Great Plains Lab の遅発性アレルギーテストキット、思った通り採血量が多くて大変 2017年08月01日

Lancet

さて、前回の記事で書きましたが、Great Plains Labの遅発性アレルギーテストを実際にやってみました。テストのために必要な血液は血糖値測定の時と同じくランセット(血液採取用の小さな針)で指を突いて指を揉んでれば針を指したところにぷくっと血液の玉が出来るのでそれを用紙に吸わせるのだが、通常の血糖値測定の場合のおよそ10倍とか、下手をすると15倍ぐらいの血液量が必要で、文字通りそれを絞り出すのが大変でした。

IMG_9873

結局、赤の矢印箇所5箇所をランセットで刺さないと足りない始末。用紙の丸の囲い1つに対して一刺し、みたいな感じになりました。しかもこのテストキットについてくるランセットは2つだけ。僕は自分で以前に購入していた血糖値測定用のランセットがあったのでそれを使ったが、2つでは絶対に足らないと思う。こういうのを初めてやる人はご注意を。

image

そしてなんとか準備完了。これを3〜8時間乾かして付属の袋などに入れて再度アメリカまでFedExで郵送する。明日またパッキングして近所にFedExの集配所があるので発送処理してきまーす。

IgG 96 スタンダード・フード・パネル[日本]
アンブロシア株式会社
売り上げランキング: 9,094

遅発性アレルギーIgGテストキットをネットで注文、バンコクまで到着 2017年07月31日

IgG test kit 3

この5年間でなんだかだいぶ胃腸が弱ってきている感じがあって、こういった不調を食べ物等を変えることで改善させることが可能なのか調べたくて遅発性アレルギーのテストキットを買ってみた。

3人に2人が発症「遅発性アレルギー」とは | CATALYST

日本だとアマゾンでも販売しているアンブロシアという会社が日本の正規代理店として販売しているIgGのテストキットがなかなか評判が高いみたいだけど、タイ国内では売っていない模様。タイ国内でIgGテストを行っているクリニックなどもさらっと探してみたけど、タイ語オンリーのサイトで、かつ価格も書いてないところばっかりだったのでやはりアメリカからキットを取り寄せようと思った次第。

食物アレルギー|遅延型フードアレルギー|アンブロシア株式会社│検査メニュー1

かと言って、医薬品ではないにしても医療関連の品を個人で購入してタイに送れるのかどうかもはっきりしない状況で購入トライアル。日本ではそこそこ評判の高いUS BioTek社のテストキットはサイトを見る限り個人では購入できずどうも、資格を持った医療関係者(どういう資格か細かいところまでは全然理解できないが)でないと発注できないようになっている模様。

なので他を探すとGreat Plains Laboratryというところが個人向けにキットを販売している模様。普通に病院の採血みたいにシリンダーに何mlも血液を採取して送付するモノと、血糖値測定のようにランセット(針)で指をチクッと突いてぷっくりと血を出してそれをシートに吸わせて乾燥させて送るものがあるようだけど、素人が自分で採取して送れるのは後者の乾燥血液の方式のモノのみのようです。ま、当然ですな。

IgGの食物アレルギーテスト+カンジダ – グレートプレーンズ研究所株式会社

で、とりあえずその “IgG Asian Food Allergy Test w/ Candida – DBS” を選択。アジア人のよく摂取する食品がテスト項目に多く入ってるモノです。キットが239USDで、

igg_allergy_test_kit_price

FedExを使うキットの送付、返送の送料が79.68USDの合計318.68USD。まあ医療関連品としたら安いほうか。ただし、これが通関でストップがかかって「通関申請書、許可証出せ」と言われると当然そんなもの何もないので、どうしようもなくて絶望の末に泣くしかない。そんなの調べてから買えよ、と言われるかもしれないが、英語ならともかくタイ語で医療関連のネット記事を読み漁ってその辺を調べるのはめちゃくちゃ骨の折れる作業なのでついに「えいや!」で玉砕覚悟で発注した次第。

で、結果ですが、ちゃんと到着しました。

6月28日の深夜に発注して、29日から発送作業を開始したようで、FedExで荷物の追跡をできるようになったのが31日から。8月3日に到着予定ということでした。そして以下が全過程。

transition

カンサスの研究所からテネシーのメンフィス、アラスカのアンカレッジ、中国の広州を経てタイに到着、 “Package available for clearance” というタイミング、 “International shipment release – Import” のあたりが通関の過程のはずなのでこの辺でドキドキしながら待つことしばし。その後に “At local FedEx facility” の項目が表示されたタイミングでガッツポーズ!

image

こんなのが届きました。ちゃんと商品価値は0.50USD、中身もアレルギーテストキットとさらっと書いてある。まあ、これなら何も気に止めず通関できるかな。血液採取後の解析は確かに金かかるけど、このキット自体の価値は0.5USDとか1.0USDとかそんなものでもウソではないだろう。

IgG test kit 2
↑ このシートの5つの点線の円の中に血液をたっぷり染み込ませて乾燥させた後に48時間以内にFedExで発送。この紙の裏まで血液が染みるぐらいに血液を付けると書いてあるが、結構量があるなあとビビってます。

IgG test kit 5
↑ 説明書も同梱。

IgG test kit 6
↑ 返送用の封筒や、送付状も全部付いてくる。

IgG test kit 7

image
↑ 小さな封筒に折りたたんでひとつにまとまって入ってました。

というわけで血液採取、送付してみます。結果はまたここに掲載させて頂きたいと思いまーす。

IgG 96 スタンダード・フード・パネル[日本]
アンブロシア株式会社
売り上げランキング: 7,962

↑ こちらは日本在住の方が個人で買えるIgGテストキット、アンブロシアーUS BioTekのもの。値段的にはだいたい一緒ですな。

インドネシアのテンペ菌をebayで注文 2017年04月12日

tempeh-beautyshot

インドネシアの発酵食品、テンペってご存知でしょうか?僕はつい最近まで知らなかったんですが、インドネシアの大豆の発酵食品らしく、カマンベールチーズみたいな白カビが豆の間にぎっしり詰まって板状にしっかり固まっている。これをスライスして揚げたり焼いたりでベジタリアンの間では肉代用品みたいな感じで重宝されているらしい。

ここ最近また食事をベジタリアン縛りにしてダイエットを図っており、それで自炊メニューをいろいろ検索していて見つけた。

自分はタイ在住でありますが、ぜひこれを食ってみたい。さらにググっていろいろ調べてみたところ、とあるオーガニック食品を取り扱う食品の通販のお店で注文すればすぐにEMSで送ってくれるという書き込みも見つけたがそのお店のページもかなり長いこと放置されてる系で今もやっているのか疑わしい。

LazadaやAliExpressなどで通販出来ないか調べていたところ、意外なことにebayでテンペ自体ではなく、テンペを自宅で大豆使って自作する際に必要なテンペ菌を販売しているのを発見。送料合わせて10ドルぐらいだったので試しに購入。種菌で一応200g入っているが多分かなりの量を作れるはずだし、なくなったら作ったテンペの白いカビの部分を取っておいて次に作る時にそれを種菌にしたらよいのではないか??

というわけで実物を食べたことがないのに自作するというのは順序として間違ってる感もありますが、バンコクでは売ってないようなのでとりあえずこれでやってみます。そもそも、ホントにうまいんだろうか???

国産大豆テンペ100gx10個
国産大豆テンペ100gx10個

posted with amazlet at 17.04.12
もたいテンペ
売り上げランキング: 73,857

↑ やっぱり日本はこういうのはちゃんと販売してる会社があっていいですなー。

タイではドローンに続き3D Printerも海外からの輸入がダメらしい 2017年02月24日

Trio of hobbyist 3D printers.

ドローンのこまごました部品の作成に3D Printerを買おうかとおなじみのBang goodでいろいろ見比べていたのですが、タイ国内オンラインショッピングサイトのLazadaを見てみると格段にお値段がお高い。これは国内での購入はないなと思ってたのですが。。。

調べていくうちにこんな記事に出くわしました。。。

3ders.org – Thai government approves crippling import regulations on 3D printers due to gun fears | 3D Printer News & 3D Printing News

どうやらタイでは3D Printerの輸入に関しても規制がかかってるらしい。。今年の頭にBang goodからQX95というマイクロドローンとプロポのセットを購入しようとして関税でストップされてしまった嫌な思い出が湧き上がってきます。そう言えば昔3D Printerで銃を作ったやつが居たというニュースがありましたが、この輸入規制は勝手に銃を作ったりしないように輸入者は登録制になっている模様。めんどくせー。結局Lazadaで買うしかないのかなー。

一応買おうと思っていたReprap Prusa i3Xというモデルはハード自体もオープンソースなので自力でパーツを準備していけばkitを買わなくても作ることができるらしいが、みんなだいたい一台目はkitの3D Printerを買って、二台目はその一台目の3D Printerでプラスチックパーツを作成して組み上げている模様。何もない状態から3D Printerを組み上げるのはやはりつらそうな気がする。。。

うーん、中途半端に新しいものはこういう要らない規制がかかったりしますな。手を出すならもっと早くに出すべきか。2,3年前ならたぶんほとんどの人が知らず規制なんてまるでなかったでしょうから。。。

(タイの通例として完成品単体としてはストップがかかるが、部品ならオーケー、半分づつの不完全組み上げ品とかにして輸入するなら問題ないはず。。。しかし3D Printerはkitでの流通が多いから一台まるまる組み上げられるパーツとしての輸入は何か言われそうな気がします。。。)

HICTOP Reprap Prusa i3 3D プリンターキット DIY アクリル板 未組立 黒3dp-08bk
HIC Technology Company
売り上げランキング: 8,964

アメリカンコカコーラ揃い踏み 2016年06月06日

すべての写真-763

こちらもタイはバンコクの西洋人御用達のスーパー、Villa Marketで仕入れたコカコーラ3種。いずれもタイの7-11では見かけないものだし、缶の印字は英語ばかりでアメリカのものか、東南アジア全体流通のコーラだと思われます。

基本的にやっぱこういうコーラの缶とかのアメリカンなデザインが非常に大好きで見ててウキウキします。

すべての写真-764

で、何がいいって特にこのコカコーラライフ。

すべての写真-761

すべての写真-762

日本でもコカコーラライフって売ってるらしいけど、このコカコーラライフのコンセプトって、植物由来のステビアという自然の甘味料を用いてカロリーオフを実現した製品で、食べ物に気を使ってる人たちにも受けるのを狙った製品らしいけど、そういったちょっと意識高い感じをまったく見せない粗雑な作りが素敵。

パッとしない発色のグリーンもそうだし、文字の印刷も境界がぼやけてたり、一部ペイントが剥がれてアルミの地金が見えてたりとアメリカンな適当パッケージングの本領発揮なのがよろしいです。

アップルが製品のパッケージングは重要だよ、というのを喧伝して依頼アメリカンプロダクトのこういう雑さはちょっと少なくなったような気がするが、昔はアメリカの輸入品てこんなんだったさ。タワーレコードで輸入盤買ったら、ジャケットのインクの臭いとかも極悪で、なんでも未知のものに憧れる10代の頃は「あー、これがアメリカの香りかー」とよく勘違いもしてました。こういう雑な製品の最終はUSドル札だと思うなあ。紙質、インクの臭い、印刷精度、どれを取っても世界覇権国の傲慢、よくこんなものを世界中に流通させるなあ。。。と思うんです。

でもこういうものが華々しく映しだされてた時代に少年時代があったのでやっぱり好みなんですわなー。