紅燈籠の毛血旺 2012年11月01日

IMG_20121101_193342

先日知り合いの人を晩飯を食いましょう、ということで会社近くの紅燈籠という中華料理屋に行ってきた。このお店は実に地味な立地にあるんだが、何気に日本人にも有名なお店。

Hong Teong Long 紅燈籠 at スリウォン通り : サーヤのバンコクだらだら日記


View Hong Teong Long in a larger map
↑ 赤ちょうちんが目印。

実にお安い!日本人に馴染みの深い餃子やらワンタンやら、小籠包やらメニュー豊富で安い。バンコクの有名な中華料理屋というとこれ以外にも有名なところで「老山東」なんかもあるんだけど、老山東と比べれば本格的な中華メニューが多い。まあそれを言うと、老山東は従業員なんかも多分中国からの若い留学生の女の子あたりを雇って働かしているようで、寮とか食事とかも面倒見てるんじゃないかな?結構教育もちゃんとしてる。客のことを割りとよく見ているので感心するのだが、こっちの紅燈籠のほうは従業員の態度も本格中華である。その無愛想な客あしらいに呆然とすることも。

でも飯はうまいんであります。今回はちょっと変わったものを、ということでメニューの名前からして変わっている「毛血旺」という料理を注文。ビール飲みながらボサーっと待っていると隣に座ったあまり金を持ってなさそうな若い中国人カップルの席に巨大などんぶりがどどんとサーブされた。なんか具だくさんのスープもので白飯の茶碗片手に二人でガツガツ具を食っている。

「凄いすねえ、注文あれだけで二人であの量平らげるんでしょうね。。」
「おい、ちょっと待てよ、あの量が俺たちも来るんじゃないの?」

はい、予感的中。同じサイズの巨大どんぶりが僕らのテーブルにもやって来ました。その時すでに餃子やら麻婆豆腐やらを食っていたのでこれは引いた。

IMG_20121101_202806

IMG_20121101_203613

出てきたスープは油、血のゼリー、臓物、ニンニク、唐辛子、山椒などのオンパレード。実におどろおどろしい、肉食の極意と言ったようなスープ。となりの中国人カップルも「知らずに頼んだな。。。お前らがこんな料理食えるのか?」みたいな目で見つめている。しょうがないので食いきれはしないだろうが食い始めると味はめちゃくちゃ濃いんだけどこれがまたうまいんである。なんというか、味の新機軸、今まで経験したことのない系統の味付けでとにかく濃い、香辛料の複雑、雑多な味で胸いっぱいになる。そして臓物のコリコリ、クニャクニャであります。さらに大量に血のゼリーが入っている。これは鉄分たっぷり取れるなあ。個人的には血のゼリーが好きでよく食うんでとてもおいしい。歯ごたえが豆腐のようで豆腐でない微妙な感じでいいんですわ。

血のゼリーは中国では血豆腐とか血旺というらしい、あ、毛血旺って血のゼリーの料理ってことか。とにかく大量に入ってます。

【激辛四川料理】毛血旺(豚の血入り) – 空腹時に見てはいけないブログ – Yahoo!ブログ
毛血旺(マオ・シュエ・ワン)

上記のリンクなどを見てると、どうも四川系の料理のようです。いやー、しかし腹に溜まるわこの料理。そこそこに残して退散してきました。しかし、こういう目が冷めるような、根本的に自分の常識からかけ離れた味に出会うととても嬉しくなりますな。まだまだ知らないものがいっぱいあるなとワクワクしてきます。この日はガチョウのレバーの蜂蜜漬けなどこれ以外にも変わった料理を食えたので腹はしんどかったけど大満足でございました。

Kolkataで中華料理 Tung Fong 2012年08月15日


View Larger Map

さて、コルカタ最後の晩、晩飯はどうしようかと考えてたら「晩飯、中華行ってみませんか?」という同行者からの連絡。最後の晩なのでインド料理を堪能したいのもあったが、以前からインドで食う中華はエセ中華で、チャーハンがマサラ味だったりする、というのを聞いていたのでそれを見てみたい気もして「いいっすよ。行きますか!」ということになった。

サダルストリートと交差するMirza Ghalibの通りはぱっと見るだけで3軒ほど中華料理屋があって結構激戦区なのかもしれない。その中のPark Streetに近いTung Fongという店に入った。ビールを頼んで数品注文。

Untitled
↑ ワンタンスープ。インスタント丸出しだが、一応ちゃんとワンタンスープの味がしてる。インドでインド料理に四方八方を囲まれた中で食う中華料理はその料理の実力以上においしく感じる。

Untitled
↑ チキンのチャーハン。これもインスタント丸出しだが、ちゃんとチャーハン。米はバスマティライスですな。超長粒米。

Untitled
↑ 来た来た!春巻き。チーズコーン春巻き!こんなん中国にはないって。多分。

Untitled
↑ 最後トリ!これ、なんでしょう?答えはなんと麻婆豆腐 with お肉はマトン。これはだいぶ麻婆豆腐からはかけ離れたお味をしておりました。なんというか豆腐のグレービーソース煮と申しましょうか。ま、そういう名前で出されれば、別に普通の料理かな。ま、別に期待からは外れてたものの全然おいしく食えます。

という、中途半端な中華料理をつまみ、ビールを飲みつつコルカタ最後の夜が更けていったのでありました。

Lebanese Restaurant Beirut, 老山東 @Silom 2011年05月24日


View Lebanese food, and Chinese Food in a larger map
↑ 改めてBeirut Silom店の場所はここです。あ、老山東も同じビル、同じフロアです。

月曜日にお昼はBourbon Str.と晩飯に秋吉と、決してお安くはない満腹コースの食事を堪能したにも関わらず、再度火曜日のお昼はシーロムのLebanese Restaurant Beirutへ。会社の同僚とで2人で参戦、そこで頼んだKofta Batataが米とシチューみたいな肉と野菜のトマトスープ煮になるんだが、これがまた強烈なボリューム。どんぶり鉢みたいな器に入ったスープ。じゃがいもゴロゴロ。さらにこの日はフムスもピタブレッドも注文していたので、もうほんとに腹いっぱい。お会計も総額400Bになる勢いで、月末なのにこんなメシを食っていていいのか?という火曜日でした。 Continue reading “Lebanese Restaurant Beirut, 老山東 @Silom 2011年05月24日”

タイでうまい小龍包 2011年02月24日

Xiao Lung Bao 小龍包

さあ、忙しい週末。朝出勤してタニヤプラザにオフィスを構えるお客さんに訪問。トラブル関連の調査をしに行く。途中、お客さんのオフィスのPCでいくつか問題が出ているというので結構時間を取られ、次のお客さんに12時発というところをメシを食う時間もなく車で出発。客先訪問してその後、久しぶりにバンプリのテパラックの通りにあるBig Cに行ってフードコートでメシを食う。カオラートゲン(いわゆるぶっかけメシ)とクイティアオ。腹一杯になる。なんか最近胃腸の消化効率が非常に落ちているような気がする。以前ならこれぐらいのメシの量で腹がもたれたりしなかったが。

シーロムに戻ってオフィスでメールの処理を済ましてから再度タニヤプラザのトラブっているお客さんのところへ。ここで調査を始めて20時まで。その後、彼女とシーロムで合流し、前回人がいっぱいで入る事ができなかったBTSチョンノンシー駅下の中華料理の永和豆腐へ。前のバンコクITオフの際に久しぶりに来て小龍包が中々うまかったので再度食いに来たのだがなんかテレビの取材か芸能人が来店してて、そのせいか店の外に大人数が順番待ちをしている状態。僕は Continue reading “タイでうまい小龍包 2011年02月24日”

バンコクITオフ会@永和豆腐 2011年02月17日



今週急ぎで仕上げた提案書を持って朝一番でアマタナコンのお客さん訪問。これで今週のヤマを越えた。昼飯はオフィスに戻ってから独りレバノン料理モタベルのサラダみたいなやつと、ローストチキンのピラフ乗せみたいな料理を注文したが、これがまためちゃくちゃ量が多かった。チキンなんかほとんど半身入っていたと思う。サラダとこれとどう考えても完食できない量だった。失敗。しかしここの店レバノン料理の店だけあっていつも店の中でアルジャジーラのニュース番組が流れている。バーレーンのマナマのデモ隊強制排除を見ながらの食事となった。しかしここんところ中東が荒れておりますな。ヨルダンでもデモがあったとか。

昼飯後は午後の打ち合わせに使う資料のアップデート。もういつもぎりぎりの時間配分の仕事。途中、眠気覚ましにSilom ComplexMezzoでアイスラテを買う。ちなみにタイの場合、アイスのコーヒーを持ち帰る場合、プラスチックのカップに入れて、ついでにペーパーナプキンをカップに巻いてくれることがよくある。これは持つ時に手が冷たくならないように、ということだと思ってたが、最近ふとオフィスで気づいたのが、 Continue reading “バンコクITオフ会@永和豆腐 2011年02月17日”