iOS7のまずいトコとNexus7 2013年10月09日

iOS7: Software Update Failed
“iOS7: Software Update Failed” photo by unten44

iOS7にしたiPad、どうにも動きが不安定。いろんなアプリが使っている途中で落ちるしキーボードの入力中の動きもなんかもっさりしててどうも使いにくい。

なんとかならんかなーとおもってダウングレードできるかどうか見てみたがなんとアップル側のサーバに世の中で使われてるApple端末の個別の証明書が保存されていてiPhoneもiPadもリセット時にその証明書を参照しているらしく、その証明書の確認ができなければセットアップはできない模様。

その証明書に復元可能なOSバージョンが記載されているらしく、一度iOS7に上げてしまうとその証明書にはiOS7でのバージョンのみリセット可能というふうに記載されているので戻せないしようになっているらしい。。。なので戻せない。

なんだかなあ。。。非常に使いにくくて困るなあ。テキスト編集中の文字選択ツールの精度も悪くて使いにくいし。。これはしばらくこのまま我慢しないといけないのか?ショップでiPhone5触ってiOS7の調子を見てみると結構問題なくサックリと動いているようで、iPhoneに集中し過ぎてiPadのほうまで細かいバグを潰す時間が取れなかったのかなと思ってしまう。

と思ってたら、同僚の買ったNexus7もタッチパネル不良問題みたいなのが出ているらしく(こちらはどうもハードが原因ぽいが)、久しぶりにIT関連のソフトもハードも「初モノはアブナイよ」、という決まり文句を思い出した。

Steve Jobsが亡くなってから、Appleもちょくちょくこういう不具合が出るようになってきた印象。そう考えると、Steve Jobs時代は不具合を気合いで潰させてたのか、もしくはうまいことトリックで不具合を見せない努力をしていたのか、びっくりするような短期間で新機能リリースをする割に不具合は少なかったんじゃないかと思います。やっぱSteve Jobsのコントロール力ってすごいなあ。

逆を言うと今の開発スピードの方が常識的なスピードだとは思うし、新しい部品や、新しいロジックを逐一取り入れて新製品を開発しているんだからこれぐらいの不具合があるのは別に特別なことではないようにおもうのです。。

とはいってもこのままでは困るのでなんとか早期に解決させて欲しいのですが。。Appleの開発陣にはさらに寝食を削って修正をお願いしたいところであります。。

iPadのiOS7アップグレードとiCloudアクセス不可問題 2013年09月17日

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iOS7リリースのお祭りを経て、20日はiPhone5C/S発売祭りでしょうか。なんか雰囲気的に以前ほどのお祭り騒ぎ感覚ではなくなりましたな。確かに新機種の変更点がどうも地味に見えてしまうんでしょうがないところでしょうか。ただ、以前の機種をベースにしているので、現在のMacBook Airのように完成された安定した機種になっているとそれもまたよし、と思うところもあったりで。

んで、とりあえずiOS7へのアップグレードをやってみました。

僕の場合、携帯のメイン機種はAndroidのGalaxy Nexus。なのでiOS7のお祭りとは無縁。ただし、前のメイン機iPhone4があるので、こちらはiOS7正式リリース前にDeveloper向けにリリースされたiOS7のベータバージョンを導入していた。なので正式リリースはタブレットとしてメイン使いにしているiPad4。

リリース日はアメリカで9月18日となっていて、タイ時間ではちょうど9月19日の00:00にリリースされるとのことでとりあえずがんばってアップグレードかましてみたが、iTunesにつないで”Check Update”をしても一向にiOS7を検出してくれない。

んで途中から、忘れていたiTunesのほうのアップデートも”Check Update”してみるがぜんぜんv11.5が検出されない。でもTwitterを見てみると他の人のツイートで、iTunes11.5アップデート終了みたいなメッセージが流れているのでふと、AppleのWebサイトのダウンロードページを見てみるとそこには11.5がダウンロードできるようになっていた。でもiTunesのメニューから”Check Update”をしてもやっぱり検出はせず。とりあえずWebからマニュアルダウンロード、マニュアルインストール。11.5へアップグレード完了。

iTunesをアップグレードしても相変わらずiOS7は検出せず。またまたTwitterを見てみるとiTunesからではなくて、iPhoneやiPadの “Settings” – “General” – “Software Update” からアップグレードせい、とのこと。やってみると。。。おお、ちゃんとアップグレードのソフトウェアイメージファイルが検出されました。以前のアップデートなんかもこんなにアップデートのやり方に関して制限とかあったっけ?今回ソフトウェアリリースの準備が十分でないのかなとちょっと不安になりつつも、とりあえずやってしまえ!とアップグレードするが、案の定何回やってもソフトウェアイメージをダウンロードする途中でエラー。結局。途中で挫折して就寝。次の日の朝イチでなんとかアップグレードは完了となりました。

ところがアップデート後、iCloud関連の設定ができなくなってることが判明。iCloudを挟んだSafariのブックマーク同期やiWorkのファイル同期などなど。半日ぐらい悩んでいたが、AppleのSupport Communitiesにて解決方法を発見。

Updated to iOS 7 but won’t let me agree…: Apple Support Communities

とりあえずサーバーに接続できません、というエラーメッセージが頻発してiCloudにアクセスできずiCloud関連のアプリを使おうとすると”New LicenseにAgreeしろ”とメッセージが流れるが、そもそもサーバにつながらないのでどうしたらいいのか動きがつかなかったが、上記のSupport Communitiesで書かれている解決方法は

1. AppStoreから”Find my friends”アプリをダウンロード
2. “Find my friends”にiCloudアカウントでログイン
3. iCloudのNew License Termが表示されるのでAgreeする

これだけ、そうするとSettingsの中のiCloud設定も普通に使えるようになる。。。うーん、解決まで半日。。まあ解決したからよかったか。。

なんかiOS7、これからまだまだいろいろとこういうちょっとした問題とか制限とかが出てきそうな予感。。。

iPhone, iPadのエッジ加工って大事なのね 2013年06月07日

ふとiPhone4のガラスのエッジ加工を見ていて考えたんだけども、このディスプレイガラスの横のこんもりとしたプラスチックっぽい素材はガラスを衝撃から守る緩衝材みたいな役目をしてるのだろうね。

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iPhone4は側面一番外側のアンテナを兼ねるメタルバンド、そしてこのプラスチックっぽい素材、ディスプレイガラスという構造になっていて、iPhoneが落下して地面に落ちると高確率で赤の矢印の方向に力がかかると思われます。以前彼女がiPhone4をアスファルトの道路に落とした時も灰色部分の素材がグシャっと崩れてディスプレイのガラスは破損なしだった。見た目は悪いが機能的には問題は出なかった。この素材が壊れることでガラスに影響が及ぶのを防いでいるのだろう。

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だから、だいぶ前の話だが、iPhone4の黒モデルが出て、白モデルが製品強度の問題うんぬんで中々発売されなかったのは、この素材のちょうどいい強度を出す白色の混合剤を見つけるのが難しかったのだろう。あの時はディスプレイガラスの裏に塗る塗料の問題だけだろうに、何をモタモタしてるのか??と疑問に思ったものだったが。。

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んでiPadの場合、メタルバンドがないからまずアルミニウムの背面が一番外側に覆い被さって来て、その後同様のプラスチックっぽい素材、そしてガラス。でもiPadはiPhoneの何倍もある重量と、メタルバンドなし、という条件を考えるとかなり壊れやすいはず。多分こういう構造にしてても1m程度の高さから落としたら絶対破損すると思います。

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こんどiPhone5の場合はどうなんだろう?iPhone4からあまりデザイン的に大きな進化はなかったように見えるんだが、ディスプレイガラスはメタルバンドにだいぶ近づいて見た目埋め込まれたような形になっていて、落下時に負荷の強く掛かりそうな角の部分にはガラス部分がより近づいているように思う。。。

これってiPhone4とiPhone5、どちらがガラスの耐障害性は高いんでしょうかね?

iPadのマルチタッチジェスチャーが強力 2013年05月02日

iPadにもMacBookAirやMacBookProにあるようなマルチタッチジェスチャーの機能があった!てかいろいろ他のブログなどを検索してみてわかったけど、結構前からある機能なのね。今の今までずーっとホームボタン2度押しアプリ切り替えやAssistive Touchを使っていたが、特にAssistive Touchでアプリ切り替えする際にはホームボタン・アイコンをダブルタップしてアプリの並ぶバーを表示させた後、アプリをタップしてもAssitive Touchのアイコンが最小化するアニメーションが先に入って切り替えに時間がかかっていたのだ。

iOS 5の便利機能「Assistive Touch」でホームボタン酷使させないようにする方法 | NANOKAMO BLOG

後はこういうBluetoothキーボードってホームボタン代わりになるボタンがついていてこれで高速にアプリ切り替えができるとか。結構いいなあと思っていた。

ところがこのマルチタッチジェスチャーなら4本指で画面を左右にスワイプするだけでアプリの切り替えができるので忙しく参照ドキュメントと更新ドキュメントを行ったり来たりして見比べないといけない場合でも断然早い。これはめちゃ使える!てかホント今さらって話なんでしょうけど。

しかし、うちの会社の日本人orタイ人同僚がこの機能使ってるところ、見たことないんだよなあ。だからってわけではないが僕がこの機能を知るに至ったのもめちゃ時間かかってたわけで、意外と人に知られていない大事な機能なんじゃないかと思ったりしてます。

よくよく考えればMacBookAirなどのタッチパッドで実現してる機能だからiPadでも当然実装されててもおかしくはない機能ですわな。とりあえず現状のiOS6を積んでるiPad2/3/4, iPad miniであれば標準でオンになっているはずなのでいっぺん確認してみてください。。。

booq The New Folio iPadケース 2013年05月01日

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iPadのケースを買った。iPad4を買った時から「やっぱAppleオリジナルのデザインが一番映えるでしょう」ということでSmart Coverを使っていたが、アルミ筐体のiPad、角をぶつけるとガラスを割ってしまい安いのとデザインはいいけど薄くてアルミのすべすべが持ち運ぶ時、どうにもグリップ感が悪くてサードパーティのケースを買うかどうか迷っていた。

そんな中、ちょい小洒落系のガジェットショップ、.Life(DotLife)というお店でbooqというメーカーのiPadケースがエラい安い値段で売られているのを見つけたのでとりあえず買ってみた。上の写真のケースで590THB。さらに会計時になんか20%引きのプロモーションをやっていると言われて、最終的にお値段は472THB。iPadケースの中ではかなり安いほう。

iPad folio for work and play The New Folio by booq

ケース自体は機能もシンプル。麻のファブリックを表面に貼り付けたiPadケースでこのザラザラした感触がドライな感じで気持ちいい。しかし、実際に使ってみるとiPadってケース付けたほうが使いやすいね。ケース付けると分厚くなるけど、そのおかげで持ち運び時に手にちょうどいいサイズで握れるのでグリップ感があり、落とす不安がだいぶ解消される。そして足の腿の上でタイピングなどをしてる時も、麻の地のケースだけに摩擦力があるからアルミ背面の時のようにするっとすべって落ちてしまうという不安もない。さらに多少ケースの厚さで液晶画面が数ミリだが持ち上がることでタイピングもより手が疲れにくいフォームで使えてより扱いやすい。アップル純正が一番最適化されてて使いやすいんだろうと思ってたけど、以外とそうでもないのね。

とりあえず安くて手触りもよく、安心して使えるのでしばらくは重宝しそうです。

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↑ ちなみにiPadケースは麻地、下の布はタイシルクです。

booq Folio,blue-storm [FLI-BLS]
booq Folio,blue-storm [FLI-BLS]

posted with amazlet at 13.05.01
Booq (2012-12-26)

↑ このタイプも.Life(DotLife)で売っていた。よりお安くて390THBだったかな。