有名なドリアン羊羹こと ทุเรียนกวน ドリアンクワン 2013年07月16日

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↑ フレッシュなドリアンと揃い踏み。

僕は完全にドリアンの虜です。

こんな特異な味の果物があったのかと今更ながらため息混じりに考えてて、タイに来てほぼ6年はドリアンを食わずに何をやってたんだという気持ちになります。そして今までの生のドリアンだけでなく、ドリアン加工食品もいろいろ試してみたいわけです。

さてさて、職場のビルの地下にあるスーパーマーケット、topsで買ってきた以下2つ。

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↑ ドリアンチップス

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↑ 旅行者のおみやげとして有名な「ドリアン羊羹」

まずドリアンチップス。Nutrition見てみると、このパックの半分25gが140kcal。かなりカロリーはお高い。んでチップスは全然ドリアンの香りや甘さがなくまったく物足りない。何かの芋のチップスです、というと別にそれなりに食えるような感じなんだが、ドリアンを期待して食うと肩透かしです。。。

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次、旅行者のおみやげなどで有名なドリアン羊羹こと ทุเรียนกวง トゥリアンクワン。

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200gで、大きめの魚肉ソーセージ一本分ぐらいの量。これで119THBだった。高え。しかもネットでトゥリアンクワンのカロリーを調べてみると、

ทุเรียนกวน 1 ช้อนโต๊ะ 115 kcal

この、1ช้อนโต๊ะってのは中華のレンゲで一杯分ってこと。それだけの量で115kcalってのはかなり高カロリー。

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どうだろう?これでレンゲ2,3杯分?なんか和風の柄の皿に盛り付けるとちょっとカラスミっぽくない?これ、食ってみると驚き!確かにドリアンの味を凝縮したような味で、油っぽさや匂い、ねっとりした舌触りと濃厚な甘さがもうドリアン!なんであります。これ、乾季などのドリアンをあまり街角で見かけないようになった時に全然代わりに食っても十分満足できる味。匂いそうだから危険視していたドリアン羊羹もこんなにうまいんだとかなり感心しております。他のウェブサイトに書いてあるような「かなり臭い」てこともなく、食べる時に確かに臭いますが慣れてしまえば「だからうまいんだよ」という意見に変わるかと思います。いやー、また選択肢が増えた。タイの食材、タイのフルーツ、タイのお菓子は楽しいなー。


↑ ホントに単純にドリアンを煮詰めて飴状にしていくみたいです。。。

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※ おまけ。超巨大なドリアンの実。

ゴリゴリ歯ざわりタイ料理 2013年07月14日

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↑ 熟してない มะม่วงดิบ マムアンディップ。

タイ料理が好きです。ま、タイに住んでるんだからそりゃ当然こっちのメシが好きで住むわけであります。会社の命で嫌でも来ざるを得ない駐在員の人とか、タイ飯がダメでほとんど日本食ばっか食ってる人とか見ると大変だなあと思うわけです。

最近は、ทุเรียนドリアン、มังคุดマンゴスチンはもとより、มะม่วงマムアン、いわゆるマンゴーも大好きです。と言っても甘いフルーツのマンゴーよりも熟していないグリーンマンゴーのマムアンプリィァォがおいしくて屋台で買っては砂糖と塩と唐辛子とエビ味噌を混ぜたプリッククルアというタレというか粉末を付けながらよく食ってます。

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↑ こんな感じで買ってきて、、

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↑ こうやって食います。

このマムアンの熟してない果実のゴリゴリとした歯応えが大好きなんであります。ส้มตำソムタムしかり。ソムタムもパパイヤの熟していない実を入れるがその実を噛み締めるとしっかりした繊維質のゴリゴリ歯応えを味わえます。

ข้าวเหนียวมะม่วง
↑ 一般的に認知されてるマンゴーはこのカオニャオ・マムアンのように甘く熟して黄色いやつを食う。

ตำมะม่วงปู
↑ グリーンマンゴーはこうやって辛・甘のタレと和えてさらにエビなど海鮮系の香りやコクをベースにした味と合わせる。これがまたよく合うのです。

お肉もそうなんですが、個人的にしっかりとした歯応えのあるメシが好きで、赤身のステーキ肉をワッシワッシ噛んで食うのとかもたまりません。ふと思ったんだけど日本ではこういう顎が疲れるような食材ってほとんどなくなってしまったね。昔、僕の子供の頃はステーキ肉でも硬ーいお肉なんていっぱいあった気がするけど今ってほとんどないんじゃないかな。外食産業が成熟してきて、より消費者の細かいリクエストに答えるものが生き残って柔らかい食材ばっかりが溢れかえっているように思われます。タイでもいつも思うのはバーガーキングの肉やバンズの柔らかさが異常でどうも自分には自然界の食材だと思えないぐらい。。もう少し歯応えあったほうがおいしいよ、と思うんだけど周りの人に聴いてもそんな不満はほとんど出てこないからやっぱああいうのが受けるんだよね。。

多分、タイでもどんどん外食産業成熟してきて後10年とかすると顎が疲れるほどのゴリゴリ歯応えの食事なんてほとんどなくなってしまうような気がするので今のうちにたんまり食っておくのです。。。

魅惑のマンゴスチン มังคุด 2013年06月10日

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ドリアンがフルーツの王様なら、こちらのマンゴスチン、タイでの名前はมังคุด マンクット はフルーツの女王と言われておりまっせ。確かにドリアンと比べても甘み、酸味もすっきりしていて味わい上品。カロリーもとても控えめでダイエット中の女性でもバクバクイケるでしょう。

マンゴスチン – カロリー計算/栄養成分 | カロリーSlism

こちらのサイトにあるように、直径6cmぐらい、ビリヤードの球ぐらいか?一回り小さいぐらいか?の皮を剥いて可食部25gで17kcal、4個食っても67kcalと低カロリーですなぁ。その割に甘さ酸味はしっかりしているのにホントにこんなカロリーしかないの?と思うぐらい。

マンゴスチン – Wikipedia

さらにさらによく言われているようにマンゴスチンの外皮にはキサントンと言われる成分があるようで、効能はがん抑制、赤痢、下痢、皮膚病に効果ありと言われている。インドネシアなどでもこの外皮を摂取して薬代わりにするような使い方があるみたいだけど、タイでもやっぱり外皮を摂取することもあるらしい。天日で干して粉砕し、水に溶かすのかな?最終的に飲むらしい。

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うちの彼女もしっかりと外皮はとっておく、と言っていた。また、この外皮の成分を練りこんだのが、マンゴスチン石鹸で、アパイプベート病院のブランドが有名。確かに皮膚病に聞くだけあって他の石鹸と違いシャワー上がりがとても快適。自宅でもどっさり買い込んで使っております。

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今まで気にしてなかったけど、マンゴスチンもうまいもんですなー。つくづくこんなうまいもんが身の回りに安くゴロゴロしてるのが幸せであります。今日の昼のデザートに王様ドリアン食って、晩飯のデザートに女王マンゴスチン。贅沢じゃのう。

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ドリアンは皮付きで量り売りです 2013年06月04日

昨日オフィスのビルの地下にあるtopsというスーパーに行ったら、こんな看板を見かけた。ここのtopsは土地柄タイ人以外にも外国人がいっぱい利用している。

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ちょうどドリアンは今の時期が旬で店頭によく並んでいるんだが、久しぶりについ先日ドリアンを買って僕も多分この看板に書かれていることと同じ疑問を持ったのであります。

ドリアンを買う時は既に中身の身を取り出してパックに詰めたもの以外は基本量り売りでキロいくらとなっている。ただし量る時はあの、トゲトゲの皮が付いた状態で量る。

てか、ドリアンの皮ってめちゃ厚く、重量もあり、多分皮を取ったら可食部は体積で30%もいかないんじゃないかと思う。

そういう状態のものなのに量り売りする時なぜ皮付きで?

「これもしかしてボッタクリで、普通は中身だけで図って売ってんじゃないの?」

と思ってしまうこともあろうが、これって普通にどこでも誰に対しても皮付き量り売りがデフォルトらしいです。

というのも、ドリアンの可食部はトロトロでめちゃ柔らかく、皮から取り出すと日持ちしないだろうから基本、卸から小売へ皮付きのままキロいくらで売られる。だから小売もそのまま皮付きキロいくらで売る。それだけ。

最終的に買って皮を割って取り出した時に身の量がわかるのです。だからたまにあたりの悪いので重い割に身の量が少なくて残念な奴がありますが、それもご愛嬌ということで。インスタントなX線カメラとかあればバシバシドリアン撮りまくって身の一番多い玉を取れるんだけどなあ。iPhoneやAndroidでX線カメラ実装されないかな。。

しかし、ドリアンうまいですな。。ドリアン食ってるとタイに居てて幸せだなあとしみじみ思います。