また魔界の門を開く 2016年11月21日

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約3年ぶり?いや、もうすぐ2017年だから約3年半ぶりぐらいにビールを飲んでいます。ちょっといろいろと思うところあって飲酒解禁しました。まあ別に細かいこと考えず、ちょっとは嗜んでもいいのかなと。

しかし、飲み始めるにあたってもう飲酒運転はしない、ってのだけは徹底しようと。昔と時代は変わり、タイでも飲酒運転で捕まると結構面倒だと聞いているし飲酒運転自爆の経験から乗らないほうがいいのは自明。

ビール飲んでましたが、なんだか期待ほどうまくない。醸造酒より蒸留酒のほうがいいなあ。3年半経って改めて7-11で酒買おうと思ってもジンを全然置いてないのね。。。寂しいかぎり。飲むならビールもいいけど残りやすいからGORDON’S GINあたりがいいなあ。

ライブ会場でももうビールすら欲しくなくなった 2014年11月24日

"straight from da slums ..."
“straight from da slums … by Philipp Ledényi, on Flickr”

最後に飲んだ酒から禁酒期間が約半年を経過しました。その前にはお酒を飲んでいた時期4ヶ月を挟んで1年間は禁酒していた。すでに合計1年半の禁酒期間。17歳ぐらいから飲み始めて38歳ぐらいまでの約20年間は基本的に飲むのが大好きでほぼ毎晩(2日連続で酒を飲まない日ってのがその期間のうちに1回か2回程度しかなかったはずだ)飲んでいた。それからダイエットし始めて、ふと「酒も辞めたら痩せるの早いかな?」「??酒、もう死ぬまで飲まなくてもイケるんじゃないか?」なんて思って実際に辞めてしまった。

周りの人間には「あれだけ飲んでたのによく辞めれたね」と言われる。僕もそう思うが、あまり苦労せず実際に辞めれているのである。生活のエンゲル係数は劇的に下がった。そのおかげで馬鹿みたいにデジタルガジェットばっかり買ってるが。

先週久しぶりに2晩続きでライブに行ったが、その際もドリンクは水かノンアルコールでソーダのみ。特段ビールが飲みたいとも思わなかった。というかだいぶ日常生活の中で酒を飲むという行為を忘れてきている。とりあえずいい兆しとしておこう。

飲兵衛期間も健康診断なんかで酒を飲めない日は晩に手持ち無沙汰になって、「こりゃ自分は酒辞めたら退屈の悪魔に噛み殺されるな」と思って禁酒などムリだろうと思っていたが、それも慣れであって仕事で最低でも1日8時間はPCと向かい合っているのに家に帰ってもずっとPCと向かいあっている。それなりにやることはある。日本語の本もKindleで手に入るので好きなだけ本を読める。

飲兵衛が酒を辞めると、金遣いも時間の使い方も大きく変わる。これこそ生活の大変化。いい面が多い。ただ、外食や外飲み産業など大きな市場、メインカルチャーの中から自分の身を遠ざけることになるのでマインドの部分で少しさみしく感じるところもある。例えば、酒飲みなら秋や冬の魚のうまい時期には心湧き踊るもんだが、飲んでないとやっぱ多少季節感が乏しく感じる。今のところはこのマインドのスキマを埋めるものをいろいろ探したりしてる状態。メインカルチャーに関わる空虚さの反面、食品産業の過剰供給で糖尿病や心臓病、脳梗塞などの生活習慣病や肥満から今度は健康産業に金を使わざるを得ず、挙句のはては発病して入院、手術とここまでくればもう完全に自分の意思を離れて強制的に金を使わざるを得ず、療養のために時間を拘束されて、収入ガタ落ち、就労の第一線に戻ってこれず厳しい生活を送るという典型的なダメ消費パターンから多少なりとも距離を置けてるところは安心感としてあるんだけど、今考えると食うこととかよりも酒のんで陽気になって仲間とバカ騒ぎしてるということはやっぱり楽しいんだなあと。それも酒辞めてちょっと距離を置いてしまった感じ。

でも歳相応に方向性としては間違っては居ないと思うのでもう酒はいいと思う。後はさっきも書いたマインドのスキマの部分を何で埋めていくかであります。マラソンで走ったりしてるのもそのうちの一つです。来年の1月半ばにはインドはムンバイでフルマラソンをハシリます。

ยำแหนมข้าวทอด ヤムネームカオトート は酒のつまみに最高ですよ 2014年03月02日

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彼女のお姉さんの得意料理。得意料理というか、これで商売をしている。毎日これを作って市場へ出かけ必ず売り切って帰ってくるのだ。

ヤムネームカオトート

ヤム=ヤムウンセンなどのあの、酸っぱい、辛い味付けの和え物サラダテイスト
ネーム=タイの東北地方の発酵ソーセージ。酸っぱい味。
カオ=米
トート=揚げる

普通のヤムネームってのはヤムウンセンと同じような味でウンセンやエビの部分がソーセージになっていて下の写真のような感じなんだけど、ยำแหนมข้าวทอด ヤムネームカオトート の場合豚の皮の千切りやお米をコロッケみたいにボールにして揚げたものが入ったりして味が太く、香ばしくてとても酒に合う味になる。

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↑ これが普通?のヤムネーム。

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↑ これ豚の皮の千切り。タイでは豚の皮もよく食う。

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↑ これが米のコロッケ。

たまに市場を歩いているとこの米のコロッケを店先に並べてなんか食べ物を売ってるお店があるが、そこなら売っている。基本的に、使う食材が多く、米コロッケを揚げたり下ごしらえの手数も多いため、お金のためだけに飯を売ってる人は敬遠するようなので基本これを売っている屋台は好きでやってるはずなのであまり外れはないかもしれない。

とかく、このยำแหนมข้าวทอด ヤムネームカオトート はビールその他なんでもアルコールに非常に合うのだが、周りの日本人でこれをつまみに晩酌してます、なんて人をほとんど聞かないのであまり知られてないように思う。もし機会があれば一度つまんでみることをおすすめします。

よくわからん自己嫌悪 2012年12月18日

Bottle pallet

昨日は日本からK森君が来泰。すぐにカンボジアに言ってしまうというのでとりあえず飲みましょうという話になった。最近は僕は禁酒傾向にありますが、せっかく遠路日本から来てくれたのだから飲もうということになりカオサンの近くのイサーン料理の屋台でSangsomとイサーン料理。しかしSangsomって安物のタイウィスキーだと思ってたけど、ちゃんとよく見てみると「Special Rum」ってちゃんとRumだってことをカミングアウトしてるのね。RumなのにMekhong Whiskeyなんかは商品名からしてWhiskeyとうたってる。昔からRumって書いてあったっけなあ。。。もしかして最近ラベルデザインが変わったとか。

Ohh Dear Sangsom

そしてK森君は日本酒の大吟醸の四合瓶を持ってきてくれていておみやげだと言って僕にポンとくれたのでした。適度に酔っぱらい、次の店に移動しようという話しになりました。タクシーで彼女とK森君に行ってもらい、僕は別で移動しようとしてカバンを掴んだ瞬間、大吟醸ボトルがカバンからスルリと抜けた。ボトルがカバンに入りきらないので上半分カバンからニョキっと出した状態で持ち歩いていたが、ファスナーが微妙に開いていて落ちてしまった。

パリン

と軽快な音を立ててそこら一面日本酒スプラッシュ。割れる音からして高級路線のボトルでガラスは薄めに作ってあるんだろう。綺麗に割れてしまった。その数秒を置いて薫る大吟醸の清々しい芳香。横で見ていたビルの警備員が「あーあ、割れちゃった」みたいなことを言うので「これ一本多分、1000THBとか2000THBするんだよ。。。」と言ったら目を丸くしていた。その後K森君と二軒目で飲んだが、日本酒の事はあまりに悪くて言えなかった。。。せっかく持ってきてくれたのに、高かっただろうに、ごめん。。。

てかやっぱ酔っ払ってるとダメですな。シラフだったらこんなボトルの突っ込み方してなかったかなとちょっと自己嫌悪。やっぱ禁酒引き締めの方向で。しかし、それもよくよく考えたらおいしい酒が飲みたいとボトルを持ち歩いていて割ってしまい禁酒って話も「お前飲みたいんか、飲みたないんかどっちや?!」とツッコまれそうな変な感覚。いや、まあでもやっぱできるだけ飲まないほうがいいね。

ノンアルコール居酒屋、ノンアルコール焼肉 2012年12月12日

居酒屋吞兵衛

先のエントリの続きで、できるだけ禁酒するようにしてるんだが、「あ、今日は飲まずに過ごせそう」と思った日に限って彼女から「また日本式の焼肉でモツが食いたい」と電話が入る。「あー、また飲むのか」と思いつつ「OK」と言って電話を切る。

しかし、飲む直前にふと考えなおして、「今日オレ、飲まないけどいい?」と聞く。「うん、別にいいじゃない」という返事なので禁酒続行ということにして「烏龍茶」と頼む。焼肉屋に来て飲まないなんて子供の頃以来だ。

でもいつも飲むところで飲まずにメシを食ってると初めて気がついたことがある。メシの味が違う。というかメシの味の感じ方が違う。酔っ払ってくるとあまり気づかないけど、結構飲み屋のメシって化学調味料の味がきつい。中にはタレの中に入ってる化学調味料が溶けきらずザラザラと残ってるものも。かなり味が舌の上に残る。。勢いでバリバリ食ってるとうまいが、落ち着いて食ってみるとやっぱ味がきつい。飲み屋のメシってこんなのが多いのかね?ついこの前も飲んで家に帰った後からなぜかメシが食いたくなって、冷凍のカレーライスなんか食ってしまったことがあったが、別に腹が減ってるわけでもなくて無性に食いたくなって食ってしまった。やっぱり食後は腹が重い。食い過ぎのはずなのに食う。なんじゃこれは?と思っていたが原因もたぶん飲んでいたお店のメシの味が異常に濃く、この化学調味料が原因じゃないかと勝手な推測をしてたがやっぱりシラフで飲み屋でメシを食ってみるとかなり濃い印象。

ちょっと最近興味が出てきて、今まで飲みに行ってた店で飲まずにメシだけ食うとどのように感じるかをいろいろ試してみたい。シラフでも最後までちゃんと普通にうまいと感じれるお店は何件あるだろう?またそれによって酒の飲み方もまた変わってくるでしょう。。。