RIP Charlie Watts. I’m in mixed emotions. 2021年08月24日

というわけで今はこの記事を25日に書いておりますが、24日にストーンズのCharlie Wattsがなくなりました。中学高校の頃から大好きだったストーンズ。60年代、70年代、80年代、それ以降もどの年代の曲を聞いてもほとんど変わらないのがCharlie Wattsのドラムプレイ。体調不良で今回のツアーには参加しません、と発表されてたけど、もう結構ヤバかったのか。

で、今日は一応追悼という形で独りで何聞くかなと思ったが、自分がストーンズを一番最初に知った・聞いたアルバム、「Steel Wheels」のFirst Siglecutで「Mixed Emotions」という曲を。ストーンズは「Dirty Work」というアルバムを出したあとミック・ジャガーとキース・リチャーズの仲が修復不可能なほど険悪になってついにストンーズも解散か?となったあとに結局もとに戻って5年ぶりぐらいにアルバムを出す!と話題になったアルバムが「Steel Wheels」ですな。当時FMステーションという雑誌でストーンズの歴史を振り返る特集が組まれていたのを読んだことからこのアルバムを聞き、以降「Beggers Banquet」や「Let It Bleed」にハマった口でございます。そしてストーンズ至高のライブ音源は「’69 Hyde Park」というあまり人に注目されないマイベストを展開しておりますがやっぱり今までストーンズはずっとずっと聞き続けて来ました。自分のストーンズはここから始まったというMixed Emotions。懐かしいな。まだまだ80年代の香りがぷんぷんするPVで。ミック・ジャガーのキモい80年代レオタード&ダンスも健在。なんか少し話がズレましたが RIP Charlie Watts。

Rolling Stones “Shine a light” 2015年11月07日

久しぶりにストーンズを聞く。2008年にリリースされたライブ盤、「Shine a light」。久しぶりに聞くストーンズのライブ演奏の下手さ下限にやっぱりクラクラする。

ストーンズの音楽ってスタジオ版のアルバムでも緻密という言葉の正反対にあるようなざっくりとした音楽だと思うが、ライブ盤になるともう輪をかけてぐっちゃぐちゃのものも多い。このアルバムはもともとはマーティン・スコセッシ監督でストーンズのライブを映画化したものの音だけ盤みたい。

ずっとスマホのステレオスピーカーで聞いてるので音質云々はさっぱりわからんのですが、多分ストーンズだからレコーディングは金かけて録ってるんだから音はいいんだろう。だがその音質の根源の演奏はやっぱりめちゃくちゃでバディ・ガイが出てきた時のギターソロがバックの演奏を置いてけぼりにしつつギターの音だけミックスが異常にでかくて2000年代になってもこんなめちゃくちゃな音をリリースしてるストーンズに敬服致します。(録音は2006年、リリースは2008年)

そして映画のほうはどうもIMAXの劇場で公開されたらしく、このぐっしゃり音をIMAXシアターで聴くのを想像するとなかなかたまらんもんがあります。今更上映してる映画館もないだろうけど、何かのイベントで再上映されるようなことがあればぜひIMAXで見てみたいもんですな。

散々下手くそで音がぐっしゃり、と書いてますが基本的には賛辞でありまして今日はこのアルバムをずっとリピートで聞いております。いいアルバムだと思います。

Shine A Light (Non-EU Version 2 CD Standard)
Universal Music LLC (2014-02-18)
売り上げランキング: 19,033
ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト デラックス版 [DVD]
ジェネオン・ユニバーサル (2009-07-03)
売り上げランキング: 22,910