バンコクにてAirPodsを購入。思ってたより全然品質よし。 2017年07月24日

AirPods!

タイのほうにもAirPodsの供給が回ってきたのか、エンポリのショップでもAirPodsがズラッと並んでいたのでそのつもりもなかったのについ買ってしまった。

つい先日までタイの公式の価格は6,800バーツだったと思ったが何気に100バーツ価格があがってて6,900バーツ。

日本だと 16,800円 + 税 = 18,144円
タイ 6,900バーツ 税込 = 23,028円(2017年07月26日の公式レート)
自分が楽天のDebitカード使って購入した際の引き落とし金額 23,857円(レートから約830円差)

価格はこんな感じ。どちらにせよタイのほうが結構高めの設定になっている。

AirPods case ? Dental Fross case?
↑ 蚕の繭2つ分ぐらい?その辺のデンタルフロスのケースぐらいの大きさ?デンタルフロスの大きさ程度って考えるとイヤホン1組をホント無駄のないサイズまで落とし込んだいいケースです。

iPhoneとのペアリングはホントに簡単。AirPodsケースを開くとiPhoneで自動で検出されるので「Connect」のボタンをタップするだけ。

MacとはAirPodsケースの裏側のボタン押してBluetoothペアリングを先にしなければならない?とりあえずそうしたけど、最初どうやってiPhoneからMacへAirPodsの接続を切り替えるのかよくわからなかったが、スピーカーアイコンをクリックして音量ゲージまでマウスカーソルを移動させると、内蔵スピーカーやAirPodsを選んだりできる。

Androidでも使える。AndroidのBluetooth設定画面を開いてAirPodsのケースを開いて、後ろのボタンを長押ししてケースのLEDが白色で点滅し始めたらAndroidの設定画面でペアリング設定。通常のBluetoothのペアリング手順と変わらず使えます。

さて、中身はどんな構造?ってことでいつものiFixitのTeardown(分解)画像。そして比較のために有線のEarPodsのTeardown画像も。

AirPods Teardown – iFixit
↑ AirPodsのTeardown画像

Apple EarPods Teardown – iFixit
↑ EarPodsのTeardown画像

EarPodsのケーブルをなくした状態がAirPodsと言われてますがAirPodsのうどんみたいに耳から出てる棒状の部分はEarPodsよりも心持ち太くなってる印象。内部構造を見るとかなりEarPodsと比べて部品数が多いのと、それぞれのイヤホンのうどん部分にバッテリが入ってて比重がかなりありそうなのを考えると形状はEarPodsとそっくりでも音の印象がかなり変わるのは当然か。

他のサイトでは音はEarPodsと変わらないと書かれているところも多いが個人的にはかなり変わる印象。低音域は若干強くなってるし、中音域もディティールがはっきりしてる。

充電ケースのバッテリー容量が3.81Vの1.52Whr、398mAhとのこと。AirPodsの片方のバッテリー容量が0.093Whrで 容量的にはケースバッテリの1/16程度なのか。理論的にはAirPodsケースがフル充電でAirPodsの1組を8回程充電できる。

AirPods Charging terminal
↑ うどんの先端のシルバーの輪っかが実は充電端子で絶縁体で+とーの2つに分かれている。

Appleの公式ではAirPodsは1回の充電で5時間再生できるという話ですが、ウェブの記事を見ると音量をある程度落としたり、条件が良ければ5時間半とか6時間使えたという記事もありますな。また、AirPods本体の充電が切れてもケースに入れて15分充電すれば3時間は音楽が聞けるという公式の謳い文句どおりに動作してる記事もあったし、20分ケースに入れてれば本体を100%まで充電できるという記事も。バッテリーの持ちと充電の速さに関してはいい感じのようです。個人的にはまだ使い始めて時間が経ってないのでそこまではっきり判断できないけど、外出時に持って出て2時間とかそんな中途半端な時間ではまったく切れる心配はないという印象。

Apple AirPods review: wireless that wows, earbuds that don’t – The Verge

Vergeには、他の完全ケーブルレスのイヤホンは片方がスマホとBluetooth接続し、もう片方にリレーする方式で、そのおかげで若干の遅延が発生するとのこと。30-50msecと書かれているが、個人的には以前のEARINでもそこはあまり気にならなかった。

ただ、本当に前回イライラしたところは片方のイヤホンがBluetoothの途切れが発生して音が鳴らなくなるという事態。これが本当にシャレにならんレベルで自宅でも、街中でもバンバン発生して使い物にならなかった。

先日完全ワイヤレスなBluetoothヘッドホンEARINなど買ってみたら今度はAppleが同じようなヘッドホンを作ってきた 2016年09月06日 | 野暮天ワールドワイド・YABOTEN the Worldwide

ところがVergeの記述だと、AppleのW1チップがスマホとのBluetooth接続をそれぞれのイヤーピースの間で別々のチャネルで確立するようで接続の安定性と遅延の問題を解決するらしい。この方式は他のメーカーは採用できておらずAppleのW1チップが唯一らしい。(AirPodsでもYoutubeなんかで注意してみてみるとたしかにしゃべってる声と口の動きが若干ずれてるかな?ぐらいの印象の遅延は発生してます)

実際にBluetoothリンクはかなりしっかりしている印象。これは素晴らしい。今までEARINのおかげで完全ワイヤレスイヤホンは使えないという印象だったが、これでそのネガティブな印象は払拭。

AirPods Stock in the Shelf

生産が安定して来たのかバンコクの販売店でも在庫がどっさりあったのでこれからは買いやすくなるかも。そして販売開始から半年以上経っているので語られはしないが、初期ロットで発生した細かい問題を解決して内部のユニットの修正がかけられたロットのものかもしれない。本当の初期ロットだとネットを見てるとやはりいくつかBluetoothの途切れなどがあるみたい。ラッキーなのは自分の買ったモデルでは今のところは全く発生して居ない。

今まで無視してたけど、以外にしっかりしていい製品だなあと思います。

APPLE AirPods  MMEF2J/A
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↑ マーケットプレースで19,800円か。。。

JVCのファットベースヘッドホン XXシリーズを買い足し 2016年06月07日

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以前に書いたJVCのXtreme Xplosiveシリーズのインイヤーヘッドホン。

JVCのファットベースインイヤーヘッドホン HA-FX1X XTREME XPLOSIVES 2016年06月05日

割りかしファットな低音具合がいい感じなのでオーバーイヤーヘッドホンも欲しくなり、いろいろ見てたらバンコクの日本人御用達デパートの電化製品売り場で低価格なオンイヤーヘッドホンを発見。HA-S4Xというやつでお値段は1890バーツ。だいたい日本の相場と同じぐらいかな。ヘッドホンで2000バーツいかないのはかなり安い方ですな。それでもかなり古い製品なんでたぶんJVCでももうディスコンの製品なんだと思います。

価格.com – JVC HA-S4X 価格比較

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見ての通り頭頂部があたる部分は迷彩カラーで、全体はプラスチックで金属パーツは3.5mmジャック部分のみというチープさではありますが、とかく低音のブンブンだけは健在。

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ただ、実際に音聞いてみると、インイヤー式だったHA-FX1Xのほうが低音が強いといえど全体の音バランスはよかったような気がします。オンイヤーのHA-S4Xは低音高音はいいけど、中音がかなり後ろに引っ込んでる印象。もうちょっと音鳴らすとまた変わるかもしれないですが、基本的に小さくて音がより好みに近いインイヤーヘッドホンがあるなら、オンイヤー型のヘッドホンは使わなくなりそうな危惧。。。

かなりお蔵入り予感満々ですが、もうしばらく使ってみます。

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Rolling Stones “Shine a light” 2015年11月07日

久しぶりにストーンズを聞く。2008年にリリースされたライブ盤、「Shine a light」。久しぶりに聞くストーンズのライブ演奏の下手さ下限にやっぱりクラクラする。

ストーンズの音楽ってスタジオ版のアルバムでも緻密という言葉の正反対にあるようなざっくりとした音楽だと思うが、ライブ盤になるともう輪をかけてぐっちゃぐちゃのものも多い。このアルバムはもともとはマーティン・スコセッシ監督でストーンズのライブを映画化したものの音だけ盤みたい。

ずっとスマホのステレオスピーカーで聞いてるので音質云々はさっぱりわからんのですが、多分ストーンズだからレコーディングは金かけて録ってるんだから音はいいんだろう。だがその音質の根源の演奏はやっぱりめちゃくちゃでバディ・ガイが出てきた時のギターソロがバックの演奏を置いてけぼりにしつつギターの音だけミックスが異常にでかくて2000年代になってもこんなめちゃくちゃな音をリリースしてるストーンズに敬服致します。(録音は2006年、リリースは2008年)

そして映画のほうはどうもIMAXの劇場で公開されたらしく、このぐっしゃり音をIMAXシアターで聴くのを想像するとなかなかたまらんもんがあります。今更上映してる映画館もないだろうけど、何かのイベントで再上映されるようなことがあればぜひIMAXで見てみたいもんですな。

散々下手くそで音がぐっしゃり、と書いてますが基本的には賛辞でありまして今日はこのアルバムをずっとリピートで聞いております。いいアルバムだと思います。

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やっぱりAndroid/iOS、勝手の違いにとまどう 2015年11月02日

Not Listening

今日は久しぶりに遠方へ外出の用事があったので移動の車内でNexus6で音楽を聞いてたけど、iPhone付属のヘッドホンでいつものように聞こうとしたらえらいペラペラの音になっててびっくりした。

なんじゃ、やっぱりAndroid機は映像、サウンド、カメラはAppleと比べて弱いなあ、と思ったがいかんせんiPhone付属のヘッドホンである。iPhone+付属ヘッドホンで聞くと付属品のくせに結構聞ける音が出るようにちゃんと調整してくるのがAppleであります。だから他の端末とでは全然調子が出ないんだろう。

カメラなんかもカメラモジュール自体はAndroidマシンのカメラと変わらないだろうけど、撮ってから内部処理でRAWデータからjpgに落とされるまでの絵作りがちゃんと調整されてるのでやっぱり数あるスマホの中では一番きれいな写真が撮れると思う。(最近iPhoneの写真も限界が見えてきたからAndroidでも良いかな?と思うようになった)

今まで、音楽聞くのはAppleの付属ヘッドホンで十分、と思って聞いていたがやっぱり端末変わるといろんなところで差が出て来てめんどくさい。

なのでしばらく使ってなかったインイヤーのヘッドホンを引っ張りだして聞いてみると可もなく不可もなく。(iPhoneにこれ挿して聞くと低音ブーストとコンプレッサのかかりがキツすぎる気がして音酔いする。。。)

というわけでまたインイヤーの復帰であります。しかし、Nexus6の出音は細すぎて貧相やなー。どういうヘッドホン前提のチューニングなんやろう?