池袋のタイ料理屋クンヤー 2017年09月19日

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さて、東京に移動してきてます。

重い重い30kgスーツケースを引きながらやってきた日の東京最初の晩飯は。。

バンコクの時の同僚と一緒に池袋のタイ飯屋に。

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この池袋にあるタイ料理屋クンヤーというお店ですが、今まで日本で食べたタイ飯の中では1番美味かった。自分も同僚もタイで少なくとも数年は住んでた人間だからタイ飯の味はよくわかってますが、日本で食べるタイ飯はなんだかイマイチパンチがなかったり、「こんな味だったっけ???」と思うようなのが多い中、クンヤーの飯は現地のモノとほとんど変わらない。二人でこれは素晴らしいとしきりにつぶやいておりました。

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↑ ラープのレバー版タップワーン。実にいい味。これとビールが最高ですな。

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↑ ソムタムタイ。これもバンコクで食うソムタムと変わらん。素晴らしい。

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↑ まあ、これはタイ料理というか中華というか。普通においしいです。

お値段は「日本で食うタイ料理は高い」という価格帯よりもさらにもうちょっと高いぐらいの値段設定ですが、食う価値あり。

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↑ クイティアオで1,000円って萎える価格なんだけど、ま、しょうがない。

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↑ ちなみにすぐ近くにこれが。

不味飯を連続で引くと気分が落ちる 2017年01月05日

Market Restaurant

今日客先に出向いていって、30分ほども時間が早かったので車を何処かに止めて昼飯を食ってしまおうと思って入ったタイ飯屋。

注文して席についた瞬間に「あ、こりゃまずいところに来たかな」と直感した。店が薄暗く、客も居ない。タイだから、という以上の、たぶんタイ人でも「ここはなんだか(悪い予感がする)。。。」と感じるんじゃないかと思うぐらいの不衛生感。飯作ってるババアも身なりが薄汚い。。。

タイの飯屋でガパオが不味いってのはよっぽどだとは思うんだけど、出てきたガパオ飯はやはりどうにもひどい。米も昨日炊いた飯を温め直したような、べっちゃべっちゃにくっついていてちょっと匂いもする、鶏肉も紀元前から冷凍されてた肉か?と思うような変な硬さ。どうにもこうにも不味い。とはいえ、注文してしまったものだからこのままほとんど手を付けずに出るわけにもいかず、とりえあず頑張って食い進んだが、半分でギブアップ。すいません、これは食えません。。。

そして近所のセブンイレブンで水を買って一気飲み。セブンイレブンの前でタイ語でカノムチープという焼売が売っていたのでとりあえず口直しに、と購入する。何故か注文した瞬間に「ここも不味かったらどうしよう」と考えが浮かぶ。

そしてやはり予感的中。こんな時は当たるものですな。焼売って餃子のように皮の中に肉の餡が詰まってるかと思いますが、「肉5%、小麦粉95%か??」と思うような粉の香りしかしないちくわぶのような餡で不味いことこの上ない。。。

あああ、テンションだだ下がり。これからまた客先で仕事なのに。。。このテンションだと仕事も失敗しそうに思えてくる。。。

これでホントに仕事まで失敗してたらどうしようもなかったですが、なんとか手間取ってた仕事のほうも片付いて気持ちは少し上に向きましたとさ。

タイで慣れない場所で飯を食う時って、こういう何を食っても不味いエリアとかあるので要注意です。こういうのに当たった時はほんとに仕事に影響が出るくらいに気分が落ちます。。。

とはいえ気をつけようがないんですけどね。。とりあえずメゲないように気持ちの切り替えを。。。慣れないところで飯食うと失敗するからこういう時はKFCとかマクドでと言ってると新しいものは何も見つけられないのでとりあえずはメゲずに果敢にトライあるのみ。

Banana Leafの แกงจืดลูกรอก ゲンチュールークロークって何?? 2016年03月08日

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実に久しぶりにBanana Leafなんてところで昼飯を食いました。

Banana Leafはショッピングモールなどに入っているタイ飯レストランでお値段は若干高めだけど、華美でもなく、かと言って安っぽいわけでもない割とすっきりとしたミニマルな内装のお店。

お味は平均点ぐらいでまずくないんだけど、かと言って特段印象に強く残るようなものもない。なのでしばらく行ってなかったわけです。

久しぶりにここで飯食った中でちょっとめずらしいなーと思ったものを。

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こんなタイ飯レストランなのにご飯頼もうとしたら白米と玄米があった。できるだけカーボン(炭水化物)を食わないようにしてるが、白米と玄米があるなら基本玄米を注文する。こういうチョイスが地味に増えてるのはいいですな。

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そしてタイのあっさりスープ、ゲンチュー แกงจืด。メニューにはゲンチュールークローク แกงจืดลูกรอก と書かれていた。

「ルークロークって何??」
「いや、私もわかんない。。」

ということで出てきてからのお楽しみ。。。それが上の写真なんですが、実際に食ってみてもこれがなんなのかがわからずじまい。個人的な印象は超巨大な魚の白子とかなんか内蔵??でも脂はまったくなく、ぷりぷりしたタンパク質。。。たぶん海鮮。。

ところが

ทดลองทำ “ลูกรอก” – Pantip

タイ語のサイトだけど、写真を見て頂くだけでご理解いただけるでしょう。これ実は卵の腸詰め。。。。しょうもない!卵の腸詰めて!真剣に海鮮か?何だ?と悩んだ自分が情けない。鶏卵かよ。。ただ自分が食べたものは多分卵白のみの ลูกรอก ですな。なんかいやーなぷりぷり感があったので。。。

しかし、まだまだいろんな知らない料理がありますな。。今回はあまりにしょうもなくてちょっと気落ちしましたがめげずにいろんなものを食いたいと思います。というかこんなのはつい最近出来た食材でしょうけど。。。

ナンリンチー通りの閑古鳥タラート前屋台 2015年11月22日

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いつもの通勤路に半年ほど前に出来たテントだけの青空マーケットみたいなのがあるが、これが悲しいことにいつまで経ってもぜんぜんテナントが入らず閑古鳥。

しかしテナントは入らないけど夜はテント前のスペースに一皿料理の屋台がいくつか並び、ちょっとは明るい。いつも行くイサーン料理屋が閉まっていたのでちょっとこちらに寄ることに。

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↑ 場所はこんなところだから基本車かバイクないと行けない。

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なんか雰囲気全体で100%ローカルですな。この ข้าวหมูแดง カオムーデーンがめちゃくちゃうまそうな出来栄え。見た目大事ですな。ま、味はまずくもないうまくもないというどうでもいい感じのお味でございました。まあこんなもんか。

ต้มจับจาย トムチャプチャーイを自炊して作ってみる 2015年03月25日


↑ いつものFoodTravel.tv。

晩飯どうしよう?と彼女と話していて「ต้มจับจาย トムチャプチャーイが食いたい」と言われて「じゃあ一回自炊してみるか」とやってみました。いつもどおり、ググったり、YoutubeでFoodTravel.tvのレシピ動画見ながら勉強。

最初チャプチャーイを食った時は実に中華風な香りで八角などの中華スパイスがしっかりと入った味付けを想像していたが、実際にはスパイスはパクチーの根と粒胡椒、にんにくぐらいしか入れなくて、それ以外はシーイウカーオ、シーイウダム、などの醤油系の味付けをするだけのシンプルなもの。それもレシピによっては手順や味付けが異なり、王道のこれ!っていうものはないのかもしれない。

実際に作ってみてわかったけど、これは醤油系の香りと砂糖の甘さで葉物野菜の青臭さを丸くして食いやすくした感じの単純な野菜のごった煮であって、味付けはほとんどなく、このチャプチャーイのコアは葉物野菜であるクンチャーイやカナー(ケール)みたいなちょっと青臭い葉物野菜の香りと醤油を味付けではなく香り付けとして使って、味に関しては若干の塩味と野菜から出る甘み、旨みで完成するシンプル料理だと思う。

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今回、初めて作ったので調味料の量が感覚的に掴めてなくて出来上がりが超真っ黒になってしまった。これ、伊勢うどんか?みたいな感じになった。シーイウダムを入れすぎて色が強いんだな。もっともっと次回は少なく入れて問題ないだろうし、味も薄めに作っても全然おいしく食べれるだろうということは想像できる。

ポトフのWikiを見てみると、単純な野菜や肉のごった煮的な料理はフライドチキンのごとく各国に存在するみたい。冷蔵庫がない時代に食べ物が手に入ってもすぐに傷んだり、すぐに傷むが故に凝った料理をしようにも材料が揃わない、便利な調理器具もないから適当な鍋と鉄板ぐらいしか家庭に調理器具がなかった頃に、ポトフやこのチャプチャーイみたいな材料を簡単にざっくり切って、適当な調味料で味付けして長時間煮込む料理は非常に重宝されたはず。しかも多少傷んだ食材でも煮込み料理は360℃から熱を加えて完全に雑菌などを殺菌し、お腹を壊すリスクもかなり低くできる料理でいいことだらけなんだろう。

炭水化物が人類を滅ぼす、という理論でいけば人間が昔から食べてきたこういう自然の摂理にあった食事というのは体にも優しいのではないかと思う次第。ただ、チャプチャーイのWikiでは中華系飯屋のあまりものの野菜で作ったまかない料理が発祥と思われる、と書いてあるからそんなこととは無関係かもしれない。。