開運宝くじ?な超現金主義な寺 วัดพราหมณี ワットプラーンマニー 2015年03月04日

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ナコンナヨックで有名な寺、それは宝くじ開運を謳う寺、วัดพราหมณี、ワットプラーンマニーというお寺でございます。昔ここでお祈りしてた人たちが宝くじで大当たりする事例が続出して有名になったらしい。土日になると観光バスでタイ人観光客がどかどか押しかけ、「大当たりしますように!」と願かけていくらしい。

タイは小乗仏教の国で、厳しい修行をする坊さんは女人禁制、お金にも触れない、というのが建前のはずだが、、この寺はなんといっても宝くじ開運がウリであってお金がまず有りきのお寺であります。中に入ると土日だったのでやっぱり人がいっぱい。。。

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うっとおしくてあの人だかりの中に入る勇気はなかったです。。ちなみに奥のほうに見えるでしょうか?寺の中にATMがあります。こんな寺も珍しい。。。お供えものを20THBで渡す所とかもう完全に流れ作業でもの凄いスピードで回ってた。。。本堂のすぐ脇から売店が並び果物、野菜、カバンや服などのおみやげもの、さらにはミニマートまで寺の中にあります。

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いやー、なんだこの寺?寺というより市場だよね?わざわざまっすぐに突っ切れる場所もフェンス立ててお店があるほうに迂回して回らないと行けないようになってたりもう完全にタイらしい小銭回収システムがそこかしこに見える素晴らしい寺。寺というよりはここは多分観光名所なんだよね。観光地だと思えば納得です。

さて、今回ここに来た理由として以下のブログを見つけてちょっとこの慰霊碑を見てみたいという気分になり訪れたのでした。

タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~ : 宝くじに超ご利益のある寺へ 意外と地味じゃないナコンナーヨックの旅[2]
タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~ : 旧日本軍第37師団慰霊碑 意外と地味じゃないナコンナーヨックの旅[3]

なんとこんなところに第二次世界大戦の日本軍にまつわる慰霊碑があるらしい。これを読むまで当然日本軍第三十七師団というのは知らなんだが、こんなのんびりした地に世界大戦の時には日本軍が集結し、駐留していたとは。

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↑ ちなみに上の写真も下の写真もかなりの高解像度で写真を撮ってますので、リンク先のFlickrのオリジナル解像度写真を見ると看板の解説も、碑文もちゃんと読めます。

クソ暑い中タイ式田舎コーヒーのオーリアンなんぞをチューチュー飲みながらこの日本軍第三十七師団の慰霊碑を物思いに耽りながら眺めておりました。

ช่อชะมวง チョーチャムアンレストラン 2015年03月03日

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ナコンナヨックでの食事。マラソンのために向かったナコンナヨックですが、ホテルで結構しっかりした朝食ビュッフェとかがついてて食事には困らなかったんですが、日曜日のお昼に立ち寄ったレストランがここチョーチャムアンというところで、まあ観光客向けのちょっとこじゃれた感じのタイのศาลา、サーラーというクラシックスタイルな日よけ屋根のついた小屋がレストラン内にいくつもあってそこでご飯を食べれる。

また、「何がおいしい?」と聞くと「แกงหมูใบชะมวง(ゲーンムーバイチャムアン)」と言う。チャムアンの葉と豚肉のカレー?みたいな感じか?それとこれもまた初めて聞く名前のメニュー、「ไข่คอนโด(カイコンドー)」。卵のコンドミニアム?どういうこと?どうもカイチャオ(玉子焼き)らしいがコンドーは何?

というわけで出てきたのが以下、

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↑ แกงหมูใบชะมวง(ゲーンムーバイチャムアン)。

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↑ ไข่คอนโด(カイコンドー)

ゲーンチャムアンはトムチャプチャイのカレーバージョンと言った感じで香りがよく濃厚、嬉しいことに豚のブロック肉がびっくりするほどゴロゴロ入っていた。これ、一人で食いきれない量。超大盛りであります。うまいうまい。肉が大量に食える。

ชะมวง – วิกิพีเดีย
↑ タイ語のWikipediaからชะมวงはGarciniaというらしい。

ガルシニア – Wikipedia
↑ ガルシニア、日本にはないのかな?

続いてไข่คอนโด(カイコンドー)。タイで一般的な玉子焼きไข่เจียวカイチァオの分厚いバージョンですな。背が高いからコンドミニアムと連想してカイコンドーなんで名前が付いてるんだろうか??味付け濃くなくてあっさりしてる上、普通カイチァオは玉子焼きではなく、油で揚げるから油ギットギトなのがデフォルトなんだけど、ここのはあまり油っぽくなく分厚くても油酔いせずにおいしく食えた。ただ、こちらも卵何個使ってんだ?というぐらいの大量の卵。多分10個は使ってんじゃないでしょうか。こちらもボリューミーなんで食べ盛りの少年少女にとっては非常に嬉しいはず。

ไข่เจียวร้อนๆ
↑ こちらが普通の卵焼き(揚げ)のカイチァオ。

というわけでこの2つのメニューぐらいしか頼んでないので他はようわかりませんが、なかなかボリュームがいい感じのช่อชะมวง。ナコンナヨックに遊びに行った際にはぜひ。


↑ 場所ここ。

水がなかったナコンナヨックの名滝、น้ําตกสาริกา ナムトックサリカー 2015年03月02日

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先月に引き続き、フルマラソン出場のためナコンナヨックに来ておりましたが前回訪れてなかったサリカの滝に言ってみようという話になった。

タイの気候は4月のソンクランの時期を頂点にして、4月の酷暑期、4月にもちょっと被り5,6月ぐらいからの雨季、12月から始まる乾季(この時期が割と涼しく一番過ごしやすい)となる感じで、今は2月末ですでにソンクランの酷暑期を迎えつつあってお昼間は超暑い。

昼間に外に居るとダラダラと汗が流れ(朝方フルマラソン走ったからかもしれないが)滝を見に行こうと言われても汗だくになるのが嫌でちょっと考えこむ感じで、しばらく時間をおいて「じゃあ、、、行く?」みたいな感じで出向いてみたものの、また
入り口で入場料がタイ人価格と外国人価格の二重価格が設定されている。僕の彼女が先に立って

「滝の入場券、大人2枚」
「いいけど、滝の水はないよ!」
「へ?」

なんか日照りが続いていたせいか、川の水が干上がってしまったらしい。まあそれでもいいから散歩してみようよ、てな感じでさすがに外国人価格で請求はしてこなかったが2人で80THB払って公園内を散歩。

ホントに水が干上がっている。。。川は流れがないので水たまりに。後は人が居るだけ。。。今は見る価値はまったくないですな。。。

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↑ カラカラ。。。

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↑ 流れのない水たまりと化した川で泳ぐ人たち。

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↑ ホントはこんな感じらしい。

ナコンナヨッククンダーンマラソン2015 その2 2015年03月01日

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さて夜2時半起床、顔洗って服着替えて3時過ぎにホテルを出て先のクンダーンダムへ。4時からフルマラソンがスタートであります。南国タイと言えどダムの下のだだっ広い駐車場では風がひっきりなしに吹いていてランニングシャツの半袖だと寒い。まだ周りは真っ暗。

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↑ 田舎のマラソンは静かでいいなあ。

このクンダーンダムのマラソンコースはダム下の駐車場から坂道を上り、ダムの上まで来たら堤体を端から端まで走りきって折り返し、またダムの上から下まで下って来る。これでもう10km。

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そしてダムと市街地を結ぶ国道をナコンナヨックの外周道路まで走る。片道15kmを往復で30km。これでだいたい40kmとなる。

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いやーしかしちょこちょこと街灯の切れる区域があって足元どころか前後さえまともに見えない道が出てくるのがなんとも言えない田舎マラソン気分を盛り上げて(盛り下げて?)くれる。その真っ暗闇の道で赤色灯を点灯してレスキューの車が止まっている。コースの安全確保のための配置人員も田舎のマラソンだからか最小限。給水所も朝9時を越えると撤収するしめっちゃ簡素なマラソン大会だけど、これもまた静かでいいかとぼーっと考えながら走ってました。

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↑ ゴール直前のダム下駐車場前。みんな気楽に水遊び。暑い。。。

タイムは全然伸びず5時間42分。今までで最悪のタイム。それなりにマラソン大会の間にも10kmランニングを続けているのになぜタイムが伸びないんだろう???しかも今回は最初のダムを除けばわりと平坦な道ばかりなのにふくらはぎが張って何度も足が攣りそうになった。以前から状況が悪化しているような気がするがふと「あれ?これもしかしてシューズが悪いのか??」と思った。今のシューズは長い付き合いで1000km近く走っているはず。ソールのかかと部分なんかもかなり磨り減ってるのでもしかしたらこれが足に負担をかけているのかもしれない。よくよく考えたらタイムのよかった去年12月のアユタヤマラソンは金曜日にこのランニングシューズを職場から持って帰るのを忘れて別のNBの574を履いて出たんだった。

というわけで次回5月のハートヤイマラソンまでに新しいシューズに足を慣らしてタイムが伸びるかどうかテストですな!

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ナコンナヨッククンダーンマラソン2015 その1 2015年02月28日

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↑ เขื่อนขุนด่านปราการชล、クアンクンダーンプラガーンチョン。ダムの下の駐車場。

今年の頭からは隔月で出るようにしているフルマラソンですが、今月はナコンナヨックのクンダーンプラガーンチョンダムで開催されるクンダーンマラソンに参加。参加費無料でHPを見てもほぼタイ語だけのローカル大会。参加費無料ってのは嬉しい。

khundanmarathon.com

前回1月の終わり、土日にナコンナヨックに来た時には全然人もいなかったのに、今回はホテルも満室になってるところが多く、前回取ったホテルと同じとこにしたのだが、値段同じで部屋の質はだいぶ下がった。いい部屋は全部埋まってた感じ。エアコンのリモコンがない、ベランダに椅子がないなど基本的な設備も揃ってない一番ハズレクジ部屋。。。この暑い時期にハイシーズンで同じ1,000THBだといい部屋はあてがわれない??どうなんだろう?てかホテルって一回泊まるだけじゃ良し悪しってわからんもんですな。。。

それはさておき上の写真は受付会場。今回はインターネットでの申し込みができなかったので事前登録せずに前日に現地に赴いて登録。参加費無料なので申し込みフォームを書いて、帳面にサインして終わり。ゼッケンだけ受け取って終了。

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ダムの下の立地だと遮るものがないのかなんだか強風が吹き荒れていて受付のテントの鉄柱が風がふくたび「ズリズリ」と動いていた。もうちょっと強い風が吹くとテントが飛ばされるなあと思っていたらブワーッと殊更強い風が吹いてその瞬間鉄柱がコンクリから浮いた。。周りの人たちが急いで鉄柱を押さえこんでテントは飛ばなかったが、みんなずっとそうしてるんですか??って感じ。大丈夫だといいけど。受付の女の子など地元の中学生ぐらいの女の子がボランティア的に手伝ってる
んだろうけど、皆愛想よくて可愛い。テントの下敷きにならんように気をつけろよ〜。

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ふと気づくと彼女が消えていて、どうしたのかと思えばテントの横に止めていた車をすでに動かしていて向こうのほうに居た。「テントが倒れてきて車を破壊されたらかなわない」と。そそくさと強風の受付会場から出てきました。。

さて、飯食って早めに寝て、朝4時からまたフルマラソンっす!