Mobile Meal?? ข้าวมือถือ カーォムゥートゥー 2014年02月11日

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自宅近所のLotus Expressというスーパーをブラブラしていたところ、こんな変わった商品を発見。

Mobile Meal ข้าวมือถือ ข้าว はご飯、มือถือ は携帯という意味になるから英語の名前そのまんま。レトルトパウチに入った調理済み食品のよう。フレイバーを見てみると”Chicken Fried Rice with Chinese Sausage”と”Zongzi in Hongkong Style”とのこと。ちなみにZongziとはググってみるとどうも中華ちまきのことのようだ。

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カロリーはどちらも100gのパッケージで170kcalと200kcal。どちらもそんなに高くない。しかもこれ、加熱しないでもOKみたい。とにかく袋開けてそのまま食え!とのこと。

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開けてみると。。。こんな感じ。食べる前からジャンク感120%。実際食べてみるともう米がバッサバサ。しかも味付けが甘い。。まあ食えなくはないけど、自分からは好んで買わないな。。。ちまきのほうも押して図るべしですな。お値段は1個25THB。結構高いね。

タニヤ桃太郎のスタミナラーメン 2014年02月03日

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バンコク、タニヤは実績と信頼の桃太郎、取り立ててエッジの立っているメニューやら売りはないけど、メシの味も安定していて(70年代、町のラーメン屋風。カレーにはウスターソース)、店員の動きにもあまり無駄がない。あんまり意識はしてないが、結構通っている老舗で王道。地味にシーロム界隈勤務の食生活を支えている桃太郎。

そんな桃太郎の最近の新メニュー、と言いたいところだが多分ずっと前から存在していて僕が食べたことなかっただけのメニュー、スタミナラーメンがいい感じ。油の少ないすっきりした塩ラーメンにニラ野菜炒めが乗っかってるだけのメニューなんだけど野菜をガッツリ取れるすっきりした味がとてもよろしい。なんかぜんぜん今どきの味じゃないところがとても嬉しい。

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桃太郎はご飯物は大体において量が少なく、麺ものはどかんと量が多いというのがルールですが、このスタミナラーメンも原則通り麺の量が多い。しかもラーメンって麺がスープに沈んでるのでどんだけ食ったか?どんだけ残ってるかがわかりにくいのでついつい食い過ぎたりして難儀なんだが、それでもうまいんであります。150THB。

上モノのニラ野菜炒めは全部食べて、腹やダイエットの都合に合わせて麺の摂取量を調整しましょう。。

ข้าวเหนียว カオニャオの仕込み風景 2014年01月22日

彼女の田舎に行くと毎日見る光景。

基本タイの東北地方であるイサーンでは主食はうるち米よりももち米を食うことのほうが多い。もち米のほうが炊いてから日持ちがするし、うるち米よりも安いらしいのでそういった理由から定着してるんでしょう。

バンコクのイサーン料理屋などに行ってもどこでももち米は置いてある。ただ、上の動画にあるようなもち米を蒸したあとの仕込みの作業はバンコクでは見かけたことがない。

まあ、みんな営業を始める前に下ごしらえでやってるから客の僕らは見かけることがないのかもしれないけど、もち米は本来蒸した後にこのようにザルの上でざっとほぐして過剰な水分を飛ばすようだ。確かにこうすればコメの表面上の水分がとんで手で握ったとき(もち米は普段手で掴んで食べる)指にベタベタついたりしない。たまに屋台のもち米でベタベタしてるものもあるが、こういう仕込みをサボっているのかなと思う。

この作業の後、竹で編んだお櫃の中に放り込んで保存します。

しかし、田舎で食うもち米がまた旨い。なんというか洗練された味とは程遠いが自然の雑味というか、滋養のある味というか。バンコクのイサーン料理屋で食うもち米は精製されすぎな感じで田舎の米のように雑味がないのであります。田舎へ行くと衛生観念がなさすぎて閉口することもありますが、バンコクでは味わえないワイルド番地なテイストを味わうことができるのでこれが結構楽しみでもあります。

ข้าวคั่ว カオクア、พริกป่น プリックポンを作る 2014年01月19日

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↑ 上の砂みたいなものがข้าวคั่ว カオクア、手前の赤い粉がพริกป่น プリックポン。ปลารา パラーがまるで泥水みたいな色しているのに続き、このカオクアも見た目まるでただの砂なんで最初見たときにびっくりした記憶がある。

タイの東北地方イサーンに数日泊まってきて、また今回もいろいろと新しい体験をしてきたわけですが、今回始めてカオクアを作る過程を見てきました。

ข้าวคั่ว 炒ったもち米を砕いてパウダー状にしたイサーンの料理には必須の食材。イサーン料理に香ばしい香りと残ったもち米のつぶつぶがポリポリと微妙な歯ごたえになっておいしい。これげないとイサーン料理は成り立たないんじゃないかと思うほど。

作った、とは言っても作り方は単純なんで大げさに言うほとでもないが、とりあえず普通に鍋にもち米をざーっと放り込んで、結構な強火で炒っていく。ちなみにこのへんの工程は写真を撮り忘れました。

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そしてこれまた結構な焼き色になるまで炒って、それをクロックというソムタムを作る際のツボに放り込んでポクポク突いていく。彼女のお姉さんとこの家ではこんな長い突き棒があった。確かにこれだと長くて背を丸めて作業することもなく、さらには棒の自重があるので突くのも楽。これでもち米をザクザクついてるとすぐに粉末状になってます。

ただ、綺麗に細かいカオクワにしていくにはそれなりに時間かけて作業してやらなければダメでやっぱりそれなりに疲れる。

また、ほとんど同じような手順で乾燥唐辛子を買ってきて、鍋で炒って、ツボで突く พริกป่น プリックポンも作りました。これは袋に詰めて我々の家に持ち帰り。自炊の時に重宝します。

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↑ この時期ワンコも寒くて火のそばを離れない。たまに子犬同士じゃれあってて、火の中に倒れこんでキャンキャン言いながら走り回ってました。

昼間のイサーン料理 2013年12月21日

日曜のお昼は自宅の近所の食堂でイサーン料理。

和食とか、インド料理とか、ハンバーグとか、ベジ料理とか、バンコクに居てそこそこ金がありゃあそれこそいろんな国の料理がよりどりみどりだけど、改めてお昼にイサーン料理。ส้มตำปูปลาร้า ソムタムプーパラー、ไก่ย่าง ガイヤーン、ข้าวเหนียว カオニャオという超典型的なメニュー。

イサーン料理って辛くて酒に合うから夜の食べ物ってイメージがあるけど田舎の女の人は結構昼飯にソムタムを食うらしい。しっかりした辛さで体シャキッとして午後の労働もがんばろう!って気になるとかならないとか。そういえば、客先の工場行って昼飯をそこのCanteen(食堂)で食べると必ずソムタム食ってるのを見かける。千切りの青パパイヤとソムタムの具を買って、備え付けのクロック(ポクポク突いてソムタム作る壺)で自分好みの味のソムタムをセルフサービスしてる女工さんたちをよく見かける。

12月の乾季の今、タイの朝晩もやっぱり結構寒くて朝シャワーの際なんかにはブルブル震えて体拭いてたりするけど、昼飯時となるとやっぱ太陽出てきて長袖だとうっすら

「暑いか?な?そうでもないかな?」

てなぐらいの気候。

食堂と言ってもアジア式のタウンハウスの一階でやってるところなので基本的にオープンエア。車の往来や休日の昼間のゆったりした空気を吸いながら夜とは印象の異なるイサーン料理もええもんです。その辛さと脂っぽさのない食事がモタレずにちょうどいい。写真のセットで75THB。これに隣のセブンでコーヒー牛乳買って飲んで12THB。合計87THBの満足ローカル昼飯。