ハッピーバースデー ミック・ジャガーさん、今年で71歳だって 2015年07月27日

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7月26日がRolling Stonesのミック・ジャガーの誕生日だったらしい。TwitterでHappy BirthdayのTweetがいっぱい流れてたので初めて知った。

てかミック・ジャガーって今何歳?とふと思ってググってみると、なんと71歳らしい。それでこのパフォーマンスっすよ。

これ今年のライブの映像。ちょっと71歳とは思えんパフォーマンスですな。後ろに居るキースとロニーはやっぱり爺的な緩慢な動きが目立つがミック・ジャガーは動きにキレがある。(ロニーのギターの遅れはもっと気になる)

しかし見続けていると「歩きまわってるけど全然走ったりはしないな」などやっぱり体力の限界は見える気がする。多分鏡を前にして老いを極力見せないパフォーマンスとかを研究してるんでしょうな。

参考:門外不出とされていたヒトラーの演説練習写真が白日の下に晒される。 : カラパイア

そしてWikipediaにはさらに興味深い記載がいろいろと。

所謂、健康オタクとしても知られる。ミックが20代から30代の頃、とりわけ60年代から70年代にかけてロック界では多くのスターが喫煙する様子が写真や映像で確認できるが、その頃から念入りな体力トレーニングを行っていた。60年代の頃までは喫煙家であった。喫煙が健康に害することを知っていながらタバコを吸っていたといい、事実、喫煙する様子を撮った映像などもあり、場合によってはドラッグなども嗜むこともあった。しかしある時から、それらがパフォーマンスに影響することに気付いて自発的に禁煙家に転向、ドラッグも一切断つなど、現在至るまで数十年に渡って健康志向となっている。

奨学金を貰ってロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに通っていたミックは、ストーンズとしてデビューした後もしばらくはプロ・ミュージシャンになるか国税局に就職するか随分迷いがあったという。こうしたことが背景となっているためかミックは、ストーンズ自身の独自レーベル「ローリング・ストーンズ・レーベル」を立ち上げた以降、バンドの運営に大きく関与している。バンドのギャランティはもちろんのこと、印税配分の管理など 経営者としての資質を垣間見せている。他にも株取引なども行っているといわれる。2010年現在、アメリカ合衆国の反捕鯨団体シーシェパードの後援者として名を連ねている[2]。

ミック・ジャガー – Wikipedia より

ミック・ジャガーが健康オタク。似合わんなーとは思いつつも実際にステージの動き見てたら納得ではありますな。しかし71歳でも毎年ツアーを行って、毎晩あれだけの長時間のステージを活力たっぷりに演じきるミック・ジャガーのアンチエイジング法には興味津々ですわ。ちょっといろいろ海外のサイトで彼の食事からトレーニングまで調べてみます。これがまたいろいろと面白そう。

さらにはミック・ジャガーがバンドの金をほとんど仕切ってるのか。健康的で努力家とは言ってもやっぱりどう見ても性格は悪そうやもんな。莫大なバンドの上がりをしっかり押さえられててさらには健康オタクでまだまだ長生きしそうって「憎まれっ子世にはばかる」ですな。そりゃバンド内喧嘩も絶えないわけだ。

ビル・ワイマンがストーンズ脱退した時に印税の話で何故かミックが「俺の持ってるお前のソロの版権をやるからそれで我慢しろ」と言ってたらしい。なぜミックがビル・ワイマンのソロの版権持ってるのか理解不能だったがそういうことだったのか。

というわけでハッピーバースディ、ミック・ジャガー。

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↑ 漫☆画太郎みたいでこのジャケ大好き。

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↑ ストーンズで何か1枚、と言うと非常に困るけど変化球で後期のこのダサジャケアルバム。シャキッとしたサウンドプロダクションで結構いいんだけど、ちょうど同じ頃出たキースのソロアルバムとサウンドがそのままめちゃ似てるんよね。

The Stones in The Park 1969 2014年08月27日

Black Sabbathの初期のライブに続き、特に珍しい映像というわけではないけどRolling StonesのHyde Parkコンサートの映像がフルでYoutubeにあがっておりますのでご紹介。

橘いずみの「太陽が見てるから」は20年前の話ですが、こちらはさらに逆上って25年前。ちょうど89年のSteel Wheelsが発売されるタイミングで、久しぶりのStonesのアルバムってことでいろいろ盛り上がっておりましたが、ちょうどその年、確かNHKの深夜放送だったかでこのStones in The Parkが放送されたと思う。

1975年生まれの私はこの時14歳。このハイドパークコンサートの凶悪なファズ、オーバードライブ、超へたくそな演奏、全員が薄汚いStonesのメンバー、Stonesにも増して小汚い観客たち、ゴーストとか光が入りまくりの状態のよくないフィルム、半分ぐらいの曲は途中からの音だったり、途中からの映像だったりと訳のわからない構成と絵面のとんでもないライブ・ビデオ。薬キメて一心不乱に怪しい踊りを狂ったように踊りまくる奴など、中学生にはすべてが理解の範疇を超えるえげつないライブだった。

ただ、奇跡的にこのグッシャリした音の演奏が下手さと相まって超カッコいいのであります。Stonesって本当に演奏もボーカルも下手だから、なかなか見れるライブって少ないけどそんな中で個人的にStonesのライブ音源でNo.1なんです。

これが、フリーで手軽に見れる時代ってのが非常に素晴らしい。今の御時世すでに手軽に見れるって言ってテレビもPCも必要なく、iPhoneなんかで見れてしまうのがすごいなあ。新聞のテレビ欄横に置いて、きっちり録画するためにビデオの録画ボタンに手をかけながら放送開始時間まで時計を凝視していた時代が懐かしい。。。

Steel Wheels
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↑ こんなのBlu-rayで見てどうすんだ???と思ってたが、よくよく見るとボーナストラックがついていて3曲分追加で見られるみたい。ただ、この映像・音のひどい本編からもカットされた素材だから内容ひどそうだなあ。。。でも見たい。。。