Diary of the Dead 2012年01月23日

なぜにこの映画を思い出したのだろうかと考えてみたら、ちょっといろいろとfacebookをいじってみたいなと思い始めたところからだった。facebookがもう一週間ぐらいで全ユーザに対してTimelineでの表示を適用するなどのニュースが流れて、どんどんfacebookにライフログ的な要素やインターネット使用の履歴がどんどん蓄積されていってしまうなあ、それも困ったもんだと思ったり。ま、それとは関係なく、日本人にはMixi、その頃海の外ではMySpace、facebookがしのぎを削っていたけど、facebookの一人勝ちだなあ、と。

ん、MySpaceって。。そういや、MySpaceに熱心に動画を上げている奴が居たなあと思ったらこの映画だった。

大学の映画学科で卒業制作をしてたら、その晩から死人が街を歩き出したという設定。まさにThe Night of the Living Deadなわけなんですが、野原の真ん中の孤立した家の中の孤独な恐怖というThe Night〜から時代は変わってインターネット全盛であります。主人公はドキュメンタリー映画を撮影してMySpaceにアップロード。「見ろよこの反応、ページビューがうんたらかんたら。。。」とまさにデジタルネイティブガイらしいことをのたまっているのであります。

ダイアリー・オブ・ザ・デッド – Wikipedia

この映画、制作は2008年、確かにfacebookやmyspaceのアカウント作ったのってそのちょっと前ぐらいだったなーと回顧録。確かにMixi以外のSNSで言えばその頃はmyspaceが勢いがあったような。今はfacebook全盛。ネットの勢力範囲図はちょっとの期間ですぐ切り替わるもんですな。

映画の話なんだかSNSの話なんだかよくわからん感じになりましたが、このDiary of the Dead、個人的にはDawn of the Dead以来のロメロの快作だと思っております。テンポよく、恐怖感と脱力感と独特のギャグセンスがバランスよく混在。特に後半の唖のじいさんが最高。もしDVDなど見つけたらぜひ見てみてください。