにEvernoteのアイコンがキラキラと輝いておりました。。

なんやこれ??ウィルス?と思ったけど実はMarvericksの仕様で新しくインストールされたアプリのアイコンをこのようにキラキラさせるものらしい。ドロワー開いた際にすぐに見つけられるように、かな?なんか無駄な作り込みのようだが、こういう細かいところを作りこんでくるのもアップルらしいといえばらしい。

でもやっぱり明らかにジョブズ時代の製品コンセプトからはじわじわと別路線を歩み始めてますな。それが吉とでるか凶と出るか。ぜひとも頑張って大吉出してほしいもんですけど。

cntlmでまたまたMSのプロキシ認証越え 2013年10月10日

Networking
“Networking” photo by ivanx

私物のMacやモバイル端末で社内のWiFiを使いたい。って普通に思うから前々からいろいろつないだりしておりました。WinPCではDropbox使うためにntlmapsというツールを使ってみたり、AndroidではProxyDroidというようなツールを使ってつないでみたりしておりましたが、最近は今年の半ばに買ったMacbook Airを社内で使いたいがどうもインターネットに出る通信のFirewallでの認証が不安定で出れる時と出れない時があったり。これが急ぎの場合にインターネット見れない状況だと非常にイライラしてたのでどうにかならんかと久しぶりに時間のある日にいろいろネットを見ていた。そしたら、

Cntlm: Fast NTLM Authentication Proxy in C

というツールがリリースされているのがわかった。これは全部C言語で書かれたMicrosoftのNTLM認証を使ったFirewall認証を超えるためのツール。
これ、不正にFirewallを超える、という意味ではなく、Windows端末以外だと大概うまく認証が動かない非常にクセのあるMicrosoftのNTLM認証を台替りして受け持ってくれるツールです。

んで、上記のサイトでDOWNLOADからファイルをダウンロードしてみると、exe? rpm? あら?Mac用のバイナリがない?オープンソース・ソフトウェアらしいがMacでコンパイルまでするのもめんどくさい。。。と考えていたところ以下のようなサイトが。

How to set cntlm on mac OS X – OHO’s Blog

ここのサイトを読んでみると、コンパイルまでしなくともHomebrewというコマンドラインのパッケージ管理ツールを入れれば単純にMacのターミナルから一行コマンド撃ちこむだけでcntlmをインストールできるとのこと。てなわけで早速Linuxで言うとyumやaptに相当するパッケージ管理ツールHomebrewをインストールします。ちなみにMacにはこのHomebrew以外にもMacPortsというパッケージ管理ツールもあります。

Homebrew — MacPorts driving you to drink? Try Homebrew!
Macを便利にするパッケージマネージャ「Homebrew」 | マイナビニュース

Homebrew自体のインストールも簡単。ネットにつながっている状態でMacのターミナルから

ruby -e “$(curl -fsSL https://raw.github.com/mxcl/homebrew/go)”

を入力するだけ。その後

brew install cntlm

と入力することでcntlmがMacにインストールされる。そしてcntlm.confの設定ファイルを編集していかなければならないのだが、先のリンクの先にある”Configure cntlm.conf”の例のように設定ファイルを編集すればいい。このcntlmのいいところはNTLM認証に使うパスワードを平文で設定ファイル内に記載する必要がないところ。以前のntlmapsは毎回起動時にパスワードを手動入力するか、設定ファイル内にパスワードを平文であらかじめ記載しておく必要があった。こちらのcntlmはパスワードにhashをかけてから記載する。なので他の人に見られて覚えられてしまうという危険性は多少なりとも減った。このhashを作成するには、

cntlm -H -c /usr/local/etc/cntlm.conf

と入力することでcntlm側でhashをかけてくれて、設定ファイルにコピペできるフォーマットで出力してくれる。出力された3行をコピペでcntlm.confに追記する。後、Passwordで始まる行を#でコメントアウトするのを忘れずに。

そしてユーザ名とドメイン名の入力。ドメイン名は.localや.comを除いたWindows Domainのドメイン名で入力してうまくいってます。Proxyのところは認証処理をしている上位のプロキシサーバのIPアドレスとポート番号を指定します。No Proxyの項目はご自分のネットワーク構成に合わせて、、、多分そのままでも機能します。ListenはMacにインストールしたcntlmが稼働するポート番号を記入します。特に問題なければデフォルトのTCP/3128で問題ないかと思います。ここまで記載できればとりあえずcntlmは動くと思います。設定ファイルを保存した後、

cntlm -f

で起動すればフォアグラウンドでデバッグログを出力しながら動いてくれるのでちゃんと動くかどうかのテストをします。SafariやChromeのプロキシ設定を、localhostのTCP/3128へ接続するように設定します。認証の設定をする必要はありません(ただ、ブラウザ起動直後に一度だけ必ずパスワードを聞いてきます。一度入れるとそれ以降は入れる必要がなかったですが、設定ファイル内にパスワード記載されてるのになんで??)。動くようなら単純に

cntlm

で起動するのでターミナルから起動して使うか、~/Library/LaunchAgents/にcom.oho.cntlm.daemon.plistのようなファイル名でこのプログラムのサービス起動の設定ファイルを作ってあげると毎回Macの起動時に自動的にこのcntlmが立ち上がるようになります。サービス起動の設定ファイルは上記のリンクの”Using LaunchAgent for automatic service launch at start”のところにある設定ファイルの記載内容をそのままコピペして保存すれば動くようになるかと思います。

これでcntlmのインストールは終了。自分の使っているFirefoxのプロキシ設定をcntlmに接続するよう設定変更して、、、つないでみると早い早い。結構しっかり安定して繋がってくれる。こりゃあいいわ。暫くこれでいきます。

Mac miniのFusion Drive化Kitが届いた 2013年07月22日

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以前のエントリでMac miniのFusion Drive化について言及しておりましたが、その後とりあえずebayにてMac mini用のFusion Drvie化Kitをポチっとしてしまいました。それがやっとパタヤマラソンから帰ってきたらポストに投函されておりました。

07月05日に落札して到着が07月20日か07月21日、ということは郵送で約2週間かかってるということになりますな。以前香港から僕が2006年のアジア旅行をした時に買ったクラシックなNokiaの携帯電話を再購入した際にめちゃくちゃ早く届いたので今回も4,5日ぐらいで着くのかと思ってたらしっかり2週間もかかった。。国際便の小包ってようわからんですな。ま、急いでるわけではないので全然いいんですが。

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中国から到着。この出品者、中国から発送ということなので中国在住かな?それでebayの商品ページはドイツ語で説明がなされていて、僕が購入した際には英語で会話して商品を発送してもらったという相手が何人なんだかよくわからない感じだったが、商品さえ届きゃいいや。

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んで、中身はSSDとロジックボードを接続するSATAコネクタとMac miniの解体道具なんですが、メッセージカードと何やらよくわからないおまけが。。携帯ストラップ?別に嬉しくもないおまけですが。。。ebayで商品販売してる人ってなんかよくわからないけどこういうしょうもないおまけをよくつけてくれることが多い。別に嬉しくもないんですけどね。。。

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メッセージカード。この裏面はドイツ語で多分同じ内容が書かれている。

さて、コネクタが届いたので後は、どっかのPCショップでSSD128GBあたりを仕入れてMac miniの開腹作業ですかね。大体KingstonのSSD Hyper X 120GBを3900THBぐらいで見たので来月給料出たら購入してFusion Drive化かな。

SSDを2.5″のHDDケースに収めるのはもったいない 2013年07月07日

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“Intel SSD 320_003” photo by TAKA@P.P.R.S

ちょっと自宅マシンのMac miniをSSD化もしくはFusion Drive化しようと思ってFortuneや近場のセントラルにSSDの価格確認しに行ったりしています。

いろいろお店を現地で見たりしてましたが、WebsiteにSSDやRAMの価格が載っているのを発見。なんだ、だいたいPantipもFortuneのどの店も最終的に同じぐらいの金額になるんだから、こうやって金額ちゃんと出してくれてるお店のサイトをひとつ押さえておけばわざわざお店まで行くことないな。この価格の数%ぐらいは変動するぐらいの感覚で眺めてりゃあいいや。

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ここでHDD, SSD, RAMの価格なんかをざっくり見れます。あとMBKの携帯の大体の相場見るなら

A.O.B Mobile.NET

このへん見てればざっくりと相場感がわかると思います。

んで、適当にWebでいろんなメーカーから出てるSSD、どういう指標を見ながら買えばいいのかを勉強したりしてました。Sequential Read、Sequential Write、Ramdom Read、Ramdom Writeなどなど。。

てか、いろいろ考えてたけどSSDってチップの大きさとか考えれば2.5″ HDDの筐体にハウジングしてるなら、普通に512GBとかの容量でなく、もっともっと入るはずだと思う。

個人的に考えてみたんだけど、Appleはノースピンドルで省スペースなSSDをわざわざ2.5″ HDDのケースに入れてデッドスペースを作るよりも、コスト上がってもいいからMacbook専用のSSDのモジュール作って省スペース化し、Macbook Airを作ったわけだし、やっぱSSDで2.5″ HDDのケースってもったいないと思う。2.5″に入れるならチップがんがん詰め込んで2TBとか4TBのSSDにすりゃあいいのにと思う。たぶん今技術的にもできるし、価格もそんなめちゃくちゃ高い金額にはならないと思うんだが、今現在メモリメーカーの稼ぎどころだろうから、市場へのリリースをわざと時間かけてやってるんだと思う。研究開発費 / 設計費をここで稼ごうとしてるんだろう。SSDが一般化してきてる中でHDDは以前よりもさらに値下がりしてるし。

しかし、ノートPCのMacBook Air、自宅の母艦Mac miniをSSD化かFusion Drive化したら、多分外付けのHDDなんかもレスポンスの遅さにイライラしだして外付けまで最終的にSSD化してしまいそうな気がするんだな。。。

Mac miniもSSD化、FusionDrive化出来るのか。。。 2013年07月04日

MBP Optical Drive Replacement
“MBP Optical Drive Replacement” photo by Manuel W.
↑ こちらはMBPのHDD+SSD二個実装例

先日買ったMacBook Air 13″。128GBのSSDを積んでます。

僕のパソコンの使用目的って基本的にはブログ更新用のテキスト編集、メール、インターネット、音楽聞く、動画再生、ダウンロードとか。多少は写真編集が入るけど、全然画質気にしてないから大した負荷でもないはず。そんな状況だからあまりマシンスペックにはこだわってなかったんだけど、実際にMacBooki Airの動作がめちゃ早いのを目の当たりにするとやっぱりもう通常のHDDのマシンには戻りたくなくなる。。。

んで、自宅のメインマシンは現在2011年モデルのMac miniなんですな。このマシンももうSSD化してしまいたいと思ってネットでいろいろ見ていたら、なんとあの小さい筐体にHDDが2個入るんだと!しかも最近Appleが発表してたSSDとHDDを組み合わせて使うFusionDriveという機能もオフィシャルじゃないけどどうも使えるっぽい。

MacのFusionDriveってのは、GB単位のコストの高いSSDのパフォーマンスとローコストで大容量のHDDを組み合わせて高速で大容量の論理ドライブを実現しましょうって機能。いろいろ先人達のサイトを見ているとかなりディスクアクセスを高速化できるらしい。

こんなにも変わるものなのか…Fusion Drive搭載のMac miniが爆速です(動画) : ギズモード・ジャパン

てかよくよくみてみるとそもそもAppleがMac miniのBTOオプションでFusionDriveの提供を行なっているみたい。そうかそうかだから元々2.5″ HDDが二個入る設計なのか。

Mac mini Dual Drive Kitという増設HDD用のSATAコネクタを購入し、取り付けをし、
バンコクのFortuneかPantipでSamsung 840 ProのSSDドライブ 128GBでいいから(ただSamsungの840 Proは128GBのものと256GBのものではSequential Writeの数値がかなり異なるので出来れば256GBのを買いたいけど)買ってMac miniにHDDとSSDをそれぞれ実装、再セットアップ時にFusionDriveに指定してOS入れなおしてしまえば使えるようになるらしい。

もともとはSSD追加で、搭載していたもともとの500GBのHDDはUSBでつないで外付けにしておくかーなんて思ってたけど、内蔵にできる上、論理的にはひとつのドライブにまとめることができる。

だんだんむくむくとやる気が出て来ましたで。これはMac mini w/ Fusion Drive。やるしかないでしょう。MacBook Airのような快適さを自宅デスクトップ機、Mac miniにも。

今現在で調べてみたところ、eBayでMac mini Dual Drive kitが安いもので27.09USD、大体842.33THBとなっている。Shipping Feeがだいたい120THBぐらいっぽいので1,000THB弱で手に入る。そしてSSDは前述のSamsung 840 Pro 128GBでやるなら4,650THB。5,650THBで実現できる計算になります。これぐらいなら確実にやると思う。。。

Dual Festplatten Flex Kabel Kit FÜR Apple Mac Mini Desktop Server Datenspeicher | eBay

Compute & More Co., Ltd.

多分、しばらくしたらMac mini開腹写真とともにブログに上げていると思います。。。

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