2013年暮れのイサーン紀行 2014年01月01日

あけましておめでとうございます。

なんどもなんども年末からつぶやいてますが、ホントに今年は例年以上に年末感のまったくない年末で未だに正月を迎えたのが信じられないぐらいぼさっとしてますが、何はともあれ今年もよろしくお願いいたします。

年末年始ではなくて年末(12月29日〜12月31日)に彼女の田舎、ヤソトンまでスリン経由で行ってきましたのでちょいと写真などを上げておきたいと思います。

先のエントリであげたように今回もルートはバンコクからモーターウェイをチョンブリ方面へ西に進み、プラチンブリからサケオに抜けてアランヤプラテートの直前で北上。ブリラムに入ってからまた東に進み再度北上してスリンに入るルートでした。12月29日の15:00に自宅出発しましたが、道路は全く混んでおらず快適ドライビン!

スリンに着いたら晩飯食って、遠目に見たら完全にウンコに見えるタマリンド、タイ語で มะขามหวาน マカームワーンをデザートにつまんで就寝。もうこの時期のイサーンは超寒い。ウィンドブレーカー来たまま寝ましたもん。

朝イチは雷魚の丸焼きからスタートか、と思いきやこれは実家に持っていくとのことで普通にパンを一つ食べてヤソトンへ出発。

田舎では朝や晩は家の庭先で焚き火で暖を取っている。人間も犬も一緒に温まる。職場で来ていたウィンドブレーカーを持って行ってたが、ずっと焚き火にあたってたのでバンコクに戻ってきてから匂い嗅いで見ると焚き火の匂いがしてて会社に着て行けなくなった。。。

イサーンの朝飯でよく見かけるのがこのカオチー。もち米を固めて炭火の上に置いて表面カリカリに焼いたせんべいのように香ばしい食べ物。普通は表面に卵を塗って塩振って再度焼いたものがよく売られているが、彼女の実家では塩を振っただけのあっさりバージョンも作っていた。どちらもおいしい。

みんな犬、猫、鶏をいっぱい飼ってたなあ。写真のワンコは親犬と子犬っぽいけど実際にはでかいほうが兄貴で小さいのは妹/弟。母犬はなんでか死んじゃったっぽい。

自生するカヌン、ジャックフルーツ。彼女のお姉さんの家の裏に山ほど実がなっていた。小さい実でも十分に大人の頭ぐらいの大きさはある。落ちてきたら怖いな。。。

初めて行ってみたゴム農園。そしてタピオカの畑。

12月31日の大晦日19時にウボンからバンコクまでいつものAirAsiaで凱旋。大晦日に都心へ向かう飛行機なんかあんまり人が乗ってないだろうと思ってたらきっちり満席。しかも機上で腹がギュルギュルなりだしてドンムアン到着後すぐにトイレに駆け込み30分。その後タクシー乗り場まで移動してみたらタクシー待ちのQueueがなんと軽く100人を超えている。。。なんだこの混雑。。。単純に空港側の捌きが悪いのか??

結局めんどくさかったけどバスでモーチットまで出てそこでタクシーを拾い無事帰宅しましたとさ。

Logging or Logged? 2013年02月28日

Distribution centre
“Distribution centre” photo by Nick Saltmarsh

他人からの強制で自分の生活を計測されるときは大体において自分が評価されるときで、常に大きなプレッシャーとストレスがある。仕事で評価されるときや、医者からの強制で自分で食事の制限や数値を毎日計測する/されるのはとてもストレスフル。

反面、自分が進んで計測するのは楽しい。このへんはレコーディングダイエットで十分すぎるほど体験しました。自分の行動とフィードバックが手に取るようにわかるので常にこうやったら、これぐらいのいい結果があがるかな?とか普段の生活自体が創意工夫にあふれる。計測するだけではただの数字の羅列なんでそのログ解析について多少頭を使わないといけないが、その工夫も慣れてくると楽しい。

だから、以下のWIRED.JPの記事に書かれている、ログ取りの二面性がとてもよくわかる。

自分のすべてを計測・記録する「データ男」 « WIRED.jp

BMCソフトウェアのCTOであるクリス・ダンシーが進んでログを取るのは楽しいから、この事実から自分の知らない自分の事実が数多く発見できるから。それに対して、Tescoの従業員の件はしんどい事例ですな。とはいえ、こういう形態の業務評価がこれからどんどん夜に溢れてくるのは明白だと思う。例えばこちらも最近話題になっていたアマゾンの件。

Amazon物流センターの過酷な労働の実態が判明、多大なる犠牲が明らかに – GIGAZINE

人道的なことはちょっとおいておくと、これは自分が経営者だとしたらぜひ導入したいところだと思うなあ。なぜかというと一律で人間の主観が入り込む余地がなく数字で従業員のパフォーマンスを出せるから。全部コンピュータとセンサーでやってしまえば不正や人間の情による不正確さがかなり縮小されるはず。とはいえ、人間の感性的には自分が評価されることを想像すると安易には実施したくないもんです。

経営者がビジネスの頭、会社がその身体だとしたら、経営者が従業員や会社のリソースの詳細なログを取って評価していくのは楽しいだろうな。上の話と一緒で前向きで新しい発見がある。

従業員は他人の意思で強制的に計測されるわけだからストレス溜まるわな。

だから、従業員はまず自分の意志で自分のログを詳細に取って自分のパフォーマンスの売り方、見せ方を理解しておく必要があるのじゃないかと最近思ったり。経営者から先に評価のルールを適用される前に自分の評価を最大級に提示できるルールを先に提示してしまう。これならまだ他人から強制されるより人間的でモチベーションはあがるはず。

多分、いずれすべての従業員に機械で一律に評価ルールがあてがわれてストレスフルな「機械に支配される」労働スタイルが一般化する前に自分の評価を自己申告する手法を取らないと人生の中の労働が文字通り、死ぬほどストレスフルなってしまう可能性があるのかもしれないなあ。とはいえ自己申告と言ったってそれを受け入れてもらえるのはホワイトカラー層でもかなり上層の自分の仕事を自分で決められる人だけでそれ以下の人たちは自分の評価方法に対して自分の意志の介入が認められることはほとんどなさそう。とりわけ単純労働の現場はやっぱり辛いだろうなあ。

最近あまり書くことがない 2012月12月17日

The Office

最近仕事が忙しくてまともに外に遊びに出ていない。んでもってブログに書くネタに結構困るようになっているのであります。土日もここ2,3週間はずっと家に篭りきって平日に終わらなかったドキュメントの類を作成するタスクを粛々とこなしているのでほんとに自分の生活で何か特に記するような出来事がまったくないのであります。

ちょっと時間が開けば基本的には本を読むか、減量のことばかり考えている。減量のネタでそんなに何回も何回もエントリ書けるわけもなく結構ネタ探しをしております。

本も今読んでるのは「増補 iPS細胞 世紀の発見が医療を変える」の本なんで基本専門外だから読むのに時間がかかる。一日一冊ぐらいちゃんと読み進めるなら読後文もかけるんだけどね。

まあ、今月半ばが山場でそれ以降はちょっと落ち着いてくるかな。そうなればちょこちょことPCを捨て街に出よう。

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