大自然の小さな家 2015年04月06日

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先に書いた田んぼの貯水池の魚取りですが、この田んぼの横にある小屋では、彼女のおじさんが住んでおります。

元タイ陸軍でフランス勤務をしてた事もあるらしく、退役した後は寺に入って僧侶となり、それを長いこと続けた後、彼女の実家の家族の近くで住んで欲しいという要望で寺を出て、実家から歩いて1キロの田んぼの脇のサーラー(日除け掘っ立て小屋)を手直ししながら住んでます。最近は電気も引いてきたらしく、かなり快適になったらしいが、未だに飲み水なんかは地下水のくみ上げを沸かして飲んでるらしいし、昔の人間の生活のまま、自然の中に生きてます。

上の写真の素晴らしいこと。掘っ立て小屋と小屋の下で寝てる犬と鶏。どちらも帰巣本能が強いので完全に放し飼い。あひるは田んぼの片隅に竹で策を作ってその中で育ててます。

Roosters in the rice farm

Songkran too hot also for dogs

Duck in the rice farm

脇の貯水池には魚がごまんと居ります。まさに自然の中の小さな家。一度こういう中で住んでみたいものです。基本的に思い描く老後の生活の理想に近い状態で、やっぱり田舎に土地買って畑と水辺を作るかなとも考えたりしてしまいます。。。

Toilet in the rice farm
↑ 大自然の中のトイレ。あなたはここで用が足せるか??僕は、、最近はこんなのはほとんど気にならなくなってきました。。。

タイの犬の人慣れ感 2015年02月27日

Hey Bro, I'll teach you how to talk to women
“Hey Bro, I’ll teach you how to talk to women by Thibaud Saintin, on Flickr”

マラソン中に見つけた犬、首のところが痒くて座った姿勢から後ろ足で掻こうとしてトライするが老犬なのかなんなのかよくわからないけど、足が痒いところに届かず頑張って足を上げようとして、もう片方の足も上がって地面にお尻つけたままズリズリ、ズリズリ、と微妙に前進していく。なんか間抜けな犬だなあと後ろから見ていると、こちらに振り返ってあきらかに「ニカッ」っと照れ隠しみたいな笑い顔をこちらに向けた。

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往来を歩いている人がずっこけてそれを後ろから眺めていて、「どんくさいなあ」と心のなかで思った瞬間、その人が振り返ってこちらと目があったのと同じような気まずさをホンのちょっと味わった。なんとも犬とは思えない、人の気持ちを察するのが上手な犬。なんかタイってこんな人慣れし過ぎた犬が多いような気がする。