昼間のイサーン料理 2013年12月21日

日曜のお昼は自宅の近所の食堂でイサーン料理。

和食とか、インド料理とか、ハンバーグとか、ベジ料理とか、バンコクに居てそこそこ金がありゃあそれこそいろんな国の料理がよりどりみどりだけど、改めてお昼にイサーン料理。ส้มตำปูปลาร้า ソムタムプーパラー、ไก่ย่าง ガイヤーン、ข้าวเหนียว カオニャオという超典型的なメニュー。

イサーン料理って辛くて酒に合うから夜の食べ物ってイメージがあるけど田舎の女の人は結構昼飯にソムタムを食うらしい。しっかりした辛さで体シャキッとして午後の労働もがんばろう!って気になるとかならないとか。そういえば、客先の工場行って昼飯をそこのCanteen(食堂)で食べると必ずソムタム食ってるのを見かける。千切りの青パパイヤとソムタムの具を買って、備え付けのクロック(ポクポク突いてソムタム作る壺)で自分好みの味のソムタムをセルフサービスしてる女工さんたちをよく見かける。

12月の乾季の今、タイの朝晩もやっぱり結構寒くて朝シャワーの際なんかにはブルブル震えて体拭いてたりするけど、昼飯時となるとやっぱ太陽出てきて長袖だとうっすら

「暑いか?な?そうでもないかな?」

てなぐらいの気候。

食堂と言ってもアジア式のタウンハウスの一階でやってるところなので基本的にオープンエア。車の往来や休日の昼間のゆったりした空気を吸いながら夜とは印象の異なるイサーン料理もええもんです。その辛さと脂っぽさのない食事がモタレずにちょうどいい。写真のセットで75THB。これに隣のセブンでコーヒー牛乳買って飲んで12THB。合計87THBの満足ローカル昼飯。

Silom Soi 9 のイサーン料理屋台 ラープペットヤソー ร้านลาบเป็ดยโสธร 2013年12月05日

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バンコク、シーロムはやっぱり外国人が多い通りだからか、自分が勤める会社のオフィスがあるSilom Complexの周辺というのはあまり美味しいイサーン料理のお店がないなと思っていた。レストランでぼちぼち食えるお店はあるんだけど、なかなか「美味い!」と言えるお店がなくパッとしない感じだった。

そんな中、今回初めて行ってみたこのシーロムのソイ9に入ったところすぐにある「ラープペットヤソー ร้านลาบเป็ดยโสธร」というお店はなかなかいけてると思える感じのお店でした。


View ラープペットヤソー ร้านลาบเป็ดยโสธร in a larger map

そもそもは僕がよくチェックしているEating Thai Foodにこのシーロムソイ9のイサーン料理屋台が載っていて、その情報を元に行ってみた訳です。行ってみると19時の段階でもうテーブルは8割方うまってるという盛況ぶり。

お店の地面(店の人間が掃除の時に気にしてなければ、食い物やティッシュなどが散らばっている)などもテーブルもなかなか綺麗。店員も呼んだら割りかし機敏に反応してくれる。

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そして料理もよし。ソムタムカイケム、ソムタムパラー、ガイヤーン、ラープペットあたりを注文してみたがどれもいける。ラープペットはバンコクではほとんど味わったことのない田舎的な味付けで、そもそもペット เป็ด、ダックはお肉の匂いに癖があるから個人的にちょっと食い切るのが辛いお店なんかもあったりするがここのお店は全然大丈夫。んで、ソムタムパラーは久しぶりに飛び上がるような辛さのが出てきた。

僕と同じくシーロム周りのイサーン料理屋台はぱっとしないなあと感じている人が居たらココを試して見るのはいかがでしょうか。

メシを食い終わって帰る時に初めて気がついたが、いつもBTSのチョンノンシー駅から見える中国人墓地のすぐど真ん前で営業してんだね、この店。通りを挟んだ目の前は工事現場でそこそこ明るいが、基本的にこのソイは薄暗く、この一帯がどうも土葬で埋められた中国人の墓地ということもあってメシを食ってる人は多いものの、ちょっともの寂しい感じ。そんなことを考えながらWebをチェックしてたらこんなのが。。。

シーロム・ソイ11 (不思議な話⑦)|温泉放浪記

なんだ墓地につきものの幽霊話も満載の一帯なのね。こりゃあうまいイサーン飯を食いながらウィスキーなんぞバカスカ飲んでたらスピリチュアルな体験もできるかもしれない貴重な場所かもしれませんぞ。。。

ไก่ยาง ห้าดาว ハーダオのガイヤーン 2013年11月16日

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休みの日のお昼ごはん、最近インド料理などが続き、それもまたお値段高めのものが続いていたのでちょっと今日はお気軽なもんでいいかと思って、近所の屋台で買ってきたガイヤーン。

こちら「ハーダオ」ブランド、「五つ星」という意味で畜産業の超巨大企業CP傘下の一企業であります。フランチャイズの屋台を展開しててバンコク市内はもとより、田舎の方でもこの看板は結構見かける。

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今回買ってきたのはガイヤーンプリックタイダム。胡椒の薫りがピリッと聞いた鶏の丸ままの焼いたやつ。オーダーの単位が一羽か半身かなので、一人で食うには半身で十分。それでも普通の人なら多分二食分にはなるでしょう。これにもち米、カオニャオをつけて70THB。

しかしハーダオのガイヤーンって食えるけど、美味しい!ってほどでもなく、かと言って、なんだこれは!と怒るようなものでもないいつも微妙なラインのテイストであります。

日曜日のお昼はこのガイヤーンとカオニャオ、付け合せに昨日の晩のあまりの生野菜の白菜やパクチー、ネギ、ミントなどをポリポリかじりながらええ頃合い。

イサーンのスタイルのお昼ごはんもなかなかさっぱりしてていいもんですな。

高カロリー食サイクロークイサーン ไส้กรอกอีสาน 2013年06月17日

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Tesco Lotusブランドのサイクロークイサーン ไส้กรอกอีสาน を買ってみた。イサーン式のソーセージ。屋台などでもお馴染みで酒のつまみにちょいと酸っぱい発酵系のソーセージ。

これがまた多分、豚の脂肪がたっぷり織り交ぜてあるんだろう、ウェブでカロリーを見てみてもかなり高い。んで今回買ったTesco Lotusの商品のパッケージを見てみると、

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150kcal/50g

となっている。このパッケージ一つで300gだから、

6倍の一袋900kcal

キテますなー。その内、ไขมัน(脂肪分) 11gとなっているので脂肪のカロリー9kcal/gをかけると99kcal。これだけで実に2/3のカロリーを生み出している。やっぱ油多いね。

んで、この300gで小さなソーセージが大体いくつ入っているかというと、5×3=15個か、真ん中の列が一個少なそうなので14個でしょうか。仮に15個とすると1個60kcal!この小さなミートボール大のソーセージ一個で60kcalであります。ちゃんと食う時は何個食ったかカウントしてないとダメですな。

ただ、もし自宅で調理する場合であれば、焼く前に爪楊枝でソーセージ1個1個に穴を開けて電子レンジかもしくは蒸してしまうのがいいと思われ。そうすれば油が穴から流れでて、幾分かローカロリーになる。ただ、こうするともう1個カロリーいくらかなんてまったくわからなくなってしまうけど。。その後、油をうすーく引いた鉄板で焦げ目がつくまで焼くと香ばしくなっておいしいんじゃないでしょうか。

というわけで飲みの席の超高カロリー食、サイクロークイサーンには要注意!でした。

久々のส้มตำคอนแวนต์ Somtum Convent 2013年03月19日

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久しぶりに ส้มตำคอนแวนต์ Somtum Convent に行ってきた。ここはSilom界隈では有名なイサーン料理屋で、大体いつも前を通りかかると店内は客で満員なんであります。んでもってどうやらLonely Planetでオススメの店として紹介されていた(自分の目で確認したわけではないが、そう聞いた)らしく、ファラン客(白人客)が多いのが特徴。

確かに屋台から比べりゃ全然清潔感があるし、エアコンの効いたレストラン然とした店よりも ローカル感が味わえる。ここのお店は基本エアコン無しの扇風機だけのお店です(といいつつ二階席はエアコンがあるんだが、「二階座れる?」と聞くと断られること度々でどういう基準でエアコン席を開けてるのかわからない)。ちなみに今3月でこれから4月に向かっていくわけだが、タイの4月というのはタイ正月、ソンクランとなっており、とにかく暑いんであります。だから仕事明けた18時とか19時とかに食いに来ると多分かなり暑い。暑い中、汗流して辛くて熱いタイ料理を食うのがそれがタイだってんならいいんだけど、冷静に「いやー、涼しいほうがいいでしょ」という人にはキツイね。

んでもってお味はというと、それなりにうまいんだけどやっぱり観光客向け的な感じがして「これぞタイ料理!」っていうのを食うにはちょっと物足らないかな。上の写真に二種類のソムタムが写ってるけど、これ違いがわかりますでしょうか?

左上が ส้มตําไข่เค็ม ソムタムカイケム で定番の ส้มตําไทย ソムタムタイに塩漬けにしたゆでたまごを入れて塩辛さと甘さの微妙なバランスとパパイヤのザクザクした歯ごたえがたまらんのです。

そして右上はなんと ส้มตำปลาร้า ソムタムパラー なんですと。普通ソムタムパラーっていうと魚を塩漬けにして発行させた泥水のような色のปลาร้า パラーを入れるので全体的に茶色を帯びるんだけど、これはどう見てもソムタムタイと見た目変わらん。。

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ソムタムパラーってこういう茶色っぽい透明感のない見た目の田舎料理然とした料理で甘くなくとても辛くて塩っぽい。これがまた酒に合うし、うまいんだわ。

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このソムタムパラーの本気モードがこれ。唐辛子の種の多さを見ても入ってる量がとんでもないのは察しがつきましょう。こういうのをひーひー言いながら食うのもまた旨し。

ただ、やっぱりSomtum Conventだとどうしても客層が客層だけにソムタムタイにちょっとだけパラーを入れただけのような一番上の写真のような料理になってしまうのであります。ガイヤーンも脂多めのやっぱりちょっと都会向けの味。イサーンの3桁国道の道端で焼いてるガイヤーンなんかはムッチリ脂、水分少なめ、肉質硬めのガイヤーンでカオニャオと一緒にワッシワッシ噛んで食うワイルド田舎スタイル。

ま、とりあえずイサーン料理の一番手軽で食いやすいスタイルがSomtum Conventかな。ソムタム2種、ガイヤーン大、ナムトックムー、カオニャオx2、水2本、氷3人分で336THBとお安いのは素晴らしい!

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↑ タイのロンプラ、日本語版って新しいの出てないのかね?しかし英語版とは言えKindle版ロンプラは安いなあ。

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↑ ロンプラバンコクはKindle版でもそれほどお安くはない。。この差はどこから?