Arch Linuxと数学が弱い文系エンジニア 2021年07月25日

In the Rock: Arch Linux

デルタ株猛威のタイで引きこもり(以前から?)連休2日め。自宅に籠もりながらUoPeople(アメリカのオンライン大学)のReading Assignmentと自宅のPCのVMwareにArch Linuxをインストール。自宅のデスクトップPCにLinux入れるならやっぱArch Linuxが個人的には好き。インストールのISOのダウンロードも小さいし、自分でパッケージ選んでインストールしていく方法なのでシステムに何をインストールしたのかはっきりわかるのがよい。CLI環境で使うのにも管理がしやすくていいと思う。ある程度Linuxのシステムをわかってる人なら。。。ただ、自分でパッケージ選んで入れていくスタイルなので特にデスクトップ環境の設定は事あるごとにすぐ壊れてしまう。ちょっと新しいアプリケーションをインストールして設定いじると他の部分で変な表示が出てきて連動してそこをいじっていくとなんだかもうぐちゃぐちゃになって取り返しつかないほどいじりまくってまたリセットーーー!!みたいな。今回はGNOMEインストールしてGUIはあんまりいじらないようにします。

しかし、Arch Linuxの場合、Ubuntuみたいにおまかせセットアップではなくて自分でfdiskなんかでパーティション切ってセットアップしていかないといけないんだけど久しぶりだからBIOS、UEFI、MBR、GPTの違いをちゃんと理解してないなー。というかいつもWinとかLinuxのセットアップのときだけちゃちゃっと調べて以降思い出すことがないから全部忘れてしまうんよね。古いエンジニアなんでBIOS、MBRはまだわかっててもUEFIとGPTは不慣れなんで「あえ?」って感じ。またちょっと後でお勉強しよう。

んで、UoPeopleの読み物課題をやる。今回は数学の例題みたいなのがなくて安心。前回のUnitではピタゴラスの定理とか、ニュートン法での平方根の求め方とか出てきて読んでて固まってしまった。完全文系人間として高校1年生で数学を卒業して以来、約30年(!!)数学には触れていなかったのでまったく考え方がわからない。今ググってみたらピタゴラスの定理なんか中学の数学らしい。ぜんぜん覚えてないわ。。。しかし前々からわかっていたが、しっかりコンピュータ勉強しようとすると数学の壁にぶち当たるのが自分にとってはネックなんよね。とはいえ、UoPeopleでも統計や微積分は必須科目に含まれているのでいつかのタイミングでは数学で脂汗かきながら勉強しないといけないのです。腹を決めて数学に飛び込むしかないなあ。そしてその数学を言語は英語でやらないといけないのが怖いというかハードルが高いのですわ。。。うーん、ちょっとまだ決心がつかないのでもう一回プログラミング系のコース取っておこう。。。

CDのロングボックスって知ってるかい? 2016年12月05日

20080223 - cd longboxes - Nine Inch Nails: Pretty Hate Machine, Jane's Addiction: Nothing's Shocking, Ministry: The Mind Is A Terrible Thing To Taste, Gwar: Scumdogs Of The Universe, Type O Negative: Slow, Deep And Hard, Atari Teenage Riot: Live In Philad

久しぶりの単語を聞いた。CDのロングボックス。世間的にぜんぜんクローズアップされていない単語ですな。

Wikiなんかを見ると1985年〜1995年ぐらいまでの間とあるが、個人的な経験ではもっと短くて、1989年〜1992年ぐらいまでは見たがそれ以降はぱったりと見なくなった。

Longbox – Wikipedia

CDのロングボックスというのはCDが販売され出した時分に販売店の什器がレコード用の箱しかなくCDだと小さすぎてレコードと並べられないなどの理由から12cmのCDケースに厚紙の外箱を付けて高さを30cm程度にしたもの。日本ではCDが出始めた当初からCD用の棚があったように思うがアメリカだとレコード棚に一緒に並べてたみたい。だからタワレコのような輸入盤のお店ではこのロングボックスがいっぱいあった。

外箱と言ってもそのデザインはアルバムジャケを伸ばしたものとか、大した意匠はなく、単純にレコード会社が便宜上付けてますといった程度で、ほとんどアーティスト側が意図してデザインをしたものではないようなつまらない印象だった。

中学生当時、タワレコでMetallicaのKill ‘em allやMotley CrueのDr. Feelgoodなんかのロングボックスの輸入盤を買った思い出があります。しかしホントにロングボックスがなくなったのは早くて次の年ぐらいにはもうほとんどの輸入盤屋でロングボックスはなくなってたような気がする。

当時日本盤と大きく違う見てくれと、雑な外箱の作り、ウンコのような匂いのするインキなどカルチャーショックの連続。今、実に久しぶりにロングボックスと聞いて懐かしさがこみ上げてきましたが、当然のことながら流通していた1990年初頭よりも後に生まれた25歳以下の若者はまったくロングボックスなど知る由もない事実を考えると自分はホントに年を取ったなあと感じます。。。

豆乳 〜 HOMESOY 2015年06月25日

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最近また新たな健康指向的実験で加工食品をできるだけ減らそうと考えている中で、健康そうに見える豆乳ってどうなんだと考えなおす。

豆乳だって加工食品、大豆を煮て濾した液体だけでは大豆なんでエグみやらが残るから味の調整のために各種添加物が入るはず。てっとり早いのは糖分を添加すれば、エグみはだいぶ和らぐし、当然の如く飲みやすくなる。疑ってかかると豆乳であれ添加物でまみれている可能性は大。

まだ自分で豆乳を自作したことはないんだが、まず第一にタイの豆乳とアメリカの輸入モノ豆乳の味が天と地ほど異なる。アメリカ輸入物は対象にしてる消費者がアメリカ人で牛乳の代替として使用してもらう狙いでかなり牛乳に味を似せている。その調整には添加物てんこ盛りのはず。以前はこんな記事を書いていたが、もうちょっと冷静に考えないと。

対してタイの豆乳はもうちょっと青臭い。植物らしい香りがする。特にスーパーで唯一1Lパック入りで売っているタイ産の豆乳を飲んでみるとエグみと大豆の青臭さが鼻について結構飲みにくい。さっきも書いたが自分で大豆から豆乳を添加物なしで作ったことがないので実際にはどういう味かまだ不明だが、感覚的にはこのタイ産の「うまくない」豆乳が自然の味なのかと思ってきた。

なので最近はアメリカ産豆乳はちょっと敬遠気味。高いからという理由もあるが。。。んで、タイ産のものを飲むかとも思うが、味がちょっとキツい上にタイのものだと大豆の含有農薬検査とかそんなのまったく気にしてないんじゃないかと思ってなんか他に適当な銘柄のものがないかと探していたらHOMESOYというのがあった、1Lの紙パックでだいたい50THBぐらいで売っている。砂糖入りで結構甘いがこれも輸入モノでMade in Malaysiaであります。

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最近ちょっと興味のある非アメリカフォロワーなマレーシアの豆乳だからちょっと売れ線ばかり、添加物てんこもりな豆乳とは一線を画した製品になっているかと思ってたら、やっぱりタイのものとそう変わらないかなあ。。アジアらしくやっぱり甘みがすごくて結構しつこいです。。

やっぱり豆乳自作から始めるべきでしょうか。

未踏の地アメリカの憧れ 2014年12月22日

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タイはバンコクによくあるスーパー、topsで売っていたマシュマロのパッケージ。輸入品のアメリカ製。150gででっかいマシュマロが20個ほど入っている。雑にビニール袋でパッキングだけしているいい感じのアメリカンプロダクトデザインですな。でも裏にしっかり日本語表記もあったり。

ダイエットし始めてからいろいろとオーガニック系の食品とかにも興味を持ったけど、結局僕はそういったオーガニックとはかけ離れたアメリカの工業製品のパッケージデザインが好きなのかもしれない。簡素なボコボコの箱にスペースを余りまくらせて質実剛健な飾り気のないフォントが踊る、細かい説明なしに商品名と”Big bag!”とか”Extra!!”とかの売り文句。

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多分小さい頃にハードロック・ヘビーメタルとか聴き始めてそのビデオや雑誌の隅にこういうデザインを見つけて興味を惹かれてたような気がする。さらには日曜日の朝、ドラえもんが始まる前に流れていた「今週のロードショー」みたいな映画紹介番組で70年代後半〜80年代前半のハリウッド全盛になる前の映画、それもニューヨークなどの東海岸のアメリカを舞台にした映画って画面が暗い映画が多い印象でBGMは必ず憂いのあるメロディーだけどきらびやかな音色のディスコ、ガラージがかならずかかっていたような気がする。だから今でもPhilly SoulやSalsoulなどを聞くとその頃を思い出すし、小学生時分に何も知らず憧れだけで眺めていたアメリカがそこにあるのです。

もう40ほどにもなるといろいろ勉強して戦争に勝った世界の覇権国のやってることがいろいろ見えてきて、武力、経済、外交すべてにおいてなんだかなあと思うことも非常に多いアメリカですが、やっぱり子供の頃に持ってた憧れってのは強いものでふと気が付くとこういったものに惹かれる自分がおります。


↑ こんな音色。このMJがめちゃくちゃカッコいいっす。

今年もまたDV-2016 Programが始まっております 2014年10月10日

Men in Blue
“Men in Blue by Peter Lee, on Flickr”

毎年応募しているアメリカの抽選式グリーンカード当選プログラムのDV-2016の季節がやってまいりました。去年に実施されていたのはDV-2015。今年はDV-2016。これは2014年に抽選の応募を行い、2015年の春に抽選結果があきらかになり、そこから具体的にグリーンカードの取得手続きに入り、実際にアメリカ永住権を得れるのが2016年になることから来る。ちなみにDVはDiversity Visa ダイバーシティヴィザ、多様性ヴィザとでも言えばいいんだろうか?Domestic Violenceではございません。元々移民の国だったアメリカが抽選式である程度バランスを取りつつも平等にくじ引きで移民として永住権を得れるプログラムを実施している。

最近はいろいろ近代史の裏事情的な本を読んだり、毛沢東の本を読んだりしてるうち政治という世界で活躍している人たちは非常に怖い人達ばかりで、アメリカという国自体にもかなり疑問が出てきている今日このごろではありますが、それでも一応DV Lotteryには申し込みます。ま、アメリカがどうのこうのというよりいわゆる世界の覇権国が古今東西でやってきたことの業の深さというものをいろいろ考えてしまうのであります。

とはいえ、うちの親父が一度はハーレーに乗ってみたい、アメリカンポリス仕様のハーレーが憧れだ!というのと同じく、僕の場合はやっぱり80年代アメリカのあのキラキラした雰囲気がまさに憧れだったんであります。80年代バブルの日本の雰囲気にはまったく共感は抱かなかったがアメリカのあの華々しい感じはテレビやスクリーンの向こうのまだ見ぬ明るい未来でしたなあ。40歳をもうすぐ迎えるこの時期に医療費がバカ高いアメリカに好き好んで出向いて行くのも狂気じみているかもしれないけど、まあそういうことは後から考えましょう。

このブログにも以前から何回も書いてますね。

Diversity Visa Program
アメリカビザ抽選のエントリー写真作成 2012年10月21日
目を瞑る証明写真 2013年10月11日

応募要項は今年も変わらず。あのめんどくさい600×600ピクセルの証明写真を用意しないといけないです。また明日会社に行ったら同僚にでもiPhoneで仕事着姿を撮ってもらおう。。。