BeamerとApple TVでMac上の動画を再生してTVでAirPlay 2013年06月02日

Apple TV 2G (2010)

自宅のテレビがメインのMacから離れた場所に設置してるため、TVでMacのHDDに保存してある動画を見たい時には、USBメモリなんかに保存して別のWinのノートPCなどでHDMIで接続して再生してたんであります。

ただ、パッと見たいという時にも準備が必要で結構めんどくさい。。。そして前からApple TVは持っていて、AirPlayというAppleのデバイス同士で画面の表示や音声などを無線LAN経由で飛ばす機能があるのでそれを利用したいと思っていた。

しかししかし、MacからAirPlayのミラーリングでデスクトップの表示をAppleTVに飛ばすと画面は出るが、音声はMacから。さらには動画再生では結構高確率でコマ落ちしたり。。たぶん、動画やマルチメディア再生用ではなく、単純にプロジェクタのようにデスクトップの表示だけ共有したい時に、という設計なんだろう。多分プレゼン向けなんでしょう。

ムービーの再生なら、動画ファイルをiTunesに一回取り込んでから再生すればAppleTV側に飛ばせるが、mp3ファイルだけで100GB超えてるiTunesライブラリに1本1GBとか容量のある動画ファイルを追加したくない。際限なくライブラリの容量が増大していきそう。

ていうことで、イマイチ使えてなかったAirPlayですが、最近またいろいろと調べてみると、「Beamer」というMacアプリが。

DLしてアプリケーションのフォルダなどに放り込んで、立ち上げたら動画ファイルをドラッグ&ドロップ。それだけで基本的に再生開始。実際に家のMac&Apple TVではすでにMacからApple TVへAirPlayができるようにしてあったのでその他にはまったく設定が必要なかった。ちゃんと音声もTVから聞こえます。

対応する動画フォーマットはAVI, MKV, MOV, MP4, WMV, FLVとなっております。isoをそのまま動画再生まではできないか。。。

srtなどの字幕データにも対応していて字幕表示ができる(ただしフォントサイズなどの変更は厳しそう)、5.1chの音声にも対応している模様。

やれることはコアのみで大した機能はないですが、ちゃんと動作してくれる。AirPlay経由にしてもコマ落ちもせず画質も落ちていることはないんじゃないかな?

こりゃあ楽でいいわい。早速レジスト。レジストしないと動画再生できるのが最初15分間だけです。レジストはちょっとお値段しますが、15USD。HDMIケーブル買うつもりでこっちのソフトウェアを買ってしまえばいいんじゃないでしょうか。

中々お気軽でいいですな〜。ちょっと映画鑑賞の本数が増えるかもしらん。でも大概見てるうちに寝落ちするんよなー。

Beamer – The AirPlay Movie Player for Mac

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MacのVPN設定 2013年03月11日

Internet Upstairs - Apple iMacs from $400
“Internet Upstairs – Apple iMacs from $400” photo by madam3181

Gunosyをチェックしていたら、以下のようなニュースが。

VPN Gate 公開 VPN 中継サーバー一覧

筑波大学が国や政府によるインターネットアクセス規制(中国の例なんかが代表格)を回避するためのサービスを始めてるみたい。例えば、日本人の駐在員が中国に赴任になって、facebookや日本のWebサービスが使えない、というような規制をちゃんと自由に使えるように、日本やアメリカにある海外のVPNサーバまでは通信を暗号化させ、そのVPNサーバから実際の通信を行わせるようにしてあるシステム。アクセス先からはVPNサーバから通信が発生しているように見え、VPNサーバと実際の送信元のPCの間は暗号化されているのでそうそう簡単には通信内容も覗けないというシロモノ。いくつか弱点もあるが、これでインターネットのアクセス規制をすり抜けれることが多い。

実はこれって僕がやってて、このサイトでも申し込みのページを載せてる、プロキシサービスと役割的に被るのです。アクセス先のサーバからはVPNサーバから通信が発生しているように見えるので例えば日本にあるVPNサーバに接続している場合、当然アクセス先のサーバからは日本国内からアクセスしているように見えるので、日本在住者のみに向けたインターネットサービスでも海外から使うことができる。しかもVPNという方式は僕の提供してるプロキシという方式よりさらに機能的に強固なのだ。というわけで「ああ、みんな無料のこのサービスのほうに移行してしまうかなあ」と思いながら見ていて、ちょっと接続テストなんかもしてみたりしていた。

その中で見つけたMacのVPN設定、

VPN Gate – L2TP/IPsec VPN プロトコルを用いた VPN Gate への接続方法

ネットワーク > “VPN接続設定名” > 詳細 > オプション > すべてのトラフィックをVPN接続経由で送信

この、「すべてのトラフィックをVPN接続経由で送信」ってチェックボックスがある!これってナンなんだ?VPN経由とVPN経由でない通信を判別する基準ってなんなんだ?VPNって基本PC側で設定してOnにしたら全部の通信がVPN経由になるんじゃないの??対象外の通信ってなんらかシステム側で判別する明確な基準ってあるんだろうか?システム管理者やPCユーザが自分で明確に設定するならともかくデフォルトでシステム設定でVPN経由とVPN経由しない通信ってどうやってわけてるんだろう。。。

と、思ってたらやっぱり情報がありました。

MacでPPTP(VPN)接続しつつ、通常の接続も行えるようにする方法 « LANCARD.LAB|ランカードコムのスタッフブログ

なるほど。。。やっぱりVPNの対象になるアクセス先などの設定はユーザや管理者で明示的に行わないといけないのね。今まで外部からVPNで社内に接続したPCの通信は一定のセキュリティ基準を設けるため、全通信がVPN接続先のサイトやサーバを経由してインターネットに出る設定しかしたことなかったから、通常のWebアクセスなどをVPN経由させずそのままインターネットに直にアクセスなんて考えが全然なかった。。よくよく考えたらこういう機能はあってしかるべしですな。

しかし、この設定項目があることを知ったおかげで、既存のProxyサーバにインストールしようとしていたVPNの機能がなぜうまく動作しなかったのかがよくわかった。サーバじゃなくてMacのクライアント側の設定じゃん。。。最初Macでテストしてうまくいかないから他のPCではテストせずMacでうまくいった後にテストしようと思っていたが、MacのVPNがうまくいかないまましばらく放置されていた。。。ダメですなあ。

というわけで、とりあえずサーバ側に仕込んだVPNサーバは正常に動作していることが判明したので後は細かい動作のチェックとWindows XP, Windows 7, iPhone, Androidあたりでテストが完了すればVPNの機能も提供したいと思います。もちろん既存のユーザさんにも今まで通りのチャージで。昨日テストした時には、VPN経由でちゃんとGyao!なんかも見れておりました。。。

Facetimeのビデオ通話って金かかるの? 2012年10月19日

facetime

iPhoneやiPadなどのiOSデバイスで使えるとても便利なFacetime。僕の場合バンコクに住んでいるので日本の大阪に居る両親などと話す際に顔が見えるので今年に入ってからちょくちょく使っていた。

しかし、2ヶ月目ぐらいで親から「Facetimeで電話回線の料金に追加チャージが発生していて、これが毎月となると嫌なのでFacetimeは止めるよ」と連絡が来た。??FacetimeってVoIP通信でパケット通信だけしか使わないんじゃないの?と思ってたのでいろいろ電話して経過を聞いてみたけど、どうもソフトバンクの店員がそう言うらしい。

んで、疑問に思いながらもいろいろ調べてみると、大体のサイトでWiFi使うから無料だよ、という意見と。。。

FaceTimeは使えるの? – SIM libre

iPhoneの顛末。FaceTimeアクティベーションへの道。SMSが送信できない。|もうちょっと、愛される人生にしてみよう。

まずはアクティベーションの際にSMSが送信されることは確定。しかし、前回アクティベーションした時にこんなメッセージ出なかったような気がするんだが。。

これで次回似たようなことがあっても最悪2通(FaceTimeとiMassegeそれぞれ)で済むはず。FaceTimeやiMassegeをオンにしていると電源を入れるたびに(注:スリープではなく電源)国際SMSを送信するようなので使わない人はiPhoneの設定を確認しておいたほうがいいかもしれません。

ドコモ回線で iPhone を使っている人はご用心。FaceTime や iMassege が勝手に国際SMSを送っているかもしれません – オレンヂ

なんだなんだ?ちょっとホントかどうかわからんけど、再起動するたびに国際SMSを送るのか?確かにSIM入れ替えた時ほぼ必ず再起動するので(日本のものと違い海外で買ったSIMフリーのiPhoneを使ってる場合、海外旅行などに出ると現地SIMを買って入れ替えて使う事が多い)、新しい番号を通知するのにタイミング的にはいいんかもしれない。しかしバックプロセスで勝手にSMS送るのってどうなんかねえ。

メールアドレスやApple IDではなく電話番号でFacetimeを使えるようにってのはApple的な配慮なんだろうと思う。今までの電話と同じようにiPhoneで、電話番号で呼び出してテレビ通話。しかし、VoIPの世界では端末の接続先アドレスはIPで判別するので電話番号とIPアドレスとのマッピングが必要。なのでAさんからBさんへ電話番号でFacetimeの呼び出しを行った場合、

AさんのiPhoneからSMSでBさんに通知し、BさんのiPhoneからIPアドレスをAさんのiPhoneに通知、AさんのiPhoneがそのIPアドレス宛にピアツーピアでVoIPを開始

AさんのiPhoneからBさんのiPhoneへFacetimeを開始すると、Appleの仲介サーバがBさんのiPhoneへSMS送信、BさんiPhoneはIPアドレスを仲介サーバへSMSで送信。その後仲介サーバがAさんiPhoneへIPアドレスを告知し、ピアツーピアでVoIP開始

このどちらかの処理が必要になるんですかね。なんで少なくとも受信側(上記Bさん)は毎回IPアドレスの通知のためにSMS送信が必要になって、知らない間に料金が加算される?下の例の場合だとAさんもBさんもSMSチャージが発生します。

FaceTime use an Apple implementation of Peer-to-peer VOIP, so and SMS is sent to the other phone in order to request its IP address and establish the p2p connection. (I know this because i work for a SmartGrid company and that is the same way that Smart meter initiates theirs calls).

So in some cases an international SMS charge will apply (since those are not included on some SMS packages), but I still think it is a pretty good deal.

Facetime Free with International Calls – MacRumors Forums

MacRumorsのForumでも上記のような記載が。ただ、Appleの公式アナウンスじゃないので信憑性はわかんないですけど。

というのも不思議なのはAppleの製品ってAPNS(Apple Push Notification Service)Notification Centerっていう仕様が実装されてて、プッシュ通知のためにApple IDと端末IDのひも付けをしてて、さらにはWiFiかモバイル通信環境下では常にこのAPNSのサーバとセッションを張って無通信状態でもkeep aliveなどを使ってずっとセッションは維持しているものだと思っていた。だからApple IDと端末ID、当然IPネットワーク上でセッション張りっぱなんでIPアドレスもわかる。そこに電話番号もひも付けてしまえばSMSなんて使わなくてもIPアドレスが取得できるんじゃないかと思うんだがなぜやらないんだろう?最初のアクティベーションの際のSMSってなんのため?最初の公表時にAPNS側の変更が間に合わなかった?しかし、いつまで経ってもSMSを使っているということを考えるとやっぱりSMSでないとダメな理由があるのか?

となればiPod touchやMacでは電話番号という要素は使えず、メールアドレスでしか個別認識ができないのだからiPhoneでもメールアドレスだけを登録して使えばいいや、と思って設定画面を見てみるんだけど電話番号の識別情報は無効にできないのね。。。

だから次に試してみたいのはiPhone同士でApple IDを使ってFacetime通話をしてみること。これなら追加チャージはかからないのでは?

PlainTextとdropboxでメモ同期 2012年08月27日

Textmate

仕事では秀丸でガンガンメモを取ります。打ち合わせのメモ、議事録、デスクで一人で仕事してる時も一日のやらないといけないタスク、作業終了済みのタスクなどのメモ、プライベートのメモ、このブログの下書きなどなど。iPhoneではPCを目の前で開くことができないときにメモを取ります。客先への移動中の車の中、昼飯時に屋台で飯食いながら、トイレの個室から。などなど。

なんでやっぱりPC開いた時もiPhoneで見るときも同じ内容が見れないとキツいのであります。メモ帳自体は特に高機能なものはまったく必要ないので最初はiPhone標準のメモアプリを使っていた。これもGmailのアカウントを登録しているとGmailに”Notes”というラベルがついて保存される。iPhoneでメモしたテキストをPCですぐにコピペして使えるのは非常に便利でよく使っていたが、そのうちにこの”Notes”ラベルのテキストデータがPC側で直接編集できないのが不便になってきた。

これをクリアするにはテキストファイルの保存先をdropboxの特定フォルダに決めてPCでもiPhoneでもそのフォルダを更新していけばいいはず。というわけでフリーソフトメインで(Windowsの秀丸は既にライセンス持ってるので除外)やってみました。

iPhone > PlainText
無料のテキストエディタ。シンプルで良い。これはdropboxでちゃんと自動的に同期取ってくれる。ただし、扱える文字コードがUTF-8のみっぽいので、今までのテキストファイルがある場合はKanjiTranslatorなどを使ってUTF-8に一括変換しておく。

PC > 秀丸
10年以上使ってるテキストエディタ。正直ここまで多機能でなくてもいいんだが既に手に馴染んでしまっているのでこれが一番いい。ライセンスは個人にライセンスされ、買った人が使用するPCには何台でもインストールすることができるのもいい。ファイル保存の際のデフォルトの文字コードをUTF-8としておく。

Mac > CotEditor
こちらはMac用のフリーのテキストエディタの中では評価が高いCotEditor。シンプルなウィンドウで使いやすい。こちらもデフォルトの文字コードをUTF-8としておく。

と、これだけ揃えれば基本的にはモバイルーPC間同期のメモシステムが完成。もうガンガンここに保存されているテキストファイルの数が増えていきます。しかし、最近はWindowsもフォルダ内のファイルの内容の検索も簡単になって使いやすくなってよかった。すぐにお目当てのメモファイルが見つかる。

Macが重い 2012年06月16日

Sad Mac

2009年に買ったMac miniが不調。

今まで全く問題なく使ってこれたのに、半年くらい前にDVDドライブがお亡くなりに。内蔵のスロットインドライブは修理や交換となると少々値が張るので、USBの外付けのDVD-Rドライブを買ってきて使っていた。ま、これは特に問題なし。

が、3ヶ月ぐらい前から、日本語入力の途中、Google Chromeの使用中などにマウスポインタがビーチボール状態でグルグル回ったまま、30秒以上アプリの動作が固まり、イライラしていた。OSまでは固まってないようで、フォーカスウィンドウの切り替えなどはできるが、肝心のアプリのウィンドウでは操作を受け付けず、応答が返ってくるまでの数十秒、じっと我慢の子で待たなくてはならない。

ひどい時にはiTunesで再生している音楽が途切れる。これが数回続くとイライラしてMacを壁に投げつけたくなるが、これもまたじっと我慢の子。

Macで作業中にずっとアクティビティモニタを立ちあげておいて、問題があったらすぐに確認してみるが、特にそのタイミングでCPUが100%になってたり、メモリの使用量が天井についてたりもしていない。

次はターミナル立ちあげて、

cd /var/log
tail -f system.log

これでエラーログが上がってきていないかチェック。チェック当初、いろいろiTunesやらGoogle Chromeやらエラーが上がってたものの、どうもIMKInputSessionsというプロセスから固まる際に同じくエラーが出力されているっぽい。これをネットで調べて見るわけですが、

ギランバレー症候群 « なんか:かんがえて-5

ほぼ同じ(ウィンドウフォーカスに反応がないと言ってるのは動作が違うが似たような感じじゃないかと思われ)現象で悩んでられるみたいだが、書かれている記事が2009年のもので、それ以降ほとんどこの情報がないので結局原因がわからず。でも2009年の記事ってことは多分OSはLeopardかSnow LeopardあたりだろうからメジャーバージョンアップもしてるLionでは根本的に原因も異なるかも。僕の場合OSの再インストールもすでに実施済みで再インストール後すぐはこの問題も解決されていたが、1ヶ月ほどで再発。未だに原因わからず。

しかし、こんなんが続くとMac使う気が失せるなあ。個人的にはWindows 7 を結構気に入っているのでメインマシンをまたWindowsに持ち変えるか?などといろいろ思案中。

同じような現象で困ってる方、情報交換しませんか?