タイの一人暮らしにかわいいペットを 2015年06月24日

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以前もこのような記事を書きましたが最近またプラーガット ปลากัดを飼っています。熱帯魚好きには有名なプラガット、いわゆるベタという種類の魚です。これ、タイが原産の魚です。闘魚という遊び(賭け事)に使われる魚で同じ水槽にオスを2匹入れておくと激しくどっちかが死ぬまで喧嘩するので1匹ずつしか飼えない。

上のリンクにも書いたように劣環境にも強く、普通の魚と違いエラ呼吸以外に肺呼吸もできるので水質汚染にも強く、川のよどみの流れのない狭い場所が大好きらしく小さな瓶でも飼うことができる。これは改めて考えると実にバンコクに在住の一人暮らしの人に最適なペットだと思う。

実際に今、僕のプラーガットを飼ってる環境は

・ダイソーで買ってきた瓶 60THB
・Micro Pellet(浮くタイプの熱帯魚の餌・ごく普通のもの)60THB
・プラーガットが大好きな ใบหูกวาง バイフークワーン 10THB
・プラーガット自身は近所の熱帯魚屋で60THB

という総額200THB以下の飼育環境。餌は多分この一袋で2年は持ちそう。水交換もなし、エアーのブクブクもなし、水が蒸発した分だけSprinkleの飲み水を足してやる。餌も4,5日はあげなくても全然死なない。多少の旅行や出張に行ったって全然だいじょうぶ。こちらの魚なんで当然ながら水温を保つためのヒーターなんぞは要らない。

まったく手間のかからんええ魚です。しかも飼い主の顔を覚えて、自宅に帰ってきて水槽のボトルの前に来るとしっぽふりふりしながらこちらの顔をのぞき込んだりする。体色が南国の魚なんで多少ドギツイのと顔つきも顎がしゃくれていて愛嬌のある顔では全然ないんだが、動きと習性は非常に人懐っこくて愛嬌のあるいいやつです。

一人暮らしの寂しさをペットを飼って紛らわしたいという方にはホントお手軽でおすすめの魚であります。セントラルの地下駐車場への出口付近などにひっそりと熱帯魚売ってる店があったりするのでそういうところで大概置いています。。。

ปลาทอดสมุนไพร プラートートサムンプライ 2013年10月21日

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ここ1年ぐらいは食事はほとんどタイ飯を食っています。

朝は自分で焼いたパン食になるけど、それ以外は特に理由も無ければほとんどタイ飯。地の物、ローカル食だから安いし、どこでも食えるから。んで、できる限り新しい店、新しいメニューを試そうとはしているが、まあタイに7年近く住んでいると普通の生活の中で食べられるメニューなんてのは多分ほとんど食い尽くしている。なので目新しさはほとんどなくなってくるのだが、、、

昨日の晩飯に食べた ปลาทอดสมุนไพร プラートートサムンプライ。魚の揚げ物なんだけどだいたいタイの魚の揚げ物メニューっていろんな薬味が付いている。これはタイのハーフの類を同じくカラリと揚げて魚の身にまぶして出してくれる。どんなのが入っているかというと、

プリックタイオーン พริกไทยอ่อน 若い緑色した胡椒
バイガパオ ใบกระเพรา ガパオの葉
プリッキーヌー พริกขี่หนู 2〜3cm大の極辛唐辛子
タクラーイ ตะไคร้ レモングラス
バイマクルート ใบมะกรูด こぶみかんの葉

これらに薄く小麦粉(かなり塩気を付けているが)をまぶして揚げてパリパリにしたものを上にどっさりかける。これがまた実にタイらしい香りのハーモニーでとてもうまい。この味はインドでもなく、中国でもなく、ベトナムでもなく、まさにタイだなあ。タイ料理の香りですよ。

作り方は以下の動画が参考になります。


↑ 男の料理する動画ってのはなんかテンションが下がりますな。土井勝や土井善晴ならいざ知らず。。しかも長すぎるわこの動画。。。

魚料理も別に今まで特には好き嫌いなく普通に食べてたと思うけど、ちゃんと気をつけてみてみると以外にまだ食べたことない味なんかがあったりするんですな。。久しぶりにこういう新しいものを選択してアタリを引くと嬉しくなります。ただしこの料理、魚からトッピングから全部揚げ物なので食い方考えないと絶対胃もたれします。。。

Bangkok Burger @ Sala Daeng 2013年07月15日

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朝から知り合いのブログで見かけて、チェーンのファーストフードでない、分厚い肉の拳のようなハンバーガーが食いたくなってその日に行って来ました。

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お昼には249THBで5種類のハンバーガーのディッシュが選べてドリンクも付いてくる。今回食ってみたのは

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↑ オーソドックスにチーズバーガーなBIG CHEESE。

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↑ 友人がFISH FINGER。シンプルに魚のフライがどかどか乗っていた。

ディッシュのサイドメニューでカーリーフライや普通のフレンチフライ、サラダなどが選べる。僕らはサラダを選択。ごっつい岩みたいなハンバーガーとサラダをむしゃむしゃ食って適度に満腹。お肉も110gと180gの2パターンから選べる模様。でも180g頼んだら多分249THBでは済まないだろうな。。。

個人的にはもうちょっと油の少ないわっしわっし噛みごたえのある肉でも良かったが、それでも110gのお肉で頭の中は肉々!肉々!純ビーフな味で世は満足じゃ。普通のハンバーガーは普通にうまかったので近いうち(明日??)また気になったケイジャンチキンのハンバーガーを試してみたいと思います。。。あ、あとPhilly Soulを検索してて見つけたPhilly Steak Sandwichも置いてある!これも食ってみるか。。。Silom Complexのすぐ近くでこういう岩バーガーが食えるお店がちゃんとあったのね。これは嬉しい。


View Bangkok Burger @ Sala Daeng in a larger map

DACOとタイのいろんなお魚 2013年04月11日

つい先日、会社のデスクにDACOが届いた。が、開けてみると2月に発行されたDACOだった。多分、会社のどこかで放りっぱなしになってて止まってたな。。

DACOはタイでは有名な日本語のフリーペーパー。よく日本食のお店なんかに置いてたりするが、DACOはタイの国内においては無料郵送サービスという便利なサービスがあって、毎号毎号勤めている会社のオフィスや自宅に届けてくれる。まあ、今回それが会社のどっかで止まっておりました。

バンコク発・タイの最新情報 – バンコク&タイの生活&観光情報、ダコログ
その他 | タイ国内「無料郵送サービス」はなぜ、無料か。 – バンコク&タイの生活&観光情報、ダコログ

DACOは同じくタイ国内で流通している他の日本語のフリーペーパーよりは記事の内容が柔らかく読みやすく特集記事も面白いものが多い。今回読んだ2月のDACOはバンコクからの東にあるチョンブリ県の港町「シラチャー特集」だった。

その中でタイで採れる魚の名前がいくつか書かれていたが、あまり他にこういう情報を見ないのでちょっと引用させてもらってWeb上にも情報を上げておきたい。ちなみに魚の名前のところにGoogleのイメージ検索のリンクを仕込んでおくのでクリックすると画像が見れます。

プラー・インシー / ปลาอินทรีย์ / ヨコシマサワラ
これ、サワラであります。タイの注文屋台に行くとプラーインシーの一夜干しを揚げたものが置いてあったりする。タイで魚料理は泥臭くて好きじゃないという日本人が多いが、これなら海の魚だし、揚げてあるから普通に日本人でもおいしく食べれる。このプラーインシーを塩漬けにして発酵させたปลาเค็ม プラーケムもおいしい。カナーの炒めものに入れたり、炒飯に入れたりするとクサヤのような独特な香りがたまらなくうまい。

ปลาอินทรีย์แดดเดียว
“ปลาอินทรีย์แดดเดียว” photo by isriya

プラー・タップタオ / ปลาตับเต่า / サヨリ
これはまだタイで食ったことがないな。。。しかし、サメサンの港などで地元民が釣ってたりするのを見たことがある。

プラー・ジャラメット / ปลาจาระเม็ด / マナガツオ
プラージャラメットって海水魚か?でもマナガツオだったら海ですわな。。プラージャラメットも釣ったことはあるけど食ったことがない。

プラー・サーイ・デーン / ปลาทรายแดง / シャムイトヨリ
これはタイ湾に釣りに出たらとにかくよく釣れる。味も普通においしい。ただ、ホントにバカスカ釣れるので、これ以外の魚を釣りたいと言いたい時にちゃんと魚の名前を覚えておけば的確に意図を船頭のおっちゃんに伝えられるでしょう。。

プラー・ガオ / ปลาเก๋า / ハタ
この魚は釣ったことも、食ったこともないですなー。

Live Grouper and Live Sea Perch (pla kao pen, pla krapong pen) ปลาเก๋าเป็น ปลากระพงเป็น
“Live Grouper and Live Sea Perch (pla kao pen, pla krapong pen) ปลาเก๋าเป็น ปลากระพงเป็น” photo by clayirving
↑ 左がプラーガオ、右がプラーガポン。

プラー・ガポン・カーオ / ปลากะพงขาว / アカメモドキ
一応タイで一番ポピュラーな高級魚かな。僕は海で釣れてるのを見たことがない。汽水で養殖できるようで、サムットプラカン県やサムットサコーン県でよく養殖されている。時々釣り堀でもこのプラーガポンをルアーで釣れる釣り堀があり、ガッツーンと来るアタリと力強いファイト、ジャンピングなどが豪快で釣っていてとても楽しい魚。

飲み屋のメニューなどでもポピュラーで揚げ、蒸しなどにしてとてもおいしい。

プラー・カーン・ルアン / ปลาข้างเหลือง / ホソヒラアジ
これもシーチャン島に行った時に普通に陸釣りで結構釣れたと思う。20cm程度の体調の魚で持ち帰りやすい。タタキになめろうとこれが釣れるととても嬉しい。タイのアジはやっぱり水が温かいせいか日本のアジよりも脂の香りが弱いがそれでも日本の味を堪能できて嬉しい。

プラー・タプティム / ปลาทับทิม / ティラピア
これは淡水魚。海の魚ではございません。だからイサーンなんかでもよく養殖されている。
このปลาทับทิมとปลานิล、プラーニンはティラピアでイサーンなんかでよく養殖され、多く食べられている。ちなみによく日本人がタイの魚は泥臭いというが、釣り堀なんかで釣った魚をその場で〆てもらい、内臓を抜いてもらって持ち帰り、料理すると全然臭みはない。多分だが、流通過程の保管状況がよくないのかと。タイの消費者はあまり鮮度に関して細かくはこだわってないだろうから。。

プラー・ヘット・コーン / ปลาเห็ดโคน / キス
タイにもキスが居る。以前シラチャーの北のバンプラという港町から2,3人乗りの小さな船を出してもらって釣りに行ったことがある。ここはキスがバンバン釣れる。僕は2,3匹釣った後船酔いでダウン。。。バンコクではよく見るとちゃんとスーパーなどでも売っているんだが、身を開いた状態でパックされて売ってるので気づかない人が多いのかも。

プラー・トゥー / ปลาทู / グルクマ
これはタイの市場ならどこでも見ることができる首折れの魚。日本人はみんなアジというがこれは鯖の仲間。ちゃんと見てみりゃゼイゴがないのだ。この魚も普通にとても美味しい。ナムプリックというソースと野菜、そしてこのプラー・トゥと白ご飯。これが最高のコンビネーション。日本に一時帰国しててタイに戻ってきて一番に食いたいのがこの料理。

Pla Tu Nueng (Steamed Mackeral) ปลาทูนึ่ง
“Pla Tu Nueng (Steamed Mackeral) ปลาทูนึ่ง” photo by clayirving
↑ この首折れ。

ข้าวน้ำพริกปลาทู
“ข้าวน้ำพริกปลาทู” photo by isriya
↑ ナムプリックとプラトゥと白ご飯。シンプルでうまい。

ホーイ・クレーン / หอยแครง / ハイガイ
もともと日本に居た時から貝はあまり好きでなく、ホタテをちょっとぐらいしか食わなかったが、海外に来てまあほとんど貝なんて食わなくなった。このホイ・クレーンも食ったことがない。貝を開けると毒々しい血のような赤い汁が出てくるのを観るだけでも僕はもう要らない。。。

プー・マー / ปูม้า / ワタリガニ
海のカニもおいしい。が、食べるのがめんどくさいのでカニもほとんど食うことがないです。タイのカニは火を通す前は青くて綺麗。一度夜までやってる注文屋台で酔っ払って間違えてプーマードーン、ワタリガニのナンプラー漬けを食ったことがある。これが中々酒に合ういいメニューだった。

ムック・クルアイ / หมึกกล้วย / ヤリイカ
タイの市場やスーパーでよく見るイカはこれ。後、エギでイカ釣りしてるとよくアオリがかかる。釣ったイカを持ち帰り、刺身もいいけど皮付きのまま輪切りでぶった切って熱湯でさっと湯がき、ナムチムシーフードで食うのがやっぱりタイ式でおいしい。

ムック・サーイ / หมึกสาย / イイダコ
この小さいタコ。シラチャーやバンセンで地元のおっさんが網を投げてる中に必ず1匹、2匹は入っている。結構どこにでも居るのかも。まあそんなに好んで食わない。

というわけで、あまりタイ語の単語帳にも載っていないこういう知識、知っておくと細かいところで役に立つかも。また、戦勝記念塔周りのロットゥー特集とか町の屋台の特集(屋台のオーナーの1日の生活とか、売上がいくらぐらいとか、売上アップのコツとか)などかなりオリジナリティ溢れ、取材工数がそれなりにかかるであろう記事を数多く作成しているDACOはタイのフリーペーパーのなかでも一番面白いと思う。オススメであります。

ปลาทับทิม プラータップティム 2012年01月08日


↑ 塩焼きは注文すると魚丸々一匹。丁寧に皮をはがして出してきてくれる。

昨日は久しぶりにいつも行くอีสานเดิม Esaan Daemというイサーン屋台でปลาทับทิม プラータップティムという魚の塩焼きを食った。

このプラータップティムというのは、ปลานิล プラーニンと同じような姿の魚だけども、赤い色をしてるらしい(焼かれた姿しか見てないので生前のお姿は未見)。


↑ こちらプラーニン。黒系の体色。


↑ こちらがプラータップティムらしい。綺麗な赤系。

そして淡水魚の中でも高級魚に分類されているらしく、淡水魚によくある泥臭さなどはまったくなく淡泊で非常においしい。そしてタレも、

น้ำจิ้มถั่ว ナムチムトゥア (ピーナッツベースの甘いタレ)
น้ำจิ้มซีฟู้ด ナムチムシーフード (パクチーや香草たっぷり、唐辛子もたっぷりで辛い)
น้ำจิ้มแจ่ว ナムチムジェオ (イサーン風味。プラーラー入り)

がついてくるので、好みのタレつけて食う。

体長30cm以上ある魚だったけど、めちゃくちゃうまかったので2人でペロっと1匹食ってしまった。ปลานิล プラーニン、ปลาช่อนプラーチョンぐらいは今まで塩焼きにして食うのは知ってたけど、このプラータップティムは存在すら知らなかった。。うーん、タイの魚、もっと釣りたい、もっと食いたい。