タイ、イサーンの田舎の食べ物 2016年01月10日

5日間の行程、最初の1日と最後の1日は約540kmの車の自走があるので実質は3日間をヤソトンで過ごしてきました。

その中で今回の食事の一部を。。。

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田んぼの貯水池の水を抜いてその泥の中から雷魚を皆でがっつり手づかみで捕まえる。その後そのまま炭火で雷魚を塩焼き。屋外でゴザ引いてみなで魚とソムタムとカオニャオ、ビール。暑いけどうまいねえ。

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貯水池の中にはプラーモーもいっぱい。雷魚は日本にも居ると思うけど、このプラーモーは日本には居ないかな?大体手のひらサイズの魚でこれもまた塩焼きするとうまい。骨が多いけど魚の身が脂が乗っていてうまいのです。田舎の市場などに行くとよく見かける魚。

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竹にもち米とココナッツミルクを入れて周りから火を炊いて蒸し焼きに。ข้าวหลาม カオラームというタイのお菓子。竹の内側の薄皮が竹から綺麗に剥がれて海苔巻きのような感じで手で持って食べれる。

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ココナッツの甘い香りともち米のこってりとした味が非常においしい。

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イサーンでよく食う野菜、トゥアファクヤーオ(ナガササゲ)が畑でなってる姿を始めて見た。ソムタムの付け合せなどで別皿でよく出てくるいんげん豆のもっと長いバージョンみたいなやつです。

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英名ではディル、タイでは「パクチーラーオ」と呼ばれるゲーンオムなんかに入ってる香草。これも畑でなってるのは初めて見た。奥のほうは万能ねぎ、手前がパクチーラーオです。

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これは番外編。ある日ふと見てみたら炭火のコンロで蛇を焼いていた。。体長1mほどか??「え?蛇も食うの?」と聞くと「いや、これはうまくない。これはカリカリに焼いてポロポロに砕いて鶏にやる」とのこと。昔は蛇捕まえて来て食う人もそれなりに居たらしいけど今は食う人はほとんど居ないらしい。「この蛇はうまくない、でも蛇自体は脂っこくてうなぎに似た味」だって。食ったことあるんじゃないの??

というようなイサーンの食生活。毎日もち米しこたま食いました。

イサーン タイの田舎写真 2015年04月18日

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↑ ベランダに出現したチンチョック、やもり。

カメラにまだまだソンクラン(タイ正月)期間中に彼女の実家であるヤソトンに戻った時の写真が残っていたのでアップしておきます。

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田んぼの掘っ立て小屋で老人と一緒に過ごす犬たち。大自然と適度に訪れてくれる人間たちとで最高の環境、ノーストレスで生きてる犬たちです。

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刈り入れ直前の田んぼ。稲が青々と伸びております。

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自然の中にに生きてるがやっぱり人間の残飯は大好き。多分贅沢な味がするんだと思う。

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田んぼのあぜ道を歩き回る放し飼い鶏。美味しんぼなんかだとこういう鶏が一番うまいと言われるが、タイでも放し飼いの鶏はガイバーン(地鶏)と言って大事でおいしいという。

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対してこちらはタイの闘鶏。こちらは家で大事に囲って飼われている。

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こちらは市場で買ってきた雷魚丸焼き。塩を打ってこうやって炭火で丸焼き。口の中に入っているのは香草。そういえば何を詰めるのかは確かめたことがないな。。

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この時期の市場にて売られている花柄、アロハのソンクランの正装。基本皆田舎でもこういう服を来てソンクランの暑い季節を祝います。

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今回、ヤソトンの市場歩いていて初めて知ったこと。「おたまじゃくしも食うのか。。。」おばちゃんの前にある金のお盆、載ってるのはおたまじゃくしです。どう食べるのかも聞いてないけど食うらしいです。。。

再度田舎で貰ってきたもち米を蒸してみました 2015年01月04日

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先に書いた赤米のカオニャオであります。これを実際に蒸してるとこから改めて彼女と一緒にやってみたのでその際の写真を。

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このように普通の炊飯器の上に蒸し器アタッチメントで蒸し器をつけて一晩水に浸しておいたカオニャオを蒸していきます。とりあえず彼女も炊飯器でカオニャオを蒸すのはあまり経験がないみたいでときどき蓋を開けて蒸し具合を見ながらやってました。んで、芯が残らないように蒸せたら竹で編んだザル(กระด้ง:ガドゥン)の上に上げます。

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ばっくり全部あげてしまってすぐにしゃもじなどで切るようにカオニャオを広げて米の水分を蒸発させていきます。

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だいたい粗熱が取れて水分が飛び、べっちゃり感がなくなってきたらもうささっと手でまとめて、竹のおひつ(กระติบ:ガティップ)に入れて蓋をして食事の時まで置いておきます。

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お察しの通り、竹で編んだおひつなんで中で水分は留まらず適度に抜けていくので再度カオニャオがベタベタしてくるということはないという塩梅です。イサーンの片田舎の普通の家庭に行くと飯時前にはよく見かける風景じゃないかな?とりあえずうちの彼女の実家では毎回見かけます。今回は電気炊飯器でしたが、これをหวด:ウアットという下のすぼんだ円錐上の竹カゴとアルミの鍋があれば完璧にイサーンの飯炊き風景となります。

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ピマーイ歴史公園 2014年06月07日

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というわけで土日彼女のおかあさんのお葬式のために片道550kmをドライブしてた訳ですが、その道順ですぐ脇にはカンボジア様式の遺跡で有名なピマーイがあります。


View Phimai Historical Park in a larger map
↑ バンコクからコラートへ。そして207号線へ抜けてヤソトンまで向かおうとしていたが、ちょうどすぐ脇にピマーイがある。

なので、ずっと運転しっぱなしというのも疲れるし、事故をしても大変なので休憩がてらピマーイに立ち寄った。

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一ヶ月ほど前に行ったパノムルンの遺跡と同じく、「ミニアンコールワット」状態です。ただ、先にパノムルンを見てるものからすれば、パノムルンほど階段を登って登って見えてくる本堂のように上下の立体感が乏しいこの遺跡は若干パノムルンに比べるとカタルシスというかダイナミックさみたいなものが抑えめ。

んで、最初の写真が何かというと、、

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このように遺跡の中には像が。。。引き締まった体でもなく、腹が出っ張り気味の座像はトップの写真のように横から見ると微妙に生々しく、いきなりこれが目の前に現れるとドキッとする。

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両腕はぶった切られてます。いやー、こういう絵が簡単に撮れる一眼レフが最近楽しくてしょうがない。

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またこの日もちょうど12時近くに行ってしまい、猛暑の中汗だらだらで遺跡をうろついておりました。実質1時間ぐらいで出てきたんですが、あんまり大きくないと思ってたピマーイの遺跡、実はお金払って入るエリアだけが遺跡ではなくて、ピマーイの街全体のエリアがもともと遺跡なんですな。んで、他に博物館なんかもあったりして他のエリアを全然まわれてなかったのでまた次回一泊ぐらい泊りがけで行ってみたいもんです。

日本にはない大陸らしい平原風景 2014年06月06日

彼女のおかあさんが亡くなって、突然土日にヤソトンまでの片道約550kmのドライブとなりましたが、途中に脇道にそれてピマーイ歴史公園に訪れた後、本来行くべき207号線に戻るべく、裏道を走っておりましたが。。

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どこを走ってても後ろに山が見える日本と異なり、もう地平線!ってぐらいに平野が広がる。広ーい畑、まっすぐ一本道。ああ、大陸だなあと車を停めて写真撮ったり。

僕は特に最近バンコク、ヤソトン間のドライブを頻繁にこなしていたので、特に大きな感動はないが、たまたま日本から来ていて同行したみやさんは「わー、北海道みたい!」とえらい感動してられました。普段何もないこんなところで車を停めることもまずないので、ふと写真撮るかと車を停めてみました。

たまにはこんなとこでタバコ一服してみるのもいいもんですな。僕はタバコ吸わないですが。。